エアコンの室外機が動かずにお困りではありませんか?
原因としては、制御基板の故障、コンプレッサーの故障、自動制御が動いた、吐き出しや吸い込み不能、パワートランジスタの故障、ファンモーターの故障、保護回路の作動、冷媒ガスの不足・漏れが考えられます。
例えば、エアコンのシステムが正常に作動しない場合、まず制御基板やコンプレッサーの状態を確認することが重要です。日立やダイキンなどの主要メーカーの製品でも、年数が経過すると故障のリスクが高まります。特に、冷媒ガスの不足や漏れが原因でエアコンの効率が低下することが多いです。
エアコンの不具合が発生した際は、迅速に対処することが大切です。一般的に、簡単な応急処置として、電源プラグを一度抜いて再度差し込む方法があります。しかし、状況が改善しない場合は、専門の修理業者に依頼することをおすすめします。
エアコンの故障原因を特定し、適切に対処するためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。例えば、フィルターや室外機のクリーニングを行うことで、不具合を未然に防ぐことができます。また、室内機のファンやセンサーの点検も重要です。
エアコンの選び方やメンテナンス方法については、ネットやホームページで情報を収集し、信頼できる業者や製品を選ぶことが重要です。さらに、住宅の状況や使用環境に応じた適切な機器の設置を行うことで、エアコンの性能を最大限に引き出すことができます。
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エアコンの室外機の役割
室外機は、ベランダや屋根、家の外壁など普段目につく場所に設置されていますが、その重要性を意識することは少ないかもしれません。しかし、室外機は冷房を稼働させる際に不可欠な部品であり、部屋の熱を外へ逃がす役割を担っています。エアコン本体と室外機は配管でつながっており、この配管内を冷媒ガスが循環することで室内の温度調節が行われます。つまり、室外機の正常な動作がなければ、エアコンはその性能を発揮することができません。適切なメンテナンスと定期的な確認が必要です。
室外機が動かない原因
エアコンの室外機が動かない原因として考えられる主な要因は、電源不良、リレーやコンプレッサーの故障、冷媒ガスの漏れがあげられます。電源不良の場合、まずはブレーカーの確認と電気系統のチェックが必要です。リレーやコンプレッサーの故障は専門的な修理が必要であり、資格を持った技術者に依頼するのが最善です。 また、冷媒ガスの漏れが原因の場合は、早急な修理とガス充填が求められます。修理費用は問題の種類や規模によって異なりますが、多くは1万円から3万円程度です。 予防策としては、定期的なメンテナンスが重要で、年に一度はプロによる点検が推奨されます。これにより、未然に故障を防ぎ、長期的なコスト削減が可能となります。
送風モードで運転している
送風モードはファンのみを回して風を送り出す機能のため、熱交換器や室外機は動きません。そのため、一見エアコンが故障したように見えますが、実は正常な動作です。送風モードでは室外機が全く作動しないため、熱交換が行われずに冷房や暖房の効果を実感できません。これを解除するには、リモコンでモードを冷房や暖房に切り替える必要があります。
自動制御機能が動作してしまっている
エアコンには設定温度に達すると室外機のファンが一時的に停止する「サーモオフ機能」が付いている場合があります。この機能は室内温度を効率良く管理するためで、設定温度に達すると自動的に室外機が停止します。この動作は故障ではなく、正常な機能です。もしファンの停止が気になる場合は、設定温度を調整するか、メーカーの取扱説明書を確認してみてください。
室外機の周りに物がある
室外機の周りに物があると、放熱がうまくできずに自動的に停止することがあります。この場合、故障ではなく置いてある物を取り除き、風通しを良くすることで問題が改善することがあります。 しかし、それでも動かない場合や室外機のファンが回らない場合は、電気系統の不具合やファンモーターの故障の可能性も考えられます。こういった症状が改善しない場合は、専門の修理業者に依頼して点検やメンテナンスをお願いしてもらうことをおすすめします。
室外機が汚れている
室外機は屋外に設置されているため、排気ガスや砂ぼこり、雨風などの影響を受けやすいです。日常の掃除を怠ると、吹き出しグリルやドレンホースにゴミやほこり、小石などが溜まり、ファンが回らなくなる原因となります。特にフィン部分が汚れていると効率的な冷却ができなくなり、エアコンの性能も低下します。定期的に室外機を確認し、必要に応じて掃除を行うことで、これらの問題を未然に防ぐことができます。
パワートランジスタの故障や不具合
エアコンの室外機の中には、制御盤のほかに「パワートランジスタ」と呼ばれる基板上の部品があります。制御盤が各機械の制御をするのに対し、パワートランジスタは機械の力を増幅させたりスイッチを動作させる役割があります。 このパワートランジスタでファンやコンプレッサーの働きを増幅させるのですが、このパワートランジスタに不具合があると、機械の力が弱まったり、エラーが起こって室外機自体が動かなることがあります。
ファンモーターの故障や不具合
「室外機のファン(プロペラ)が回らない」といったとき、制御盤に問題がなければ「ファンモーターの故障」が考えられます。ファンモーターはその名前の通り、室外機のファンを回すための部品です。このモーターが劣化し破損が生じると、ファンが回らなくなります。 モーターの故障は、錆や摩耗などの経年劣化が原因で発生します。また室外機にゴミや石が入りファンが回らなくなると、モーターが熱を持って焼けることがあります。
冷媒ガスの不足やガス漏れ
