
ダイキン エアコン(F28DTES-W7)動作不良


エアコンのルーバーが開かない・閉まらないといった動作不良は、修理によって直せる場合があります。
エアコンのルーバーとは、室内機の吹き出し口に付いている羽のことです。「フラップ」と呼ばれることもあります。主に、エアコンの風向きを調整する役割を持つ部品です。
通常、エアコンの電源を入れると、ルーバーが開いて風が出てきますが、何らかの原因で不具合が生じると、ルーバーが動かずに風が出てこなくなります。
エアコンのルーバーの動作不良の多くは、ルーバーの故障あるいはモーターの故障となります。稀に埃や汚れが原因のこともあり、エアコン掃除を行うことで解決する場合もあります。
この記事では、ダイキン製エアコン「F28DTES-W7」の事例をもとに、ルーバーの動作不良をエアコンクリーニングで解決する方法を解説します。
エアコンのルーバーが開かないため修理してほしい

今回のお客様は、ご自宅のエアコンの動作不良の件でお問い合わせくださいました。
具体的な症状をお伺いしたところ、「ダイキンのルームエアコンのルーバーが開かなくなった」とのことで、点検もしくは必要に応じて修理してほしいとのことです。
2003年製の古いエアコンのため、ルーバーの破損やモーターの破損の可能性があること、メーカーからの部品取り寄せが難しい場合はエアコン交換になることをご理解いただいた上、エアコンの点検をさせて頂くことになりました。
エアコンのルーバーが上手く嵌っていなかった

さっそく、スタッフが現地に駆け付けてエアコンを調査したところ、ルーバーのツマミが溝に上手く嵌っていないことが確認できました。エアコン本体に経年劣化がみられたため、ちょっとした振動で部品に緩みが生じたことも考えられます。
ルーバーを正しい位置に取り付け直したところ、問題なく動くようになりました。ダイキン製エアコン「F28DTES-W7」のルーバーは右端と左端で固定されていますが、他の機種では、右端や左端に加え真ん中に留め具で固定されているものもあります。
ルーバーがズレた状態で使用を続けると、本体の故障に繋がる可能性があるので注意が必要です。
さて、ルーバーが動かなかった直接の原因はルーバーのズレでしたが、エアコンのフィルターが汚れていたため、運転ランプが点滅していました。その状態だと途中で運転が止まってしまうため、お客様にご提案ののち、クリーニングで対応することになりました。
ダイキン製エアコン「F28DTES-W7」の清掃を実施
ここでは、ダイキン製エアコン「F28DTES-W7」の事例を参考に、エアコン清掃の方法をご紹介します。
エアコン清掃にて動作の復旧を行う手順
1.事前準備を行う

エアコンを清掃する前に、感電防止のためエアコンの電源とブレーカーを落とします。コンセントから電源プラグを抜いておき、埃やカビが飛散する可能性を考慮し部屋の養生を行います。
2.フィルターの掃除を行う

左右二ヶ所にある突起部分に指をかけ、前面パネルを開きます。この時点で、ルーバーやフィルターの埃がかなり目立ちました。
フィルターの中央にあるツマミを上へ押し上げ、下に向かって引き出します。取り出したフィルターの埃を掃除機で吸い取り、ぬるま湯と洗浄用洗剤(台所用中性洗剤でも可)で水洗いし、カビや汚れをブラシで擦り落とします。
濡れたフィルターは風通しの良い日陰で水分が乾くまで干しておきます。付属の「おひさまクリーンフィルター」は水洗いできないため、洗ったフィルターと一緒に天日干ししておきました。
3.エアコン本体の掃除を行う
フィルターを乾かしている間に、エアコン本体の掃除を行います。
片手でカバーを抑えながら上部中央の軸を取り外し、手前に引いて前面パネルを本体から外します。
前面パネルやルーバーを柔らかい布で軽く水拭きして乾かします。
4.フィルターとカバーを取り付ける
乾いたフィルターを元に戻します。外した時と逆の手順、フィルター⇒おひさまクリーンフィルターの順に取り付けます。
そして、前面パネルの軸を溝に合わせて押し込み、カバーを閉じます。この時、軸がしっかりと溝に嵌っているか確認することが大切です。
5.エアコンを運転する
コンセントに電源プラグを差し、ブレーカーとエアコンの電源を入れ、運転を開始します。作業完了後はルーバーが開かなくなることもなく、運転ランプが点滅することもなくなりました。
ダイキン製エアコン「F28DTES-W7」の特徴

