エアコンの修理はどこに依頼する?交換費用の相場や自分での対処方法
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エアコンの修理はどこに依頼する?交換費用の相場や自分での対処方法
エアコンが故障した際、どこに依頼すればよいか、また修理費用の相場について悩むことが多いですよね。本記事では、エアコン修理に関するさまざまな疑問を解消します。具体的には、故障の代表例と対処方法、修理依頼先の選び方、修理費用の目安、そしてエアコンを買い替えるべきタイミングについて詳しく説明します。
エアコン修理のためにどの業者に依頼すれば良いか、修理費用はどれくらいかかるのか、自分での対処方法などを理解することで、よりスムーズに問題を解決できるでしょう。さらに、エアコンの設置場所や更新のタイミングについての情報も提供します。
また、よくあるエアコントラブルは下記の関連記事をご参照下さい。
関連記事 エアコンが冷えない原因は?
関連記事 エアコンの水漏れの原因と対処法
故障かもしれない症状
エアコンが完全に動かないなどの明確な故障以外にも、さまざまな症状から故障が疑われることがあります。以下の症状に該当する場合は、エアコンに異常が発生している可能性がありますので、注意が必要です。
冷房が冷えなかったり暖房が温まらない
冷房が冷えない、暖房が温まらない場合、冷媒ガスが漏れている可能性があります。冷媒ガスはエアコンの冷暖房機能の核となる部分で、このガスが不足すると適切な冷暖房ができません。もしこのような症状が感じられたら、早めに専門業者に相談することが重要です。
異音
エアコンが動作しているときに異音がする場合、室外機のコンプレッサーや室内機の送風ファンが破損している可能性があります。異常な音は何かが正常に作動していないサインですので、速やかに修理を依頼することが望ましいです。
異臭
エアコンを使い始めたときに異臭がする場合、室内機内部にカビが発生している可能性があります。カビは健康に影響を及ぼすことがあるため、早急に対応することが大切です。専門業者に依頼して内部の清掃を行うことが推奨されます。
エアコン(室内機)の水漏れ
室内機から水が漏れる場合、ドレンホースが目詰まりしている可能性があります。ドレンホースはエアコンの冷却水を外部に排出するためのもので、これが詰まると水漏れが発生します。ドレンホースの清掃や、専門業者による点検が必要です。
漏電ブレーカーが落ちている
漏電ブレーカーが落ちている場合、エアコンがショートや漏電を起こしている可能性があります。この場合、速やかに使用を中止し、漏電の原因を確認するために専門業者に依頼することが重要です。漏電は火災の原因となることもあるため、早急な対応が必要です。
エアコン修理はどこに頼む?
エアコン修理の依頼先は、エアコンの保証期間によって異なります。まずはお使いのエアコンの保証書を確認することから始めましょう。エアコン修理の依頼先には、以下の3つの選択肢があります。
もし保証期間内であれば、購入店舗やメーカーに問い合わせるのが一般的です。保証期間外の場合は、エアコン専門事業者に依頼するのが良いでしょう。また、保証書が見当たらない場合でも、購入店舗やメーカーに問い合わせることで状況を確認できます。専門事業者への依頼も選択肢の一つとして検討してください。
保証期間内の場合は購入店舗やメーカーに問い合わせ
保証期間は、エアコンの大きさや、家電量販店など購入店舗のサービスにより異なります。保証期間内なら、無料もしくは修理費用が大幅に安くなる可能性があります。保証内容によりますが、これは非常に大きなメリットです。
例えば、日立製のエアコンでは、本体のメーカー保証は購入日から1年間、冷媒回路に関しては購入日から5年間となっています。家電量販店での購入であれば、さらに長い保証期間が付帯されていることもあります。まずは保証書を確認し、保証期間内であれば購入店舗やメーカーに問い合わせてみましょう。
保証期間外の場合はエアコン専門事業者
