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稲城市東長沼にお住まいのお客様から、自宅で使用しているエアコンが冷えなくなってしまったというご連絡を頂きました。状態について詳しくお伺いしたところ、風はでているものの冷えることがなく、冷房としての機能が使えなくなってしまっているとのことでした。使用されているエアコンはパナソニック製のCS226CFWという機種とのことでした。
このエアコンは2016年に発売されたもので、まだまだ新しい種類のエアコンです。そのため、本体自体に問題があるか、設置に問題があるかのどちらかでなければ、故障してしまっていることは考えにくいものでした。そのため、まずは何が問題か把握する必要があるということで、現地での点検調査にお伺いしました。

現地で、まずはエアコンの状態を確認させて頂きました。冷房運転をリモコンから操作しても、風は出るものの冷えておらず、ご連絡にあった通り冷房機能が上手く働いていないようでした。冷房だけではなく暖房も効かなくなっているかどうかを確認するために一度暖房を操作したところ、こちらについても上手く暖まらないような状態になってしまっていました。
このように、風は出ているものの冷えない、暖まらないという症状が発生している場合、エアコンで使用されているガスが抜けてしまっていることが原因として考えられます。

エアコンのガス抜けが発生している場合、本体に発生しているのか、あるいは室外機に発生しているのかを確認する必要がありました。そのため、まずは本体のカバーを開け、熱交換器の状態を確認しました。この部分に霜が降りている場合については、本体に問題があることが考えられます。対して、パイプ部分に霜が降りている場合については、室外機側に問題が発生していることが考えられます。
今回については、熱交換器部分に霜が降りてしまっている状態だったことから、本体の方に問題が発生していることが考えられました。

基本的にこのガス切れに対する対応は、ガスを充填することです。今回についてもまずはガスチャージを行うことにしました。ただ、どこから漏れてしまっているのかを確認できなければ、また漏れてしまうことになります。確認したところ、バルブに緩みがあることが確認できました。そのため、こちらについても締め直しを行い、ガス漏れを予防しました。
ガスチャージ後、試験運転を行ったところちゃんと風が冷える状態となっていたため、修理を完了しました。