沼田市内で対応した電気修理の事例
沼田市でのトラブル事例
テレビの配線作業
今回は群馬県沼田市戸神町にお住まいのお客様から、「テレビの配線をしてほしい」というご依頼をいただきました。テレビを新しく購入したが自力での配線には不安があるとのことでした。
すぐに現場へお伺いさせていただいたところ、テレビスタンドの組み立てはお客様の方ですでに完了していましたので、さっそくテレビの配線作業を開始しました。
まずは電源が接続されていなければテレビはつきませんので、テレビ本体に電源ケーブルを接続し、その次にアンテナケーブルもテレビ本体に接続しました。
アンテナケーブルは、地デジのみ視聴するという場合は1本のケーブルを「地上デジタル入力端子」に繋ぐだけなのですが、BS・CSチャンネルも視聴する場合は地デジ用とBS・CSチャンネル用の2本のケーブルに分かれています。
今回のお客様はBS・CSチャンネルも視聴するとのことでしたので、分波器を使って電波を地デジとBS・CSに分けて接続しました。
次にB-CASカードをテレビ本体に挿入しました。B-CASカードは番組の著作権保護や有料放送、自動表示のメッセージ、データ放送の双方向サービスなどに必要なもので、テレビを購入する際に同梱されています。テレビ1台につき1枚なので大切に扱う必要があります。
B-CASカードを挿入したら電源を入れてみます。無事テレビが映りましたので、これでテレビの配線作業は完了となります。
テレビの配線接続は終わりましたが、引き続きBDレコーダーの接続作業も行いました。
安全のためにまずはテレビの電源ケーブルをコンセントから抜いておきます。次にアンテナケーブルで分配器とBDレコーダー、そしてBDレコーダーとテレビを接続しました。BS・CSチャンネル用のケーブルもテレビとBDレコーダーの間に繋ぎます。
最後に、テレビとBDレコーダーの電源ケーブルをコンセントに差し込みます。電源を入れてみたところ正常に起動しましたので、これでテレビとBDレコーダー、すべての配線の作業が完了しました。
あとはお客様の方でチャンネルなどの設定を行っていただければ、テレビとBDレコーダーを使用することができるようになります。チャンネルなどの設定は画面の指示に従ってお住まいの地域などを選択していくだけですので、どなたでも簡単に設定できます。
スタッフの声
今回の配線作業で使用した「分波器」とは?
今回のテレビとBDレコーダーの配線作業では分波器を使用しました。分波器を使うことでアンテナから送られる電波が周波数ごとに分けられ、地デジとBS・CSチャンネルの両方を見ることが可能になります。
配線に使われる機器は分波器の他にも「分配器」と「分岐器」があります。分波器と名前が似ているので混同しやすいですが、分配器は一般住宅で複数台のテレビに電波を送るときに必要なもので、分岐器はマンションやビルなどの広範囲で複数台のテレビに電波を送るときに必要なものです。分配器の場合は複数台のテレビに電波を均等に分けられますが、分岐器の場合は均等には分けられません。一般家庭で必要になるのは分波器もしくは分配器だということを覚えておくとよいでしょう。