自分でできる?スイッチの修理や交換について

スイッチのイメージ(片切りスイッチ)
スイッチ交換前のイメージ

この記事では、電気のスイッチがつかない、不具合を生じた場合の原因と対処法をご紹介していきます。
電気スイッチの仕組みを簡単にご説明したあと、どこが故障の原因になりやすいか、故障の原因を知る方法をご説明していきます。
多くの方は、この記事の中に正解の解決策があるかと思います。

まずは、あなたのお使いの電気スイッチがどのように電気を点灯させているのか。
難しい専門用語は使わず、誰にでも分かりやすいような言葉で簡単にご説明していきましょう。また、スイッチの種類なども後程ご紹介します。

1.はじめに

電気は私たちの身近にあり、快適で便利な生活をする上で必要不可欠なものです。そんな電気のON・OFFや切り替えなどを行う役目を持っているのが「スイッチ」です。
皆さんが自由にON・OFFを操作できるよう、ツマミもしくはボタンが付いています。

スイッチの中には金属片がありますが、これがスイッチが押されることでこの金属片が作動し、端子と接触することで電気が流れる仕組みになっています。
電気が流れることで供給が行われ、ようやく部屋の蛍光灯や電球が点きます。つまり、電気スイッチは「電気を流してください」という指令塔のようなものです。
そんな電気スイッチが故障してしまったときは、修理や交換を行わなければなりません。

2.修理や交換には免許が必要です

「電気スイッチの修理や交換くらいなら、素人でもできそう!」と思うかもしれません。
確かに、ドライバーさえあれば作業を行うことは可能です。しかし、実際は電気スイッチの修理や交換はDIYが禁止されておりできません。電気スイッチの修理や交換には電気配線の工事が必要となります。
そのため、電気工事士(第二種電気工事士もしくは第一種電気工事士)の資格を持っている人でなければ対応してはいけないと「電気工事士法」できちんと定められています。

電気スイッチの修理交換に関する法律は、電気工事士法の第3条1~2項が該当します。以下、引用です。
第3条 第一種電気工事士免状の交付を受けている者(以下「第一種電気工事士」という。)でなければ、自家用電気工作物に係る電気工事(第 3 項に規定する電気工事を除く。第4項において同じ。)の作業(自家用電気工作物の保安上支障がないと認められる作業であつて、経済産業省令で定めるものを除く。)に従事してはならない。
2 第一種電気工事士又は第二種電気工事士免状の交付を受けている者(以下「第二種電気工事士」という。)でなければ、一般用電気工作物に係る電気工事の作業(一般用電気工作物の保安上支障がないと認められる作業であつて、経済産業省令で定めるものを除く。以下同じ。)に従事してはならない。

万が一、資格のない人が電気スイッチの修理や交換を行った場合、罰金や懲罰が発生する可能性があります。
電気配線を取り扱うという性質上、感電事故や漏電、火災などの危険も伴います。また、スイッチが高所にある場合などには、転落事故の原因にもなります。
資格保有者でも危険を伴う作業ですから、素人が自己判断で作業を行うのは命取りと言っても過言ではないでしょう。

では、電気スイッチを交換すると仮定して、具体的にどのような作業を行うのかご説明します。
まず、作業を行う前に必ずブレーカーを落とします。これを忘れると感電の恐れがあるため絶対に忘れてはいけません。
次に、スイッチの化粧カバーと取り付け枠のネジを外し、スイッチ本体を引き出します。
その後、スイッチから電気配線を外します。スイッチが壁から取り出せたら新しいスイッチを取り付ければ完了です。最後に、電気スイッチが点灯するかの確認を行います。
一見、簡単な作業に思えますが、素人が無理に行うのは止めましょう。

3.故障かなと思ったときにチェックするポイント

「電気スイッチを押しても電気が点灯しない」という場合は、何らかの原因で電気スイッチが故障している可能性があります。
いきなりプロの業者に相談してしまうのもアリですが、まずは「本当に電気スイッチが故障しているのか?」「電気が点かない原因は何か?」を確認してみることが大切です。

ここでは、もし電気スイッチが点かなくなってしまった、不具合を生じてしまったときにチェックしたいポイントをご紹介します。

3-1 蛍光灯、電球の交換

シーリングライト
シーリングライト

電気のスイッチが点かないというときに意外と多いのが、実は蛍光灯や電球が切れていたというもの。
この場合、電気スイッチ自体が故障したわけではなく、単に蛍光灯や電球の寿命がなくなったというだけです。
蛍光灯や電球の寿命は、LEDであるかそうでないかによっても異なります。

