江戸川区でエアコンのブレーカーが落ちる原因を調査!室外機の掃除にも関係

ブレーカーが落ちたらコンプレッサー修理?

ブレーカーが落ちる原因や対処法はこちらのページでも紹介しています。
また、漏電についてはこちらも併せてご参照ください。漏電とは何か、症状、解決法等詳しく解説しています。

コンプレッサーの交換で運転再開

東京都江戸川区北小岩にお住いのI様

漏電ブレーカー
漏電ブレーカー

東京都江戸川区北小岩にお住いのI様から、「エアコンを使ったらブレーカーが落ちた」とご連絡をいただきました。詳しくお聞きしたところ、「2階にあるエアコンの電源を入れるとブレーカー落ちる。何度かやってみたけど、何度やっても落ちる」とのこと。ブレーカーが落ちる可能性としては、4つの原因が考えられます。1エアコンのショート、2エアコンの漏電、3エアコン故障、4ブレーカー故障です。主幹ブレーカーが落ちているのか。漏電ブレーカーが落ちているのかにもよりますが、みなさんご存知のとおり容量を越えるとブレーカーは落ちます。エアコンの運転を始めるとき多くの電力を使うため、その影響を受けてブレーカーが落ちてしまうのかもしれません。
「去年まで普通に使えていた」とのお話しですが、フィルターの目詰まりでコンプレッサーが必要以上に力を出し、その状況が負荷をかけているとしたらブレーカーが落ちます。さっそくI様宅へ伺い確認させていただきました。

分電盤内部
分電盤内部

漏電ブレーカーは落ちていません。エアコンは個別ブレーカーになっているため、漏電ではなく本体の故障が疑われます。さらにブレーカ-が落ちたときの状況をお尋ねしたところ、「そう言えば室外機から音がした」とおっしゃっられています。ブレーカーが落ちてエアコンは運転しなかったので、エラー表示などもわかりません。ただ、室外機からの異音を耳にしたとすれば、コンプレッサー故障が最も確率高めです。購入されたエアコンは9年目。劣化していたとしても不思議ではありません。
そこで室外機のカバーを取り外し、コンプレッサーを確認します。すると見当をつけていたとおりコンプレッサーの故障でした。しかも一部が焼損しています。驚かれるお客様もいらっしゃいますが、コンプレッサーの温度が高くなれば自動的にエアコンの運転が停止します。こちらのコンプレッサーも高温となり部分的に焼損していたため、安全機能が働き運転停止、その影響を受けてブレーカーも落ちてしまったのでしょう。

意外に思われるかもしれませんが、室外機背面の空気吸い込み口も掃除しなければなりません。前方に障害物を置かないことは知られていますが、背面の吸い込み口も目詰まりを起こしていれば、内部のコンプレッサーが過剰に働きます。その結果として負荷が加わり故障をきたすのです。さきほど確認させていただいたI様宅の吸い込み口は、まさにその症状に当てはまります。その他にはどこにも不具合が見られませんでした。今回は一部焼損している状態ですが、コンプレッサー修理よりも交換したほうが安全なので、I様にご説明をし新しく交換させていただきました。コンプレッサー交換は3万円になります。
室外機のカバーを元に戻し、ブレーカーを上げます。エアコンの試運転として電源を入れたところ、正常に使うことができました。ブレーカーが落ちることもありません。

室外機の背面吸い込み口が目詰まりを起こすことは想定しにくいと思いますが、特別に珍しいことではありません。埃や枯れ葉、ペットの毛で起こることもあります。屋外で犬を飼育している場合、季節の変わり目で抜け落ちた毛が風に吹かれ背面の隙間に集まります。室外機の前面を気にするお客様は多いですが、背面には意識が向きにくいこともあり、気づかないまま目詰まりを起こしていることが多いのです。室外機は壁に沿って設置されていたとしても、隙間が生まれます。接着しているわけではないので、わずかな隙間から埃が入ってきます。
背面は手が届きにくいこともありお手入れが難しく、掃除を勧められることも多くはありませんが、年に1回程度は確認してください。背面の隙間が狭くて掃除しにくいと思いますが、持ち手の長いブラシを使って埃を落としましょう。I様宅はコンプレッサーを交換した際、目詰まりを取り除いておきました。

エアコンのコンプレッサー修理は、メーカーや機種によって5~6万円になることもあります。メーカーに修理を依頼した場合、10万円近く必要になる可能性もあるでしょう。もちろんすべてのエアコンでこのとおりの修理価格になるわけではありませんが、丸ごと交換したほうが費用を抑えられます。消費電力の大きさや能力によって違うため、6畳用の小さなものであれば修理したほうが安くなることもあります。いずれにしても確認してみなければ判断できないため、点検を受けて調べてもらってください。
コンプレッサーは冷媒ガスの圧縮と温度調整を行う部品です。機種によって種類も変わりますが、エアコンにはスクロール式のコンプレッサーが採用されています。他にロータリー式コンプレッサーもあります。スクロール式のコンプレッサーは圧力が高すぎると弁が破損しやすくなりますが、圧縮したガスの体積を小さくすることに優れています。

エアコンのブレーカー修理はDIYでも可能?

