コンセントがゆるくなったらどうする?原因と対処法を教えます
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「壁コンセントがゆるい」「電源プラグを差しても抜け落ちてしまう」とお悩みではないでしょうか。
電源プラグが抜け落ちると、感電や火事のリスクが増大します。この問題は、口コミや実績からも多く発見されています。
特に室内コンセントの取り外しや調整が必要になる場合、注意点として電源コードの発熱や出火が挙げられます。つまり、安全性を確保するためには、専門家による正確な取り付けや定期的なメンテナンスが重要です。埼玉県や京都府など、各地の口コミや評価を参考にしながら、リフォームや補修を行い、安全で快適なホーム環境を保ちましょう。
コンセントの差込口がゆるい状態を放置しておくと、電化製品に負担がかかったりショートを起こしたりする危険性があるため、早めに対処したいものです。対処法としては、コンセントプラグの修理交換が有効ですが、すぐに交換できない場合は一時的に対処することも大切です。
コンセントはパソコンや洗濯機、冷蔵庫、電子レンジなど、あらゆる家電製品で使用するものですから、コンセントがゆるい不具合はどなたにも起こる可能性があります。火災などの重大なトラブル防止のためにも、基本的な知識を持っておくと良いです。
この記事では、次の内容を詳しく解説します。
- コンセントがゆるくなる原因
- コンセントがゆるいときの対処法
- コンセントプラグの交換取付方法
- ゆるいコンセントを放置するデメリット
- ゆるいコンセント以外に危険な状態とは
コンセントがゆるいことで不安に思う方やコンセントを安全に使用したい方は、ぜひ最後までご覧ください。
コンセントがゆるくなる原因とは?
コンセントは家電製品を使う時に使用する差し込み口のことです。家電製品の電気コードの先にある電源プラグ(コンセントプラグ)を差し込むことで電気が供給されます。
コンセント差し込み口がゆるくなるのは、主に電源プラグの抜き差しが原因です。
常に使用する冷蔵庫やエアコンなど、コンセントを差しっぱなしにする電化製品もあると思いますが、スマホ充電器やドライヤーなど、使用のたびに電源プラグを抜くものもあるでしょう。抜き差しが多くなることで、コンセントとプラグの両方がすり減り、コンセントがゆるくなるのです。経年劣化が原因ともいえます。
家電製品の中には、電源が入っていなくても大きな待機電力が発生するものがあります。例えば、テレビやエアコン、録画機器などです。
節電のためには、これらの製品を使用しない時は電源プラグを抜いた方が良いですが、繰り返し抜き差しすることで、コンセントがゆるくなる可能性があることも頭に入れておきましょう。
コンセントがゆるい時の対処方法について
コンセントがゆるくなった時、そのまま放置しておくと火災につながる恐れがあり危険です。ここでは、コンセントがゆるい時の対処方法を解説します。
コンセントやプラグを交換する
コンセントや電源プラグの寿命は約10年です。使用環境や抜き差しの頻度によっても違いはありますが、経年劣化に伴いゆるくなる可能性があります。10年以上使用しているコンセントやプラグは交換を検討しましょう。
壁の電気配線を触る作業には「電気工事士」の資格が必要です。コンセントの交換修理はDIYではできないため注意してください。
電源プラグの交換はご自分でも可能です。
【電源プラグの交換手順】
1.新しいプラグ、ニッパー、ドライバーを用意する。
2.電源コードが傷んでいない部分まで差し込みプラグごと切る。
3.コードの外側の被覆を先端から3cm程度剥き、中のコードも2cm程度剥く。
4.ねじった銅線をネジに巻き付けて輪っか状にする。
5.電源プラグの内部にネジを固定して、プラグのフタを閉める。
以上の手順でプラグの交換は完了です。細かい作業が得意な人やDIYに慣れている人なら簡単だと思います。自分では難しいと判断された場合は、専門業者にお願いしてください。
電源プラグを広げる
電源プラグには2本の刃がついています。コンセント口の形状に合わせてプラグを広げることで、一時的に対処することができます。
素手で広げるのは難しいため、ペンチや硬貨を使って少しずつ広げていきましょう。少々分かりにくいと思いますので、硬貨を使って電源プラグを広げる方法を詳しくご説明します。
まず、片手でプラグ本体を持ち、もう片方の手に硬貨を持ちます。硬貨を持った方の指でプラグを広げるわけですが、この時、硬貨でプラグを曲げようとすると上手くいかない可能性が高いです。
指と硬貨の間にプラグの刃を挟み、広げるのが正しいやり方。この方法は、プラグの刃が平行の状態で抜けやすい時にも有効です。なお、使用する硬貨は適度な大きさで穴が開いていない100円玉や10円玉がおすすめです。
コンセントの形状によってはプラグをせばめる必要があるでしょう。広げる場合もせばめる場合も、過度に行うと破損の恐れがあるため注意が必要です。
配線カバーを使用する