保証期間が過ぎてしまった場合は、メーカーよりもエアコン修理の専門事業者に依頼することを検討しましょう。専門事業者に依頼することで、修理費用がメーカー修理よりも安くなることがよくあります。
依頼する際には、各業者の口コミや料金を比較すると、信頼できる事業者を選びやすくなります。また、修理内容やサービス内容もしっかり確認してから依頼することが重要です。事前に相談や見積もりを取っておくと安心です。
保証書がない場合は購入店舗やメーカーもしくはエアコン専門事業者
保証書をなくしてしまった場合、まずは購入店舗やメーカーに問い合わせて保証期間と修理内容を確認してみましょう。多くの場合、購入履歴が店舗やメーカーに残っている可能性があります。
もし保証期間が過ぎていれば、エアコン専門事業者に依頼することも検討すべきです。専門事業者への依頼は、費用を抑えるための一方法として有効です。依頼する前には、必ず複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することで、確実に最適な選択ができます。
【エアコンの修理費用】症状別の相場
エアコンの故障には多くの種類があり、その症状によって修理する場所が異なります。修理費用は、修理する箇所や部品の数によって変わるため、不具合の原因を確かめることが重要です。修理を依頼する際は、まずエアコン修理事業者に症状を調べてもらい、具体的な費用を確認する必要があります。
症状や原因によっては、修理費用が抑えられる場合もあれば、新しいエアコンに買い替えた方が経済的に有利なこともあります。特に、購入時の保証期間内であれば、メーカーによる無料修理や格安価格での修理が可能な場合があります。
不具合の症状 | 相場料金 |
リモコンが操作できない | 修理:1.7万円〜3.2万円 リモコン買い替え:2,200円〜1.1万円 |
電源が入らない・すぐ止まる | 修理:2.5万円〜5.2万円 買い替え:3万円〜30万円 |
風が出ない・冷暖房が効かない | 修理:1.6万円〜19万円 買い替え:3万円〜30万円 |
室外機が動作しない、止まる | 修理:3.2万円〜19万円 買い替え:3万円〜30万円 |
お掃除機能付きの自動清掃ができない | 修理:4.4万円〜6.6万円 買い替え:10万円〜30万円 |
ルーバーが作動しない | 修理:1.7万円〜4.2万円 買い替え:3万円〜30万円 |
換気できない | 修理:1.5万円〜4.4万円 買い替え:3万円〜30万円 |
室内機の水漏れ | 修理:1.1万円〜6.5万円 買い替え:3万円〜30万円 |
リモコンが操作できない
リモコンが操作できない症状は、比較的頻繁に発生するエアコンの不具合の一つです。この場合、リモコン自体の故障か、エアコン本体の受光部の問題が考えられます。
内容 | 費用相場 |
修理 | 1.7万円〜3.2万円 |
リモコン本体の買い替え | 2,200円〜1.1万円 |
リモコン修理費用
リモコンの修理にかかる費用は、1.7万円から3.2万円です。「受光基板」というリモコンの指示を感知する部品が故障していた場合、1.7万円〜3.2万円程度の費用がかかります。
また、リモコンの基板が故障している場合には、修理費用は2万円〜3.5万円程度かかることがあります。そのため、原因を確認してから修理を依頼することが重要です。
リモコン交換費用
リモコン本体の交換にかかる費用は、2200円から1.1万円です。修理費用と比べると割安なため、リモコン本体の故障が原因であれば交換を検討する価値があります。
リモコンはメーカー純正品だけでなく、互換性のある市販品も多く販売されています。購入する際は、必ずエアコンのメーカー・機種対応のものを選びましょう。
電源が入らない・すぐ止まる
エアコンの電源が入らない場合や、電源が入ってもすぐに止まってしまう場合、この問題は内部の部品や配線の劣化、基板の故障などが原因と考えられます。修理費用は比較的高額になることが多いです。
