東久留米市の
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東久留米市南沢にお住まいのお客様より、マンションで使用しているスイッチが点かなくなってしまったというご連絡を頂きました。使用されているスイッチについてお伺いしたところ、神保電器製の人感センサースイッチとのことでした。人感センサースイッチというのは名前の通り、人がいることを確認した時に自動的にスイッチをオンにするシステムの付いているスイッチのことです。主に電気の消し忘れなどが多いトイレなどに導入されることが多いものですが、通常の物理スイッチとは違った方式であるため、不具合が起こってしまうことも少なくありません。
交換になるか修理になるかを聞きたいとのことでしたが、実際の状態を見てみなければ問題がどこにあるのかを判断できないため、まずは調査を行う必要がある旨をお伝えし、スケジュールを決めました。

現地で問題の起こっているスイッチの状態について確認しました。使用されていたのは神保電器のJEC-BN-PAS-1PWという種類の型番のスイッチで、チップの型番はBN-0-PWという種類のものでした。この人感スイッチは、指定された範囲内の温度を検知し、一定以上の温度が検知された時にスイッチをオンにするという仕組みを持っているものです。
このような人感スイッチの不具合については、センサー自体が故障してしまっている他、設置角度に問題があり正しい範囲で検知を行えていないことが原因となることがあります。状態についいて具体的に確認したところ、設置状態自体に問題はなく、取り外してセンサーの確認をしても動作しなかったため、人感スイッチ自体の故障が起こっていることがわかりました。

こういった場合は内部の修理を行うよりも、新しくスイッチを発注して交換をしてしまった方が簡単に対応をすることができるという旨をお伝えしたところ、交換での対応をご希望でしたので、新しく同じ種類の人感スイッチ部材を発注して交換作業を行いました。
この人感スイッチは3℃以上の温度差を検知するとオンオフを切り替えてしまう性質があるため、人以外の原因で温度が上下してしまうことがないような場所であることを確認して設置を行いました。設置後、正しく人感センサーとして機能していることを確認し、作業は終了しました。