エアコンの室外機は「ガス漏れ」で動かなくなることもあります。エアコンは「冷媒ガスと呼ばれるガスを、室外機と室内機を繋ぐ配管を通じて循環させる」ことで室温を上げたり下げたりしています。このガスが不足すると、「エアコンが冷えない・温まらない」といった症状が起こります。 ガス不足そのものは室外機が動かない直接原因ではありませんが、エアコンの中には「ガス漏れを検知すると、エラーを起こし室外機が停止する」というシステムを搭載された機種もあります。
関連記事 エアコンの冷媒ガス不足の原因とガス漏れ修理費用について解説
室外機の過熱保護装置機能の動作
エアコンを長時間連続で稼働させていると、室外機の温度が上昇します。この時、安全のために室外機には過熱保護装置が備わっており、過熱しすぎると自動的に停止する仕組みになっています。これは正常な動作であり、故障ではありませんのでご安心ください。適切なメンテナンスや使用環境の見直しによって、エアコンを長持ちさせ、安全に利用することができます。
制御基板の故障
「室外機が動かない・起動しない」「室外機のファン(プロペラ)が回らない」といったトラブルの原因で考えられるのが、「制御盤の故障」です。
エアコンの室外機は、冷媒ガスを圧縮するための「コンプレッサー」や、空気を循環させるための「ファン」、そのファンを回すための「モーター」などの機械・部品で構成されています。この機械たちは「制御盤」からの信号によって動いています。制御盤がなんらかの理由で故障してしまうと、室外機が動かないという症状が起こります。
制御基板の故障原因は、経年劣化であることがほとんどです。長く使うことにより、基板に反りや歪み・亀裂が生じたり、熱によって溶けることがあります。また基板自体に問題はなくても、基板と機器を繋ぐ配線も気に掛ける必要があります。配線も経年劣化による亀裂や破損が生じることもあります。配線に不具合があると、制御盤がうまく機能せず室外機が動かなくなる原因となります。
エアコンの寿命は10~15年と言われています。購入から10年経っているエアコンは、室内機室外機ともに経年劣化が疑われる状況です。10年以上使っているエアコンで「室外機が動かない」「冷房運転の設定なのに冷風が出ない」「設定温度通りに動かない」といったトラブルが発生した際は、制御基板や配線に問題がないか確認しましょう。
コンプレッサーが故障した
エアコンのコンプレッサー自体の役割は、エアコンや冷蔵庫などにも搭載されている機械で、圧縮機とも呼ばれます。そのコンプレッサーが動かない原因として、コンプレッサーを確認するのであれば室外機です。エアコンのコンプレッサーは、室外機に搭載されています。コンプレッサー自体は、頻繁に故障が起こる場所ではありませんが、平均的な寿命として約
10年と考えられています。このコンプレッサーが故障していると、室内の暑い空気を出すことができないため、エアコンから涼しい風が来なくなります。
コンプレッサー自体が故障しているのであれば、搭載しているエアコンの室外機が回らない原因として考えられます。
自動制御が動いた
自動制御とは室内が設定温度に達していたり、室外機に熱がこもりすぎないように、自動で停止する仕組みのことです。故障だと勘違いすることもありますでしょうが、実際にエアコンの機能で搭載されているものがあれば、一度家のエアコンの説明書などを確認してみると良いでしょう。
障害物などで吐き出しや吸い込み不能になった
室外機の設置環境に回らない原因がある可能性もあります。実際に室外機の周りには障害物がない状態でしょうか。室外機の周りを収納スペースとして使っている方は、空気の流れが悪くなって余計に吐き出しや吸い込み不能になるなど、室外機の機能が働いていない可能性があります。吹き出し口を塞ぐように障害物が置いてあると、安全装置などが作動していることも考えられます。風に乗って何か物が飛んできている場合や、ゴミが溜まってしまっていることもあります。
室外機の周りに物がある場合はどかすようにしましょう。
保護回路の作動
エアコンの室外機には、「高温になると自動的に停止する」システムが備わっています。これはシステム保護のためのもので、室外機が熱を持ちすぎないようにするものです。システム保護による自動停止は夏場に多く、炎天下の元に晒された室外機は発生しやすくなっています。また室外機にカバーを掛けていたり、周囲にものを置いていると室外機が空気の吸い込み・吐き出しができなくなり、エラーを起こして停止することがあります。
エアコンの室外機が動かないと?放置するリスクも
エアコンの室外機が動かないと、エアコン本来の機能である温湿度の調整がうまくできなくなります。これにより、室内の快適さが損なわれることはもちろん、電気代の増加や機器の劣化を招く可能性があります。
室外機が動かない原因としては、制御基板やファンモーターの故障、電気系統の不具合などが考えられます。これらを放置すると、エアコンの効率が低下するだけでなく、さらに大きな故障に発展することがあります。特に電気系統の故障を放置すると、発火や発煙といった二次被害が発生するリスクが高まります。
また、長期間の故障放置は室内機にも影響が及び、最終的にはエアコン全体の交換が必要になることもあります。早めの対処が重要ですので、異常を感じたらすぐに専門業者に相談することをおすすめします。多くの業者では無料で見積もりを行っているため、安心して依頼できます。
何よりも安全第一です。室外機が動かないと感じたら、迅速に専門家に相談し、適切な対処を行いましょう。定期的なメンテナンスと早期の故障対応で、エアコンを長持ちさせ、快適な環境を保つことができます。
【治せるかも?】室外機が動かない時にまず確認すべき事
