浴室乾燥機を修理するには?故障原因と寿命で交換などの対処法を解説!

換気扇

お住まいの浴室乾燥機について、こんなお悩みがはありませんか。最近換気ができない、冷暖房などの空調が効かないなどの、症状はありませんか。浴室乾燥機の調子が悪いといったとき、故障しているかもしれません。浴室乾燥機について、気になることがあったらまずはこの記事をチェックしてみてください。浴室乾燥機の故障原因や寿命についてご紹介、交換方法、掃除方法などもあわせてご案内します。

目次

浴室乾燥機が故障するときの主な症状と原因

浴室乾燥機は、故障するとさまざまな症状を起こします。最近浴室乾燥機の調子が悪いと思っているあなた、まずは以下の5つの症状に該当するかを確認してください。

  • 電源がつかない・稼働しない
  • 換気しない・換気効率が落ちた
  • 冷暖房が効かない
  • 洗濯物が乾かない・時間がかかる
  • 異音がする・音がうるさい

上記5つが、浴室乾燥機の主な故障の症状です。それでは一つひとつについて、詳しくみていきましょう。

電源がつかない・稼働しない

浴室乾燥機の電源がつかない・稼働しないといった場合、浴室乾燥機の故障が考えられます。リモコンやスイッチを入れても電源がつかない、また途中で電源が落ちてしまうというときも同じです。この原因はさまざま考えられ、一つは浴室乾燥機の経年劣化。長年使用していることにより、基盤や配線部分が傷みショートしてしまうというものです。この場合はブレーカーが落ちることがよくあるので、ブレーカーが下がっていないか確認してみてください。

換気しない・換気効率が落ちた

電源はつくけど換気しない。稼働音はしているけどなかなか換気できないと言った場合、多くはフィルターが目詰まりしていることが原因です。浴室乾燥機の掃除を怠ると、フィルターにほこりが詰まって換気効率が悪くなります。この場合は掃除をすると解消されるので、まずはフィルターをチェックしてみてください。フィルターが綺麗、こまめに掃除しているのに換気しない場合は、やはり浴室乾燥機事態の劣化・故障が考えられます。

冷暖房が効かない

冷暖房が効かない場合も、高確率でフィルターの汚れが原因です。換気しないときと同様、フィルターが汚れていると冷暖房の効率が悪くなります。

洗濯物が乾かない・時間がかかる

こちらも換気・冷暖房同様に、フィルターが汚れていると洗濯物が乾きにくくなります。それに加えて、浴室内が濡れていたり、洗濯物を干し過ぎていたりすると、換気効率が落ちるので、洗濯物が乾かなくなります。こういった場合は、正しい洗濯物の干し方をすることで、症状が改善されます。浴室乾燥機での正しい洗濯物の干し方については、こちらの記事もご確認ください。洗濯物を上手に干す方法や、時短・節約テクニックもご紹介しています。

異音がする・音がうるさい

浴室乾燥機から異音がするといった場合、こちらは浴室乾燥機の故障や不具合が原因として考えられます。異音と故障の関係は、音によってさまざまなので以下をご確認ください。

浴室乾燥機の異音の種類とそれぞれの原因

  • 「キュルキュル、キュキュ」モーターのオイル不足
  • 「カラカラ、ギシギシ」モーターの破損、軸の歪み
  • 「ゴー、ゴー」内部に詰まったほこり
  • 「ジー、ジー」モーターやファンのサビ、劣化

など

浴室乾燥機の寿命は約10年

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浴室乾燥機に限らず、家電製品の寿命は平均して10年とされています。先述のような症状が出てくるのも、だいたい浴室乾燥機を導入してから10年前後に多くみられます。もちろん丁寧に使っていれば10年以上持つこともありますし、逆に6年くらいで不具合が頻発することもあります。それでも多くのメーカーでは、安全に使用できる期間を10年と設定していて、定期点検を推奨しています。とくに浴室乾燥機は、「特定保守製品」というものに定められていて、定期的な点検を必要とする製品となっています。

ちなみにこの特定保守製品」とは、経年劣化などで重大事故につながる危険のある製品というものです。みなさんご存知の特定保守製品はガス湯沸器以前、経年劣化した湯沸器が原因の一酸化炭素中毒などがありましたね。浴室乾燥機にも、経年劣化によってそういった危険が発生する可能性があるので、10年の定期点検が必要になっています。

寿命がきたら修理?交換?

