浴室乾燥機の電気代は高い?今日から始める節約のコツ5選を紹介!
寒い季節には役立つ浴室乾燥機。みなさん、使っている方も多いのではないでしょうか。お風呂のときに暖房をつけて、寒さ対策をしたり。乾かない洗濯物を干したりと、なにかと便利ですよね。けれどもみなさん、この洗濯乾燥機の電気代、気になりませんか。機能な豊富な浴室乾燥機は、電気代が高いんじゃないか。そう思ってなかなか使えないでいる人も多いようです。
使えば便利なのはわかる、けれども電気代が気になってしょうがない。そんな方におすすめなのが、今回ご紹介する記事です。浴室乾燥機の電気代はもちろん、上手に使うための節約術もご紹介。浴室乾燥機があるのに使っていない、出し惜しみならぬ使い惜しみをしている方は必見です。
浴室乾燥機の電気代は30円
ではさっそく、本題に入りましょう。浴室乾燥機の1時間あたりの使用料金は、おおよそ30円。浴室乾燥機を使うときの機能(乾燥・冷房・暖房など)や、メーカーによって多少の振れ幅はありますが、それでも30円〜50円くらいの金額だと思って大丈夫です。30円とだけ聞くとあまりピンときませんね。では実際に浴室乾燥機を使った場合と仮定して、洗濯物を乾燥するときに4時間稼働させたとすると、1回あたり120円〜200円の金額がかかるということになります。
毎日洗濯物をするというお家だと、毎日120円〜200円。年間にして、43,800円〜73,000円の料金がかかるというわけです。もちろん毎日洗濯物をしない、洗濯物の量が少ないといった方はこれより金額が少なくなります。ですが毎日洗濯をする、洗濯物の量が多いといった方、乾燥のほかにも冷暖房を使うといった方はこれより金額が高くなります。
ちなみに、浴室乾燥機で乾かせる洗濯物は、1時間に1kgとされています。一般的な日本人が1日に出す洗濯物は、約1.5kg。一人暮らしの方であれば、毎日使っても1時間とちょっと。浴室乾燥機で乾燥しても、そこまでの金額にはならなそう。ですが、これが4人暮らしは育ち盛りのお子さんなんかがいる家庭になると、どっと洗濯物が増えて電気代もかさむことになります。
浴室乾燥機は洗濯乾燥機より高い
浴室乾燥機で洗濯物を干した場合、なんとなく割高な気がしてきましたね。実はこれ、なんとなくではなく実際に高いんです。洗濯物を乾燥させる、ということでいえば洗濯乾燥機のほうが電気代は安くなっています。先ほどご紹介したように、浴室乾燥機で洗濯物を乾かすと120円〜200円の電気代がかかります。ですが洗濯乾燥機だと、1回あたり50円〜90円。乾燥時間も2~3時間と、少なくとも4時間はかかる浴室乾燥機よりも早くなっています。こう見ると、浴室乾燥機は洗濯乾燥機の2倍以上の値段と時間がかかるというわけです。
それでも機能としては、便利な浴室乾燥機。洗濯物の乾燥だけではなく、寒い日のお風呂には暖房機能が嬉しいところ。また電気代を気にしなければ、浴室で洗濯物を乾かせるのも便利です。それに浴室乾燥機は、洗濯乾燥機での洗濯乾燥よりもシワになりにくいというメリットもあります。なにより「あるなら使いたい、使わないのはもったいない」ですよね。次に、電気代を抑えながら浴室乾燥機を使う方法をご紹介していきます。
電気代を抑えながら浴室乾燥機を使う節約テクニック
浴室乾燥機は高いという前提は置いておき、特に以下のような方は積極的に浴室乾燥機を使ってください。
- 日照時間が少ない地域に住んでいる
- 雨の日などはベランダや庭に洗濯物を干せない
- ベランダが道路沿いで埃っぽい
- 花粉症などのアレルギー体質
- 外干しは人目が気になる
- 日中は外出がち
またこんなときにやむをえず浴室乾燥機を使う方も、節約方法を知ってより安く快適に洗濯物を干しましょう。
節約テクニック1「オール電化にする」