「コンセントに足をひっかけて外してしまうことがある」という人は、配線カバーの取り付けがおすすめです。
配線カバーは、電気コードを覆うためのもので、部屋のインテリアに合わせて色や柄を選ぶことができます。無地のものから、木目調のものまであり、見た目がすっきりしておしゃれに見えるのも良い点です。
トラッキング防止カバーを使用する
コンセント差し込み口と電源プラグの間にホコリが溜まり、そこに湿気などの水分が付着すると、プラグの両極間で火花放電が起きます。この現象をトラッキングと言います。
トラッキングが起こると、絶縁抵抗がなくなり電気が流れ、火災に発展する恐れもあるのです。防止のためにも、ゆるいコンセントは早急に直し、コンセントやプラグの掃除を定期的に行う必要があります。
より安全に使用するには、市販のトラッキング防止カバーを使用すると良いです。トラッキング防止カバーは難燃性のシリコン素材でできており、電源プラグを覆うことで、ホコリの蓄積を防止します。取り付けも簡単ですし、数百円で購入できるので、手軽に導入できるでしょう。
ゆるくなったコンセントを放置するデメリットは?
ゆるいコンセントは、電源プラグを広げて対処することもできますが、あくまでも一時的な方法です。コンセントがすぐに抜けてしまう時は、なるべく早くプロに依頼して交換修理してもらってください。
ここでは、ゆるくなったコンセントを放置するデメリットを挙げていきます。
トラッキング現象が発生するリスク
トラッキング現象とは、電源プラグとコンセントの間にホコリが溜まり、湿気を含むことで漏電し、発火する現象のことです。トラッキング現象では、プラグ両極間に電流が流れる状態ですので、漏電ブレーカーが感知してくれない可能性があります。
コンセントがゆるいと、ホコリが溜まりやすい状態になるため、トラッキング現象のリスクが高まります。コンセントをこまめに掃除するようにし、ホコリが溜まるのを防ぎましょう。
トラッキング現象は、水気の多いキッチンや浴室などで起こりやすいと言われています。普段の生活の中でも、気に留めておくと良いです。
ショートを起こすリスク
電源プラグや電気コードが劣化している時は、ショートを起こすリスクもあります。
ショートとは、コードの絶縁が弱くなり、2つの銅線が接触して大きな電流が流れる状態のことです。電源タップを利用してたこ足配線にしている場合、電流オーバーによるショートに気を付けましょう。
ショートが起きると、熱でコンセントが焦げたり、火災事故の原因になるため大変危険です。
電化製品に負担がかかる
プラグが抜けやすいと、抜き差しがどうしても多くなってしまいます。頻繁にコンセントを抜き差しすると、電化製品本体に負担がかかり、故障の原因になりかねません。
商品によっては、常に通電状態で使うことが想定されているものもあります。テレビやエアコン、録画機器、冷蔵庫などは、コンセントの抜き差しで頻繁に通電がオンオフになると、負担が大きくなる恐れがあるので注意しましょう。
関連記事:コンセントプレートやカバーの破損・故障トラブル!差し込み口が割れてしまった際などの対処方法や交換・修理について解説
ゆるいコンセント以外に危険な状態とは
コンセントがゆるいこと以外にも、通常とは異なる状態にあると、漏電や火災などに発展しかねません。家電製品を安全に使用するためにも、コンセントに異常がないか日ごろから確認するようにしましょう。
ここでは、コンセントの修理や交換が推奨される危険な状態をご紹介します。
コンセントにひびが入っている
コンセント自体の劣化や地震、物がぶつかった衝撃などでコンセントにひびが入ることがあります。
「ちょっとくらいなら大丈夫」と思うかもしれませんが、ひびが入った場所によっては、電源プラグのぐらつきやトラッキング現象の原因になるため注意が必要です。特に、コンセント差し込み口にひびが入った場合は、ホコリやゴミが入り込みやすいため使用には危険が伴います。
使用をいったん中止し、ホコリやゴミが入らないようガムテープを張り、専門業者に修理を依頼しましょう。
コンセントに焦げ跡
コンセントの差し込み口に焦げ跡を見つけたら、危険信号です。コンセントは電気が流れているところなので、小さな焦げ跡であってもトラッキング現象や火災の原因になりかねません。コンセントに焦げ跡がある場合は、使用を中止して早急に修理・交換を行いましょう。
コンセントに焦げ跡ができる主な原因は5つです。
- ほこりや湿気でトラッキングを起こした
- 家電製品の電源が入ったままコンセントを差した
- 電源タップなどでたこ足配線にしている
- 電源プラグが破損している
- 経年劣化
コンセントが足りず、たこ足配線にしている方は非常に多いと思います。
電源タップを使っても、1つのコンセントで使用できる電気の量が増えるわけではありません。1ヵ所のコンセントで使える電力は1500Wまでと決められています。電気の使い過ぎやたこ足配線には十分注意しましょう。
よくある質問
テレビの差し込み口が緩い時の対策は?
