
河村電器 漏電ブレーカー(AB3P30TLA-30GW)交換


オール電化やスマート家電が人気です。オール電化住宅といった家電が全て電気で稼働する住居も登場しています。この背景にはガス代の高騰や、ガスコンロなどを利用した時の火災リスクを減らしたい想いが影響しています。
しかし、電気製品には「漏電」の可能性が付き物で、電化にもリスクは存在します。
電気を安全に使用するためには「ブレーカー」の存在が必要不可欠、今回はそんな「ブレーカー」に関して河村電器のブレーカー【 AB 3P30TLA-30GW 】を実際に交換した事例を基に、「ブレーカー」の漏電に関する原因や対処方法をご紹介します。
「漏電ブレーカー」と 「アンペアブレーカー」の違い

家の電気を管理しているブレーカーには、大きく分けて「安全ブレーカー」「アンペアブレーカー」「漏電ブレーカー」の3種類あります。
分電盤と呼ばれるボックスにまとめられてはいますが、それぞれに役割があります。
「安全ブレーカー」は部屋ごとに割り当てられているブレーカーで、分電盤では右側に配置されています。部屋毎に分けられており其々の電気の許容量を超えたり、電化製品の配線がショートした場合にもブレーカーが落ちます。
漏電ブレーカー
漏電ブレーカーは分電盤の真ん中に位置しているブレーカーで、漏電ブレーカーが落ちた時は部屋のどこかで漏電が起きている可能性があります。漏電した状態で家電を使い続けると感電やショートによる発火から最悪は家事に繋がるなど危険な状態となります。
漏電ブレーカーは、分電盤から電気を送り、その戻りの電気が少ないときに漏電を確認して自動で落ちるようになっています。
アンペアブレーカー
分電盤の左端に位置しているのがアンペアブレーカーです。その家庭において契約しているアンペア数を超えるとブレーカーが落ちます。使用できるアンペア数は一般的に30A、40Aであり、ブレーカーの上部にアンペア数が記載されている分電盤もあります。
アンペアブレーカーは全ての電気を遮断することができる装置で、アンペアブレーカーの他に「サービスブレーカー」「契約ブレーカー」とも呼ばれています。
近年では、スマートメーターといって家庭における使用電力の計測装置が設置されるようになり、その場合にはアンペアブレーカーはスマートメーターに内蔵されるので分電盤には設置されていないケースもあります。
「 AB 3P30TLA-30GW 」に交換

今回は岡山市のお客様から、漏電ブレーカーが下がってしまい家中の電気が点かないので何とかしてほしいと連絡をいただきお伺いしました。
お家まで訪ねて調査をした結果、どの回路でも漏電は見られず漏電ブレーカの故障であることが分かりました。
お使いになっている漏電ブレーカーは15年以上使用しており、今まで交換や修理もしてこなかったそうです。一般に漏電ブレーカーの寿命は10年~15年と見られています。漏電ブレーカーは経年劣化により寿命を迎えたことをお伝えすると、最初は修理で検討していたようですが交換してほしいと依頼を受けました。
「 AB 3P30TLA-30GW 」に交換して対処!

それまでに使われていたのは日東工業株式会社の漏電ブレーカー「GBN33」で、製造年月日を見てみると、82年1月28日と記されています。ブレーカーの寿命は長くて15年程度とされていますが、実に40年近くも使用されていたことになります。
漏電ブレーカーの交換作業では、全く同じメーカーの同じ型番に交換するケースもありますし、別メーカーで型番も違う製品に交換することも可能です。
今回は、 河村電器産業の漏電ブレーカー「AB 3P30TLA-30GW」に交換させていただきました。
「 AB 3P30TLA-30GW 」の特徴

川村電器産業の漏電ブレーカー「AB 3P30TLA-30GW」は1982年に定められたJIS互換性形で、OC付きの製品です。
OCとはオーバーカレントの略であり、過電流遮断機能が搭載されていることを指します。
定格使用電圧はAC 100/200V、定格電流が20A、定格感度電流30mAとなっています。
漏電動作時間は0.1秒以内と高速で、重量は0.22㎏と軽量です。
価格は9,440円(税込み)とリーズナブルなお値段です。
ブレーカーの漏電が起こる原因と対処方法を教えます
漏電は頻繁におこる現象ではないので、あまり気にかけていないかもしれせんが感電や家事を引き起こす可能性もありとても危険です。ブレーカーの漏電は何が原因となって起こっているのか?原因と対処方法をご紹介します。
配線の劣化や破損
家庭の中では電化製品とコンセントをつなぐケーブルが目には見えていますが、見えない箇所にも配線が張り巡らされています。
通常、家電のケーブルや配線には電気を通さない「絶縁体」が使用されていることで漏電を防いでいます。この「絶縁体」が経年劣化や破損によって剝がれてしまったり傷ができると漏電が起こってしまうのです。
またケーブル類は水に濡れることでも劣化を招くので、湿気が多い場所で家電を取り扱う、濡れた手でコンセントやケーブルを触れることは避けて下さい。
配線の故障によるショートや漏電
コードの絶縁体が剥がれ、裸の銅線同士が接触すると大きな電流が流れてしまい、電線の過熱から発火、火事へと繋がることもあります。また電源プラグにたまったホコリに湿気や水分が付着するとコンセント中に電流が流れ込み、ショートを引き起こして発火に繋がるケースもあります。これは「トラッキング現象」と呼ばれています。
家電の配置によっては電源ケーブルが捻じれてしまったり、ケーブルの上に荷物や別の家電が置かれることがあります。これがケーブルを破損することに繋がりやすく、絶縁体が剥がれてショートを引き起こします。ケーブルの上には物を置かない、踏まないを徹底しましょう。「トラッキング現象」の予防には、電源プラグにホコリがたまらない様に小まめに掃除をすることが効果的です。
ブレーカー関連で困ったことがあればDENKI110へご相談ください!
今回は、岡山市のお客様からのご依頼で、河村電器産業の漏電ブレーカー【AB 3P30TLA-30GW】と古くなった漏電ブレーカーの交換を致しました。
漏電ブレーカーは普段の生活であまり気にすることもなく変化や劣化に気付きにくいものです。故障になってから初めて気づくケースも多く見受けられます。漏電ブレーカーは、文字通り建物の電気回路の中で漏電が起こっているかを調べる装置です。実際に漏電が起きているのに作動しないようでは、感電や家事の危険性に気づけません。
弊社『DENKI110』では、様々なブレーカーの修理や交換作業にも対応しております。
他社製品の修理や交換にも対応させて頂いておりますので、ブレーカーのことでお困りの際は、どうぞお気軽にご連絡ください。
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