エアコンの試運転の必要性って?起こりやすいトラブルまで解説!

エアコン

暑い夏を乗り切り、熱中症を予防するために、エアコンは快適に使いたいものですね。そんなエアコンの使い始めには注意することがあります。余り知られていませんが、エアコンはシーズン到来の前に、正常に使えるか確認するための試運転が必要です。この記事では、エアコンの試運転の方法、その際に発覚することが多いトラブルを解説します。

目次

夏に使うエアコンは前準備として春に試運転が必要

夏に使うエアコンは前準備として春に試運転が必要

夏に向けて早めにエアコンを買った方もいらっしゃるでしょう。また、冬は他の暖房器具を使うので、昨年の夏に使って以来、エアコンを使っていないという方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方々を含め、夏にエアコンをフル活用したい方、熱中症対策としてエアコンをうまく使いたい方は夏前にエアコンの試運転がおすすめです。 シーズン前にエアコンの試運転が必要な理由について説明します。それは、本格的なシーズンになると、エアコンの修理依頼が集中して、業者の対応が遅くなるからです。ケースバイケースですが、予約が取れないこともあり得ます。そうならないように、5~6月、試運転をして不具合をチェックする必要があります。もしも、そこで不具合があれば、早めに修理依頼ができ、不具合部分をじっくり修理してもらえるので安心です。

エアコンの試運転の方法

エアコンの試運転はまずフィルターの掃除から始める。

まずは、エアコンの試運転方法です。最初にすべきことは、フィルターの掃除ができているかの確認です。ここにホコリがたまっていると、温度が下がらないなどの不具合を生じます。また、室外機の周辺は風通しをよくしておかないと、効率よく温度を下げられなくなるので、周辺に物を置いていないかどうかよく確認してください。 それから、コンセントもチェックしておきたいものです。ホコリがたまったままになっていると、電気ショート火災などが起こる可能性があるので危険です。もしもホコリだらけであったら、きれいに拭き取っておいてください。こうしたことをチェックしてから、エアコンの試運転に入ります。

冷房16-18度で10分間稼働

まずは、冷房モードにして16~18度に設定し、10分間稼働させます。この時、生ぬるい風ではなく冷風が出ているか、故障を示すランプの点滅がないかきちんとチェックします。タイマーの表示はメーカーによって異なるので、メーカーの取り扱い説明書やホームページで確認しましょう。 万が一冷風が出ない場合は、一度止めてプラグを抜いて再度試してください。これで冷風を確認できればOKですが、直らない場合は故障の可能性があります。詳細はトラブルの項で説明します。

さらに30分運転して異常の有無を確認

10分間正常に運転されていたとしても、さらに30分くらい運転させ、異常の有無を確認します。仮に10分の運転で異常がなかったとしても、30分の運転によって異常が見つかることも少なくありません。 水漏れや今まで聞いたことのないような異常な音、不快な臭いがあるかどうかチェックしてください。こうした異常な現象があったら、修理が必要になる故障などの可能性が考えられます。また、この30分の運転は、熱交換器を結露させる目的もあります。結露のために出た水は、ドレンホースを通り抜けて、屋外に排出されるのが正常な動きです。しかし、この作業が正常に行われていないと、室内で水漏れします。

エアコンの試運転で発覚するトラブル

エアコン室外機

上記で説明した試運転で発覚するトラブルを説明します。最初の10分の運転の際に部屋の温度が下がらない、今までに聞いたことないような異音や不快に感じる異臭がする、結露が生じるといったことです。考えられる原因、対処法を示します。

運転後10分たっても冷えない

フィルターのお掃除を済ませ、室外機の周辺に物を置いていないにもかかわらず、10分たっても冷えない場合は、室外機のファンを確認してください。 もしも、ファンが回っていなければ、故障の可能性が高いです。または銅配管の劣化や取り付けミスによる冷媒ガス不足も考えられます。いずれも業者に頼んで修理してもらう必要があります。または、古いエアコンで会ったら、本体の劣化や故障かもしれません。修理できるものか、買い替えの方が良いのか、業者と相談してみても良いでしょう。

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 異音が聞こえる

異音は場合によっては、業者に頼んで修理してもらわなければいけません。しかし、異音の場合、以下の音でしたら、主に室内機の動作音の可能性が高いので、そのままにしておいても大丈夫です。ただし、余り気になるようでしたら、プロに点検してもらっても良いでしょう。

• キシキシ

• パキパキ

• ゴーゴー

• ジジ

• ミシ

• カチ

こうした音は、室外機で以下の音は動作音の可能性が高いです。

• ブーン

• バサ

• プシュー

• カタッカタ

これらは、いずれもファンが回っている音だったり、切り替わりの音だったりします。又は運転時の電磁弁の作動の音です。 室外機で以下の音を聞いたら、修理を依頼した方が良いです。

• キュルキュル

• ガゴン

• ガラガラー

これらの異音も取れる音は、内部の部品が壊れている、ファンが異常をきたしている可能性が高いですが、内部の機械については、素人にはわからない部分です。無理して直そうとはせずに、慣れているプロにお願いしましょう。

異臭は結露によるカビの可能性も

異臭は、結露によるカビの可能性が高いです。長く使っているエアコンでしたら、買い替え時期になっていることも考えられます。比較的新しいエアコンでしたら、エアコンクリーニングがおすすめです。 また、熱交換器が汚れているために臭ったということも考えられます。熱交換器はフィルターの内部にあるので、ここが汚れていると、汚れた風がお部屋に行き渡ってしまいます。そうしますと、空気も悪くなり、健康にも良くないです。エアコンクリーニングでキレイにしてもらうと良いでしょう。

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エアコン点検やクリーニング、修理などは業者へ早めに依頼

エアコンを本格的に使う前に試運転すると、修理すべきことが分かる場合もあります。そんなエアコン点検やクリーニング、修理は発注が多くなる7月より前に業者に依頼した方が賢明です。月でいいますと、5~6月がベストと言えます。 DENKI110は迅速な対応と確かな技術で、皆さまのご要望にお応えします。本格的な夏が来る前にご依頼ください。

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