漏電の原因はエアコン故障だけではない

エアコンのブレーカーとは?

家庭用のブレーカーイメージ
家庭用のブレーカーイメージ

エアコンを使っている場合、ご家庭の契約電気容量は最低でも30A以上あります。単相3線式で引き込まれており、エアコン専用の回路を使用します。エアコンは消費電力が大きいため、他に電化製品と同じ回路を使うことができません。まったくできないわけではありませんが、消費電力の許容量を越えるとブレーカーが落ち、火事などの事故に繋がることも否定できないでしょう。そのためエアコン専用の回路を使用します。ブレーカーの電圧はエアコンの電圧と合っていることが一般できですが、もし合っていなければ工事する必要もあります。この電圧切り替え工事には、電気工事士の資格が必要です。

エアコンが漏電している場合も、漏電ブレーカーは落ちます。ただ、どこで漏電が起きているかは、エアコンが原因であることを特定しなければなりません。すべての部屋のブレーカーを落とし、漏電ブレーカーや個別回路のブレーカーを1つずつ上げていきます。エアコンから漏電していれば、エアコン回路のブレーカーを上げたあとで漏電ブレーカーが落ちます。漏電が起きるのはエアコン故障だけではなく、コンセントや配線のトラブルかもしれません。
室内機のコンセントはどこの位置へ設置されていますか?多くは室内機の近くですが、窓際に近い場合はコンセントを使用していないとき湿気が付着している可能性もあります。プラグをコンセントへ差しっぱなしにしているケースもありますが、それは安全保持の観点からお勧めしていません。プラグを抜いているお客様が多いと思いますが、雨の湿気が窓から室内へ入ってくれば、その際にコンセントへ影響を及ぼすことも考えられます。

コンセントを乾いた布で拭きプラグを入れ直せば、漏電ブレーカーの問題は解決することもあります。室内機を濡れた手で触ることはなくても、室外機は雨に濡れます。屋根の下へ設置していれば被害も少ないですが、配管接続の劣化や破損によって雨が浸入してしまうかもしれません。そうなれば漏電の原因となる可能性もあるでしょう。業者であれば漏電チェックも行ってもらえるため、室外機の漏電を疑っている場合は確認してもらってください。感電する恐れもあるため、お客様が対応することは控えましょう。

異音の種類で故障を予測しよう

故障やお手入れを見極める音

エアコンを運転させている状態
エアコンを運転させている状態

エアコンを運転しているとき、いつもとは違う異音が聞こえるなら様子を確認してください。室内はさまざまな家電の音が存在しますが、真夜中には余計大きく聞こえてくることもあるでしょう。埃や汚れが理由で音がすることもあり、その際は掃除をするだけで構いません。手の届かない場所であれば業者へ連絡しましょう。機種によっても音の種類は違うので、説明書には目を通しておきます。説明書にはいくつかの音が記載されていますが、判断できないときはお問い合わせください。何度も繰り返す。音が大きくなる。気になってエアコンを使えないなど、ご心配なら早めに業者へ連絡しましょう。1度聞こえただけなら一時的なケースもあります。エアコンを掃除したあとで異音がするときは、どこかのパーツが外れたままになっていることも考えられます。

室内機からの音

室内機のお手入れ
室内機のお手入れ

「ゴー」「ポコポコ」「ブクブク」「ピタピタ」このうような音が聞こえてくる場合は、フィルターの目詰まりや結露の可能性があります。「シュー」「カチッ」という音なら、運転をスタートさせたときの始動音でしょう。ただ、エラーを警告するような「ピー」という音なら、何らかの故障を起こしています。また、吹き出し口から出てくる風の音が大きくなってくるようであれば、目詰まりではなく熱交換器や他の部品に不具合が起きている状態です。「カラカラ」「カタカタ」という軽い音なら、折れたファンの欠片が当たっています。「ギー」という音は、ルーバーが動いているため発生しています。「カチカチ」音がする場合は虫が浸入しているかもしれません。配管から室内機へ侵入し、内部に存在していれば、回転しているファンに衝突して音が出たりします。

室外機からの音

「ブーン」「キュルキュル」という音は、ファンが正常に動いている証拠です。ただ、その音が大きくうるさく聞こえるようなら、内部のモーターに不具合があるかもしれません。モーターを交換しなければならない状態かもしれないので、室外機の点検をしてもらいましょう。ファンの回転する振動で大きく聞こえることもあるため、1度電源を切って再度運転して確認してみてください。モーターの振動が大きい機種もあります。「コンコン」「カラカラ」という音の場合は、ファンにゴミが詰まっている可能性が高いでしょう。ゴミを取り除けば音も消えるはずですが、止まないときは業者に調べてもらってください。「カチン」という音は、温度調節を行う弁が切り替わっているだけなので問題ありません。

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