浴室乾燥機を抑えて使う方法で、一番確実で日々の面倒がないのが「オール電化」にしてしまうことです。電気代そのものを安くしてしまう荒技です。家中の設備を電気にし、エコキュートなどを導入すれば全ての家電の電気代を抑えることができます。電気代の割安になる夜間に浴室乾燥機を使えば、格段に使用料金を抑えることができるでしょう。ただし大幅なリフォーム工事や、引っ越しが伴うので誰にでもおすすめできるものではないのが難点。もしリフォームやお引っ越しを検討されている方であれば、オール電化のお家をチェックしてみてください。
節約テクニック2「電力会社・料金プランを変更する」
次のテクニックも、電気代そのものを安くしてしまおうという方法。今ご加入の電力会社・料金プランを見直して、より安い会社・プランに乗り換えると良いでしょう。とくにおすすめなのが、夜間の電気料金が安くなるプラン。電気代の安くなる夜に洗濯物を干せるようになれば、おのずと料金を抑えられます。また寝る時間に洗濯物を干せば、夜の時間に乾燥が終わり朝には取り込むことができるので便利です。
節約テクニック3「浴室乾燥機を上手に使う」
次のテクニックは、誰でもできる方法。洗濯物の干し方を工夫して、早く乾かすという方法です。洗濯物が早く乾けば、浴室乾燥機の稼働時間・料金を早く安くすることができます。浴室乾燥機で早く安く乾かす方法は、以下の5つなのでチェックしてみましょう。
- 浴室内の水気を取る
- 洗濯物を欲し過ぎない
- 空気の通り道を作る
- 干し方を工夫する
- 浴室乾燥機の説明書を読む
上記5つのポイントについては、こちらの記事「浴室乾燥機で洗濯物を上手に干すコツと時短&節約テクニック」で詳しくご紹介しています。誰でもできる工夫で電気代を抑えられるので、こちらの記事も合わせてご確認ください。
節約テクニック4「浴室乾燥機は仕上げに使う」
こちらも上記と似たテクニック。浴室乾燥機を仕上げに使うことで、電気代を安く済ませるというものです。この仕上げとは、例えば浴室乾燥機で乾かす前に、一度部屋干しや外干しを行うというものです。家にいる間や起きている間は、部屋干し・外干し。外出時や寝るときは浴室乾燥機を使う。こういった使い分けをすれば、浴室乾燥機の稼働時間が短くなり電気代も安く済ませることができます。
節約テクニック5「空調機器を併用する」
これは半分浴室乾燥機を使わないという選択肢になりますが、空調機器を併用すれば電気代を抑えることができます。たとえば夏の暑い日、エアコンを使っているお部屋に洗濯物を干す。逆に冬場は、ヒーターなどの暖房機器を使う部屋に洗濯を干すという方法です。エアコンやヒーターの風でも、洗濯物は十分乾きます。とくに冬場のヒーターは強い温風を発するので、浴室乾燥機よりも早く乾くことも。部屋の温度を調節するついでに、洗濯物が乾くので便利です。また洗濯物の水分がお部屋にうるおいを与えるので、加湿効果もあります。空調以外に余計な料金がかからないのもポイントですね。
そのほか浴室乾燥機の節約方法でいうと、「扇風機と一緒に使って空気の循環率を上げる」「浴室乾燥機のフィルタをこまめに掃除して、稼働効率を一定に保つ」などがあります。
まとめ「浴室乾燥機は高い!けれどそれも工夫次第」
いかがでしたか。結論をいうと浴室乾燥機を使うと、電気代を高くなるという話になってしまいました。が、うまく使いこなすことによって、電気代を抑えることもできます。浴室乾燥機は使えば便利なのは事実。記事で学んだポイントを活かして、電気代を抑えながら上手に使ってみてください。そのほか浴室乾燥機のメリット・デメリットは、こちらの記事がおすすめ「浴室乾燥機の5つのデメリットを理解して電気代を節約する方法」浴室乾燥機についてもっと知りたい方は、合わせてチェックしてみてください。
もしも浴室乾燥機や浴室換気扇が故障して交換が必要になった場合は、専門業者にお願いして交換してもらいましょう。浴室・風呂の乾燥機や換気扇交換についての詳細はこちらでご確認ください。弊社『DENKI110』では資格を持った作業員が対応致しますのでにお気軽にご相談下さい。
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