秩父市の
電気工事・照明・
換気扇・アンテナ・漏電・
コンセントに対応

埼玉県秩父市荒川上田野にお住まいのY様から、「トイレの照明スイッチが効かなくなった」とのご連絡をいただきました。トイレは毎日、必ず利用する場所ですので、特に夜間電気がつかない状態だと、暗い中つまづいたり転んだりして、思わぬ怪我をする可能性もあります。ですから早めの対応が必要だといえます。

照明器具は、トイレはもちろん、部屋やリビング、キッチン、浴室など、家中いたるところについています。これをコントロールするのが電気スイッチ。ONボタンを押すだけで、室内が明るくなる反面、もし壊れてしまったら、特に夜間は不自由に感じるでしょうし、室内が見えにくいことから、ドア枠に引っかかったり、物にぶつかったりなどのトラブルも考えられます。

「照明がつかなくなった」「スイッチを押しても付きにくい」といった不具合が出た場合、まず疑うのは「電球や蛍光灯の寿命」でしょう。電球自体が切れてしまっていては、当然ですが、明かりがつくことはありません。ですから、修理を依頼する前に、他の場所に取り付けてみて電気がつくかどうか、蛍光灯自体が切れていないかを確かめておきましょう。もし、電球が切れていないのであれば、照明器具やスイッチに、何か問題が起きている可能性があります。また、ブレーカーが落ちていないかどうかもチェックしておきましょう。照明を使わない昼間だと、なかなか気がつきにくいですが、夜は他の電気も消えてしまうので、ブレーカーが落ちているかどうかわかります。

原因を細かく調べたところ、やはりスイッチが劣化し効かなくなっている状態でした。修理ではなくスイッチ自体の交換になることをY様に説明し、了承をいただけたのでスイッチを交換することにしました。実はスイッチの種類は豊富です。
今回も複数のスイッチを念のため持参しておりましたが、一般に使われている片切りタイプだったため、持参品と交換することに。ブレーカーを落とし故障したスイッチを取り外し、持参品の新品のスイッチと交換を行いました。ブレーカーを入れスイッチを入れると、トイレの照明がつくことが確認できました。これでスイッチ交換は完了です。

電球は正常、ブレーカーも落ちていないのに明かりがつかない場合は、電源スイッチの故障が考えられます。毎日、頻繁に使うものですから、どうしても「接触不良」「部品の破損」「経年劣化」などが起きやすくなります。最近はホームセンター、100円ショップに工具や材料が揃っていることもあり、日曜大工で家のメンテナンスをする人も多いようですが、電気工事士の資格でも持たない限り、電源スイッチを自分で修理・交換するのはNG。というのも、修理のためにスイッチを分解すると、感電などの恐れがあるからです。そのため、スイッチが壊れてしまったら、専門業者やプロの工事士に依頼するようにしてください。