東大和市のお宅でエアコンを移設したいとのご依頼でした
出来るかどうか、聞いてみるだけでも価値がある
どうしてもここの位置が悪い
東京都東大和市南街
無理でもともと、という考えで
東大和市のT様よりのお問い合わせを頂きました。内容は、今あるエアコンの位置を変えることは出来るのかというお問い合わせです。
エアコンが動かないから交換するとか、引っ越すので取り外しや取付のみをして欲しいというご相談はよく頂くのですが、同じご自宅の中でエアコンの位置を変えたいというのは珍しい例と言えます。
一般的にはエアコンを設置するのに適した場所というものはある程度決まってきます。その為、一度エアコンを設置した後は交換するにしても、同じ位置に取り付けるということがとても多いのです。
T様のご依頼はあくまでも、エアコンの位置を変えたいとのことですので、どのような方法で行うのか、ご希望の取付位置は果たして適正と思われる場所であるのかを現地で確認させて頂きながらご希望に出来るだけ沿いたいと思いながらお伺いしました。
お話を聞いて納得です
T様のお宅にお伺いして、どのように移動させることを御希望なのかをお伺いしました。
今回のご依頼を頂いているお部屋は、1階にあるリビングですが実はお部屋の模様替えをお考えになっておられたのです。
模様替えといっても大きな食器棚を移動させたいというお考えであり、お話にあった位置に食器棚を移動させようとすると、どうしても現在取付されているエアコンが邪魔になってしまうようでした。
取外しだけなら大きな工事でもないし自分でやってしまおうかともお考えになったようですが、その後のことが頭をよぎったとのことです。つまり取外は出来たとして、果たして新たに取付はどうしようかとお考えになったのです。
エアコンは取外しのときにちゃんとした方法で行っていないと、故障の原因となったり内部のガスが全部抜けてしまったりと大変なことになるものです。そうしないうちご相談を頂けて良かったと思います。
位置の変更だけとは言っても・・・
取付られているエアコンの位置を変更するだけと言っても、取外・取付という二つの作業を行います。当然、それなりの時間がかかることを最初に御説明させて頂きました。
新たにエアコンを設置する位置はこれまでの位置と比べても壁の強度などは大丈夫と判断できましたし、室外機は表に置かれている状態のまま使用できるので動かす必要はありませんでした。
だいたい、3メートルほど水平に移動させる感じでしたが配管がどうしても今のものでは短くて足りません。電源はコードがギリギリ届く距離でしたので、こちらは特に何もしないで良さそうです。
室内の配管を長いものに交換して取付を行えましたので、壁に新しく穴を開けるというようなこともしないで済みました。もし、壁に配管の穴を新たに開けるとなると、穴あけだけでなく今の穴も塞がないといけませんので大変な作業になってしまいます。そうしないで良かったのは幸運だったと思います。
取外のついでに、点検を実施
T様のご要望で取外を行った室内機と外に設置されている、室外機を点検もさせて頂くこととなりました。
特に異音がするというようなことでは無いのですが、購入されてから既に4~5年経過しているということもあり故障の原因となるようなことが無いかどうかを確認しておいて欲しいとのことでした。エアコンはいきなり効かないようになるということは非常に珍しい例であり、多少なりとも違和感を感じるようなことがあってから現象が起きます。
冷暖房が効かないとか、水漏れが起こるというような場合は何か前兆があるのですか意外に気が付かないことも多くあるものです。今回のような室内機を取り外して移設するなどの作業であれは普段では見ることのできない奥まで点検できるので、またとない機会とも言えるでしょう。点検の結果、特に心配するようなところもなかったのでそのまま取付の作業へと移らせて頂きました。
移設を終えて、安心されたようでした
エアコン移設を完了して、異常がないかの確認のためにエアコンを始動させると心地よい風が室内に広がりました。これで、希望の場所に食器棚も移せるとT様もとても喜んで頂きました。
私どもにご連絡を頂く際に、エアコンの取付場所だけを変えるという作業を果たして引き受けてもらえるのかということや、最初に自分たちで外しておこうかと色々なことをお考えになったようでしたが無事に終了して安堵されている様子がよく分かりました。
どんな内容のことであっても、まず相談してみることはとても重要だと思います。今回のように普通ではどこに話をしたらよいのか分からないというような場合でも、お電話で確認するだけでたくさんの方法が見えてくるものということを知って頂ける良い機会になったと思いました。
DIYでエアコンの取外しをするときの注意とは
自分で取外しを考えるのであれば
取り外すことが限界のDIY
交換であっても、買い替えであってもエアコンを変える場合、今あるエアコンの取外しは絶対に必要な作業です。新しく買い替えという場合であっても、取外と取付という二つの作業は別料金となることが多いでしょう。