エアコンの室外機が動いていないと気づいたとき、すぐに業者に修理を依頼する前に、以下の対処法を試してみましょう。これで解決することも少なくありません。以下はその具体的な方法です:
1.室外機の周りを掃除する
2.リモコンの温度調整を行う
3.取扱説明書を確認する
4.応急運転スイッチを試す
5.霜取り運転中か確認する
6.室外機を再起動させる
7.送風モードを解除する
どれも簡単にできる方法なので、まずはこれらを試してみてください。
室外機周りを掃除する
室外機は屋外の空気を取り込んで空気を循環させていますが、周辺に物が置かれているとその機能が阻害されます。室外機が動かなくなった場合、まずは室外機の周りや上に置かれている物をどけてみましょう。また、吹き出し口に何か異物が挟まっていないかも確認してください。これにより、空気の取り込みがスムーズになり、室外機が正常に機能するかもしれません。
リモコンで温度調整をする
リモコンで設定した温度に到達すると、室外機が自動的に停止することがあります。これは故障ではありませんが、部屋の温度が希望する設定に達したときも問題発生時と勘違いされることが多いです。もう一度設定温度を変更したり、時間を置いてからエアコンを再稼働させると直ることが多いです。再稼働させる際には、冷房ならば18℃、暖房ならば30℃など極端な温度設定にするのがおすすめです。
コンセントを抜き差ししてみる
パソコンの動作が重いときに再起動させることで解決することが多いように、エアコンの室外機も再度コンセントに接続し直すことで正常に作動することがあります。エアコン内部の信号がリセットされるためです。コンセントを抜いて2〜3分ほど待ってから再び差し込み、エアコンを起動させてみてください。これでエアコンの動作が正常に戻ることがあります。
室外機周辺の風通しを良くしてみる
室外機の吹き出し口を塞ぐように物を置いていないか確認してください。室外機周辺の風通しが悪いと、熱交換がうまくいかず性能が低下する原因になります。床置きタイプの室外機では、左右後に5cm〜10cm以上、前に20〜25cm以上、上部には20cm以上の間隔を確保することが推奨されています。このようにして、室外機の周りの空間を確保することで、効率よく動作させることができます。
室外機の汚れを落とす
室外機の周りや吹き出し口、裏側のフィンに溜まった汚れなどは自力で掃除することが可能です。頻繁にエアコンを使用する方は週に一回、少なくとも2週間に一回は掃除することが推奨されています。汚れを取り除くことで、室外機の性能が向上し、冷却効率も改善されます。ただし、室外機内部の清掃は分解が必要なため、専門業者に依頼するのが安全です。
送風モードになってないか
エアコンの運転が「送風」になっていないかを確認しましょう。送風機能は、内部のファンのみが動作して風を出す機能です。風の温度自体を変えないため、熱交換器や室外機は動作しません。設定を誤って送風モードにしている場合、室外機が動かない原因となります。リモコンで運転モードを送風から冷房や暖房に変更するだけで解決することが多いので、一度確認してみてください。
エラーコードが出たら
リモコンにエラーコードが表示されている場合、まずはエアコンの取扱説明書を確認してみましょう。エラーコードには特定の原因と対処法が記載されています。以下に代表的なメーカーのエラーコードと対処法を示します。
ダイキンのエラーコード
コード |
内容 |
対処法 |
E7 |
室外ファンの異常 |
ファンの異物確認 |
F3 |
圧縮機の異常 |
室外機の周りの障害物を除く |
U0 |
冷媒ガスの不足 |
業者に冷媒ガス補充を依頼 |
U4 |
室内機と室外機の通信異常 |
業者に点検・修理を依頼 |
00 |
原因不明の不具合 |
業者に点検・修理を依頼 |
パナソニックのエラーコード
コード |
内容 |
対処法 |
H11 |
室内機と室外機の通信異常 |
業者に点検・修理を依頼 |
H97 |
室外機ファンの異常 |
電源をリセット |
U0 |
冷媒ガス不足 |
業者に冷媒ガス補充依頼 |
F97 |
圧縮機の温度上昇 |
室外機の周りの障害物をとり除く |
F99 |
電流の異常 |
業者に点検や修理依頼 |
三菱電機のエラーコード
三菱電機のエアコンは、点滅によってエラーを表示します。点滅が発生した場合、業者に点検や修理を依頼することをおすすめします。以下はエラー内容の一覧です。
点滅回数 |
内容 |
5回 |
室外機のパワー系異常 |
6回 |
室外機のサーミスター系異常 |
7回 |
室外機制御系異常 |
14回 |
室外機システムエラー |
0.5秒ごとに繰り返し点滅 |
室内機と室外機の通信異常 |
これらのエラーコードを参考に迅速な対処を行ってください。エアコンの故障原因や対処方法、修理費用に関する情報を把握しておくことで、迅速かつ適切な対応が可能となります。また、定期的なメンテナンスを行うことで故障を予防することができます。
SHARPのエラーコード
コード |
内容 |
対処法 |
2-0 |
圧縮機の高温異常 |
室外機周りの障害物をとり除く |
2-5 |
ヒートシンク高温異常 |
電源プラグを抜き差しする |
5-0 |
熱交サーミスタ異常 |
電源プラグを抜き差しする |
13-0 |
圧縮機起動異常 |
電源プラグを抜き差しする |
31-0 |
通信エラー |
電源プラグを抜き差しする |
東芝のエラーコード
東芝のエアコンのエラーコードが表示された場合、まずは簡単な対策として電源プラグの抜き差しやブレーカーの入れ直しを試みてください。それでも問題が解決しない場合は、専門の業者に点検や修理を依頼することをおすすめします。一般的なエラ—コードとその内容は以下の表の通りです。
コード |
内容 |
04 |
