東松山市で地デジが映らないテレビのアンテナ線を修理!接続方法とは?

原因不明!突然地デジが受信できなくなったら?

アンテナ線が原因で地デジが映らない

埼玉県東松山市下野本のW様

E202のエラーコードが表示される

正常に地デジが映る様子
正常に地デジが映る様子

「突然、地デジが映らなくなった」「E202のエラーコードが表示されている」とのことで、埼玉県東松山市下野本内の戸建て住宅にお住まいのW様からご相談いただきました。

詳しいお話をお伺いしたところ、昨晩までは何の問題もなくテレビを見ていたものの、今朝になって電源を入れたら受信できなくなっていたとのことです。もともとアンテナの設置状況に不安があり、ひょっとすると深夜の強風で倒れてしまったかもしれないと仰られています。
確かに、アンテナが折れたり向きが変わったりするとテレビが映らなくなる可能性が高いです。そのため、今回のようなトラブルは台風や大雨などの悪天候のあとなどに増加します。
ただ、E202(電波が受信できない)のエラーコードが表示される原因はそれだけではありません。さらに詳しい調査が必要と考え、まずはW様のご自宅にお伺いさせていただくことになりました。

早速テレビを拝見したところ、地デジが映らず、アンテナの受信レベルが0の状態でした。

受信レベルが0になる原因とは?

テレビ背面の入力端子に接続されるアンテナ線
テレビ背面の入力端子に接続されるアンテナ線

受信レベルというのは、電波の強さを表すもので、44以上なければテレビを観ることが難しくなります。受信レベルはさまざまな要因で変化しますが、多くの場合、アンテナに問題があると考えられます。

地デジアンテナは「UHFアンテナ」と呼ばれており、魚の骨のような形状が見た目の特徴的です。UHFアンテナの電波は周波数300MHz~3GHzまでの電波を受信することから、極超短波ともいいます。強風などによりアンテナの向きが変わった、あるいは基地局との間に大きな建物や樹木などが建てられたときには電波が急激に弱くなってしまうことがあります。
しかしながら、受信レベルが一気に0になってしまうケースはあまりみられません。受信レベルが0やそれに近い数値になっている場合、アンテナではなくアンテナケーブルや接続に問題がある可能性が高いです。
同様のケースでは、まずアンテナ線がテレビ背面の「地上デジタル入力端子」にきちんと接続されているかどうかを確認します。

チューナーや端子、ケーブルを確認

地上デジタルチューナー
地上デジタルチューナー

液晶テレビであれば、地デジチューナーが内蔵されており、テレビ背面に入力端子があります。しかし、アナログ放送のときから使用されているブラウン管テレビの場合、地デジチューナーが内蔵されていないため、箱型の機器を別途接続しなければなりません。この場合、ケーブル(アンテナ線)がチューナーの端子にも正しく差さっているかどうかを確認します。
また、いずれの場合も、アンテナ線が壁のアンテナ端子にしっかりと接続されている必要があります。どこか一箇所でも接続がゆるんでいたり、外れていたりすると受信できなくなるので注意しましょう。
壁のアンテナ端子がネジのない「ワンタッチプラグ」の場合は特に外れやすいため、「気が付いたら抜けていた」ということも珍しくありません。アンテナ端子にネジのある「F型ジャック」の場合にもいえることですが、ケーブルのピン(内側の銅線)が折れていると電波が受信できない可能性があるため、こちらも確認します。

録画機器やブースターの配線を確認

アンテナ線にも端子との接続にも問題がないのであれば、考えられるのは録画機器やブースターなどとの配線の不具合です。ビデオやDVD、ブルーレイのプレーヤー・レコーダーを取付けている場合、アンテナ線はテレビ側の端子と録画機器、壁側の端子といった形で接続されているはずです。従って、いずれかの接続が外れている、または接触不良が起きていると今回のようなエラーが表示されてしまいます。

また、ブースターや分配器、分波器などを設置している場合、これらの配線や接続が原因になっている可能性もあるでしょう。ブースターは増幅器と呼ばれる電波を強くするものです。一方、分配器は一つのケーブルで複数のテレビを見るときに電波を分けるためのものになります。混同しがちですが、分波器は一つのケーブルで電波を地デジと衛星の二つに分けるためのものです。

地デジチューナーとケーブルを交換

ケーブルが正しく接続されたアンテナ端子
ケーブルが正しく接続されたアンテナ端子

調査を行ったところ、地デジチューナーの老朽化による故障が原因と特定できました。一度、仮に交換してみたところ、元のようにテレビが映るようになり、受信レベルも正常値に戻りました。そのため、既存のチューナーを新しいものと交換させていただき、接続もしなおしました。
また、接続されていたケーブルもかなり古い物のようでしたので、こちらも併せて取り替えさせていただきました。

念のため、屋根の上のアンテナを拝見しましたが、W様がご心配されていたように転倒していることはありませんでした。が、使用していないアナログ放送用のVHFが設置されていたため、W様と相談後、撤去いたしました。今回、大掛かりな工事は不要でしたが、素人判断では発見の難しい事例だったのではないでしょうか。

テレビやアンテナの不具合でお困りなら修理や交換は専門業者にお願いしましょう。テレビが映らない・受信しないトラブルでの対処法はこちらでご確認ください。『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

テレビが映らなくなったときの対処法

地デジが受信できなくなったら?

