
山陽小野田市内で対応した電気修理の事例
山陽小野田市でのトラブル事例
キッチンのコンセントが通電していない

山口県山陽小野田市小野田にお住いの方から、コンセントが通電していない。そして、キッチンの照明が点かないので、調査に来てほしいとのご相談の電話をいただきました。電気会社と電気の契約をしているのにコンセントが通電しないとか、電気代をキチンと払っているのにコンセントが通電しないなどのご相談のお電話をいただくことがあります。家の中の電気が全てつかないのであれば、停電の可能性もありますが、一部のコンセントだけが通電しない時は、必ずどこかに原因があるはずです。

一部のコンセントだけが通電しない時は、コンセントの劣化や、コンセント周りの環境、また、電線の外れが原因であることが考えられます。コンセントも劣化しますので寿命があります。寿命の年数はメーカーによって違いますが、だいたい10年くらいで劣化してしまいます。コンセントが通電しない一番の理由はコンセントの使用環境に原因があり、ホコリが多くたまりやすい場所やキッチンなどで使用するコンセントは劣化が早いようです。そこで、今回のようにキッチンでコンセントが通電しないとのご相談でしたからコンセントの故障を疑ってみました。
早速、現場に伺い調査をした結果、コンセントも新しいもので、ホコリもたまっていませんでした。そこでブレーカーを確認すると、漏電ブレーカーが落ちていました。漏電とは、電気が漏れてしまう状況のことで、ほかっておくと感電や火災のような重大な事故が起こる可能性があります。そこで今回はクランプメーターを使ってクランプし電流の値を調べることにしました。
まず、照明器具やコンセントに繋がっている電気機器の電源を全て入れて個別ブレーカーの出口でクランプメーターで測定しました。すると、測定の結果1mA以上の箇所が見つかり、そのブレーカー系で漏電がある事を見つけました。おそらく、配線の問題か、家電製品そのものにあるか、もしくは、電気機器に水が浸水したり雨に濡れたりしても漏電が起こりますので、一つ一つ可能性のある部分を調べていきました。
最終調査の結果、電気機器そのものには漏電はなく、天井の中をはっている配線の一部に劣化が見つかり、配線を新しいものに取り換えるための工事をする事で漏電はなくなり、漏電ブレーカーも落ちることなく、通電するようになりました。この様に、漏電ブレーカーが作動しても、その原因がわからず、素人で修理しようとすると、感電や火災事故が発生する危険がありますから、必ず、専門の電気資格をもったスタッフに依頼してください。
スタッフの声
漏電ブレーカーが作動したらあわてずにご連絡ください。
漏電とは、電気製品などの電線部分が破損したり、傷がついたり、また、内部結露などによって電気製品の外側部分に電気が流れでてしまう事です。しかし実際に、電化製品に漏電が発生しているかどうかを調べる事は難しいことです。その為に、家庭内に引き込まれた電気は分電盤を通してそれぞれの部屋に分配されているのです。
また、漏電は、建物の火災など、大きな事故につながる可能性があります。ですから、一度でも漏電ブレーカーが作動した場合は、電気機器などで漏電している箇所を確認して、迅速に対応する事が大切になってきます。
もしも漏電ブレーカーが作動して停電となってしまった場合は、以下の復旧手順で対応してみて下さい。①配線遮断器の安全ブレーカーをすべて切る。②漏電ブレーカーを入れる。③各配線ごとに安全ブレーカーを入れる。④漏電ブレーカーが反応しなくなるまで継続する。漏電の可能性のある機器を交換すれば、全ての安全ブレーカーを入れても漏電ブレーカーは作動しなくなるはずです。