室内外の通信異常 |
14 |
室外機の電気系異常 |
16 |
室外機の圧縮機異常 |
18 |
室外機温度センサー異常 |
1F |
圧縮機ブレークダウン |
エラーコードに応じた具体的な対応策や修理費用についての詳細情報は、専門の業者にご相談ください。また、トラブルが発生する前に定期的なメンテナンスを行うことで、エアコンの故障を予防する効果的な手段となります。
直らない場合
エアコンが直らない場合は、まず「エアコンを再起動」してみてください。それでも問題が解決しない場合は、専門業者による点検を依頼することが重要です。専門家による点検は、効率的に問題を特定し、早期の修理や対応が可能となるため、より安心です。
関連記事 安いエアコン修理業者の選び方
応急運転をしてみる
室外機がどの方法を試しても動かない場合は、最初に応急運転スイッチを押してみることをお勧めします。このスイッチを押しても運転しない場合、室外機が故障している可能性が高いです。その際には、まず取扱説明書に従い応急運転スイッチの押し方を確認してください。
もし取扱説明書を紛失している場合は、エアコンのメーカーのHPを参照するか、室外機を購入した家電量販店に電話で問い合わせると良いでしょう。それでも解決できない場合は、専門の業者に依頼して修理してもらうのが最適です。業者に依頼することで正確な故障原因が特定され、適切な修理が行われます。無理な自己修理は避け、プロの手に任せることが安全で確実です。
霜取り運転中じゃないか確認
霜取り運転が原因でエアコンの室外機が止まることがあります。霜取り運転は冬の寒い時期に室外機に降りた霜を溶かすための機能であり、この運転中はエアコンの「運転ランプ」が点灯し、冷暖房が停止します。霜取り運転が始まったら、運転が完了して霜が溶けるまで待つしかありません。
そのため、霜取り運転の回数を減らす対策が肝心です。具体的には、室外機を高い位置に設置したり、暖房の設定温度を低く設定することが有効です。これにより、室外機の霜取り運転の頻度が減り、エアコンの効率的な運転が期待できます。
関連記事にはさらに詳しく対策や理由が書かれているため、関連記事もご参照ください。
関連記事 エアコンの暖房が止まる原因は霜取り運転?対策方法を教えます
室外機を再起動
エアコンの室外機が動かなくなった場合、まずはエアコン自体を再起動させる方法を試してみましょう。再起動の方法は2つあります。
1つ目は室内機のコンセントを一度抜き、1〜2分待ってから再度差し込む方法です。エアコン本体の電源を切り、コンセントを抜いて2分ほど待機してから再び差し込んでください。
2つ目はブレーカーを一旦落とし、1分ほど待ってから再度上げる方法です。エアコンの室外機にはリセットボタンがないため、このような手順が必要となります。再起動後も室外機が動かない場合は、故障の可能性が考えられます。この場合は専門の業者に点検を依頼することをお勧めします。
エアコンの送風モードを解除
エアコンを送風モードにしていると、室外機は動きません。これは、送風モードが室内の空気を取り込み、そのまま室内に戻す動作を行うためです。したがって、送風モードを解除して室外機が動作するようになった場合、故障ではないと言えます。この動きの違いを理解しておけば、不要なトラブルを避けることができます。
自分では直せない室外機の故障
以下のような故障は、専門業者に修理を依頼する必要があります。部分ごとの修理にかかる費用も掲載しているので参考にしてください。
・ガス漏れ、ガス不足が起きている
・四方弁が故障している
・パワートランジスタが故障している
・ファンモーターが故障している
・コンプレッサーが故障している
・制御盤が故障している
これらの故障は専門的な知識と道具が必要なため、自分で修理するのは困難です。早めに修理業者に依頼することで、大きなトラブルを防ぎましょう。
ガス漏れやガス不足
冷媒ガスはエアコンの心臓部で、吸い込んだ熱を運び冷やす役割があります。ガス漏れや不足が発生すると、室外機が正常に動かずエアコン全体の性能が大きく低下します。ガス漏れは施工ミス、バルブの不良、配管内部の劣化や腐食、経年劣化が主な原因です。特に接続部がひび割れたりすることもあります。ガス漏れの原因や判断の方法については、関連記事も参考にしてください。修理費用は状況により異なりますが、数千円から数万円となることが一般的です。
四方弁の故障
四方弁が故障すると、冷房は作動するのに暖房はうまく作動しなかったり、冷暖房の切り替えができないことが特徴です。これは冷房と暖房の切り替えに四方弁が関与しているためです。四方弁の故障は自分で修理するのが難しいため、専門業者に修理を依頼することをおすすめします。
パワートランジスタの故障
パワートランジスタは室外機内でファンやコンプレッサーの働きを増幅させる役割があります。故障すると機械の力が弱まったり、エラーによって室外機自体が全く動かなくなることがあります。パワートランジスタの修理も専門的な知識が必要なため、業者に依頼することが一般的です。
ファンモーターの故障
ファンモーターは室外機のファン(プロペラ)を回す重要な役割を持っています。室外機内にゴミや石が入ることでファンモーターが正しく回らなくなることがあります。また、長年使用していることによる劣化や破損も原因となります。これらの場合、専門のプロによる修理や交換が必要です。費用は数千円から数万円かかることが多いです。
コンプレッサーの故障
コンプレッサーが破損すると、室内の暑い空気を外に排出できません。また、エアコンの室外機が全く回らなくなることもあります。エアコンから涼しい風が来なくなった場合、コンプレッサーの故障が疑われます。専門業者による修理が必要で、修理費用は高額になることがあります。
制御基板の故障