浴室乾燥機に寿命がきた、壊れたといったとき、多くの方が悩まれるのが「修理にすべきか?」「交換すべきか?」ということではないでしょうか。多くの方がなるべく修理がいい、部分的に直して長く使い続けたいと思っているはず。浴室乾燥機のような設備は高そうだから、修理でなんとかしたい。そう思われる方が多くいますが、ですがこれは大きな間違いです。

まず、浴室乾燥機に寿命が来た場合、浴室乾燥機のさまざまな部品が劣化していると考えてください。たとえば異音がしていたとき、音のモーターですがほかの基盤なども劣化していることが考えられます。確かにモーター交換だけをすれば修理代は安そうですが、後々別のところが原因の不具合が発生することもあるのです。またメーカーや国も10年前後の買い替えを推奨しているので、安全に使うためにも交換する方が後々のためにもなります。

換気扇の交換はこちらも併せてご参照ください。事例や料金一覧を記載しました。

浴室乾燥機が故障・寿命になったらすること

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それでは最後に、浴室乾燥機が故障した・寿命が来たときにまずすべきことをご紹介します。というよりも、故障や寿命になったら、以下の選択肢から交換を依頼します。

  • 浴室乾燥機の製造メーカーに連絡する
  • 浴室乾燥機を購入した店や業者に連絡する
  • 電気の110番のような電気工事士に連絡する

それでは上記3つの選択肢について、詳しくみていきましょう

浴室乾燥機の製造メーカーに連絡する

浴室乾燥機の本体やリモコン、また説明書などを確認して、製造メーカーに問い合わせてみます。取り付けから10年以内の場合は、修理対応になる可能性があります。が、10年以上経っている場合は、対応外となる可能性大。また10年も経つとメーカー自体がなくなっていたり、生産を終了している可能性があるので注意が必要です。

浴室乾燥機を購入した店や業者に連絡する

購入した店や業者の保証範囲内であれば、無償で交換してくれる可能性があります。また有料でも、依頼すれば修理や交換をしてくれる可能性があります。

DENKI110のような電気工事士に連絡する

一番確実なのは、DENKI110番のような電気工事士に連絡をすることです。とくにDENKI110では、浴室乾燥機を多く扱ってきた工事士がいるので、交換もバッチリ。また電気工事士なので浴室乾燥機以外の作業をすることも可能です。たとえば浴室乾燥機の不具合の原因が、配線不具合や漏電だった場合、こういった症状も修理できるというわけです。浴室乾燥機の調子が悪いと思ったら、「実は漏電していた」というのはよくあること。メーカーや浴室乾燥機の販売店・業者ではこういった症状は対応できないので、電気専門業者に頼むとなにかとスムーズです。

浴室乾燥機に掃除は必要なの?

浴室乾燥機のフィルターの清掃

そもそも、浴室乾燥機に掃除が必要なのか。そう聞かれれば、ズバリ「必要」です。浴室乾燥機を下からぱっと見上げると、汚れはそんなに目立ちません。ですがカバーを開けると、フィルターにホコリがびっしり・カビが繁殖していることがあります。浴室乾燥機は浴室を換気する際に、浴室内の湿気とともにホコリや繊維、人体から出る油などを吸い込んでいます。

また、フィルターの汚れの蓄積は、浴室乾燥機の換気効率を落とす原因にもなります。フィルターに汚れが溜まっていると、浴室内の湿気や空気をうまく取り込めなくなります。浴室内がこもる、ニオイがするなども主に掃除不足が原因です。

浴室乾燥機の掃除頻度は?

浴室乾燥機の掃除は、毎日する必要はありません。下記のパーツごとの目安をご確認し、掃除を行いましょう。

  • 浴室乾燥機のカバー(外側のパネル)1週間に1回程度
  • 浴室乾燥機のフィルター(内部)1ヶ月に1回程度

上記は目安ですので、浴室乾燥機やお風呂場の使用頻度でお掃除の回数を増減させてください。またこまめにチェックができる方であれば、汚れに応じてお掃除するのも良いでしょう。大事なのは浴室乾燥機も掃除が必要だという認識を持ち、お手入れを実行すること。1回も掃除をしたことがないという方は、今すぐ浴室乾燥機をチェックしてみてください。きっとホコリで汚れているはずです。

