シャープ製のエアコンの特徴と、故障かなと思った時の対処法

エアコンのイメージ
エアコンのイメージ

はじめに

独自の技術プラズマクラスター搭載でお部屋の中の空気をきれいに保つことにこだわり、しかも多機能でコストパフォーマンスが高いとして人気のシャープのエアコン。ご自宅でシャープのエアコンをお使いの方も多いのではないでしょうか。ここではシャープのエアコンの特徴と、エアコンによくあるトラブルおよびその原因と対処法についてご紹介します。すでにシャープのエアコンをお使いの方はもちろん、これからシャープのエアコンを購入したいという方にも役立つ情報をお届けします。

①シャープ株式会社について

まずは予備知識として、シャープの会社ついて、簡単にご紹介しましょう。

1.1 シャープ株式会社とは

シャープ株式会社は、1912(大正元)年に創業、1935(昭和10)年設立、創業から100年を超える歴史ある会社です。「他社がまねするような商品をつくれ」という創業者・早川徳次のメッセージのもと、社名の由来でもある早川式繰出鉛筆(シャープ・ペンシル)をはじめ、国産第1号のラジオやテレビ、業界初のモバイルカメラ付き携帯電話など、独創的かつ革新的なアイデアで日本初・世界初の商品を数多く生み出しています。

もともとは東京・本所の小さな金属加工業からスタートした同社ですが、現在は大阪府堺市に本社を構え、国内外合わせて社員数5万人超、連結売上高2兆4千億円の一大総合電機メーカーとなっています。
取扱製品はとても幅広く、主なものとしては次のようなものがあります。「AQOS」ブランドでおなじみの液晶テレビ、ブルーレイレコーダー等のオーディオ・ビジュアル分野、携帯電話機、ロボホン、ウェアラブル端末「funband」等の携帯電話・スマートフォン分野、電子辞書、電子ノート、電卓等の情報機器分野、ウォーターオーブン「ヘルシオ」、冷蔵庫、電子レンジ、炊飯器等のキッチン家電分野、洗濯機、掃除機、ドライヤー、ペットモニター等の生活家電分野、太陽光発電システム等のエネルギーシステム分野、そして、エアコン、空気清浄機、加湿器、除湿器、扇風機等の空調家電分野など、多岐にわたっています。
さらにそのほか、法人用製品として、ディスプレイやプロジェクター等の映像関連製品、複合機やコピー機、店舗で使用するレジやPOSのシステム、業務用の照明や空調設備など、多彩な製品群をラインナップしています。
ご自宅を見渡してみれば、エアコン以外でもシャープの製品がいくつか見つかるのではないでしょうか。

1.2 シャープの歴史

「誠意と創意」で社会に貢献する製品づくりを進めてきたシャープの100年を超える歴史を振り返ってみましょう。

創業者の早川徳次は1893(明治26)年に東京で生まれました。母が病弱で末子だったことから生後間もなく養子に出され、8歳頃からは金属細工を行うお店に奉公へ出ました。腕を磨き、金属加工職人となった徳次は、持ち前の発想と修業で培った技術で次々に新しい製品づくりに取り組むようになります。そして、ベルトに穴がなくてもきっちり閉められるバックルを考案。「徳尾錠」と名付けて新案特許を取得。これが当たって、1912(大正元)年9月、18歳で東京・本所に独立開業を果たしました。

1915(大正4)年には文具製造店からシャープ・ペンシルの元祖といえる繰出鉛筆の金具の製造を受注したことをきっかけに、繰出鉛筆の内部機構の改良に着手。当時の繰出鉛筆は高価であるにも関わらず、軸が太くて書きにくく、壊れやすいというものでした。それを大幅に改善し、新たな芯の繰出し装置を発明。さらに外側の素材にもこだわり、丈夫で使いやすく、見た目にも美しい繰出鉛筆を完成させました。発売当初、国内ではあまり売れませんでしたが、欧米から大量の発注が入ったことで評判になり、国内でも飛ぶように売れるようになりました。当初は早川式操出鉛筆と呼んでいましたが、欧米でも人気になったこともあり、改良を重ねた新製品は“つねに極細の芯が常備されている鉛筆”という意味で「エバー・レディ・シャープ・ペンシル」と命名。その後、シャープ・ペンシルの略称で浸透し、社名の「シャープ」の由来にもなりました。