内容 | 費用相場 |
修理 | 2.5万円〜5.2万円 |
買い替え | 3万円〜30万円 |
電源が入らない場合の修理費用
エアコンの電源が全く入らない場合、修理費用は2.5万円〜5.2万円程度かかります。この問題の具体的な原因として、「温度ヒューズ」というエアコンの風温を調節する部品の劣化が考えられます。この部品が原因の場合、修理費用は約2.5万円です。しかし、室内基板が故障している場合は、修理費用が3.2万円〜5.2万円になることがあります。
本体の買い替え費用
エアコンの電源が入らない場合、エアコン本体を買い替えることを検討するのも一つの方法です。買い替え費用は3万円〜30万円程度と幅広く、エアコンの種類や機能によって異なります。新しいエアコンに買い替えることで、省エネ効果や機能向上を期待できるため、長期的な視点でのコストパフォーマンスを考えると一考の価値があります。
エアコン本体から風が出ない・冷暖房が効かない
エアコンが動作しているのに風が出ない、または冷暖房が効かない場合、冷媒ガスの減少や部品の故障が原因となることがあります。このような症状が発生した場合は、早急に対処することが重要です。
内容 | 費用相場 |
修理 | 1.6万円〜19万円 |
買い替 | 3万円〜30万円 |
室外機が動作しないと止まる
室外機が動かない、または動作してもすぐに止まる場合は、基板や配線の劣化、ゴミや石が混入したための破損などが原因と考えられます。この場合の修理費用は、3.2万円〜19万円程度です。
内容 | 費用相場 |
修理 | 3.2万円〜19万円 |
買い替え | 3万円〜30万円 |
【費用の詳細】
室外機のセンサーが故障の原因である場合の修理費用は3.2万円〜3.3万円です。しかし、圧縮機(コンプレッサー)の修理となると、10万円以上かかる可能性があります。どちらの問題かわからない場合は、専門業者に診断を依頼することをお勧めします。
お掃除機能付きの自動清掃ができない
お掃除機能付きのエアコンが自動で清掃を行わない場合、機能の故障が疑われます。この機能が正常に作動しないと、エアコン内部に埃やカビが溜まり、効率が悪くなる可能性があります。修理代は、4.4万円〜6.6万円です。
内容 | 費用相場 |
修理 | 4.4万円〜6.6万円 |
買い替え | 10万円〜30万円 |
ルーバーが作動しない
ルーバーが動かない場合は、その部品自体の故障か、ルーバーのモーターが壊れていることが考えられます。修理費用は以下の通りです。
内容 | 費用相場 |
修理 | 1.7万円〜5.6万円 |
買い替え | 3万円〜30万円 |
【費用の詳細】
ルーバー自体が原因の場合の修理費用は1.7万円〜1.9万円。モーターが原因の場合の修理費用は2.6万円〜5.6万円です。どちらの原因かわからない場合は、まず専門業者に診断を依頼することをお勧めします。
換気機能が作動しない
換気機能が正常に作動しない場合も、修理が必要です。この場合の修理費用は以下の通りです。
内容 | 費用相場 |
修理 | 1.5万円〜4.4万円 |
買い替え | 3万円〜30万円 |
換気ファンのモーターや基板が故障している可能性があります。エアコンの水漏れが原因で換気機能が作動しない場合もあるので、まずはドレンホースの詰まりを確認して自分で対処することも考えてみてください。自分で解決できない場合は、プロの専門事業者に修理を依頼することをお勧めします。
室内機の水漏れ
室内機から水が漏れる場合、エアコン内部の故障やドレンホースの劣化が原因となっていることが多いです。修理費用は以下の通りです。
内容 | 費用相場 |
内容 | 修理1.1万円〜6.5万円 |
費用相場 | 3万円〜30万円 |
【費用の詳細】
ドレンホースの詰まりが原因の場合、修理費用は1.1万円〜1.3万円程度です。しかし、室内基板や冷却器の洗浄が必要な場合は最大6.5万円の費用がかかることもあります。原因を確認してから修理を依頼するとともに、定期的にエアコンの清掃を行ってトラブルを未然に防ぎましょう。
