京都府亀岡市の戸建住宅にお住まいのK様より、ブレーカーが入らないで困っているとのご相談を頂きました。
一言でブレーカーが入らないといっても様々な現象が考えられます。
電気系統のトラブルの中でもなかなか素人の判断では難しい案件ですので基本的にことから対応をさせていただいております。
ブレーカーが入らないという場合、考えられるのはブレーカーそのものが壊れている場合の他に漏電しているということが考えられます。漏電しているとしたら大事になりますよね。
今回のお客様の状態を確認させて頂きましたところ、もっとも恐れていた漏電という状態には至っておらずブレーカーの交換で対応することとなりました。
ブレーカーの交換ですと、大凡一時間以内の作業時間で終了となります。
ブレーカー本体はだいたい5,000円弱のものですが、これに交換の費用が加算されますので目安として10,000円以内というところでしょうか。もちろん、ブレーカーという家庭の電気の中心部分でのことですので、他の部分にも問題はないかという点についても確認せて頂くことにしました。
一見して、ブレーカー本体の不調であるとは見受けられましたが、目に見えないところで他の原因があっては大変です。一番心配したのは、漏電です。漏電は最悪の場合には火災などを引き起こしてしまうこともあるので確認しておくことに越したことはありません。
お客様にもご説明をさせていただいた後に確認を行いました。
漏電の確認といっても、壁をはがしたりするものではありません。
ブレーカーをいったんすべて落としてしまうのです。全く電気が通っていない状態を作ったのちにメインのブレーカーを上げて、その後に一つずつ安全ブレーカーを上げていきます。もし、どれかのブレーカーを上げたところでメインブレーカーが落ちれば、そこに原因があるとわかります。
今回のお客様の案件では、そのようなところはありませんでした。つまり、漏電ということは心配しなくても良いということになります。
ブレーカー本体のある程度の年数が経ってくるとどうしても老朽化してしまうものです。あまり普通に触るものではないので、半永久的に使えるものとお考えになる方もおおいのですが、安全のためにも定期的な点検をしておくことをお勧めします。
今回のお客様のようにブレーカーが入らないというようなことがあれば、丁度良い機会て考えて電気店に点検を依頼しておくというのも良いでしょう。
スタッフの声
速やかな対応ができました。
ブレーカーが入らないという一報でしたので、やはり頭の片隅には漏電の可能性を考えました。
ブレーカーの状態からみて、漏電の可能性は低いと思ったのですが念のために確認をさせていただきました。
交換修理の後、お客様がホッとされているのを感じられました。電気という目に見えないものであっただけに御心配されていたのでしょう。
ブレーカー本体の交換と話した際に、そんな大事になるのかと驚かれようでしたが、交換そのものにかかる時間もさほどではないことを御説明させて頂き安心されたようでした。やはり、一般的に電気のこととなると心配されることがとても多くなるようです。
漏電ということも、やはりお考えになっていたようですが、そうでなかったことで良かったと安堵されていました。