浴室乾燥機で洗濯物を効率良く干す!時短&節約テクニック5選!

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みなさんのお家のお風呂には、浴室乾燥機はついていますか。お風呂上がりにボタンを押せば、すぐに浴室内を乾燥してくれる優れもの。湿気やカビ対策ができるので、浴室内を常に清潔に保つことができます。

そして、なにより便利なのが、浴室乾燥機で洗濯物が乾かせるところ。浴室が洗濯乾燥機になるのが、浴室乾燥機の人気のポイントです。梅雨などの雨の続く時期、外で洗濯物が干せない。冬場の寒さで、なかなか洗濯物が乾かない。そんなときに便利なのが、洗濯乾燥機です。マンションなどへの引越しの際、わざわざ浴室乾燥機のついている物件を探すほど人もいるくらいの人気設備です。女性の一人暮らしなどで、「洗濯物を外に干したくない、外出中の外干しが気になる」といった悩みを抱える方だと、浴室乾燥機のあるお部屋を選ぶ方が多いようです。

今回の記事では、そんな浴室乾燥機で洗濯物を干す方法ご紹介するとともに、以下の内容を解説します。

  • 浴室乾燥機で洗濯物を乾かすメリット
  • 浴室乾燥機で洗濯物を乾かすデメリット
  • 浴室乾燥機で洗濯物が乾かない原因
  • 浴室乾燥機で洗濯物を早く乾かすコツ

浴室乾燥機を正しく使うことで、洗濯物を早く乾かしましょう。浴室乾燥機の時短テクニックを学べば、その分電気代も安く済みますよ。

目次

浴室乾燥機は使い方が難しい?

浴室乾燥機はお風呂上がりの浴室を乾燥させてくれるだけでなく、洗濯物まで乾かしてくれるため大変便利です。しかし、浴室乾燥機をすでに使用されている方の中には、「浴室乾燥機を使っても洗濯物が乾かない」と不満を覚えている人が多々います。

洗濯物を干したのに、時間が経っても乾かない。6時間のタイマーでも、完全に乾燥せず洗濯物に湿気が残っている。生乾きで洗濯物が臭うなど、使い方に苦戦している方もいるようです。

「浴室乾燥機って意外に使い方が難しいのね…」「これなら外干しのほうがいいや!」という方、もしかしたら浴室乾燥機を正しく使えていないのかもしれませんよ。本来ならば、浴室乾燥機は便利な設備です。正しい使い方を覚えれば、便利で簡単に洗濯物を乾かすことができます。

ここからは、浴室乾燥機で洗濯物を乾かすメリット、デメリットを解説していきます。

浴室乾燥機で洗濯物を乾かすメリット

冒頭からお伝えしているように、浴室乾燥機は正しく使えば多くのメリットを得られます。まずは、浴室乾燥機で洗濯物を乾かすメリットを理解しておきましょう。

乾燥効率が高い

浴室乾燥機は狭い空間の中で洗濯物を乾燥させるため、空気が密閉されているため乾燥効率が高く、比較的短時間で洗濯物を乾かすことができます。

浴室乾燥機のメーカーや性能、季節、洗濯物の種類によっても異なりますが、約2~4時間程度で乾かすことができます。雨の日でも洗濯物を干すことができますし、紫外線による衣類へのダメージを気にする必要がないのもメリットです。

湿気を効果的に排出

浴室乾燥機は乾燥する際に排出される湿気を浴室の換気システムを通じて外に排出するため、他の部屋に湿気が移る心配がありません。これにより、室内の湿度を適切なレベルに保つことができます。

メーカーや製品によっても異なりますが、最近の浴室乾燥機には「浴室乾燥」と「衣類乾燥」の2つの機能に加え、「換気機能」や「24時間換気機能」が備わった物が多いです。マンションのように窓がないお風呂でも、換気機能で湿気を効果的に排出できます。

乾燥中の臭い対策

洗濯物を室内で乾かすと、湿気が原因でカビやニオイが発生することがあります。部屋干しで洗濯物が臭うのは、衣類に水分が残りやすく雑菌が繁殖するためです。

部屋干しの際の臭い対策としては、風通しを良くすることが挙げられますが、エアコンの使用時など窓が開けられないこともあるでしょう。浴室乾燥機を使用することで換気が効果的に行われ、このような問題を軽減できます。

シワになりにくい

衣類乾燥機は洗濯物を回転させて乾かすため、衣類にシワができやすい場合があります。特にシャツやブラウスなどのシワが気になる衣類は注意が必要です。ドラム式洗濯乾燥機のように時間を要する乾燥機だと、生地が傷んだり縮んだりするケースもあります。

一方、浴室乾燥機は外干しと同じようにハンガーなどにかけてそのまま干せるため、シワになりにくいのがメリットです。

省スペース

浴室乾燥機は通常、電気式で動作しますが、浴室と一体化しているため、小さなスペースでも乾燥できます。埋込型の浴室乾燥機であれば、見た目もスッキリしており、お風呂の美観を損ねることがありません。衣類乾燥機は設置場所が必要ですが、浴室乾燥機には設置場所の確保が必要ありません。そのため、他の乾燥方法よりも省エネルギーで済むことがあります。

