本庄市の
電気工事・照明・
換気扇・アンテナ・漏電・
コンセントに対応

埼玉県本庄市南にお住まいの方から、「ブレーカーの主電源が落ちてしまう。調べて欲しい」というお電話をいただきました。お客様はコインランドリーを営んでおり、電源に問題があるため、営業できなくて困っているとのことです。そこで、現場にお伺いし、ブレーカーの状態を調査することになりました。

ブレーカーが落ちてしまう原因はいくつかあります。主なものは２つで、まずひとつめは「電力会社と契約している内容より、電気を使いすぎてしまったケース」です。一般的に、個人や世帯は、電力会社と1ヵ月あたりどれくらいの電力量を使用するのかをアンペアで契約しています。電力会社は契約した数値を超えないように、アンペアブレーカーを用いて管理しています。もし、ある日突然、電気が使えなくなり、停電状態に陥ったとしたら、契約した電力量以上に電気を使いすぎているということになります。

もうひとつは、漏電（電気機械、器具や電線の絶縁の低下または損傷、電化製品の故障やショート、絶縁体の劣化などによって、電気が漏れ流れる状態。火災や感電事故などの原因にもなる）によって「漏電ブレーカー」が落ちるというケースです。漏電ブレーカーは、屋内配線や電気器具が漏電をおこしたとき、自動的に電気を止めて事故を防ぐ装置で、これが作動すると、家屋（店舗、工場なども含む）全体の電気が使用できなくなります。なお、結露や湿気なども漏電の原因となり、梅雨時は電化製品のコンセントなどに雨水が浸入することでも起こります。

電気が落ちた時、住んでいるエリアが停電しているのであれば、しばらく待っていれば問題ありません。しかし、いつまで経ってもつかないのであれば、自分の家（店舗・工場ほか）だけが停電していると考えられます。電力会社に問い合わせれば、停電の原因がどちらにあるかわかります。自宅のみ停電の場合、まず家にあるすべてのブレーカーを落とします。その後、アンペアブレーカーを入れる→漏電ブレーカーをオンにする→ブレーカーを1つずつ入れていくと、1ヶ所でパチンと漏電ブレーカーが落ちる場所があります。そこが、漏電場所です。修理を依頼する時、どこに問題があるか調べておくと、作業もスムーズに運びます。

ブレーカーが落ちる原因や解決法はこちらのページで詳しく紹介していますので併せてご参照ください。