修理と買い替えならどちらがお得か
エアコンの使用期限はおよそ10年とされています。購入してから7年以上経過しているエアコンについては、修理をするよりも買い替えを検討すべきかもしれません。
なぜなら、修理しても他の部分が続けて故障する可能性があるためです。また、最近のエアコンは節電タイプが多く、新しい製品に買い替えることで結果的に電気代の節約に繋がることが期待できます。
エアコンの寿命が近づいている6つのサインを以下に紹介します。
1.異音がする
2.冷暖房の効きが悪い
3.電気代が急増する
4.水漏れが発生する
5.異臭がする
6.自動運転が正常に作動しない
これらのサインが見られる場合は、エアコンの寿命が近いと考え、買い替えを積極的に検討するのが賢明です。特にエアコンを7年以上使用している方は、定期的な点検やチェックを行い、適切な時期に買い替えを決断することが重要です。
エアコンの寿命や故障の原因を把握し、最適な対策を講じることで、電気代を節約しながら快適な生活を維持できます。
賃貸物件に備え付けてあるエアコンが故障したらどうする
賃貸物件に備え付けてあるエアコンが故障した場合、まずはすぐに大家さんや管理会社に連絡を入れましょう。民法606条には「賃貸人は契約期間中において賃貸物件の修繕を行う義務がある」と記載されており、基本的に自分(入居者)以外の原因でエアコンの修理が必要となった場合、費用は大家さんや管理会社が負担することになります。
契約時に、エアコンの修理や交換に関する取り決めを確認することが重要です。契約書にどのような状況でどちらが費用を負担するかが記載されている場合がありますので、事前に確認しておきましょう。入居時にはエアコンの動作確認をし、正常に動作するかどうか確かめることも欠かせません。
もしエアコンが故障したら、すぐに連絡を入れ、修理や交換の対応を早めに進めてください。管理会社や大家さんが迅速に対応してくれることが一般的ですが、場合によっては全日の修繕作業が必要になることもあります。その際は、生活の不便を減らすためにも、修理期間中に代替の冷暖房設備を用意するなどの対策も取ることをお勧めします。
エアコン修理依頼前に自分で解決できるかチェックする方法
エアコンの修理を依頼する前に、本当に修理が必要かどうかを確認することが重要です。場合によっては、自分で簡単に解決できることもあります。ここでは、エアコン修理の前に自分でチェックすべきポイントを紹介します。これから紹介する4つのポイントを確認することで、無駄な修理費用を節約できる可能性があります。
コンセントの抜き差し
まずは、エアコンの電源を切ってからコンセントを抜いてみてください。コンセントを抜くことで、エアコンの内部にある「マイコン」という部品を正常な状態にリセットすることができます。これは、パソコンを再起動するイメージです。ただし、再度コンセントを差し込む際は、5分以上待ってから行ってください。すぐに差し込むと故障の原因になる可能性があります。
こまめな掃除はしているか
エアコンのフィルターにホコリなどの汚れが溜まっていると、風が通りにくくなり、エアコンの効きが悪くなる場合があります。ホコリが結露と合わさるとカビが発生する原因にもなります。フィルター自動お掃除機能がないエアコンを使用している場合は、定期的な掃除やメンテナンスが特に重要です。
リモコンの不調や故障
リモコンの運転ボタンを押してもエアコンが動かない場合、エアコン本体ではなくリモコンが故障している可能性もあります。ダイキンのエアコンには、リモコンが正常に作動しているかを自己診断できる機能がついている機種もありますので、一度お試しください。
リモコンの状態や操作の確認
リモコンが正常に動作しているか確認する事項は2つあります。まず、リモコンの液晶表示が薄くなっている場合は、電池を交換しましょう。また、風向の設定も確認が必要です。冷房時には風向を平行または上向きに、暖房時には下向きに設定するとエアコンの効きが良くなります。このように正しく設定することで、エアコンの性能を最大限に引き出すことができます。