制御基板が故障していると、エアコンのスイッチが入っても動作しないという現象が発生します。制御基板はエアコン全体に命令を出す場所なので、基板が故障すると命令自体がエアコンに送れなくなります。修理には専門知識が必要で、業者に依頼することをおすすめします。修理費用は基板の状態によりますが、数万円かかることが多いです。
室外機からブーンと音がする場合
室外機から「ブーン」という音がする場合は、コンプレッサーや送風用のモーターなど、室外機のパーツが劣化している可能性があります。とくにコンプレッサーやモーターが長期間使用されている場合、内部部品の摩耗や劣化が原因で異音が発生することがあります。これらの部品の修理や交換は専門知識が必要なため、放置せずに専門技術者に診断してもらうことが重要です。
エアコンが温度調整できない場合
エアコンの冷房や暖房が効かなくなりましたか?この場合、冷媒ガスが漏れている、または不足している可能性があります。冷媒ガスが適切に循環しないと、室内の温度が適切に調整されないためです。ガス漏れの箇所を特定し、直ちに修理する必要があります。また、ガスが不足している場合は、適正な量に補充することも必要です。これらは専門技術者に依頼するのが最善の方法です。
室外機の修理費用の相場
エアコンの室外機の修理費用の相場は20,000円から170,000円と幅広いです。破損したパーツや故障箇所により費用が大きく異なるため、場合によっては修理よりも買い替えを検討する方が良いこともあります。以下に、主要な故障箇所とその修理費用の相場を解説します。
故障個所 |
費用 |
冷媒ガス漏れ |
27,000円~50,000円 |
四方弁 |
80,000円~170,000円 |
室外機基盤
(パワートランジスタ含む) |
24,000円~36,000円 |
ファンモーター |
15,000円~30,000円 |
コンプレッサー |
58,000円~105,000円 |
制御基板 |
20,000円~35,000円 |
これらの相場を参考にして修理を検討してください。また、詳細な見積もりを出してもらうために、信頼できる業者に依頼することをおすすめします。
関連記事 【トラブル別でわかりやすい】エアコンの故障と修理方法
室外機が動かない時の故障箇所の確認方法
エアコンの室外機が動かない場合、どの部品が故障しているかを確認する方法があります。以下に具体的な方法を解説します。
冷媒ガス漏れ
冷媒ガスが漏れている場合、熱交換器や室外機から出ている細いパイプに霜が付きます。15分ほど冷房運転をして、細いパイプが真っ白になるほど霜がついているのであれば、冷媒ガスの漏れを疑いましょう。ガス漏れの修理は20,000円から50,000円程度かかることが多いです。
関連記事 エアコンが冷えない原因や修理費用
四方弁
四方弁が正常な場合、冷房運転を開始し通電やコンプレッサーが作動する際にカチッと音がします。異常がある場合、音がしない、冷房運転に切り替わらないといった特徴があります。四方弁の修理費用は80,000円から170,000円程度です。
室外機基板
室外機の基板は直接見て確認することはできません。室外機が動かない場合、基板が故障している可能性があり、判別は業者に任せる必要があります。修理費用は24,000円から36,000円程度です。
ファンモーター
室外機のファンモーターが回らない、固着している、何か異物が挟まっている場合、故障している可能性があります。ファンモーターの修理費用は15,000円から30,000円程度です。
コンプレッサー
コンプレッサーが故障した場合、異音が発生し、冷房が効かなくなります。カチカチやカタカタといった異音がする場合、コンプレッサーの故障が疑われます。修理費用は58,000円から105,000円程度です。
制御基板
エアコンのリモコンやスイッチは反応するが、作動しないときは制御基板の故障が疑われます。制御基板の修理費用は20,000円から35,000円程度です。
室外機を買い替える基準は?取り付け費用はどのくらい?
エアコンの室外機が故障した場合、修理をするか買い替えるかの判断は、購入してからの年数によって異なります。どちらがお得かの判断基準について詳しく解説します。修理費用が高額になる場合や長年使用している場合には、買い替えを検討するほうが良いこともあります。以下に詳細を説明します。
保証期間内なら修理をお願いした方が良い
保証期間内であれば、修理した方が費用を抑えられます。購入から1年以内であれば、多くの場合メーカーの保証期間内である可能性が高いです。この場合、修理費用は無料またはごく少額で済むことが多いです。まずは、購入した店舗やメーカーに問い合わせて、保証期間内かどうかを確認しましょう。
10年以上使用している場合や修理費用が高額なら買い替えの方が良い
エアコンや室外機を10年以上使用している場合は、買い替えを検討するのが賢明です。寿命が近づいているため、修理しても再び故障が発生する可能性が高いです。また修理費用が高額になる場合も買い替えを考えましょう。10年以上使用したエアコンは修理料金に5万円以上かかるケースもあり、新しいエアコンを購入する方がコストパフォーマンスが良いことが多いです。新しいエアコンの本体代と取り付け・取り外し工事、処分費用の合計がいくらか比較してみましょう。工事や処分にかかる費用相場は以下の通りです。
取り付け工事 |
10,000~25,000円 |
取り外し工事 |
5,000~10,000円 |
処分費用 |
1,000~8,000円 |
エアコンの取り外し工事や方法、処分にかかる費用について、より詳しく知りたい方は関連記事を参考にしてください。
関連記事 エアコンの取り外し工事の事例と料金|取り外したエアコンの処分も対応可能です!
