光コンセントの設置、撤去、修理など。業者だから話せるトラブル原因も紹介

光コンセントとは、光回線してインターネット接続をするために必要なコンセントとなります。光コンセントは、主に電話線などがある場所に一緒に設置されていることが多いです。プレート上に「光」という文字が記載されていれば、光通信を利用することができます。光コンセントと、LANケーブルを差し込むLANケーブルとは、形状が異なることもあり、互換性はありませんので注意しましょう。改めて設置したいという場合には工事を依頼することで利用することができます。利用しなくなったという場合には、特に撤去する必要はありません。

神奈川県横浜市港北区のマンションにお住まいのお客様より、「自宅の部屋の光回線用コンセントが不要になったので撤去してほしい」というご相談がありました。 詳細をお聞きしたところ、こちらのお客様は自宅で仕事をする上で必要だからということで、数年前のマンション入居時に大家さんにお願いして、自室に光回線を引く許可をもらったとのことです。その後しばらくは光通信を使ってインターネットやメールを行っていましたが、最近になってマンション全体が地元のケーブルテレビに加入したことをきっかけに、ケーブルテレビ会社が提供するインターネット回線に変更され、光通信用のコンセントが不要になったそうです。

マンション退去時に、原状回復のため、ご自身で引かれた光回線を撤去するケースはこれまでもありました。しかし、こちらのお客様の場合、このまま同じマンションに住み続けるということですので、「撤去は退去時でもよろしいのでは？」とお尋ねすると、「忘れてしまわないうちにやっておきたい」とのことでした。 そこで、大家さんにあらためて確認しておいていただきたい事項をお伝えし、後日、お客様のマンションにお伺いすることになりました。

お客様にあらかじめ大家さんに確認していただいたことは、原状回復のレベルです。 集合住宅で光回線を使えるようにする場合、電柱からいったんマンションの共用スペースに回線を引き入れ、そこからお客様の部屋にケーブルを通し、さらに部屋に光回線用コンセントを設置することになります。 もし完全な現状回復を求められるのであれば、マンションに引き込んでいる光ケーブルを抜き、光コンセントを撤去し、壁に開いた穴をふさぐという作業が必要になります。 お客様が大家さんに確認したところ、「簡単でいい」という回答をいただきました。

そこで、光ケーブルは部屋に引き込んだままにしておき、光コンセントだけを取り外し、壁に空いた穴には金属製のプレートをはめました。 これにより、次にこの部屋に入った住人がもし「光通信を使いたい」と言った場合、簡単な工事ですぐに開通することができます。 コンセント撤去後の仕上がりはお客様だけでなく、大家さんにもご確認いただいき、「これで問題なし」と言っていただきました。これで工事完了です。

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