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ブレーカーが頻繁に落ちる【パナソニック BQR3612】漏電調査事例解説!

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漏電
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住宅に設置される分電盤は、コンパクトで設置場所を選ばないモデルや、スッキリとしたデザインで統一されているモデルが、好評を博しています。「パナソニック BQR3612」もそんな分電盤のひとつです。

住宅の分電盤を確認するとき、その多くは落ちたブレーカを復旧させるためでしょう。ブレーカが落ちることを「トリップ」といいますが、その住宅全体で電気を使いすぎたときは、アンペアブレーカがトリップすることが多いです。住宅の特定のエリアで電気を使いすぎたときは、安全ブレーカがトリップします。さらに、漏電が感知されれば、漏電ブレーカがトリップします。このように、分電盤に配置されているブレーカにも、それぞれ役割があるのです。

今回は、実際に「ブレーカが頻繁に落ちて困っている」という事例を交えながら、当日の調査内容をわかりやすく解説させていただきます。

ブレーカーが頻繁に落ちるトラブル

「たびたびブレーカが落ちるので、点検してほしい。漏電かもしれない」というご依頼を、都内目黒区のお客様からいただきました。「漏電かも?」という表現から、漏電ブレーカが頻繁にトリップするケースのようです。

現地に到着し、お客様に話を伺うと「特定の家電を使うとブレーカが落ちる。落ちるのはアンペアブレーカ」とのことでした。アンペアブレーカのトリップが多いので、電気の使い過ぎが原因だと思われますが、漏電も疑って調査を開始します。

まずは、漏電の確認です。通電している状態で、安全ブレーカの負荷側の電線、黒、白の2本をクランプメータではさみます。漏電のない正常な回路は行きと帰りの電流値が同じであり、クランプメータで2本の電線をはさむと、同じ電流がお互いに打ち消しあうので、測定される電流値は「0」になります。漏電していると「行きの電流=帰りの電流+漏電電流」となるので、不足した漏電電流が測定されるのです。

HIOKI 3280-10F:https://www.hioki.co.jp/jp/products/detail/?product_key=1612

ちなみに、クランプメータとは写真のような形状をしています。黄色いセンサー部に電線をはさんで電流値を測定します。下部にリード線を挿し込むことで、電圧や抵抗値の測定から、導通チェックまで可能です。こちらのクランプメータは、1万円以内で入手可能です。

安全ブレーカは9個配置されていましたが、測定値はすべて「0」となり問題はありません。続いて、絶縁抵抗を測定します。お客様の了承を得て、アンペアブレーカをOFFにします。絶縁抵抗計のEARTH端子(黒リード)のワニグチクリップを分電盤のアースに接続し、LINE端子(赤リード)のプローブを接地されている所にあてて、導通チェックをします。「0」と指示されればOKです。そのあと、電路にあてて測定ボタンを押しますが、高電圧が発生しているので、感電に注意します。

三和電気計器 PDM5219S:https://www.sanwa-meter.co.jp/japan/products/insulation-grounding/pdm5219s.html

ちなみに、上の写真が絶縁抵抗計です。こちらの絶縁抵抗計は、2万円以内で入手可能です。日本国内の100V回路であれば、レンジは125Vを使用して、0.1MΩ以上あれば絶縁状態は良好と判断されます。ただ、絶縁抵抗値は温度や湿度によって変動することもあるので、0.1MΩ付近の測定結果だった場合は、すでに絶縁が劣化していると判断できるでしょう。

業者さんによっては、250Vや500Vのレンジで絶縁抵抗を測定するケースもあります。大きい電圧のほうが条件が厳しくなるので、より安全であるといえますが、パソコンやインバータのパーツは高電圧に弱い傾向があるので、注意が必要です。

話をもとに戻しましょう。絶縁抵抗の測定結果は100MΩ以上で問題ありませんでした。これで漏電の可能性は、ほぼなくなりました。

分電盤【パナソニック BQR3612】の漏電調査して完了

漏電電流もなく、絶縁抵抗値も全く問題ありません。アンペアブレーカのトリップが多いとのことなので、やはり電気の使い過ぎが原因のようです。お客様に、ブレーカが落ちる前に使っていた家電を確認すると、電子レンジもしくはドライヤーとのことでした。

季節は冬場であることから、ホットカーペットやこたつなどの稼働が増えて、さらにドライヤーを使うことで契約アンペア数「30A」を超えてしまうようです。

今回のお客様の家電利用状況を表にまとめてみました。常に稼働している家電の合計アンペア数は19.5Aなので、あと10.5Aで30Aに到達してしまいます。電子レンジやドライヤーを使うと、計算上30Aを超えてしまいます。

不便に感じるようであれば、アンペア数の変更が必要ですが、今回は「電子レンジやドライヤーを使用するとき、ホットカーペットもしくは、こたつの電源を切る」ということで、お客さまには納得していただけました。これで、調査完了です。

ブレーカーが頻繁に落ちる原因とは?

アンペアブレーカーが頻繁にトリップ

今回のご依頼のように、契約アンペア数を超えて電気を使いすぎると、アンペアブレーカがトリップします。常時稼働している家電の合計アンペア数を計算して、契約アンペア数までどのくらい余裕があるのか、確認してみましょう。

東京電力から提供されている「わが家のアンペアチェック」で、家電のアンペア数も確認できます。電気の使い方を工夫するだけで、対処できることも多いです。

ブレーカのトリップが煩わしく感じるなら、契約アンペア数を変更しましょう。今回のお客様のケースでは、30A→40Aに変更するだけで、ストレスなく電気を利用できそうです。東京電力のページから、インターネット経由で変更手続き可能です。

また、ご自宅にスマートメータが導入されている場合は、電力会社からの遠隔操作のみで契約アンペア数を変更できます。ご自宅での作業は不要なので、手間がかからずに変更可能です。覚えておきましょう。

漏電ブレーカーが頻繁にトリップ

漏電ブレーカがトリップする場合は、漏電箇所を特定する必要があります。さらに、漏電を解消する必要があるので、このブレーカが頻繁にトリップする場合は、すみやかに専門の業者さんに相談してください。感電する可能性があるので、危険です。

関連記事『ブレーカーが落ちる原因って何?対処法をまとめて解説します!』も併せてご参照ください。

安全ブレーカーが頻繁にトリップ

安全ブレーカがトリップする場合は、住宅の特定の部屋で電気を使いすぎです。例えば、キッチンの安全ブレーカがよくトリップしますが、電子レンジや電気ケトル、オーブントースターなどを併用することで、安全ブレーカの容量(20A)を超えてしまうことがあります。アンペアブレーカのときと同様に、20Aを超えないように、併用を避けて工夫して電気を使う必要があります。

不便に感じる場合は、電子レンジ専用のコンセントを増設するなど、新しい回路を追加して対処する方法もあります。

漏電ブレーカーが頻繁に落ちるときは、業者に相談しよう

今回のように、ブレーカが頻繁にトリップしてしまうと、煩わしく感じてしまいますね。漏電の場合はその原因を特定するために、すみやかに業者さんに調査を依頼する必要があります。ただ、電気の使い過ぎであれば、使い方を工夫するだけで対処も可能なので、ご自身でも解決できます。アンペアブレーカや安全ブレーカがトリップした場合は、電気の使いすぎが原因です。覚えておきましょう。

ブレーカーがトリップしたとき、原因がわからなかったり、ご自身での対処が不安に感じるようなら、信頼のできる業者さんに相談してください。

『DENKI110』では、漏電の調査やブレーカのトラブルにも迅速に対応しております。資格を持った作業員が担当しますので、お気軽にご相談くださいませ。

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