【遅れスイッチの故障】換気扇や照明のスイッチが切れない等の故障原因や修理・交換について解説
遅れスイッチに対応
電気の累計問い合わせ実績
6万件以上
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遅れスイッチとは
遅れスイッチのトラブル
遅れ停止が機能しない
「ボタン一つで照明と換気扇を同時に操作でき、換気扇のみ遅れ停止になる」というスイッチにも関わらず、スイッチのオンオフを切り替えると、照明と換気扇が同時に操作されてしまうというトラブルもよくあります。こうしたトラブルの場合は、スイッチだけではなく、配線に問題がある可能性があります。配線に関する修理は、電気工事士の資格が必要となりますので、必ず電気屋さんなどにお願いしてください。つまみが空回りする
回して利用する「ロータリースイッチ」が採用された遅れスイッチで多い症状に、「つまみの部分が空回りする」というものがあります。原因はスイッチ内部に取り付けられたバネの磨耗だと考えられます。空回りしている部品だけを交換したいものですが、こうした場合はスイッチ本体を換える必要があります。普段からよく利用する浴室の換気扇のようなスイッチの場合は最新型に換えるのも一つの方法です。スイッチが異常に熱い
遅れスイッチを利用している上で、まともに反応しない上、発熱がみられる場合があります。遅れ停止機能をもつスイッチには、もちろんのことですが、電圧が流れています。この電圧が、スイッチの規格に合わないものだった場合、正常に動作しなかったり、異常に熱を持ってしまったりすることがあります。そうした場合は、スイッチの箇所に流れるワット数に適正な遅れスイッチを取り付ける必要があります。遅れスイッチ故障の解決方法
スイッチ修理・交換でトラブル解決!
遅れスイッチの修理を検討されている場合、たいていの場合が「スイッチ本体の交換」か「配線の変更」を行うことになります。ここでは、壊れた遅れスイッチもしくはタイマー式スイッチを新しいものに交換する手順について紹介していきます。作業に入る前には、必ずスイッチの箇所が該当するブレーカーを落としておきましょう。ブレーカーを落とした後は、スイッチのオンとオフを切り替えて、電気が流れていないことをチェックします。修理や交換の作業を行う際に感電の恐れがありますので、この工程は必ず行います。また重ねてになりますが、配線の加工などを伴う作業には電気工事士の資格が必要となりますので注意してください。
それではスイッチ交換の作業に移ります。まずはスイッチを覆っているカバー(外枠)を取り外します。こちらは爪を引掛けることでも取れますが、少し堅い場合はドライバーなどを利用して、引掛けてもよいでしょう。その後は、スイッチを固定している2本のネジを取り外します。利用されているネジは、後々取り付ける際に利用するので、なくさないように保管しておきます。タイマー付きの場合は、通常の照明スイッチと一緒になっています。これらのスイッチ本体が剥き出しになったら、引っ張って壁の中から出します。基本的にはスイッチの後ろに配線が通っているため、こちらを抜きます。これで古い遅れスイッチの工程は終了です。
新しい遅れスイッチを取り付ける工程に入ります。まずは、スイッチ本体の裏側に電気を流すための線を1本ずつ取り付けます。中途半端に取り付けてしまうと、うまくスイッチが機能しないだけではなく、火花が生じる原因となることもありますので、しっかりと差し込んでください。配線をつけたら、壁内にはめこんで、保管しておいたネジで固定します。スイッチカバーを取り付けます。最後はブレーカーを入れて、実際にスイッチを「オン」と「オフ」とを切り替わるかを確認します。また遅れスイッチの特長である「遅れ停止が機能するか」「(タイマー式の場合は)タイマーが機能するか」なども確認しましょう。
遅れスイッチの料金表
症状(状態) | 作業内容 | 修理料金(税込) |
---|---|---|
基本調査 | 測定器を使わない調査 | 6,600円 |
測定器調査 | 測定器を用いて数値で異常箇所を特定する | 3,300円~ |
分解調査 | 設備、器具を分解する | 3,300円~ |
配線特定調査 | 問題の電気配線を隠蔽部から特定する作業 | 5,500円~ |
結線処理 | 電線の接続部をやり直す | 3,300円~ |
接触改善 | ソケット内の接触不良を改善する作業 | 3,300円~ |
スイッチ修理 | 部品を使わず修理する | 3,300円~ |
プレート交換 | スイッチプレートの交換作業 | 3,300円~ |
ハンドル交換 | スイッチボタンの交換作業 | 6,600円~ |
片切スイッチ本体交換 | スイッチ交換作業 | 6,600円~ |
ホタルスイッチ本体交換 | ホタルスイッチ本体の交換 | 6,600円~ |
タイマースイッチ交換 | タイマースイッチの交換 | 6,600円~ |
同一プレート内での複数交換 | 通常料金の50% | 半額 |
取付枠交換 | スイッチ本体の取付枠の交換 | 8,800円~ |
壁面センサースイッチ交換 | 壁面センサースイッチ本体の交換 | 6,600円~ |
天井センサースイッチ交換 | 天井埋込センサースイッチの交換 | 14,300円~ |
新規増設 | スイッチを新たに設置する | 応相談 |
遅れスイッチのトラブル事例
連動している遅れスイッチの修理・交換依頼