室外機周辺を確認
室外機の周辺もチェックしておくべきポイントです。夏場の冷房運転や冬場の暖房運転時に、室外機が直射日光や雪、ゴミなどで環境が悪化することがあります。室外機周りから風を排出するためのスペースを確保し、物を置かないようにしましょう。これにより、エアコンの効率が高まり、省エネ効果も期待できます。また、すだれやカバーを使用して直射日光を防ぐことも有効です。
エアコン内部のフィルターが汚れていないか確認
エアコンのフィルターに汚れが溜まっていると、風の通りが悪くなりエアコンの効きが悪くなる可能性があります。フィルターが汚れている場合は、取り外して掃除をしましょう。掃除をすることで内部からの風の流れがスムーズになり、エアコンの性能が向上します。簡単な手順で行えるため、自分でフィルターの掃除を定期的に行うことが推奨されます。
霜取り運転中じゃないか確認
冬は室外機に霜がつきやすくなり、霜取り運転中である可能性があります。霜取り運転中はエアコンから暖かい風が出なくなりますが、しばらく待てば通常運転に戻ります。霜取り運転が行われているのか確認することで、故障と誤解することなく、適切な対応が取れるでしょう。
ブレーカーが落ちていないか確認
停電後や過負荷などでブレーカーが落ちている場合があります。まずはブレーカーを確認し、落ちている場合は復帰させてみましょう。エアコンの電源が入らない場合、ブレーカーの状態を確認することも一つの重要なチェックポイントです。適切に対応することで、原因を突き止め、エアコン修理依頼前に自分で解決できることがあります。
エアコン修理の流れ
エアコン修理を専門の事業者に依頼する際の具体的な作業の流れは以下の通りです。
1.保証期間とエアコンの型番を確認
まずは、お使いのエアコンの保証期間と型番を確認しましょう。保証期間内であれば、購入した販売店に連絡することで、無償で修理を受けることができるケースがあります。また、賃貸物件の場合、エアコンが故障した際には、大家さんや管理会社に連絡を入れましょう。フィルター掃除の怠慢など故意的な故障ではない限り、修理代を負担してもらえることが多いです。
2.事業者を選び、作業の予約をする
次に、エアコン修理の事業者を選び、作業の予約を行います。故障の症状や型番などを事前にメッセージでやり取りできるサービスを提供する事業者も多く、スムーズに依頼できます。例えば、「くらしのマーケット」などのプラットフォームを活用すると、口コミや評価を参考にしながら信頼できる業者を選べます。
3.修理してもらい料金を支払う
最後に、事業者による修理作業が行われます。修理が完了したら、詳細な修理内容と料金を確認し、支払いを行います。修理料金は事前に確認しておくことで、予期せぬ追加費用を防ぐことができます。また、修理が完了した後は、エアコンが正常に動作するか確認しましょう。
以上が、エアコン修理を依頼する際の一般的な流れです。これらの手順を踏むことで、適切にエアコン修理を進めることができます。エアコンのトラブルは迅速に対処することが重要ですので、問題を感じたらすぐに行動に移しましょう。
エアコン修理事業者の選び方
エアコン修理事業者を自分で選ぶとなると、技術力が高くて安心できるところを選びたいですよね。事業者選びに失敗しないためには、いくつかのポイントがあります。以下では、失敗しないエアコン修理事業者の選び方を紹介します。
まず、口コミをチェックすることが大切です。利用者からのリアルな評価を確認することで、どのようなサービスを提供しているか、実際に満足しているかを知ることができます。また、料金やサービス内容が事前に明示されていることも重要です。
料金の透明性が高い業者は、安心して依頼することができます。そして、ブログや自己紹介を確認して、どんな人が作業を担当するのかを知ることもポイントです。これにより、信頼できる事業者かどうかを判断しやすくなります。