関連記事 壊れたエアコンを処分する方法を紹介!無料の捨て方と処分費用を詳しく解説!
エアコンや室外機の取り付けにかかる費用は?
エアコン専門業者に依頼してエアコンを取り付けてもらう際の費用相場は以下の通りです。
エアコンの種類 |
標準取り付け工事費用 |
3.6kwまで(6~12畳) |
10,000~15,000円前後 |
4.5kw以上(14畳~) |
18,000円前後 |
引っ越し先に移設 |
25,000円前後 |
取り付け工事では、設置条件や配管の延長、追加作業の必要性によって料金が変動します。工事の所要時間や費用について詳しく知りたい方は関連記事にて解説していますので参考にしてください。
賃貸の場合はまず管理会社へ連絡
賃貸物件にお住まいの場合、エアコンの室外機が故障した際には、自分で修理を試みる前に必ず管理会社に連絡しましょう。賃貸物件にあらかじめ設置されていたエアコンや室外機の修理責任は、基本的に大家さんや管理会社にあります。そのため、勝手に業者を呼んで修理を行うと、費用の負担やトラブルが発生する可能性がある為注意が必要です。
管理会社への連絡方法は、通常は電話が一般的ですが、最近はメールや管理会社が提供するアプリを通じて連絡する手段も増えています。トラブルを避けるために、この連絡は迅速に行うことが重要です。また、女性や高齢者の場合、自己判断での修理は避け、安全のためにも専門の業者に任せるほうが良いでしょう。
連絡後、管理会社や大家さんが修理の手続きを行い、専門業者に依頼することがほとんどです。これにより、適切な修理が迅速に行われ、生活に支障をきたすことなく使用できます。また、修理費用についても賃貸契約に基づいて対応してもらえるため、余計な出費を避けることが可能です。
管理会社に迅速に連絡することで、室外機の早期修理がスムーズに進みます。不要なトラブルを避けるためにも、エアコンや室外機の不具合が発生した場合は、まず管理会社へ相談することを心がけましょう。
エアコンの室外機が動かなくならない為の対策
エアコンの室外機が故障してしまうと、夏や冬の快適な生活が一気に損なわれてしまいます。室外機の故障は頻繁に起こるものではありませんが、できることなら故障を防ぎたいものです。そこで、室外機の故障を防ぐためのメンテナンス方法を3つご紹介します。これらの対策を実施することで、エアコンの寿命を延ばし、効率よく使用することが可能です。
定期的な掃除
室外機を定期的に自分で掃除することで故障を防ぐことができます。室外機が汚れていると、エアコンに余計な負荷がかかる恐れがあり、効率が悪くなってしまいます。年に1、2回の頻度で掃除することをおすすめします。特に室外機の裏側がホコリで覆われている場合や、「ブーン」という異音が聞こえる場合は、すぐに掃除が必要です。関連記事では詳細な掃除方法を解説しているので、参考にしてください。
関連記事 エアコン掃除が必要な3箇所を解説!
室外機の周りに物を置かない
室外機の周りに物が置かれていると、空気の取り込みが阻害され、エアコンや室外機に過度な負担がかかります。これにより故障が発生するリスクが高まります。室外機の周辺は常に清潔に保ち、空気の流れが良くなるようにしておくことが重要です。特に、室外機の吹き出し口に何か挟まっていないかを定期的に確認することが有効です。
直射日光が当たるのは避ける
室外機に直射日光が当たると運転効率が悪くなり、冷房が効きにくくなったり電気代が高くなったりします。直射日光を防ぐための工夫として、すだれを使用したり、室外機の位置を変更したりすることが有効です。直射日光を避けることで、室外機の温度上昇を防ぎ、エアコンの効率を高めることができます。これによって電気代の節約にもつながります。
室外機が動かないときの解決方法
コンセントの抜き差し
設定温度を変えてみても、室外機が動き出さない場合はエアコン自体の再起動をしてみましょう!一度運転を止めて、コンセントから抜いて完全に電源を落としてから、そこから
1~
2分ほど待ってみてもう一度コンセントを差し込んで再度起動しましょう。これで内部でのシステムエラーなどが起きていただけであれば、元通りになります。手順としては以下のやり方です。
- 設定温度を変えてみて室外機が動くか待つ
- 運転を止めてコンセントを抜いて完全に電源を落とす
- 1~2分ほど待ってコンセントを差し込む
- 再起動して確認する
室外機の周辺に障害物を置いていないか確認
故障原因として考えられる点でもお話しした通り、室外機の周りに障害物を置いていないか確認しましょう。夏場は熱をこもらせてしまうことだけでなく、室外機の循環を妨げる原因の一つにもなりかねません。
空気の流れをよくするためにも、室外機から20cm以上は何も置かないように十分なスペースを取っておきましょう。
ファンが回っているか確認
高温になっている冷媒ガスは、外気より温度が高くなって外へ熱が奪われていきます。エアコンはファンを使ってこの熱を放出しています。制御基板によっても動かされていますが、ファンが故障していたら冷媒ガスを冷やすことができません。室外機のファンが回っているのか一度確認しましょう。
エラーコードが出ている場合は確認する
エアコンのエラーコードが出ているか確認しましょう。一部のエアコンに多いのが、室内機の運転ランプが点滅してエラーコードを表示する機能です。基本的にエラーが出ていないのであれば、運転ランプが点灯しているだけなので、室内機のランプがチカチカ点滅しているようなら、何かのエラーが発生していることが考えられます。また、エラー番号というものが室内機や、リモコンに表示されていることもあります。普段使っていて見慣れないアルファベットや数字の番号などが表示されていたら、エラーが出ている可能性が高いです。エラーの確認の仕方は以下の通りです。
- 運転ランプが点滅している
- 室内機の液晶にエラー番号が表示されている
- リモコン液晶にエラー番号が表示されている
▼エアコンの冷媒ガス不足のエラーコードを確認しよう!
