電気コンセントが焦げた!コンセントがショートする原因や修理・交換方法について解説
コンセント修理に対応
電気の累計問い合わせ実績
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コンセントの焦げの原因
![コンセントが焦げた](https://denki110.net/img/trouble/outlet/burn/comic1.jpg)
電気の抜き差し
電化製品を利用する際、電源が入りっぱなしにも関わらずプラグの抜き差し行為を行うことがコンセント回りに「焦げ」を残す原因となることがあります。電源がオンの状態の場合、コンセントから電気が一気に流れます。そのため、火花が散ってしまうことがまれにあるのです。そうならないためにも普段からコンセントからプラグを抜く場合、コンセントに差す場合は必ず電源を落としてください。たこ足配線
壁コンセントに複数口の電源タップや延長コードを重ねて利用すると、プラグが抜けやすい状態となりやすくなります。また必要とする電力があまりにも高くなりすぎるため、電気が一気に流れてしまいます。そのため、コンセントの差込口付近で火花が散り、焦げ付かせる原因となります。たこ足配線は大変危険です。その対策として、コンセントの差込口を増やす増設工事を行うことをおすすめします。電圧が不安定なため
コンセントに流れる電気は、「交流型」と呼ばれるもので、電圧が一定だというわけではなく、常に高い電圧状態と低い電圧状態が繰り返し起きています。そのため、コンセントに電化製品のプラグを差し込んだ瞬間に、たまたま高い電圧の電気が流れているということでも火花が出て、焦げの原因となることがあります。基本的には気にすることではありませんが、生じた場合にはコンセントの交換が必要です。コンセントの焦げ故障の解決方法
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コンセントの交換でトラブル解決!
電気コンセントを普段から利用していると、上で紹介したようなさまざまな「焦げ」トラブルに遭ってしまうものです。焦げが生じた場合には、プレートやコンセントボックスが変化する場合もあり、そのまま利用するのは大変危険です。ほとんどの場合「コンセントの交換」という方法で解決されることになります。コンセントの交換を行う工事や作業には、電気工事士の資格が必ず必要です。最近流行っているDIYというような形で、自分だけで修理や交換を行うことは避けてください。その上で、今回はコンセントの交換の流れについて紹介していきます。
コンセントの工事を始める前に必ず行う工程があります。「ブレーカーを落としておく」です。家全体ではなく、該当する箇所のみでかまいませんので、必ず安全に作業できる環境を用意しましょう。その後、実際の作業に移っていきます。ドライバーなどを利用して、プレートを外します。中には固定している金具やビスがあるので、次々と外します。するとコンセントの本体が出てきますので、これを壁内から取り出し、電線を引き抜きます。引き抜いた電線は、新しいコンセントの本体に差します。本体を壁内に入れたら、あとはビスやプレートなどで固定します。最後はテスターで電流を確認し、異常がなければ作業終了です。
コンセント修理の料金表
症状(状態) | 作業内容 | 修理料金(税込) |
---|---|---|
基本調査 | 測定器を使わない調査 | 6,600円 |
測定器調査 | 測定器を用いて数値で異常箇所を特定する作業 | 3,300円~ |
分解調査 | 設備、器具を分解する作業 | 3,300円~ |
配線特定調査 | 問題の電気配線を隠蔽部から特定する作業 | 5,500円~ |
結線処理 | 電線の接続部をやり直す | 3,300円~ |
接触改善 | ソケット内の接触不良を改善する作業 | 3,300円~ |
コンセント本体修理 | 部品を使わず修理する | 3,300円~ |
コンセント本体交換 | コンセント本体の交換作業 | 3,300円~ |
同一プレート内での複数交換 | 通常料金の50% | 半額 |
取付枠交換 | コンセント本体の取付枠の交換 | 6,600円~ |
コンセント全交換 | 本体、枠、プレートを全て交換する場合 | 8,800円~ |
防水コンセント交換 | 防水コンセントを交換する作業 | 8,800円~ |
新規増設 | コンセントを新たに設置する | 応相談 |
コーキング作業 | コーキングを塗り防水処理する | 3,300円~ |
電圧変更 | コンセントの電圧変更作業 | 要相談 |
差込口変更 | 差し込み口が一致したコンセントへ交換する | 6,600円~ |
コンセントプラグ交換 | コンセントプラグを交換する | 要相談 |
コンセント配線の接続 | 切れたコンセント配線を圧着する | 3,300円~ |
コンセント修理で対応した事例
![たこ足配線](https://denki110.net/img/trouble/outlet/burn/comic3.jpg)
焦げたコンセントの交換
足立区のお客様
今回は東京都足立区にお住まいのH様宅にお伺いしました。 H様よりお問い合わせいただいた内容は、「エアコン用のコンセントが焦げてしまったので交換してほしい」といったものでした。詳しい状況をお聞きすると、H様はエアコンのコンセントに電源分岐タップ繋げ、いわゆる「たこ足配線」にしていたそうです。数日前にパチンという音とともにコンセントが発火して焦げてしまったそうです。焦げたコンセントを放置しておくと、火災や漏電に繋がる可能性があって危険です。早速、H様が使用されているコンセントと互換性のある部材を準備して、ご自宅までお伺いすることになりました。
焦げたコンセントを放置しておくのは危険ですので、早速新品に交換します。コンセントカバーを外し、本体を固定している取り付け枠も外します。壁の中からコンセント本体を取り出し、接続されている配線も外して新しいコンセントに繋げます。元通りに取り付け枠を固定して最後にカバーを被せれば交換は完了です。作業時間は30分程でした。 以上のような交換作業を行うには電気工事士の資格が必要です。無資格で行うことは法律で禁じられており、感電や漏電の恐れがあります。コンセントやスイッチ交換はご自身で行わずに、弊社のような専門業者に依頼するようにして下さい。 作業後、新しいコンセントにプラグを接続して、正常にエアコンを使用できることを確認しました。
コンセントが焦げてしまう原因は、たこ足配線以外による容量オーバー以外に「トラッキング現象」というものがあります。 これはコンセントに付着したゴミやほこりに水分を含んでいた場合、そこに電気が流れると熱を持つようになる現象のことです。挿しっぱなしの状態でも熱を持ち、いずれは発火する危険があります。コンセントの発火を防ぐには、プラグやコンセント部分を清潔に保ち、電気を使用していない間はに抜いておくことを心掛けることが大切です。特にエアコンのような消費電力の大きい電気製品は注意が必要で、時々コンセント部分を清掃してたこ足配線は避けるようにしましょう。