以下でそれぞれのポイントを詳しく説明します。
口コミで利用者の評判をチェック
利用者のリアルな声を確認しましょう。口コミを確認することで、自分がどんなサービスを受けられるのか、そのサービスで満足できそうかをイメージしやすくなります。エアコン修理を初めて依頼する場合、口コミを見ることで利用イメージがつかめ、考えを整理するのに役立ちます。
特に「くらしのマーケット」などのプラットフォームには、エアコン修理を利用した人々の口コミが多数掲載されており、信頼性が高い業者を選ぶ際の参考になります。
料金やサービス内容が事前に説明されていると安心
お客様にわかりやすいように、料金や作業内容を細かく依頼前に説明(サイトに掲載)してくれているところがおすすめです。エアコン修理の基本料金だけでなく、どういう場合に追加費用が発生するのか、出張費用は必要か、作業範囲の細かな説明など、事業者によっては詳細な情報を提供しているところもあります。
料金の明確さやサービスの事前説明の充実度は、お客様目線で対応してくれる事業者を見つけるための指標になります。分からないことや不安なことがあれば、依頼前に事業者に質問をしておくと良いでしょう。親切にわかりやすく回答してくれるかどうかも、信頼できる事業者かを判断する重要なポイントです。
どんな人が作業しに来るか自己紹介やブログをチェックする
エアコン修理は家の中で作業するため、どんな人が作業しに来るかは非常に重要です。安心して依頼できるかどうかは、作業を担当する人の信頼性に大きく依存します。自己紹介やブログをチェックすることで、作業者の経験や人柄、エアコン修理に対する姿勢などを把握することができます。
ぺーじによっては、スタッフの写真や自己紹介、過去の作業内容を確認できるページが用意されていることが多いです。こうした情報を積極的に活用して、信頼できる業者を選びましょう。
エアコンの修理と合わせてエアコンクリーニングも
エアコンが故障して修理を依頼する際、エアコンの吹出口が汚れていたり、カビ臭い臭いがする場合は、修理のついでにエアコンクリーニングも検討しましょう。面倒に思えるエアコン掃除ですが、家にある道具を使って40分程度で簡単に自分で掃除することも可能です。
ただし、自分で掃除できる部分はフィルターや吹出口、本体の拭き掃除のみです。エアコン内部の送風ファンや熱交換器までクリーニングするには、プロに依頼するのがベストです。
どのぐらいの頻度でクリーニングするべきか
エアコンのクリーニングは一年に一度行うことをおすすめします。プロのエアコンクリーニングでは、フィルターやファンに溜まった汚れやカビを徹底的に除去します。これにより、清潔感のある気持ちの良い空気が出るようになり、エアコンの効率も向上します。
「くらしのマーケット」などのプラットフォームに出店しているサービスやハウスクリーニング業者に依頼することで、安心してプロのクリーニングを受けることができます。
エアコン用の洗浄スプレーって効果は?
エアコン用の洗浄スプレーを自分で使用する場合、その効果について気になる方も多いでしょう。洗浄スプレーは手軽にエアコン内部の汚れを落とせるとされていますが、プロはその使用をおすすめしていません。なぜなら、洗浄スプレーではエアコン内部の奥深くにある汚れやカビを徹底的に除去することは難しいためです。
高圧洗浄を行うプロのクリーニングとは違い、効果が限定的です。「くらしのマーケット」などで提供されるプロのサービスは、家庭用洗浄スプレーでは対処できない部分も洗浄してくれるため、より効果的です。
プロもエアコン掃除スプレーの使用はおすすめしていない
プロのクリーニング業者は、エアコン掃除スプレーの使用をおすすめしていませプロ業者の多くがスプレーの使用を薦めていない理由として、スプレーではエアコン内部のカビや汚れを完全に除去できないことを挙げています。高圧洗浄などの専門技術を使用しないと、エアコンの効果が最大限に発揮されないためです。
プロのエアコンクリーニングと自分でエアコン掃除するのはどのくらいの差がある?