町田市能ヶ谷のお客様
今回は東京都町田市能ヶ谷にお住いのお客様からのご依頼です。内容としては「トイレに設置されている照明と換気扇の連動するスイッチが故障してるのか押しても点かないときがあるので、みて場合によっては修理をしてほしい」とのことでした。町田市能ケ谷ですと周辺に小田急小田原線 鶴川駅や空と緑の森公園がありますね。
さて、弊社では全国各地お伺いできますし、またお客様のご都合の良いお時間に合わせて対応することが可能です。今回もお客様と日時を調整させていただき、後日お伺いすることとなりました。
スタッフの声
遅れ停止スイッチはトイレや浴室を出た後も換気を行いたいといった方におすすめのスイッチです。古いものですとゼンマイ式のため時間固定でしたが、最近のものではある程度のタイマーが設定できますし、この時間設定はお客様側で操作が可能ですので、柔軟がききます。
また、一時動作スイッチというものもありますが、こちらは「入」操作後、設定時間経過後に「切」になり、別途「切」動作を行う必要がありません。こちらは玄関に使われることが多いです。明るいまま出かけられて自動で消灯されるので使いやすいですよね。一時停止と遅れ停止の使い分けができるスイッチも出ているようです。
対して、「入」操作を行うと照明も点灯してしまうので、換気だけ行いたいという方には不向きなスイッチかもしれません。お客様の都合に合わせてスイッチも様々なタイプが出ております。弊社では、お客様のご希望に合わせてスイッチの紹介も行っておりますので、お気軽にご相談下さい。
今回は弊社をご利用いただきありがとうございました。
遅れスイッチの事例一覧

換気扇の遅れスイッチが正常に作動してない
大阪府高槻市の集合住宅にお住まいのお客様より換気扇の遅れ停止スイッチが作動していないとのご相談をいただきました。確認したところ確かに作動していませんでした。同じPanasonicのものをご希望されていたので、コスモワイド21の換気扇遅れ停止スイッチに交換しました。換気扇のスイッチを遅れ停止スイッチにしたい
東京都台東区の集合住宅にお住まいのお客様より換気扇のスイッチが故障したとのご依頼。故障したスイッチを交換する際、今度は遅れ停止スイッチにしたいとのことでした。確認すると窓のないトイレの換気扇でしたので、WTC5383Wを提案。ご了承いただけたので、交換作業を行いました。遅れ消灯スイッチのランプが消えなくなった
大阪府茨木市の集合住宅にお住まいのお客様より玄関の遅れ消灯スイッチが電気が消えてもランプが消えないので、見てほしいとのこと。お伺いしたところスイッチに問題があるようなので、同じ型番のWN5275に交換を行いました。お客様もランプが消えたことを確認しほっとされていました。トイレに設置の換気扇スイッチが壊れてしまった
兵庫県三田市のお客様よりトイレの換気扇スイッチがおかしいのでみてほしいとのご依頼がありました。今、遅れて停止する機能がついているが、それがあると分かりづらいので交換の際に外してほしいとのこと。お伺いして、片切スイッチに交換したところお客様もご納得されてました。換気扇が止まらなくなる故障の原因