関連記事 エアコンのリモコン故障?反応しない・効かない・液晶が映らない原因と修理・解決方法
エアコンの強制起動方法を試す
一般的なエアコンには、『応急運転スイッチ』と呼ばれるものが室内機の下側や前面パネルを開いたところに付いています。この応急運転スイッチを使うと、リモコンを使わずにエアコンを起動することができます。こちらのボタンを使う場合の操作方法などは、メーカーや型番などで異なります。詳細については、取扱説明書を確認しましょう。
また、こちらの応急運転スイッチでエアコンを強制起動させてちゃんと室外機が動いてくれるのであれば、エアコンとしては問題がなくリモコンや設定関係に不具合があるということが確認できます。
冷媒管に霜が降りていないか確認する
一部の一定速の圧縮機が使われているエアコンの場合は冷媒ガスが漏れたら、大きな氷ができてしまったりしていました。最近のインバータータイプのエアコンの場合は、可変速圧機が使われています。
ガス漏れ量が少ない程度であれば霜がうっすら配管についていることがあります。霜が付いていたら、まず冷媒ガス漏れを疑いましょう。冷媒ガス不足はガス補充などで解決することがあります。ガス漏れだと判断しにくい場合は、一度専門業者に相談しましょう。
部品の修理・交換でトラブル解決!
エアコンの室外機が動かない場合、その原因が制御基板などの部品にあるときは、各部品の交換で症状が改善します。室外機のカバーを外し、今取付けられている部品を新しいものに交換すれば完了します。 制御基板やパワートランジスタなどの部品は、メーカーに発注してからの交換作業となります。
また、ファンモーターはホームセンターや工具店で代用ができる場合もあります。しかし市販されていない場合は、他の部品同様メーカーへ発注後に作業へと入ります。 部品が届くまでの時間は、おおよそ発注後1~2週間、場合によっては数週間を要します。明確な日数はメーカーや時期、発注内容によって変わります。
室外機の部品交換の注意点
室外機の部品交換は「修理完了までに時間がかかる」「本体の交換よりも高額になることが多い」という2つの注意点があります。 時間については、上記でお伝えした通りに「メーカー発注から届くまでの時間が長い」という理由があります。発注から最大数週間かかることに加え、メーカー側が部品を販売していなかったり、該当の商品は生産終了している場合もあります。 本体交換ならば、即日~1週間ほどでの対応が可能です。暑い夏場や寒い冬場などエアコン需要の高まる時期に、一刻も早く修理したいときは、本体交換をオススメします。
次に、部品交換が高額になる理由を説明いたします。室外機の部品相場は2~3万円ほどです。交換する部品によって金額は上下しますが、部品代で1万円~2万円前後、さらに作業料金や出張費用などが追加されると3万円を超える計算になります。エアコン本体交換の相場は、工事代を含め3万円~5万円前後です。高額な部品を購入のうえ修理した古いエアコンを使い続けるより、本体を交換したほうが金額面でお得になります。
交換作業は、専門知識が必要になるためプロの修理業者へ任せるのが最善です。室外機の修理や交換に工事資格は必要ありませんが、万が一の失敗を考えると素人には向かない作業です。
エアコンは自分で交換や取付での工事を行うと、万が一の漏電や火災の原因になるので気を付けましょう。安全にエアコン取付工事を行いたいなら専門業者にお願いしましょう。
エアコン取付の内容を知りたい方は下記の記事もご参照ください。『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。
関連記事 【エアコン取付工事】料金いくらかかる? コア抜きや隠蔽配管、高所作業も紹介
修理料金一覧
エアコンの修理は下記の記事でトラブル内容別の解決方法等をまとめています。併せてご参照ください。
関連記事 【トラブル別でわかりやすい】エアコンの故障と修理方法
症状(状態) |
作業内容 |
修理料金(税込) |
基本調査費用 |
トラブルの内容に合わせて調査を行います。 |
6,600円 |
エアコンが冷えない |
真空引き |
8,800円 |
冷媒ガスチャージ(充填) |
8,800円 |
フレア再加工 |
3,300円~ |
フィルタクリーニング |
3,300円~ |
熱交換機クリーニング(簡易洗浄) |
6,600円~ |
熱交換機クリーニング(高圧洗浄) |
16,500円~ |
室外機バルブ |
20,900円~ |
エアコン交換 |
エアコン取外 |
5,500円~ |
エアコン取付 |
19,800円~ |
配管設置 |
11,000円~ |
スリムダクト設置 |
11,000円~ |
エアコン取付 |
外壁穴あけ |
11,000円~ |
コア抜き(コンクリート) |
27,500円~ |
隠蔽配管冷媒管延長 |
22,000円~ |
隠蔽配管電線延長 |
8,800円~ |
室外機天吊 |
16,500円~ |
室外機壁吊り |
16,500円~ |
水漏れ |
ドレンホースつまり抜き |
6,600円~ |
ドレンパンの清掃 |
11,000円~ |
エアコン室内勾配調整 |
16,500円~ |
室内機から風が出ない |
室内機基盤交換 |
19,800円~ |
室内機モーター |
24,200円~ |
室外機が動かない |
室外機基盤交換 |
19,800円~ |
コンプレッサ交換 |
33,000円~ |
室外機モーター |
22,000円~ |
リモコンで操作出来ない |
リモコン交換 |
2,200円~ |
リモコン受信ユニット |
16,500円~ |
運転後、しばらくして止まる |