自分で行うエアコン掃除と、プロによるエアコンクリーニングの差について、時間、費用、掃除内容で比較してみましょう。
自分でエアコン掃除 | エアコンクリーニング | |
時間 | 30〜40分 | 30〜90分 |
費用 | 0〜300円程 | 8,000円〜 |
できること | フィルター掃除、できる範囲で拭き掃除 | エアコン本体を分解して内部を高圧洗浄 |
自分でエアコン掃除をするメリットは、費用がほぼかからないことです。家にある道具を使えば、費用ゼロで掃除ができます。しかし、自分でできる範囲は限られており、プロのエアコンクリーニングとはまったく異なるものです。
プロのクリーニングでは、エアコン内部の送風ファンや熱交換器など、手の届かない部分の汚れも徹底的に洗浄します。これにより、エアコンが効率よく稼働し、節電効果も期待できます。費用は8,000円程度からかかりますが、その価値は十分にあります。
エアコン購入から10年程度経っていたら修理より、買い替えがおすすめ
エアコンの使い方や設置環境にも左右されますが、一般的にエアコンの寿命はおよそ10年程度と言われています。例えば、2020年にダイキンが行ったアンケート調査によると、エアコンの買い替え時期として最も多かったのは「7年~10年以内」、次いで「10年~13年以内」という結果が出ています。このことからも、10年程度使用したエアコンについては、修理するよりも買い替えを検討する方が賢明であることがわかります。
特に、エアコンの本体が10年を超えると、メーカーが提供する部品がなくなり、修理ができなくなる場合が多くなります。各メーカーごとに部品の最低保有期間が定められていますが、ダイキンエアコンの場合、この保有期間は10年とされています。このため、購入から10年を経過したエアコンは、部品の供給がストップし、修理が難しくなるリスクが高まります。
エアコンの買い替えを検討する際は、最新のエアコンが提供するエネルギー効率や便利な機能を考慮に入れると良いでしょう。最新機種には、節電機能やスマートコントロール機能などが付いており、電気代の節約や使い勝手が向上します。さらに、補助金制度やキャンペーンを利用することで、新しいエアコンへの買い替えがよりお得になることもあります。
総じて、エアコンが10年程度使用されている場合、修理ではなく買い替えを検討することをおすすめします。そのため、エアコンの使い方や設置環境を考慮しつつ、最適なタイミングで新しいエアコンにアップグレードすることが重要です。
最新機種だと電気代節約や快適さがアップ
最新のエアコン機種は、10年前の古いエアコンに比べて省エネ性能が大幅にアップしています。初期の買い替え費用はかかりますが、ランニングコストが抑えられるため、早めに買い替えることで結果的に節約につながる可能性が高いです。古いエアコンよりも最新機種の方が電気代を大幅に削減できるため、家計にも優しくなります。
また、最新のエアコンには快適性や使いやすさを向上させる機能が多数搭載されています。例えば、ダイキンの最高位モデルである「うるさらX」には冬の寒い時期に床暖房のように足元から暖かさを提供する「垂直気流」機能や、夏には室内全体を素早く快適に冷やす「サーキュレーション気流」機能が備わっています。これらの機能により、部屋全体を均一に温めたり冷やしたりすることができ、快適な室内環境を実現します。
さらに、最新のエアコンには冷暖房しながら快適に換気できる「給気換気」機能も搭載されています。この機能では、屋外から取り込んだ空気をエアコンの室内機で温度調整してから室内に送り込むため、外気がそのまま室温に影響を与えることを防ぎます。これは、特に冬場の乾燥対策にも有効で、給水不要で効果的に加湿も行えるため、快適さが一層アップします。
このように、最新のエアコンは古い機種と比べて性能が格段に向上しており、電気代の節約や快適性の向上に大いに寄与します。快適な暮らしと経済的なメリットの両方を享受できる最新エアコンへの買い替えをぜひ検討してみてください。
エアコン買い替えや工事のタイミングは冬から春にかけてがおすすめ
エアコンの取り付け工事が最も多いのは夏です。冷房を使用する時期になって初めてエアコンの不調に気づき、買い替える方が多いためです。しかし、夏場は工事が混み合い、取り付けまでに時間がかかってしまう場合があります。特に、エアコンが全く使えなくなると、暑い室内で我慢して過ごすはめになり、不快なばかりか熱中症のリスクも高まります。
このようなリスクを避けるため、エアコンの買い替えや工事のタイミングは冬から春にかけて行うのがおすすめです。この時期はエアコンの使用頻度が低く、工事の予約も比較的スムーズに取れやすいです。必要なときにすぐに工事をしてもらえ、快適な環境をいち早く取り戻すことができます。
また、冬から春は新製品の発売時期でもあり、最新機種への買い替えを検討する良い機会です。新しいエアコンは省エネ性能が向上しており、電気代の節約にも繋がります。さらに、多くのメーカーや販売店がキャンペーンを行っているため、特典や割引が適用されることもあります。これにより、お得に新しいエアコンを手に入れることができます。
エアコンの買い替えや工事を計画的に進めるためには、利用時期を見越して早めに動くことが重要です。寒い冬の間にエアコンを点検し、不調が見つかった場合は早急に対処することで、夏のピークシーズンを快適に過ごす準備が整います。
冬から春にかけてのタイミングを逃さず、エアコンの買い替えや取り付け工事を検討してみてください。旬の時期に行うことで、スムーズに作業が進むだけでなく、リスクを回避しながら快適さをアップすることができます。最新のエアコン情報はコチラのサイトでチェックしてみてください。
よくある質問
家庭用と業務用でエラーコードは異なる?