配線の焼きつきや断線
配線の焼きつきや断線は、換気扇の故障の一般的な原因の一つです。特に古い家や長期間使用している換気扇では、配線が劣化しショートすることがあります。その結果、換気扇が常に動作し続け、切ることが出来ない事があります。また配線が断線するとスイッチで操作できなくなります。スイッチに付いている赤やオレンジのランプが点灯しない場合、電源や回路の故障が疑われます。状態を確認し、必要に応じて専門の電気工事士に修理を依頼しましょう。スイッチ部分の破損や不具合
換気扇のスイッチ部分が破損している場合も、換気扇が止まらなくなる原因となります。例えば、スイッチが物理的に壊れている、接触不良を起こしているなどの問題が考えられます。使用頻度にもよりますが、経年劣化によりスイッチの金具やバネが破損し、電源のON/OFFができなくなることがあります。スイッチを押した感じがない、逆に重く感じる場合は、スイッチに原因があるかもしれません。この場合、スイッチ部分を交換することで問題が解決することが多いです。スイッチの交換は比較的簡単な作業ですが、安全のためにまず電源を切ってから行いましょう。換気扇自体の故障や不具合
換気扇自体が故障している場合もあります。シンプルなプロペラファンは紐を引っ張って起動させるタイプが多く、使用頻度や経年による劣化が原因で電源部分に不具合が発生し、コントロールできなくなることがあります。特にキッチンの換気扇は、油やホコリが堆積すると換気能力が低下し、寿命が短くなることがあります。ファン部分で異音がする場合などは、換気扇自体の故障の可能性が高いです。もし、換気扇が止まらない原因がわからない場合は、プロの業者に連絡して相談することをおすすめします。特に古いモデルでは交換部品が手に入らないこともあり、新しい換気扇に交換する際はエネルギー効率や機能性を考えると良いです。換気扇が止まらなくなったときの対応方法

マンション等の賃貸住宅の場合は管理者に連絡
マンションやアパートなどの賃貸住宅にお住まいの場合、換気扇が故障した際にはまず管理会社に連絡することをおすすめします。賃貸住宅の設備である換気扇の寿命による修理や交換は、原則として管理者が費用を負担するためです。しかし、入居者自身の過失が原因で故障した場合や、清掃を怠ったことにより故障したケースでは、入居者が修理費用を負担しなければならないことがあります。そのため、換気扇は定期的に清掃し、故障を未然に防ぐことが重要です。また、自己修理を避けるためにも、賃貸契約書を確認し、管理会社の連絡先を事前に把握しておくと良いでしょう。換気扇の故障状況や発生時間、異常な動作についても伝えておくとスムーズな対応が期待できます。注意深く対応することで、無駄な費用を防ぎ、家の快適な居住環境を維持しましょう。不具合の状態で使い続けても費用は安いが危険の可能性も
換気扇が止まらなくなった症状のケースは、電気代に不安を感じる方もいるかもしれません。しかし、換気扇の電力消費は少なく、風呂場では1日中24時間つけっぱなしで生活してもも大きな損失にはなりません。例えば、キッチン用のシンプルなプロペラファンの換気扇は1か月つけっぱなしでも電気代は約500円前後です。エコタイプの場合はさらに安く、約100円前後で済むこともあります。また、賃貸住宅で見られるトイレの換気扇なら、月に約50円程度です。 ただし、換気扇に不具合がある状態で使い続けると配線がショートし、発火して火災の原因になる危険もあります。このため、換気扇に不具合を感じたときは早めに対処すべきです。ブレーカーを一時的に落として止めることができても、再度入れ直すと作動することもあります。この場合も業者に点検と修理を依頼しましょう。 換気扇を正しく使用し、適切な時期に点検・修理を行うことで、家庭の安全と空気環境を守ることができます。特に賃貸住宅では設備の管理をしっかりと行い、カビやその他の不具合が発生しないよう注意が必要です。業者に換気扇修理を依頼した場合の費用相場

換気扇の電気代は?使用頻度別に紹介
