セキュリティ付きインターホンの故障による交換や撤去の工事例を紹介

セキュリティ機能付きインターホンとは、名前の通り防犯機能が備わったタイプのインターホンです。リビングなどに設置されている親機を操作することで、ドアの施錠や開錠を行うことができるものなどが一般的です。最近では、ドアだけにとどまらず住宅の窓の施錠なども操作することができる機器も出てきています。他にも、トイレや浴室からのコールを受けとることができるものや、火災やガス漏れなどのセンサーと連動し、警報音を発してくれるものもこのタイプのインターホンに含まれます。家族構成や家の間取り、生活スタイルなどに合わせて、そうした機能を備え付けられることが一番のメリットだと言えます。

本日は、東京都中野区の戸建にお住まいのH様宅にお伺いしました。H様よりお問い合わせいただいた内容は、「ドアホンが故障してしまい、玄関子機から受話器越しで通話ができない」といったものでした。 H様から詳しい状況をヒアリングすると、モニター付きのドアホンを使用されているそうです。呼び出し音は正常に鳴り、モニターも問題ないが、通話だけができないそうです。また、現在使用しているドアホンは古いタイプのものなので、修理ではなく新品に交換してほしいというご要望をいただきました。弊社では、あらゆる電気製品の取り寄せも行っておりますので、「新品に交換したいが何を買えばいいかわからない」、とお困りの方は、是非弊社にご相談ください。

ドアホンには、大きく分けて「一般家庭用」と「テレビ(モニター)機能付き」、「セキュリティ機能付き」の3種類のタイプがあります。M様からは、この中から「セキュリティ機能付き」のドアホンに交換してほしいとのご要望をいただきました。セキュリティ機能付きのドアホンでは、呼び出しや通話機能の他に、ガス漏れや火災、非常通報などのセキュリティ機能が搭載されています。また、屋外に設置したセンサーライトが不審者を検知すると、ドアホンに映像が映し出されて警報が鳴ります。他にも、機器の種類によって様々な機能が付いています。防犯対策に力を入れたい方にはおすすめのドアホンです。

H様のご都合の良い日時をお聞きし、ご自宅までお伺いすることになりました。早速設置されているドアホンを調査したところ、室内機の通話スイッチの導通不良(電気的なつながりに不具合があること)が故障の原因であることがわかりました。修理も可能な状態でしたが、H様は新しいドアホンを設置してほしいということでしたので、交換工事を行うことになりました。弊社で新しくご用意したドアホンは、パナソニック社の「WQN2400」というセキュリティドアホンです。こちらの製品は基本的なセキュリティ機能に加え、玄関ドアや窓に専用のマグネットスイッチを取り付けると、不審者の侵入を知らせる防犯警報機能を備えております。

交換工事では、まず初めに現在設置されているドアホンを外します。玄関子機と室内受話器をそれぞれ外し、新しい機器に配線を繋ぎ直します。配線と配線を接続する作業は、専門知識なしで行うと感電や漏電につながる恐れがあります。配線作業が必要な場合は、必ず弊社のような専門業者に依頼するようにしてください。本体に付属している木ネジで壁に固定し、正常に動作することを確認できたら作業は終了です。作業時間は40分程でした。また、H様からマグネットスイッチも取り付けてほしいというご要望いただいたので、ご希望の場所に設置しました。