天井に直付けされている蛍光灯器具の場合、10~15年が耐用年数の目安とされています。ただ、安定器の寿命が8~10年となるため、多くはその寿命となっています。白熱電球の場合は半年から一年程度です。
一方、LEDの寿命は10~18年とされています。ただし、蛍光灯や電球、LEDの寿命は1日あたりの点灯時間や設置場所、環境などによっても多少のずれが生じるようです。
電気のスイッチが点かなくなったら、まずは蛍光灯や電球の交換を行ってみましょう。(特に、一部の部屋の電気だけが点かないという場合。)

浴室の壁に直付けされている蛍光灯
浴室の壁に直付けされている蛍光灯

ここで注意が必要なのが、天井に直付けされている蛍光灯器具の交換に関してです。
このタイプの蛍光灯は、電気の配線を取り外したり取り付けたりしなければなりません。そのため、交換には電気工事士の資格が必要です。また、ペンダントライトも直付けなので同様のことがいえます。
使用している電気がシーリングライトの場合、ご自身で蛍光灯や電球を交換することが可能です。
ご自宅の電気がシーリングライトか直付けか分からないという場合は、天井に「シーリング」と呼ばれる配線器具が付いているかどうかを確認しましょう。

シーリングには天井から22㎜の出しろがある「丸型フルシーリング」「フル引掛ローゼット」「角型引掛シーリング」「丸型引掛シーリング」と11㎜の出しろがある「引掛埋め込みローゼット」とさまざまなタイプがあります。
いずれかが付いていればシーリングライトということになります。ちなみに、シーリングの取り付け工事にも資格が必要です。
万が一蛍光灯や電球の交換を行っても電気が点かない場合、原因は別にあると考えられます。専門業者の判断を仰ぎましょう。

3-2 ブレーカーのチェック

ブレーカー(30A)
ブレーカー(30A)

ご自身でできるチェックポイントの二つめが、ブレーカーの確認です。ブレーカーが落ちていたり漏電していたりすると、電気が点かなくなります。
ブレーカーの切れ方や切れる原因もさまざまです。まず、家中の電気がすべて点かないという場合は、ブレーカーの左にある「アンペアブレーカー」が落ちている可能性が高いです。これは、一度にたくさんの電化製品を使ったことで使用アンペア数が跳ね上がってしまい、契約アンペア数を超えてしまうことで起こります。
使用する電化製品の数を減らし、アンペアブレーカーのツマミを上げれば電気が点くはずです。

アンペアブレーカーをONにする
アンペアブレーカーをONにする

アンペアブレーカーに異常がない、または家の一部の電気が点かないときは漏電や雷などの影響で漏電ブレーカー(漏電遮断器)が落ちている場合もあります。その場合の手順は以下になります。
アンペアブレーカーが「入」の状態で配線用遮断器のツマミを全部「切」にします。その後、漏電ブレーカーのツマミを「入」にし、配線用遮断器のツマミを一つずつ「入」にしていきます。

漏電ブレーカーをONにする
漏電ブレーカーをONにする

途中で配線用遮断器のツマミが切れたら、その回路がトラブルを起こしていると判断できます。
トラブルのある回路が見つかった場合は、配線用遮断器のツマミを一旦全部「切」にし、トラブルのあるツマミ以外を「入」にします。その後、速やかに専門業者に相談しましょう。

配線用遮断器をONにする
配線用遮断器をONにする

4.故障の原因

前項の「故障かなと思ったときにチェックするポイント」をご自身で確認してみましたか?
蛍光灯や電球の交換を行ったのに電気が点かない、ブレーカーを見てもすべて異常はなかったという場合、スイッチ自体が故障している、あるいは配線に問題がある可能性が高くなります。

ここでは、スイッチが故障する原因についてご説明していきます。
先に申し上げた通り、スイッチの修理や交換には配線の処理が必要なため、資格を持った人が行わなければなりません。人のDIYを推奨するわけでなく、あくまでも参考にしていただくためのものです。

4-1 スイッチ自体の故障

あらゆる電化製品には寿命があるといわれているように、電気スイッチ本体にも寿命があります。スイッチが付いている場所の環境や使用頻度、使い方にもよりますが、10年程度が取り替え時期の目安とされています。
寿命を経過しても使い続けると、発火事故に繋がる恐れもあるため、メーカー側からも取り替え時期を守ることが推奨されています。

