取手市の
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取手市新取手にお住まいのA様から、「浴室換気扇の交換作業をしてほしい」とのことでご依頼をお受けしました。10年以上使用していた古い換気扇からの交換ということで、新しい換気扇はお客様の方ですでにご用意済みと仰られました。

早速現場にお伺いすると、換気扇の汚れはかなり目立ち、動作させても換気扇が上手く回っていない状態でした。お客様も「最近、浴室の湿気が気になっていました」と仰っています。
換気扇は一般的な家電製品と同じく、寿命は10年程度だといわれています。お客様が感じていた不具合も、おそらく経年劣化が原因だといえます。今回新品への交換を依頼していただいたのは、非常に良いタイミングだったのではないでしょうか。

まずは、古い換気扇の取り外し作業から行います。フロントカバーを含めた天井から見えている部品をすべて取り外します。作業を行う際は、大量の埃が落ちることが想定されますから、必ず養生を行います。落ちた埃が排水口を詰まらせてしまう恐れがあるためです。

本体の取り外しが終わった後は、天井裏のダクトの取り外し作業になります。ダクトの処理が完了したら、新しい換気扇の取り付けに入ります。

換気扇本体を天井の接続口につなぎ、ネジでしっかりと固定していきます。浴室点検口を開けて天井裏を確認します。換気扇本体にダクトや電源、アース線などが接続されていれば問題ありません。
本体にルーバーおよびフロントカバーの取り付けを行ったら作業は一旦完了です。

換気扇のスイッチも、古いタイプのものから新しいタイプのものに交換しました。スイッチのカバーを取り外し、スイッチの取り付け枠、動線などを取り出します。新しい取り付け枠に動線を差し替え、壁に取り付け、その後スイッチやカバーを取り付ければ作業完了です。

最後に、スイッチを押して換気扇が正常に動くかどうかを確かめます。また、異音はしないか、動作にガタつきはないかなどもチェックしておきます。

ここまでの作業で、何度か電気の配線に触れる工程がありました。これらの作業は電気工事士の資格を持っていないと行えないため、ご自身でやらないようにしてください。感電や火災などの原因になることがあります。

古くなった換気扇は、部品の交換や修理よりも本体ごと交換した方が料金が安くなることが多いです。それを機に換気扇から浴室乾燥機に換えるという方も少なくありません。

従来の換気扇と浴室乾燥機の違いは、機能の違いにあります。換気扇というのは、文字どおり換気(室内の空気と外気を入れ換える)機能をもったものを指します。
一方、浴室乾燥機というのは、換気扇に乾燥機能がプラスされたものになります。そのため、浴室乾燥機の方が浴室内の湿気を早く取り除くことができる上、洗濯物を乾かすこともできます。
また、最近の浴室乾燥機には暖房や冷房機能の付いたものもあるため、導入することでより快適に入浴できるでしょう。特に、暖房機能は寒い時期のヒートショック(温度差で起こる血圧変動等の身体への影響)を防止する上でも役立ちます。高齢の方がいらっしゃるご家庭や、高血圧、不整脈などの持病がある方は暖房機能付きの浴室乾燥機がお奨めです。