浴室乾燥機のお掃除方法

浴室乾燥機のお掃除方法は、いたってシンプル。特に特別な作業や、必要なものもありません。いつもご家庭で行っている掃除を、浴室乾燥機にも行えば大丈夫。とはいえ、はじめての方は不安もあると思うので、まずは以下の必要なものをご確認ください。

浴室乾燥機掃除で用意するもの

  • 雑巾
  • 掃除機※あると便利
  • 綿棒※あると便利
  • 歯ブラシ※あると便利
  • 脚立※あると便利

以上が掃除で必要なもの。浴室乾燥機のお掃除は、主にホコリを取る作業。なので雑巾さえあれば大丈夫です。ではつぎに、お掃除の具体的な方法についてご紹介します。

浴室乾燥機の掃除の前に

浴室乾燥機を掃除する前は、必ず電源をオフにしてください。電源がついたまま掃除を行うと、思わぬ事故や怪我、故障につながることもあります。できれば浴室乾燥機に繋がっているブレーカーを落としておくと、より安全に作業を進められます。

浴室乾燥機のカバー(外側のパネル)の掃除方法

浴室乾燥機のカバー(外側のパネル)の掃除方法

まずは浴室乾燥機の表面、カバー部分の掃除方法です。天井に近づく作業なので、脚立があれば用意しましょう。次にカバーを取り外します。取り外せないものであれば、そのままでも大丈夫です。

掃除方法としては、カバーの表面を濡れた雑巾で拭きます。吹き出し口の目などの隙間は、綿棒や歯ブラシで汚れを掻き出しましょう。カバーが取り外せた場合は、丸洗いしてしまうのも手です。が、丸洗いをする際は、水気をしっかり取り除くようにしてください。水気があるままで浴室乾燥機を稼働させると、故障の原因になります。

浴室乾燥機のフィルターの掃除方法

浴室乾燥機のカバーを外すと、フィルターが見えるのでこれを外します。フィルターにはホコリがいっぱい詰まっているので、まずは掃除機で吸ってしまうとあとが楽です。掃除機で吸い終わったら、雑巾で汚れを拭き取ります。汚れがひどいときには、丸洗いしてしまうのもOK。その際、薄めた中性洗剤でつけ置きすると綺麗になります。あとはフィルターを乾かして、元の場所に取り付けます。こちらも濡れたままだと故障原因になるので、しっかりと乾かすのがポイント。丸洗いしたときは半日ほど天日干しにしたり、ドライヤーで乾かすと良いです。

浴室乾燥機のお手入れ時の注意点

注意点1「転倒」

浴室乾燥機のお掃除で注意したいのは、転倒などの怪我。高いところにある浴室乾燥機は、掃除が難しい場所です。掃除をするときは必ず安定した足場を作ってください。脚立があれば脚立を使い、なければ椅子を使うなど。横着して浴槽の縁などを足場にすると、不安定で滑りやすいため転倒する恐れがあります。

注意点2「故障」

浴室乾燥機のお手入れには、カバーやフィルターの取り外しが欠かせません。あまり触っていないところだと、ホコリが溜まって取り外しにくくなっていることがあります。これを無理に外そうとすると、破損してしまうことに。また関係のない部品を傷つけて故障してしまうことがあります。取り外す際は無理せず、また作業前には一度説明書を読んでおくことをおすすめします。

注意点3「洗剤」

浴室乾燥機のお手入れに洗剤を使うときにも注意が必要です。まず汚れがひどくない場合は、洗剤を使わず水と雑巾で対応してください。どうしても汚れが落ちない場合のみ、台所用の中性洗剤を薄めて使用します。そのほかのアルカリ・酸性洗剤や、アルコールの入ったものだと、変色や変形・破損につながる恐れがあります。またカビキラーなどのカビ用洗剤の使用も禁止です。中性洗剤でも、浴室乾燥機に直接吹きかけるなどをすると、故障の原因になります。

注意点4「雑巾」

浴室乾燥機のお掃除に雑巾を使うといいましたが、この素材にも注意が必要です。一般的な綿や柔らかい布であれば問題ありませんが、マイクロファイバークロスなどは浴室乾燥機に傷をつける可能性があります。また歯ブラシで掃除をする際は、新品のものより使い古して柔らかくなったものを使用してください。そのほか金属製のたわしなど、硬いものの使用は、傷をつける可能性があるので避けましょう。