スイッチ自体の故障を引き起こすのは部品の経年劣化が主な原因と考えられます。見えるところであればスイッチの表面に割れや欠け、凹みなどがあって操作ができない、というケースもあるでしょう。また、内部の部品に問題がある可能性も少なくありません。
例えば、スイッチを作動させるバネが折れているというケースは非常に多いです。修理で解決できる場合もありますが、使用年数やスイッチの状態によっては交換した方が安価で済む場合もあります。
スイッチの故障を機に、従来のものからフラットタイプに交換される方も多いです。

4-2 配線の問題

壁に埋め込まれている電気スイッチは、内部で電気配線と接合されています。スイッチを入れても電気が点かないという場合、スイッチが配線が外れてしまっていることが原因になっているケースもあります。単に配線の外れが原因であればつなぎ直すことで解決可能です。
いずれにせよ一旦壁からスイッチを取り外す必要があるため、スイッチの故障の場合同様、配線の問題を機に新しいスイッチに交換してしまうというのも一つの手段でしょう。

配線の方法にもいくつか種類があり、離れた2か所から1つの照明をON・OFFできる「3路スイッチ」や3か所以上から1つの照明をON・OFFできる「4路スイッチ」、スイッチをOFFにしても数十秒~数分間はON状態を保持できる「遅れスイッチ」などがあります。
これらは1か所から1つの照明をON・OFFにするスイッチよりも内部構造が複雑です。このことからも、配線の専門家に任せるのがベストな選択肢といえます。

5.デザインも豊富!主なスイッチの種類

電気スイッチと一言でいっても、その種類は実にさまざま。
皆さんがもっともよく目にするであろう「片切りスイッチ」の他にも、店舗やオフィス、公共施設などでは用途やニーズに応じて複数のスイッチが使い分けられています。また、近年、スイッチのデザインも豊富になりつつあります。
ここでは、主なスイッチの種類をご紹介していきましょう。

5-1 片切りスイッチ

片切りスイッチ
片切りスイッチ

数あるスイッチの中でも、「片切りスイッチ」は皆さんがもっともよく目にしている一般的なスイッチです。
部屋の照明をON・OFFするときに、スイッチを「入」「切」と切り替えるタイプのものです。1か所から1つの照明を操作できる仕組みになっています。
住宅内だけでなく、店舗やオフィス、公共施設など多くの場で用いられています。

スイッチの数は1個(シングル)、2個(ダブル)、3個(トリプル)と複数になっているものもあります。
従来は「パチン」と押すタイプのスイッチが主流でしたが、最近ではワイドスイッチ(フラットスイッチ)と呼ばれるスイッチ部分のエリアが広い対応のものも増えてきています。
こちらは見た目もオシャレで使い勝手が良いことで人気を集めています。

5-2 ホタルスイッチ

ホタルスイッチ
ホタルスイッチ

「ホタルスイッチ」は、その名の通りホタルのように光るスイッチのことです。パイロットランプの明かりで、暗闇でもスイッチの位置を把握することができます。
スイッチをONにするとランプは消えますが、再びOFFにすると光ります。

夜間にスイッチの場所が分からない不便さから解放されるため、玄関や階段、廊下など時間帯に影響を受けやすい場所に用いられることが多いです。高齢者や小さな子どもの転倒事故予防にもなるでしょう。
ホタルスイッチタイプのダブルスイッチやワイドスイッチなどラインナップも豊富です。

5-3 パイロットスイッチ

ホタルスイッチと混同しやすいのがこの「パイロットスイッチ」です。ホタルスイッチが点灯時はランプが点かないのに対し、パイロットスイッチは点灯時にランプが光る特長を持っています。
また、パイロットスイッチは照明の消し忘れを予防するのに効果的で、浴室やトイレ、屋外照明などに使用されることが多いです。

パイロットスイッチの一種に「パイロット・ほたるスイッチ」と呼ばれるものがあります。
こちらはスイッチをONにすると赤に、OFFにすると緑になるなどスイッチの状態でランプの色が変わります。

5-4 調光器スイッチ

スイッチの中でも機能性に優れているのが「調光器スイッチ」です。カラオケボックスで良く見かけるという方もいるでしょう。
文字どおり調光器機能が付いたスイッチのことで、照明のON・OFFボタンの上下に、明るさを調節するためのツマミがあるのが特徴的です。
用途やシーンに合わせて照明を明るくしたり暗くしたりできるため、さまざまな演出が可能となります。
従来のボタン式スイッチのほかに、ワイドスイッチタイプのものもあります。

6.スイッチ修理、交換は専門業者に依頼しましょう

電気スイッチの仕組みや故障の原因、自分でできるチェックポイント、スイッチの種類をご説明いたしました。
落ちたブレーカーを上げたりシーリングライトを交換したりすることはご自身でもできるため、電気が点かない原因によっては簡単に解決するものもあります。