テレビの差し込み口が緩くなっていると、電源が不安定になり、映像や音声に問題が生じることがあります。これはアンテナの接続やアースの問題にも影響を与える可能性があります。このような場合、以下の対策を試してみてください。
まず、電源コードのプラグ部分や回りをを確認して、プラグや周りの床にほこりや汚れが付着していないかチェックし、乾いた布やエアダスターを使用して清掃します。プラグの形状が合っていない場合や経年劣化で形が変わっている場合、新しいプラグや延長コードを試すことも有効です。また、緩い差し込み口を直接使用するのではなく、品質の良い延長コードや電源タップを利用するのも一つの方法です。特に、タコ足配線は避け、安全性を確保することが重要です。
プラグを一度抜いてから、しっかりと再挿入してみてください。プラグをしっかりと奥まで差し込み、カチッと音がするまで確認します。もし差し込み口自体が緩くなっている場合は、専門の電気工事士に依頼して差し込み口を交換してもらうことを検討してください。無理に自分で修理しようとすると、火災や感電の危険があります。
また、テレビが設置されている場所が不安定な場合も、プラグが緩くなる原因となることがあります。テレビがしっかりと安定した場所に設置されているか確認し、必要に応じて調整することが重要です。さらに、バルコニーやベランダでのアンテナの設置状況、インターホンやカメラマン用の電源、シーリングや照明器具の接続にも影響を与える可能性があります。
これらの対策を試しても問題が解決しない場合は、専門の電気技師やテレビのメーカーに相談や調査してもらう事をお勧めします。イベントや出張撮影などの特別な状況では、事前にしっかりと対策を講じることが求められます。安全に使用するために適切な対策を講じましょう。
賃貸で壁コンセントのゆるみを発見したら誰に連絡すればいい?
この質問は、賃貸物件で壁コンセントのゆるみを発見した場合、まず最初に管理会社や大家さんに連絡することが重要です。コンセントのゆるみは電気トラブルの原因となり、火災のリスクもあるため、迅速な対応が求められます。以下は、具体的な対策と連絡手順についてのガイドです。
まず、発見したゆるみを確認するために、慎重にコンセントを調べます。電気の知識がない場合は、無理に修理しようとせず、管理会社や大家さんに報告してください。管理会社への連絡は、電話やメール、LINEなどのメッセージツールを利用すると便利です。連絡の際には、コンセントの写真を添付すると、状況を正確に伝えることができます。
次に、管理会社や大家さんが手配する電気工事士が対応します。場合によっては、コンセントの修理だけでなく、他の電気設備(例えば、分電盤や配線)も点検してもらうと良いでしょう。また、その他の備品や設備(例えば、温水洗浄便座やダウンライト、換気扇など)にも不具合がないか確認してもらいます。
コンセントの修理が完了したら、再度管理会社に報告し、修理が適切に行われたことを確認します。修理後も問題が続く場合は、再度連絡して対策を依頼しましょう。
賃貸物件における壁コンセントのゆるみは、さまざまな生活設備に影響を与える可能性があります。例えば、フローリングや壁紙(クロス)、レンジフード、トイレの換気扇など、多岐にわたる設備に関連しています。場合によっては、家具や家電(例えば、テレビやオーディオ機器)にも影響が出ることがあります。
さらに、壁コンセントの修理に伴い、他の箇所の点検も行うことをお勧めします。例えば、防犯カメラの接続やシャッターの動作確認、サッシや窓ガラスの点検、ドアノブやホースのチェックなどが含まれます。これにより、家全体の安全性を確保することができます。
最後に、賃貸物件の管理においては、適切な管理会社の選び方や連絡方法、修理の手順を理解しておくことが重要です。日常的なトラブルに迅速に対応できるよう、管理会社との連絡体制を整えておくと安心です。
コンセント交換や増設は専門業者に依頼しましょう
今回は、コンセントがゆるくなる原因や対処法をご紹介しました。
家電製品を使用する際は、電源プラグをコンセント差込口に差す必要があります。頻繁に抜き差しを行う、あるいは経年劣化が進むとコンセントがゆるくなっていきます。
コンセントがゆるい状態を放置しておくと、さまざまなデメリットが生じます。漏電や火災などの重大なトラブルに発展させないためにも、コンセントの不具合を感じたら、早めに交換修理を行いましょう。コンセントだけでなく、家電製品の電源プラグの破損も危険を伴いますので、修理や交換をしてください。