その後、普及品から高級品まで、また方位磁石やライター、時計などが付いたものなど、さまざまなシャープ・ペンシルの開発・製造・販売を行い、事業をどんどん拡大していき、1923(大正12)年には従業員200人を抱えるほどの規模になりました。ところが同年9月1日の関東大震災で家族や工場を失ってしまいます。早川徳次はシャープ・ペンシルの技術を大阪の日本文具製造に譲渡し、大阪で再起を誓うことになります。

1924(大正13)年、2016(平成28)年までシャープ本社のあった大阪市阿倍野区(当時は大阪府東成郡田辺町)に早川金属工業研究所を設立し、金属文具の部品の製造などを始めました。新事業を模索していた早川徳次は、翌年から日本でラジオ放送が始まることを聞くと、アメリカ製の鉱石ラジオを購入。分解して研究を行い、試行錯誤した結果、1925(大正14)年に我が国初の国産鉱石ラジオの開発に成功しました。これが電機メーカーとしての第一歩となりました。

その後も、1953(昭和28)年には国産第1号のテレビを発売、1962(昭和37)年には国内初の量産電子レンジを開発、1969(昭和44)年には世界初のLSI電卓を発表するなど、次々に画期的な新製品を生み出してきました。

②シャープのエアコンについて

2.1 シャープのエアコンの特徴

シャープのエアコンの特徴といえば、プラズマクラスターを搭載するなど、きれいな空気にこだわっていることが挙げられます。エアコンは長年使用していると、内部にカビが発生したり、ホコリが溜まったりして、スイッチを入れると、イヤなニオイがしたり、アレル物質などを含んだ風が吹いてくることがあります。
もちろん、小まめにお手入れしたり、プロによるエアコンクリーニングを行えば、空気を清潔に保つことができるのですが、シャープのエアコンは空気の清浄さを高いレベルで維持することができます。その理由は、次項で詳しくご紹介するプラズマクラスター機能に加え、フィルター自動掃除機能なども付いています。また、従来のフィルターの25%という非常に細かいホコリブロックフィルターによってエアコン内部が汚れにくく、さらに脱着式のルーバーやダストボックス仕様で掃除もしやすいという点も人気の秘密です。

2.2 独自の技術プラズマクラスター

プラズマクラスターは、もともとは空気清浄機用の新技術として開発されました。従来の汚れた空気を吸い込んでフィルターでろ過する方法では、部屋全体の空気の汚れには対応できません。そこで、着目したのが、体内で白血球がウイルスを攻撃する時に、プラスイオン(H+)とマイナスイオン(O2-)を発生させていること。しかも、森林などの空気のきれいな場所にはプラスイオンとマイナスイオンが同じくらい分布していることです。
この人体にも安全なイオンの働きを使って空気を浄化できないかと考え、プラスイオンとマイナスイオンを同時に放出する方法を研究し、プラズマ放電によってイオンを生成するデバイスの開発に成功。ニオイなどの原因になる空気中に浮遊するカビや菌への作用を第三者機関で調べたところ、クロカビや菌を1時間に90%減らせるという結果が出ました。
原理としては、次の通りです。プラズマクラスターで発生したプラスイオンとマイナスイオンが、空気中に浮遊する菌やアレル物質などの表面で結合すると、OHラジカルというものに変化します。このOHラジカルはとても酸化力が強いため、菌やアレル物質の主な構成物質であるたんぱく質の表面から水素原子(H)を素早く奪い取ることで、菌やアレル物質の働きを抑制してくれるのです。しかも、OHラジカルは奪い取った水素原子と結合して水になり、空気中に戻ります。
この画期的な発明は、2000年発売の空気清浄機に搭載されたのを皮切りに、2001年にはエアコン、衣類乾燥除湿機、冷蔵庫、加湿機、加湿セラミックファンヒーターに、その後もサイクロン掃除機など、シャープの各製品に搭載されています。また近年では、異業種他社とのコラボレーションで、シャワートイレやカーエアコン、エレベーターなどにも採用されています。