しかし、スイッチの修理や交換が必要となる場合、スイッチの種類に関わらず電気工事士の資格がいります。
「電気スイッチの知識がなくどこを見れば良いのか分からない」「ブレーカーが上手く上がらない」「スイッチの交換をしたい」というときは、迷わずに専門業者に依頼することをお奨めします。

7.まとめ

さて、以上がスイッチの修理や交換についてのご説明となります。
毎日何気なく使っている電気スイッチですが、長年使用しているといつの間にか寿命が切れてしまいます。突然電気が点かなくなると慌ててしまい、ご自身で何とかしようと思いがちです。

しかし、電気スイッチには電気配線が接合されており、思わぬ事故に繋がる可能性も否定できません。困ったときに頼れるのはプロである電子工事士だということを覚えておきましょう!

関連記事一覧

スイッチの料金表

症状(状態) 作業内容 修理料金
基本調査 測定器を使わない調査 6,000円
測定器調査 測定器を用いて数値で異常箇所を特定する 3,000円~
分解調査 設備、器具を分解する 3,000円~
配線特定調査 問題の電気配線を隠蔽部から特定する作業 5,000円~
結線処理 電線の接続部をやり直す 3,000円~
接触改善 ソケット内の接触不良を改善する作業 3,000円~
スイッチ修理 部品を使わず修理する 3,000円~
プレート交換 スイッチプレートの交換作業 3,000円~
ハンドル交換 スイッチボタンの交換作業 6,000円~
片切スイッチ本体交換 スイッチ交換作業 6,000円~
ホタルスイッチ本体交換 ホタルスイッチ本体の交換 6,000円~
タイマースイッチ交換 タイマースイッチの交換 6,000円~
同一プレート内での複数交換 通常料金の50% 半額
取付枠交換 スイッチ本体の取付枠の交換 8,000円~
壁面センサースイッチ交換 壁面センサースイッチ本体の交換 6,000円~
天井センサースイッチ交換 天井埋込センサースイッチの交換 13,000円~
新規増設 スイッチを新たに設置する 応相談

電気の110番がスイッチに強い3つのワケ

工事実績5万回以上!

累計13万件のお問合わせ!

電気の110番がスイッチに強い3つのワケ

頼れる

拠点数

全国多数拠点から出動

ご連絡から素早く到着・問題解決!

安心の

即日対応

年中無休9時~22

突然のトラブルにもすぐに対応!

納得の

実績数

累計13万件の相談

工事実績は5万件を突破!

数多くの
お客様に対応

電気の110番が選ばれる理由自信を持って提供するサービス

安心!確かな技術力

全国工事実績5万件以上の確かな技術力!

プロの技術
現場での作業実績の豊富なプロフェッショナルが多数在籍。大型工事案件や特殊作業など、なんでも解決することが可能です。
電気工事士
電気工事士の資格を持ったスタッフが在籍。配線工事やコンセントの交換など電流・電圧に関わるような危険な作業にも安全に対応。
大型工事対応
店舗の改装工事や新築工事にともなう大型工事にも対応。スタッフを複数名派遣してのスムーズな対応で、大型工事も素早く完了。
特殊作業対応
個人の業者などでは対応できないような特殊な案件にも対応。法人様にも喜ばれる幅広いサービスと技術力で問題を解決いたします。
品質!丁寧なサービス

3つのお約束でプロのサービスを提供!

技術保障
豊富な技術と経験で
様々なトラブルを
解決いたします。
料金安心保障
ご依頼のトラブルが
解決できなかった際
料金は頂きません。
アフター保障
万一施工に不具合が
あった場合は無償で
対応いたします。
トラブル
解決を約束
1円も
頂きません
その他の
ご相談にも
信頼!様々・豊富な実績

有名企業様もご依頼くださいました!

  • 国税庁
  • 大田区役所
  • 日本郵便
  • 青山商事
  • CCC
  • 牛角
  • ホンダ
  • 三菱UFJ
  • 読売新聞
  • AU
  • ヤマト運輸
  • ドコモ
  • エイブル
  • マクドナルド
  • ソフトバンクグループ ほか

ご依頼の流れ

STEP1
完全自社スタッフによる
親切丁寧なご案内
STEP2
お電話によるスムーズな
概算金額のご提示
STEP3
即日で現場へお伺い
調査後、確定金額を案内
STEP4
金額にご納得いただけた
のち、スタッフの作業
STEP5
作業完了のサイン記入後
金額のお支払い

対応箇所

スイッチ交換

対応エリア

※離島への出張も可能ですが、通常よりもお時間をいただく場合がございます。