テレビを再起動する

「受信できません」というエラーが表示され、テレビが映らなくなったら、まずは落ち着いてテレビの再起動を行いましょう。本体の電源スイッチをオフにし、電源プラグをコンセントから抜きます。その後、5秒程度置いてからもう一度電源プラグを差し込み、電源スイッチをオンにします。
状況が変わらなければ、チューナーの電源が入っているか、ケーブルはきちんと差し込まれているか、ケーブル自体に断線などは無いかを確認しましょう。

また、アンテナの受信レベルを設定画面から確認することでも、ある程度原因を予想することが可能です。受信レベルが44以下の場合、アンテナや電波状況に原因があるケースが多く、44以上の場合はそれ以外に原因があるケースが多くなります。
受信レベルが0の場合、ケーブルや接続に問題がある可能性が高いため、再度確認が必要です。

B-CASカードを入れ直す

地デジを受信するためには、テレビ背面(もしくは側面)にあるカード挿入口に「B-CASカード」を差し込む必要があります。
B-CASカードはテレビやレコーダーなどのデジタル放送受信機を新しく購入すると、台紙に貼りついた状態で同梱されています。同梱されているのは、BS・110℃CS・地デジ対応受信機の場合は赤色の、地デジ専用の受信機の場合は青色のカードです。
接触不良や埃の付着などが原因で正しく読み取れないことがあるため、受信できないときや「B-CASカードを正しく挿入してください」というメッセージが出たときは、カードを一旦抜き、裏面の端子を柔らかい布で拭き取るなど清掃を行いましょう。その後、もう一度カードを差し込んでみてください。

停電やブレーカー落ちがないか確認する

ブレーカーボックス
ブレーカーボックス

落雷後にテレビが映らなくなったときは、ブレーカーが落ちている可能性があります。まずは自宅のブレーカーボックスを確認し、落ちているブレーカーがないかを調べます。
雷が原因で落ちるブレーカーは漏電ブレーカーです。誤作動により、あるいは感電や火災が起きないように安全装置がかかったと考えられます。落雷などがない状況においては、アンペアブレーカーが落ちている可能性を疑いましょう。これは、契約アンペア数を超えることで電気の流れが遮断されてしまうことで発生します。
漏電ブレーカーやアンペアブレーカーが落ちると家全体が停電するため、すぐにわかるでしょう。ブレーカーに異常がない場合は、他に原因があると考えられます。

天気で地デジの映りが良く・悪くなるのはなぜ?

気象や季節によって地デジの映りが変わる?

春から秋に地デジが映らなくなる!

屋根の上のUHFアンテナ
屋根の上のUHFアンテナ

住んでいる地域や環境によって、特定の季節にだけ地デジの映りが悪くなる状態が発生することがあります。
例えば、沿岸地域などでは春から秋にかけて、主に天気の良い日に地デジが数分~数時間にわたって受信できなくなるケースが相次いでいます。これは、電波の通り道である海や陸において、電波を反射、拡散してしまうことが原因と考えられています。受信障害の一種ではありますが、あくまでも自然現象です。テレビや周辺機器の故障ではないため、回復まで待機しましょう。

また、夏の時期になると受信レベルが下がるケースもみられます。地デジの電波は波長の短いUHF帯を利用しているため、緑の生い茂った樹木などによって阻害される可能性があるのです。この場合、アンテナの位置を変える、もしくはローノイズブースターを取付けることで対処します。

秋から冬になると地デジが映らなくなる!

山岳地域などでは、秋や冬などの寒い時期になるととたんに地デジの映りが悪くなるというトラブルがみられます。
そういった地域では、特に、雨や雪が降ると受信レベルが大幅に下がるといいます。これは、山の樹木に水滴が溜まったり、雪が積もったりすることが原因と考えられます。天候による一時的な症状であれば天候が回復するのを待てばよいです。
継続して、または頻繁に症状が起こる場合、かさを増した樹木が反射物となり、反射電波を受信している可能性があります。受信レベルが安定する場所にアンテナを移設する必要があるでしょう。
また、温度の低下にともない金属は縮む性質をもつことから、屋外の接続点が接触不良を起こしているかもしれません。原因が分からないときは、専門業者にみてもらうのがベターです。

雨が降ると地デジの映りが良くなる!

天候が良くなるとテレビの映りが悪くなり、反対に天候が悪くなるとテレビの映りが良くなるという稀なケースもあります。
この症状は、主に塩害地域や弱電界地域で起こるもので、寒い時期や湿度の低い季節に多くみられるようです。乾燥や風などの影響で配電線に雑音(パルス妨害波)が発生したことが原因と考えられます。
また、劣化により不具合を起こしている機器は、雨によって一時的に通電することがあります。そのため、単にアンテナやブースターの故障による症状である可能性も否定できません。
電波は海面や潮位、大気といった自然からの影響も受けやすく、素人判断は非常に難しいといえるでしょう。受信レベルの改善や対策に関しては、専門知識を必要とします。

アンテナの不具合や工事でお困りでしたら修理や交換は専門業者にお願いしましょう。TVアンテナ工事について知りたい方はこちらでご確認ください。『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

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