コンセントの交換や新規取付は壁の配線作業を伴うため資格が必要です。お客様自身で交換を行うのは危険ですのでおやめください。コンセントは電気つかう際の大事な役割を担っている為、素人が行うと電源コードの出火やトラッキング現象は、重大な火災につながる場合もあります。止めておきましょう。自分の部屋が火災によって燃えてしまったり、集合住宅の場合は、他人にまで被害を及ぼす可能性も高いため、自分のため・他人に被害を与えないためにも、危険性を理解して対策する必要があります。また、早めの対策を行えば費用も安くなる傾向が高いので迅速な対応が鍵です。「コンセントの差し込み口がゆるくなってきた」「対策できることはある?」このような疑問がある方はいませんか?コンセントがゆるいと、何か危険なことが起こるのではと不安になりますよね。なぜでしょうか。いくつか原因をお伝えしていきます。
コンセントがゆるくなる原因としては、頻繁な抜き差しや経年劣化が考えられます。それ以外にも引越し部屋の模様替えで物を移動させぶつけた時、外壁にぶつけたりした時にも緩くなる可能性があります。また、EVやIH、LEDといった高電力を消費する種類の家電製品の稼働時も影響を与えることがあります。たとえば、ガスやウォシュレットや蛍光灯や電球、ヒーターなどの電化製品もコンセントに大きな負担をかけます。さらに、ふすまやカーテンレール、カーポート、クッキング機器、クリーニング機器、カーナビ、ガレージの自動ドアなど、家庭内のさまざまな設備がコンセントを利用しています。これらの影響により、コンセントのゆるみが発生することがあります。
対策としては、最も確実なのはコンセントプラグの交換です。コンセントの交換や新規取付は壁の配線作業を伴うため資格が必要です。お客様自身で交換を行うのは危険ですので、専門の電気工事士に依頼して、安全に交換してもらいましょう。交換がすぐにできない場合は、テープなどで一時的に固定し、補強する方法もあります。ただし、これはあくまで一時的な対策であり、早めに根本的な対策を講じることが重要です。
また、家電製品の電源プラグの破損も危険を伴いますので、修理や交換をしてください。特に、ドライブレコーダーやインターネット機器、ビルトイン機器、フィルム機器、フロアコーティングやブラインド・ロールスクリーンのような家庭内の多岐にわたる設備についても、定期的にチェックを行うことが大切です。さらに、定期的なハウスクリーニングや不用品の回収、庭木の剪定、和室の手入れなども、家庭の安全を保つための重要な活動です。これらのメンテナンスを行う際には、コンセントや電源プラグの状態も併せて確認することで、トラブルを未然に防ぐことができます。
コンセントのゆるみを防ぐためには、定期的に電源プラグやコンセントを点検し、異常を感じたらすぐに対応することが重要です。例えば、東京都や大阪府、愛知県などの大都市でも、専門の電気工事士による定期的な点検サービスを利用することができます。これにより、家庭内の電気設備が常に安全に保たれるでしょう。
最後に、コンセントのゆるみは放置すると大きなリスクを伴います。特に、集合住宅にお住まいの方は、他の住人にも影響を与える可能性があるため、早めの対策が求められます。自分自身や他人の安全を守るために、コンセントの不具合を感じたらすぐに対応し、安全で快適な生活を送りましょう。もし、コンセントのゆるみに関する疑問や不安がある場合は、専門家に相談して適切なアドバイスを受けることをお勧めします。専門の電気工事士による点検や修理を依頼することで、安心して日常生活を送ることができます。コンセントのゆるみを放置せず、早めに対処することが、安全で快適な生活を維持するための第一歩です。
いかがでしたか。今回はコンセントが緩くなった時の対処方法をまとめました。
弊社『DENKI110』では、コンセント交換・新規取付・増設に対応しています。その他、電気スイッチなどの暮らしのトラブルのご相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせください。
参考サイト:DENKI110(電気工事)
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