浴室乾燥機で洗濯物を乾かすデメリット

浴室乾燥機で洗濯物を乾かす方法は、部屋干しと比べて多くのメリットがあります。しかし、衣類乾燥機にもメリットはあるため、どちらを選ぶか迷う人もいると思います。浴室乾燥機と衣類乾燥機のどちらで洗濯物を乾かすか、これからご紹介する浴室乾燥機で洗濯物を乾かすデメリットを参考に決めてください。

乾燥時間の制約

浴室乾燥機は一般的にお風呂と一体化しているため、乾燥できる洗濯物の量が限られていることがあります。乾燥させられる衣類の量は浴室の広さに比例するといっても過言ではありません。そのため、お風呂のスペースが狭い場合、大量の洗濯物を一度に乾燥させることが難しい場合があります。

乾燥効率が悪い

浴室乾燥機はお風呂と同じ空間で洗濯物を乾燥させるため、空気の循環が悪く、乾燥効率が低いことがあります。特に厚手の衣類や大きなものは十分に乾かすことが難しい場合があります。お風呂に入った直後などは湿気が多く存在するため、一旦浴室を乾燥させてから洗濯物を干すなどの下準備が必要なケースもあるでしょう。

湿気の問題

浴室乾燥機を使用すると、乾燥中に排出される湿気が浴室内に溜まることがあります。湿度が高くなるとカビの発生やニオイの原因となる可能性があります。浴室乾燥機のフィルターがホコリで詰まっていたりすると、換気効率が悪くなり、湿気がこもりやすくなるため注意が必要です。

電気代の増加

衣類乾燥機は洗濯機と一体化しているため、洗濯機と同じ電源を共有することができます。そのため、浴室乾燥機よりも電気代が安く済むといわれています。

一方、浴室乾燥機も電気で動作しますが、洗濯機とは別に運転させるため、乾燥時間が長くなると電気代が増加することがあります。特に頻繁に使用する場合は注意が必要です。

電気代の目安ですが、衣類乾燥機で乾かした場合は2~3時間で50~100円程度、浴室乾燥機で乾かした場合は4時間で120~200円程度です。他の乾燥方法と比べて電気代が高くつくのは、浴室乾燥機のデメリットといえるでしょう。

最新型の浴室乾燥機には省エネモードが搭載されています。通常より乾燥時間を長くすることで電気代節約が可能ですので、こちらも検討してみましょう。

騒音

一部の浴室乾燥機は動作中に騒音を発生する場合があります。静かな環境を好む方にとっては気になるかもしれません。ただし、あまりにひどい異音の場合は、機器内部の部品(モーターやファン)が故障している可能性があり、点検修理で改善することがあります。

浴室乾燥機で洗濯物が乾かない原因

浴室乾燥機で洗濯物を干したのに乾かない。そんなときに注意したいポイントをまとめました。

浴室乾燥機で洗濯物を乾かすポイント

  • 浴室内が濡れている
  • 洗濯物を干し過ぎている
  • 浴室乾燥機の説明書通りの干し方をしていない。

以上の3つが、浴室乾燥機で洗濯物が乾かない主な原因です。洗い出してみると簡単なことですが、上記3つを守らないと洗濯物が乾かなかったり、乾くのに時間がかかったり、また生乾きの原因にもなります。干す時間が長くなれば、次第と電気代も上がってきます。早く安く乾かすためにも、上記の3つのポイントをチェックしてみましょう。

浴室乾燥機で洗濯物を早く乾かす5つのコツ

それでは、浴室乾燥機で洗濯物を早く乾かすコツをみていきましょう。基本的には先述の洗濯物を乾かすポイントをクリアしていけば、自然と早く乾くようになります。具体的にどうすればいいかというと、以下の項目に気をつけてください。

  • 浴室内の水気を取る
  • 洗濯物を干し過ぎない
  • 空気の通り道を作る
  • 干し方を工夫する
  • 浴室乾燥機の説明書に目を通す

以上の5つが洗濯物を早く乾かすコツです。それでは一つ一つの項目について、具体的に説明していきます。

その1「浴室内の水気を取る」

まず気にしていただきたいのが、浴室内の水気と湿気。お風呂やシャワーから上がったあと、すぐに洗濯物を乾かそうとすると洗濯物は乾きません。それは、浴室内に水気や湿気があると、「洗濯物と一緒に、浴室内を乾かす」ために余計な労力を使うからです。これでは本来の乾かすパワーが分散してしまうので、洗濯物が乾くまでに時間がかかってしまいます。

なので、浴室乾燥機で洗濯物を干す前には、必ず浴室内の水気を取り除くことが大事です。お風呂やシャワーのあとに洗濯物を干す場合は、タオルやスポンジを使って水気を取りましょう。また、干す前に一度乾燥機を使って、水気と湿気を取っておくのも良いです。浴室内を事前に乾燥させておけば、乾燥機の本来のパワーが洗濯物のみに向けられます。こうすることによって、乾かす時間と電気代が節約できるというわけです。

