岩国市内で対応した電気修理の事例
岩国市でのトラブル事例
引っ越しに伴うエアコンの取り外し
山口県岩国市門前町にお住いのK様から引っ越しをするために、家庭用エアコンの取り外しをお願いしたいとの御連絡を戴きました。早速、ご自宅にお伺いしました。そのエアコンは購入して15年以上が経っており、引っ越し先では使うつもりはないとの事で、廃棄処分したいとのことでした。室内機と室外機も同じフロアにありましたし、比較的取り外しが簡単にできると思い作業を始めました。
1、まず最初は、ポンプダウン作業です。ポンプダウンとは、エアコン全体に行き渡っているガスを室外機の中に閉じ込める事です。まず、室外機の横のカバーを外します。すると配管2本と配線が現れます。まずは細い配管のバルブを閉めます。この状態で冷房運転を行います。室外機のファンが回り始めてから数分待ちます。その後、冷房運転のままの状態で太いバルブを閉めます。そして電源を切り、アースとコンセントを抜きます。
2、次は、室外機から配管2本と配線を外します。この時コンセントを抜いたことを確認します。配管の接続ネジは固いので、モンキーレンチで挟んだら一気に力を入れて回します。ネジを緩める時にガスが出なければポンプダウンは成功していることになります。そして、電線の外す時は下の方を押しながら電線を引っ張るだけで外れます。
3、次に、配管と配線を切断します。配管が長いと室内機を取り外す時に苦労しますので、適切な箇所で配管を切断します。カッターで巻いてあるテープを裂いて、銅管2本と電線と排水パイプを切断します。銅管はやわらかいので、ペンチで強く挟んでグネグネ曲げれば切断できます。エアコンを再使用する場合は、室内機からでている配管の50㎝~60㎝の部分にある継ぎ目を室内機側に残して切断しますが、今回は廃棄処分するので適当な位置で切断しました。
4、いよいよ、室内機を壁から取り外します。室内機の下側2箇所にツメがありますので、左右の親指でツメを押しながら、本体下側を手前に引きます。あとは、上部でひっかけてあるだけですから持ち上げてはずします。最後は壁についている鉄板をはずします。そして、最後の仕上げは、壁穴をふさぎます。壁の穴にキャップがあれば取り付けて終わり、なければ、パテで埋めます。一時的な処置でしたら、新聞紙やタオルを丸めて塞いでおきます。K様宅はキャップがありましたので閉めて、これでエアコンの取り外しが終わりました。取り外したエアコンは廃棄処分してもらいたいとの事で、そのまま回収させていただきました。
スタッフの声
家庭用エアコンの取り外し、取り付けならお任せ下さい!
エアコンの取り外しは、そんなに難しい作業ではありませんが、誰にでも簡単にできるわけではありません。インターネット等にも自分で取り外しできる方法などの記事がたくさんのっていますが、道具がそろっていて、こういう事が好きな人はチャレンジしてみたらよいかと思いますが、危険を感じたり、無理だと思われましたら、すぐに作業を中止して、弊社にエアコンの取り外しをご依頼ください。決して事故が起きませんように、くれぐれも注意して作業してほしいと思います。特に二階以上の高い場所に室外機が取り付けられている場合は、大変危険ですから、できるだけ私たちにお任せください。料金を安く済ませようと自分で無理に作業したために、大けがをして、治療代の方が高くついてしまうケースも実際にあります。なんでも気軽にご相談ください。専門スタッフが親身になって対応いたします。