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埼玉県吉川市中野にお住まいのお客様より浴室照明器具の修理についてのご依頼を頂きました。
話によると、浴室の照明器具周辺で作業を行っていたところ、誤って照明の配線を切ってしまったとのことです。万が一配線の金属部分に触れてしまうと感電してしまいますし、夜には浴室を使うでしょうから直ちに修理が必要です。
配線の修理だけでなく照明器具の交換もご希望とのことで、さっそく現場にお伺いしました。

現場で確認するとすでに照明器具は取り外されており、後方の壁面から出ているはずの配線が切断されていました。通常電気の配線は天井内や壁面裏に余長がある場合が多いので、今回切断してしまった分も恐らくそれでまかなえるでしょう。しかし、もし新たな照明器具を設置するのに十分な配線の長さが無かったとしたら、壁の中にある配線を延長するための作業が必要になるため修理完了までに時間がかかってしまいます。
さて、どうでしょうか？

切断された配線を慎重に引っ張ると、壁の裏側から余長の配線が出てきました。照明器具の交換に十分な長さがあるようで、ホッとひと安心。これで配線の延長作業をすることなく電源を取ることができます。
新しい照明器具に配線を接続してから本体を壁面に固定、さらに電球を取り付けてからカバーをセットします。これで交換作業終了です。

今回お客様から詳細を伺うと、浴室照明器具の交換を自分で行おうとしていたようです。幸いブレーカーは落としてあったので、感電や火災といった最悪の事態は免れました。
更に詳しくお話を伺うと簡単に交換できると思っていたそうで、いざ取り外しを行った際に誤って配線を切ってしまったとのことでした。浴室照明器具は湿気による漏電・感電防止のため、引っ掛けシーリングではなく直結配線となっているため、電気工事士の資格がなければ交換を行うことができません。今回お客様が準備していた新品の浴室照明器具も、壁穴の工事の必要のない適合品だったので、こちらをそのまま取り付けて問題ないと判断し取り付けを行いました。