2.3 シャープのエアコンの種類

現在発売されているシャープのエアコンの主な種類をご紹介しましょう。

●J-Xシリーズ
2019年度発売の最新モデルです。大きな特徴は、無線LANとスマートフォンを通してクラウド上のAIにつながる「COCORO AIR」機能。エアコンが生活パターンを学習し、その時々に最適な空気環境を判断して運転します。また、従来の2倍以上の消臭・除菌効果を持つ「プラズマクラスターNEXT」も搭載しています。

●H-Xシリーズ
6畳用から26畳用まで幅広い展開モデルを持つ、シャープのフラッグシップモデルです。「プラズマクラスターNEXT」をはじめ、気流制御、省エネ、暖房の足もとコントロールなど、あらゆる機能を搭載しています。

●H-Hシリーズ
窓の上にも設置可能な高さ250mm。コンパクトサイズのボディに「プラズマクラスター25000」や「部屋干しモード」など、シャープのこだわり機能をフル装備しています。

●H-Dシリーズ
「プラズマクラスター7000」「部屋干しモード」「COCORO AIR(省エネ)」など、シャープの特徴的な機能を搭載したスタンダードモデルです。

③シャープのエアコンで故障かなと思ったら

冷房の効きが悪い、電源が入らないなど、「故障かな」と思ったら、まずはエアコン本体に付いている運転ランプやタイマーランプを見てみましょう。エアコンが正常に動作している時は、ランプは点灯または消灯していますが、何らかの異常が発生した場合、ランプが点滅をくり返します。
もしランプが点滅していたら、シャープのホームページにある「故障診断ナビ」をご参照ください。該当する製品の型番や症状を選択していくと、解決方法が案内され、もし修理が必要な場合は、Web画面から修理センターへの受け付けも可能です。その際、修理金額の目安も表示されるので安心です。
「故障診断ナビ」に該当する症状がなかったり、エアコンの年式が古い場合は、エアコンを購入した販売店、シャープの修理相談センター、あるいは、地域のエアコン修理業者にご相談ください。

④ご自身でできるチェックとお手入れ

機器の故障ではないのにエアコンの調子が悪い場合、以下のチェックとお手入れを行うと、正常に運転する場合があります。

4.1 エアフィルターのお手入れ

エアフィルターにホコリなどが溜まって目詰まりしていると、エアコンの効きが悪くなったり、水漏れや悪臭の原因にもなります。
シャープのエアコンにはフィルターの自動掃除運転機能が付いている機種も多くありますが、それでも半年に1回はエアーフィルターを取り外して、汚れをチェックして、ホコリ等が溜まっている場合はお手入れしてください。自動掃除運転機能が付いていないものに関しては、2週間に一度くらいを目安にお手入れすることをおすすめします。
エアフィルターのお手入れ方法としては、まずはホコリ等を掃除機で吸い取り、次に水洗いを行って、日陰でよく乾かしてください。汚れがひどい場合は中性洗剤でつけ置き洗いをするか、やわらかいスポンジなどでやさしくこすってください。なお、エアフィルターの取り外し方、取り付け方は製品によって異なりますので、取扱説明書またはシャープのホームページをご参照ください。

なお、エアコン内部に黒カビなどが発生している場合は、専門家によるエアコンクリーニングをおすすめします。エアコンクリーニングは、エアコンを購入した販売店、またはシャープの訪問サポートセンター、またはエアコンの修理業者にお申し込みください。