- 外壁と調和する美しい室外機「ビューテリア」シリーズ
- 左右風向調整羽根「すみずみルーバー」、上下風向調整羽根「すみずみデュアルフラップ」搭載
- 外して水洗いできる前面パネル
- 屋外と屋内の温度差を調整する健康冷房運転
- 自然な涼しさで快適な眠りをサポートする快眠冷房運転
- エアコン内部にこもりやすいイヤなにおいを抑えるニオイないス運転
- 別売の「おひさまクリーンフィルター」「長持ち空清フィルター」対応
エアコンが止まる原因や対処方法について

今回の事例では、ルーバーのツマミが溝に上手く嵌っていなかったこと、フィルターに埃が溜まっていたことが原因でエアコンのルーバーが動かなくなりました。
しかし、実際はエアコンが止まってしまう主な原因はさまざまです。ここでは、エアコンが止まる原因や対処方法についてご説明します。
ルーバーの破損
エアコン本体からルーバーを取り外して、破損がないか確認します。もし、両端のツマミ部分に破損があれば、きちんと取り付けることができないため、交換が必要です。
ルーバーのツマミはプラスチック製のものが多く、何度も開閉を行うことで摩耗し、破損しやすくなります。
新しいルーバーは各メーカーから取り寄せる必要がありますが、古いエアコンで補修部品の製造が終了している場合は入手が困難です。そういったケースでは、エアコン本体の買い換えが推奨されます。
モーターの故障
ルーバーに破損がなく、エアコンの風向が動かない場合は、モーターが故障している可能性が高いです。
モーターはルーバーを動かす部品ですが、経年劣化で摩耗が進むと、動きが悪くなります。
モーターの故障は自分で直すことができないため、プロに修理を依頼してください。
エアコン本体の故障
ダイキンのエアコンには運転ランプやタイマーランプなどのランプがあり、稼働状況に応じて発光し知らせてくれます。
運転ランプが点滅する場合、エアコン本体が故障している可能性があります。しかし、意外にも再起動することで直るケースがあるため、試してみましょう。
1.エアコンの運転を停止する。
2.エアコンのブレーカーを落とし、電源プラグを抜き、1分以上待つ。
3.電源プラグを差してブレーカーを上げ、エアコンの電源を入れる。
この手順でエアコンを運転させ、それでも運転ランプが点滅する場合はエアコンが故障している可能性が高いため、業者に点検してもらいましょう。
参考記事『ダイキンのエアコンが点滅し始めた!エラー原因から対処方法をまとめて解説!』
エアコンの動作不良でお困りの方は業者に点検を依頼しましょう

今回は、ダイキン製エアコン「F28DTES-W7」の事例をもとに、ルーバーの動作不良をエアコンクリーニングで解決する方法を解説しました。
エアコンのルーバーが開かないトラブルは、今回のようにルーバーの取り付け位置調整や清掃で解決することもあります。しかしながら、ルーバーが破損している、モーターが故障している場合は、修理が必要です。
また、エアコンクリーニングを長期間行っていないと、エアコン内部に埃や汚れが溜まり、「水漏れする」「冷たい風が出てこない」などの症状が出やすくなります。
DENKI110では、フィルター掃除だけでなく、高圧洗浄による内部のクリーニングも行っています。
エアコンの動作不良や汚れでお困りの方はお気軽にお問い合わせください。
※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。
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