ここで仕方ないと思う方が大半なのですが、少しでも安くしたいと考える方もおられると思います。もし、取外しだけでも自分でしておけば多少なりとも安くなるのではないか、そう考えるのは当然です。
エアコンの取外はDIYでも出来ます、しかしある程度の条件が揃っている場合に限ってできるものと考えておく方が良いでしょう。なぜなら、エアコンは思っている以上に複雑な構造であり、見た目以上に重たいからです。
ではどんな条件が揃っていれば、DIYでの取外を考えてよいものかをここで考えてみましょう。
一つ目の条件は、使わないものであること
一つ目の条件は、これから使う予定が無いことです。
エアコンはとても、複雑に作られています。きちんとした手順を守って作業を行ったとしても素人が取外しを行うと思ってもいないところで故障の原因を作ってしまいます。
いざ、使おうかと思ったときに壊れていて動かなかったりすれば改めて買い替えなければならなくなってしまいます。今取外したら、後は廃棄するという場合であれば安心して取外しを行えるでしょう。
もし取り外したエアコンを他の場所で使おうと考えているときや、保管して改めて使う予定のある場合は、専門業者に依頼した方が無難といえます。
二つ目の条件は、室外機が床にあること
エアコンの室内機は天井近くに取付られているものですが、室外機は取り付けられている位置が大きく違う場合があります。普通は地面に置かれている場合が大半ですが、マンションや一戸建てでも2階のベランダなどでは金枠を取り付けて目線よりも高い位置にと取付られていることがあります。こういった場合は、DIYでの取外しは見送るべきでしょう。
その理由は室外機の重さにあります。平均的なものでも、約20kgあり中には30kgに近くになるものも珍しくはありません。慣れていない人であれば、持ち上げることさえ難しいでしょう。
高い位置に室外機を設置する場合は危険性が高くなるので、専門業者でも2~3人で作業を行います。
無理をして怪我などしてしまったら、エアコンの取外し料金を節約したいどころの話ではなくなってしまいます。
エアコンのポンプダウン作業とは?
エアコンの取外しのときには大切な作業
なぜ、ポンプダウンが必要になるのか?
エアコンを取り外す場合に絶対に必要な作業のことを御存じでしょうか。自分でエアコンの取外しをしない限り聞いたことも無いという方が大半であろうと思います。この作業はポンプダウンと呼ばれているものですが、なぜ必要なのでしょうか。
エアコンのもっとも大切な機能は空調です。その中でも冷却することは最もエアコンに求められている能力でしょう。では、なぜエアコンは冷却することができるのでしょうか。それは、エアコンガスを使っているからです。エアコンガスと呼んでいますが、正しくはフロンガスという種類のものです。このフロンガスがある為に、ポンプダウンは避けて通れない作業となっているのです。
ポンプダウンを行う意味
ポンプダウンは、日本語では冷却回収と言い換えられます。これは今まで使っていたエアコンの中に残っているフロンガスを回収して、エアコンの内部にすべてを閉じ込めておくために行います。
その理由には二つがあります。
1つ目は、ポンプダウンを行わないと、エアコンの内部に残っていたフロンガスが空気中に放出されるからです。空気中に放出されたフロンガスは大気汚染の原因となり、大きな環境破壊の引き金となってしまいます。
2つ目は、フロンガスが流れ出してしまったエアコンは冷却効果が著しく低くなってしまうからです。減ったガスは足すことも出来ますが、減らさないようにしておけばそれに越したことはありません。こうしておけば、いつでも必要なときにエアコンを取付けて使うことが出来ます。
この2つの理由でポンプダウンの作業が必要となっているのです。
ポンプダウンができない場合
ポンプダウンの作業がどうしてもうまくいかない場合もあります。
きちんと作業を行っているのに、ポンプダウンができない場合はエアコン本体が故障しているか、強制冷却がうまく行われていないのいずれかであるといえます。
エアコン本体の故障となると、基盤交換やコンプレッサー交換などの大掛かりなことになりますし、修理よりも買い替えを考えることも多くなるでしょう。
強制冷却は一部の機種でがうまく行われていない例が報告されています。故障というものではありませんが、パナソニック製品の一部機種でこの現象が起きやすくなっているのです。日本冷凍空調工業会でもこの例についての対策を公開してますので、ご自宅にあるエアコンがパナソニック製であるなら機種の確認をしておくと修理や移設の際にも役立つでしょう。
※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。
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