東大和市の
電気工事・照明・
換気扇・アンテナ・漏電・
コンセントに対応

東大和市桜ヶ丘にお住まいのお客様から、家庭医で使用しているエアコンの風が冷えなくなってしまったという症状について連絡を頂きました。状態について詳しくお伺いしたところ、使用しているエアコンは2011製の東芝のエアコン、RAS-281JDという種類のものとのことでした。2011年製のエアコンであることを考えると、設置からそれほど時間が経っているわけではなく、通常であればあまり不具合が発生しているようなものではないことが考えられます。
そのため、何か特別な問題が発生している可能性があるということで、まずは現場で状態の調査を行いたいという旨をご連絡しました。

現地での調査を行ってからの対応になることをお伝えしたところ、ご承諾頂くことができたため、まずは現地に向かいエアコンの状態を確認しました。試しに運転をさせてみたところ、エアコンから風は出ているものの、冷えないという状態になっていることがわかりました。同じく暖房についてもチェックを行ってみましたが、こちらについても暖まらないという状態になっており、送風以外の機能が上手く働かなくなってしまっていることがわかりました。

今回のように、風が出ているものの、冷暖房が効かなくなっているというケースの場合には、原因となることは大きく2つ考えられます。1つは温度センサーの異常です。エアコンは自動運転を行う際に部屋の温度をセンサーで測り、それに合わせて運転を行う仕組みとなっています。そのため、このセンサー部分に問題があると、正しく室温を感知することができず、温度を正しく設定できなくなってしまいます。
ただ、このセンサー側の異常の場合は、冷暖房のどちらかだけが機能しない場合が多く、両方効かない場合はもう一つの原因であることが考えられます。

そのもう1つの原因となるのが「ガス切れ」です。エアコンは風を冷却、加熱するためにガスを使用しており、このガスが切れてしまっている場合、どちらの機能も上手く働かなくなってしまうことがあります。今回はガス切れを起こしている事が考えられたため、内部のガス圧を測ったところ、やはりガス切れを起こしていることがわかりました。そのため、ガスチャージを行うことで冷暖房の機能を回復させることができました。