4.2 室外機のチェック

室外機のアルミフィン部分にホコリや木の葉、ペットの毛などが詰まっていると、風の通りが悪くなり、エアコンの効きが弱くなってしまいます。もしごみが溜まっている時は、エアコンの電源を切り、室内機の電源プラグを抜いた上で、ごみを取り除きましょう。
また、室外機の吹出口や吸込口のまわりに壁やモノがあると、放熱の妨げになり、エアコンの効きを低下させてしまいます。室外機のまわりに鉢植えや自転車などを置いている場合は、移動させてください。
なお、ご自身で室外機を移動させるのは、冷媒ガスの漏れや感電などのリスクが伴うので、できるだけ止めて、シャープの修理相談センターもしくは地元のエアコン修理業者にご相談ください。室外機が手の届かないところや確認できないところに設置されている場合も同様です。

4.3 リモコンのチェック

リモコンの電池切れは大丈夫でしょうか。アルカリ乾電池の場合、エアコンのリモコンに使用する電池の寿命はおおよそ1年です。もし液晶が表示されていても、容量不足の場合がありますので、リモコンの反応が悪い場合は新しい電池に取り替えてみましょう。
また、まれにリモコンの電池のプラス・マイナスを逆にセットしているケースもありますので、確認してみてください。
なお、機種によっては電池交換後にリセット操作や時刻設定を行う必要があるものもあります。詳しくはお使いの機種の取扱説明書をご確認ください。

最後に

プラズマクラスター技術はもちろん、AIとの連携など、独自の技術と発想で、使う人のことを考えたエアコンを開発・製造しているシャープ。きれいな空気にこだわっており、小さなお子さまがおられたり、花粉症やハウスダスト等の軽いアレルギーをお持ちの方におすすめです。また機種にもよりますが、簡単にダストボックスやルーバーを取り外すことができたり、パーツを水洗いできるなど、清潔に使うことができるのが魅力です。とはいえ、長く使っていると不具合を感じることも出てくるはず。そんな時は、シャープの修理相談センターもしくは地元のエアコン修理業者にご相談ください。適切な処置やお手入れを行えば、長く使えて、高いコストパフォーマンスを発揮してくれるでしょう。

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エアコンの料金表

症状(状態) 作業内容 修理料金
基本調査費用 トラブルの内容に合わせて調査を行います。 6,000円
エアコンが冷えない 真空引き 8,000円
冷媒ガスチャージ(充填) 8,000円
フレア再加工 3,000円~
フィルタクリーニング 3,000円~
熱交換機クリーニング(簡易洗浄) 6,000円~
熱交換機クリーニング(高圧洗浄) 15,000円~
室外機バルブ 19,000円~
エアコン交換 エアコン取外 5,000円~
エアコン取付 18,000円~
配管設置 10,000円~
スリムダクト設置 10,000円~
エアコン取付 外壁穴あけ 10,000円~
コア抜き(コンクリート) 25,000円~
隠蔽配管冷媒管延長 20,000円~
隠蔽配管電線延長 8,000円~
室外機天吊 15,000円~
室外機壁吊り 15,000円~
水漏れ ドレンホースつまり抜き 6,000円~
ドレンパンの清掃 10,000円~
エアコン室内勾配調整 15,000円~
室内機から風が出ない 室内機基盤交換 18,000円~
室内機モーター 22,000円~
室外機が動かない 室外機基盤交換 18,000円~
コンプレッサ交換 30,000円~
室外機モーター 20,000円~
リモコンで操作出来ない リモコン交換 2,000円~
リモコン受信ユニット 15,000円~
運転後、しばらくして止まる 圧縮機 30,000円~
ルーバ不良 水平ルーバ 13,000円~
室外機移設 室内機移設 5,000円~
室外機の風向きを変えたい 室外機の風向き変更 8,000円~

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ご依頼の流れ

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即日で現場へお伺い
調査後、確定金額を案内
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のち、スタッフの作業
STEP5
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金額のお支払い

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