浴室乾燥機のメリット・デメリット

便利で嬉しい浴室乾燥機にも、実はデメリットがあります。デメリットを理解せず浴室乾燥機を使うと、かえって使いにくいと感じたり、電気代が上がってしまうことも。ここでは、浴室乾燥機のメリットとデメリットを紹介します。

メリット

メリット1「浴室内の乾燥・換気ができる」

その名の通り、浴室乾燥機は浴室内の乾燥・換気をする機能です。これにより、お風呂やシャワー上がりの浴室内の水気、湿気を除去することができます。水気・湿気がなくなるので、汚れやカビの対策になります。また、お風呂やシャワー中も換気ができるので、空気が篭りづらく快適になるのもメリットです。

メリット2「洗濯物を干すことができる」

浴室乾燥機は、浴室だけでなく洗濯物の乾燥もできます。浴室乾燥機は外干しに比べても乾燥効率は抜群。タイマーをセットすれば自然に洗濯物が乾きます。「雨などで外に洗濯物を干せない」「気温が低くてなかなか乾きづらい」そんなときには洗濯乾燥機が役立ちます。また最近では、花粉やPM2.5、埃などが洗濯物に付着するのを避けて、部屋干しをする方も多くいます。また女性の一人暮らしなど、洗濯物の外干しに抵抗のある方には、浴室乾燥機が大活躍します。

メリット3「浴室内の温度を一定に保てる」

浴室内の温度を一定に保てるのは、まさに嬉しい機能です。夏場の蒸し暑い時期は、冷風・送風機能で暑さを抑えることができます。逆に冬場には暖房機能で、寒い浴室内を暖かくすることも。冬場は特に冷えがちの浴室ですが、浴室乾燥機があれば快適。湯冷めの心配はもちろん、ヒートショック現象などの命に関わる事故を防ぐこともできます。

デメリット

デメリット1「電気・ガス代が高くなる」

当たり前といえば当たり前ですが、浴室乾燥機を使うと電気代が高くなりがち。これは浴室乾燥機の高度な機能である、乾燥、暖房、冷房などの機能が電気・ガスを使うからです。浴室乾燥機の電気代は種類によって多少変わりますが、おおよそ1時間あたり30〜50円。4時間の乾燥で120〜200円ほどの電気代がかかります。

デメリット2「干すスペースが限られる」

浴室乾燥機では、浴室という限られたスペースに洗濯物を干すため、一度に大量の洗濯物を乾かすことができません。一人暮らしやこまめに洗濯をする方なら、浴室乾燥機でも大丈夫。ですが3人以上の家族や、週末にまとめて洗濯する方など、1回の洗濯物の量が多い人にはスペースが足りません。この場合、浴室の広さに合わせて洗濯を数回に分けて行う必要が出てきます。

デメリット3「乾燥中はお風呂に入れない」

これも当たり前ですが、乾燥機能を使っているときはお風呂に入れません。一人暮らしの方などはよいですが、ご家族などと同居されている方には不便なところです。

デメリット4「正しく使わないと逆効果」

これは浴室乾燥機の使い方全般に言えることですが、正しく使わないと逆効果になります。使い方を間違えて洗濯物を干してしまうと、外干しよりも乾燥に時間がかかり電気代が高くなることも。また生乾きで洗濯のし直しも面倒くさいと感じるかもしれません。浴室乾燥機を使う際には、使い方を事前に把握しておくとよいでしょう。

浴室乾燥機の使い方については、こちらの記事「浴室乾燥機で洗濯物を上手に干すコツと時短&節約テクニック」もおすすめです。洗濯乾燥機を使っているのに乾かない、電気代が余計にかかっている気がするという悩みがあるかたは、参考にしてみてください。浴室乾燥機での節約方法などをご紹介しています。

浴室乾燥機の調子が悪くなったら「DENKI110」へ

最後のまとめになりますが、浴室乾燥機が故障した・寿命がきたと感じたら、お気軽にDENKI110へご連絡ください。電気工事士が現場までお伺いして、浴室乾燥機の状態を確認してから交換作業を行います。詳しい料金については、こちらのページの下部にある料金表をご確認ください。またお電話によるご相談や、出張依頼にも対応しています。

浴室・風呂の換気扇や乾燥機の故障や交換でお悩みなら専門業者にお願いしましょう。浴室・風呂の換気扇や乾燥機の交換についての詳細はこちらでご確認ください。『DENKI110』であれば迅速に対応致しますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


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