家庭用エアコンと業務用エアコンでは、エラーコードが異なる場合があります。これは各メーカーが製品の用途や機能に応じてエラーコードを設定しているためです。例えば、家庭用エアコンの場合、リモコンのディスプレイで簡単に確認できるエラーコードが表示されることが一般的です。
一方、業務用エアコンのエラーコードは、より詳細な情報を提供するため、専門の技術者が使用する診断ツールを用いることが多いです。そのため、エラーコードが表示された際には、エアコンの取扱説明書やメーカーのサポートサイトを確認し、対応方法を確認することが重要です。異なる機種やモデルでも基本的なトラブルシューティング手順がわかれば、問題解決がスムーズになります。
ダイキン等のメーカーと専門業者に依頼するそれぞれのメリットは?
エアコンの修理や点検を依頼する際、ダイキン等のメーカーに依頼するメリットとしては、まず信頼性の高さが挙げられます。メーカーによる修理では、純正部品を使用し、製品に関する深い知識を持つ技術者が修理を行うため、確実かつ安心して依頼することができます。また、保証期間内であれば費用が軽減されることも多いです。
一方、専門業者に依頼するメリットとしては、対応の迅速さや費用の柔軟性があります。特に保証期間外の場合、メーカーよりも専門業者の方が料金が安く抑えられることが多いです。さらに、地域密着型のサービスを提供する業者では、迅速な対応やアフターサポートの手厚さが期待できます。
どちらに依頼するかは、エアコンの状態や保証期間、予算、緊急性などを考慮して決定するのがおすすめです。正確な情報収集と比較を行って、自分に最適な選択をしてください。
まとめ
エアコンの修理や買い替えについて、本記事では幅広く情報を提供しました。エアコンが故障した際、どこに依頼すべきか、費用の相場や自分で対処できる方法について具体的に説明しました。まず、故障の診断について、冷房や暖房の効果が低い、異音や異臭がする、そして水漏れや漏電ブレーカーが落ちているなどの症状に応じて、考えられる原因と対処法を検討しました。
次に、エアコン修理を依頼する先については、保証期間内であれば購入した店舗やメーカーへの問い合わせが推奨される一方、保証期間外や保証書がない場合は、エアコン専門事業者に依頼するのが良いと説明しました。実際の修理費用についても、症状別に相場を詳しく解説しました。
エアコンの修理が必要かどうか、自分で確認する方法についても触れました。コンセントの抜き差しやこまめな掃除、リモコンの状態確認など、簡単なチェックを通じて自分で問題を解決できる場合もあります。
また、エアコン修理事業者の選び方に関しては、口コミや料金、サービス内容の事前確認、そして自己紹介やブログをチェックすることで信頼できる事業者を選ぶポイントを紹介しました。
さらに、エアコン修理と合わせてエアコンクリーニングも行うことをおすすめしました。特にプロによるエアコンクリーニングは、自分では対応しきれない内部の汚れも徹底的に除去できるため、快適さと電気代の節約につながります。
エアコンが10年程度経過している場合は、修理費用とランニングコストを考慮して買い替えを検討することが賢明です。最新のエアコンは省エネ性能が高く、多機能で快適性も向上しています。
総じて、エアコンのトラブルに対する正しい理解と迅速な対応が、無駄なコストを避け、快適な生活を維持するために不可欠です。今回の内容を参考にして、適切な選択を行いましょう。
※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。
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