圧縮機 |
33,000円~ |
ルーバ不良 |
水平ルーバ |
14,300円~ |
室外機移設 |
室内機移設 |
5,500円~ |
室外機の風向きを変えたい |
室外機の風向き変更 |
8,800円~ |
※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。
室外機のトラブルの事例
室外機が動かない
本日は、茨城県取手市の戸建にお住まいのK様宅にお伺いしました。 K様よりお問い合わせいただいた内容は、「エアコンの室外機が動かなくなってしまった」といったものでした。詳しく状況をお聞きすると、シャープ社のエアコンを10年ほど前から使用しているとのことでした。室内機は一応動作するそうですが、風が出ないため全く冷えないとのことでした。これから暑くなる季節なので、なるべく早く修理してほしいというご要望をいただきました。こういったケースでは、一度ご自宅まで調査に伺い、エアコン本体の交換の必要があれば部材を発注して再訪問させていただくことがあります。このことをK様にご説明し、承諾をいただいたので、早速調査にお伺いすることになりました。
室外機が動かなくなる原因は、大きく分けて3つあります。1つはファンの故障です。室外機の中には扇風機のような機器が入っていますが、これは室内の空気を外へ送り出す役割があります。 2つ目はコンプレッサーです。コンプレッサーとは圧縮機のことで、ファンから送り出される空気や風の量を調節し、汚い風を浄化する役割を担っています。円筒形のモーターのような形をしています。室外機の前に物を置いていると通気性が悪くなり、ファンやコンプレッサーが故障しやすくなります。極力、物を置かないようにすると良いでしょう。 3つ目は制御基板の故障です。制御基板は他の機械を制御してコントロールする役割があります。基盤が故障するとファンやコンプレッサーの動きをコントロールできなくなります。結果、動作が不安定になったり機械の力が弱まったりして、室外機の調子が悪くなります。 K様宅に到着して早速エアコンを調査したところ、制御基板の故障が原因で動作しないことがわかりました。K様が使用されているエアコンのリペアキットはまだ販売されているため、部品の交換が可能な状態でした。しかし、冷媒は古くなっており、汚れや臭いも気になるため、新しいエアコンに交換してほしいというご要望をいただきました。
迅速かつ丁寧に交換作業を行うことができました
今回は茨城県取手市の戸建にお住まいのK様より、エアコンの室外機が動かなくなったというお問い合わせがありました。K様のお話しでは、シャープ社のエアコンを10年ほど使用しており、風が出てこないため全く冷えないとのことでした。一度調査した後、再訪問して交換する可能性があることをご説明し、ご自宅までお伺いすることになりました。室外機が動かなくなるのは、ファンやコンプレッサー、制御基板の故障などが原因である場合が多いです。 K様宅のエアコンを調査したところ、制御基板の故障が原因でした。部品の交換のみで復旧が可能でしたが、K様から新しいエアコンに交換してほしいというご要望をいただきました。よって、新しいエアコンの部材を発注して、再訪問することになりました。
再びK様宅に到着し、早速交換作業に取り掛かりました。配管内の空気のエアパージを行い、バルブを開けます。最後に赤外線放射温度計で冷風が出ていることを確認し、工事は終了です。 室外機に関しては文字通り室外にあるため、色々なトラブルや問題が発生することもあります。弊社のスタッフは迅速にその原因を調査し、速やかに対応できるように教育されております。交換作業はもちろんですし、修理作業なども得意とするスタッフが常駐しているので、いつでもお気軽にご相談ください。なお、ちょっとしたトラブルや問題だと放置される方もいますが、放置したことで結果的に状況が悪化すると、修理や交換も多くの手間がかかることがあります。定期的点検やメンテナンスを含め、まずは専門業者である弊社にご依頼いただけると幸いです。全国出張にも対応しておりますし、年中無休で対応しております。そのため、いつでもどこでもご相談ください。
室外機のトラブルでの事例一覧
埼玉県所沢市でエアコンの室外機から異音がする
埼玉県所沢市の戸建にお住まいのO様より、エアコン室外機から異音がするというお問い合わせがありました。O様宅では、数日程前から室外機から異音が発生するようになってしまったそうです。調査の結果、ファンの故障でしたので、互換性のある部材を発注して再訪問することになりました。
大阪府羽曳野市でエアコンのガスチャージ作業
大阪府羽曳野市のマンションにお住まいのM様から、「エアコンから風は出るが冷えない」というお問い合わせがありました。ご自宅に伺って調査したところ、室外機からガスが漏れていることが原因と判明しました。ガスチャージ作業を行ったところ、元通り冷えるようになりました。
埼玉県さいたま市でエアコン制御基板の交換作業
埼玉県さいたま市の戸建にお住まいのN様より、「エアコンの室外機が動かない」というご連絡がありました。N様のお話しでは、室内機は一応動くものの風が出てこないそうです。原因を調査したところ、制御基板が故障していることがわかりました。新しい部品を発注し、交換作業を行いました。
神奈川県で古くなったエアコンの交換作業
神奈川県にお住まいのI様から、「エアコンから風が出てこなくて、室外機がたまにしか動かない」とのご連絡がありました。現場を調査したところ、室外機のファンが故障しており、冷媒が古くなっていることがわかりました。N様は新しいエアコンへの交換を希望され、後日交換作業を行いました。