また浴槽に水が残っている場合は、蓋をして湿気が漏れないようにしましょう。

その2「洗濯物を干し過ぎない」

洗濯物を干し過ぎると、乾きにくくなります。浴室に設置されているハンガーパイプにみっちり洗濯物を干すのはNGです。洗濯物同士がくっついていたりすると、水気や湿気が籠ってしまいます。これでは浴室乾燥機を使っても、洗濯物同士で水気を分け与えるような形になり、全体的になかなか乾かないといった現象に陥ります。

ということで、浴室乾燥機で洗濯物を干すときは、洗濯物を欲し過ぎないようにしてください。理想としては、洗濯物同士の間隔を5~10cmほど開けるとよいでしょう。洗濯物の前後が触れ合わないように隙間を作ることが大切です。

その3「空気の通り道を作る」

上記の「洗濯物を干し過ぎない」に関係してきますが、浴室内に空気の通り道を作ることが大切です。浴室乾燥機から発せられる温風が、浴室全体に行き渡るようにするとより効果的です。また空気の循環効率を上げるため、浴室乾燥機を使うときは少しだけ窓や扉を開けておくのもポイント。逃げ道を作っておくことで、より効果的に温風が行き渡ります。

ただし、窓を開けて使用する際は以下に注意してください。

  • 気温が低い冬場は、窓を開けると浴室内の温度が下がり逆効果
  • 梅雨場などの雨の多い日は、湿気が篭りやすいので逆効果
  • 強風の日はホコリなどのゴミが洗濯物に着く可能性も
  • 浴室乾燥機の製品によって、締め切りをおすすめしているものもアリ

上記4つに注意して、浴室内に空気の通り道を作ってください。

その4「干し方を工夫する」

浴室乾燥機での干し方

浴室乾燥機を使用する場合に限りませんが、洗濯物を乾きやすくする干し方があります。

洗濯物を並べる順は、厚いものから薄いものへ

まずはハンガーパイプに洗濯物を並べる順番。これを工夫します。ジーンズやトレーナー、バスタオルなどの厚手の洗濯物は、浴室乾燥機の温風が一番強く当たる場所に干すことがポイントです。

浴室乾燥機とハンガーパイプの位置関係をみると、おそらくどの製品もハンガーパイプの真ん中に浴室乾燥機があるはずです。なので、厚手の洗濯物は、ハンガーパイプの真ん中にくるよう干すようにします。あとは洗濯物の厚さ順に、真ん中から外側にかけて厚いものから薄いものを均等に干していきます。厚手のものの次は、ワイシャツやTシャツ、一番乾きやすい肌着・下着などは外側に干します。

ここでのポイントは、厚いものが端に寄ったり、偏ったりしないこと。厚い〜薄いが左右均等になるように干してください。

ハンガーにかけるときは、風通しを意識する

洗濯物をハンガーにかけるときは、なるべく風通しがよくなるように工夫します。まず、ジーンズなどのズボン類は、ウエスト部分や裾部分が空洞になるようにしましょう。角ハンガーなどを使って、ウエストを開かせて干すのが大事です。

シャツやパーカーなど、前部分をボタンやファスナーで閉めるものは、全て外して前を開けるようにします。こうすることで、外からも中からも乾燥機の温風が通るようにします。
厚手のバスタオルなどは、できれば折り畳まずに干します。長さや大きさによって邪魔になってしまう場合は、ハンガーを2つ使ったり、角ハンガーをうまく利用して重ならないように注意します。

その5「浴室乾燥機の説明書に目を通す」

最後は初歩中の初歩になりますが、説明書に目を通すことが重要にもなってきます。メーカーによって説明書の内容は異なりますが、例えば一度に干せる洗濯物の枚数や、温風を効率よく循環させるための方法などが記載されています。親切なメーカーだと、「温風の循環効率を上げるため、お風呂の蓋を閉める」だとか、「ズボンのポケットを裏返す」などのコツが書いてあることも。

「説明書なんて読まない!」という方も多いかもしれませんが、早く・安く乾かすヒントは、意外と説明書にあったりします。

番外編「省エネモード」を活用する

浴室乾燥機のリモコン

浴室乾燥機の種類、メーカーによっては「省エネモード」が搭載されている製品もあります。エコモード、節電モードなど呼び方はさまざまですが、通常の運転よりも電気代が安くなるのでおすすめです。

省エネモードの機能も製品によってさまざま。送風のみを行う風乾燥や、風乾燥と通常乾燥を合わせた節電乾燥などです。どちらも通常乾燥よりも電気代が節約できるのでおすすめです。こういった機能を使い分けることによって、電気代を節約していくとよいでしょう。

浴室乾燥機の点検修理や交換は専門業者に依頼しましょう

浴室乾燥機は洗濯物を乾かすのに便利な機器です。しかし、長期間使用していると、不具合や故障が生じることもあります。外干しできない時や部屋干しが臭う時期、浴室乾燥機が使えないとなると、洗濯物を乾かすことができずに困ってしまいますよね。浴室乾燥機はあるけれど衣類乾燥機を持っていないご家庭も少なくありません。

そんな時は、浴室乾燥機の点検をしてもらい、必要に応じて修理や交換を行いましょう。

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