照明器具を天井に取り付けようとしている人必見!交換方法を徹底解説

照明

日常生活に欠かせないものはたくさんありますが、その中でも自宅の照明は日々の暮らしの快適さを左右するものなので、しっかり取り付けておきたいですよね。照明にはたくさんの種類があるので、どのタイプの照明が良いかは用途や好みによって異なるので、気にいる物を選ぶのがベストです。

また、最近では天井に直接取り付けるタイプの照明を使っているご家庭も多く、「吊り下げるタイプから替えたい」と考えている方もいるかもしれません。

本記事では、照明器具を天井に取り付ける方法や交換方法を紹介します。取り付け・交換の手順をわかりやすく解説しているので、「自分でできるのかな?」と悩んでいる方も、取り付け方を知りたい方も、ぜひ参考にしてくださいね!

目次

照明の種類について

照明の種類について

一口に「照明」と言っても種類はさまざまです。取り付け方法でいえば「吊り下げるタイプ」「天井に直接取り付けるタイプ」の2つに大きくわけられ、このうち天井に取り付けるものは『シーリングライト』と呼ばれています。

また、一般社団法人日本照明工業会で定める照明器具の耐用年数は15年です。一般的な寿命は10年程度かと思われますが、耐用年数から考えても、10年以上経過した照明はいつ故障してもおかしくないといえるでしょう。

以下で、一般家庭でよく使われる照明の種類を、「形」と「電球」の2つにわけて紹介します。

形の種類

まずは、照明の形からみていきましょう。

シーリングライト

天井に取り付けられる照明器具で、リビングや寝室など一般照明として使われています。形は円形のものが多く全体を明るくできるため、広い部屋でも使えるタイプとなっています。

ひも付きのシーリングライトもありますが、リモコンで操作できるモデルが多く、遠隔操作できるのもメリットの1つです。また、天井に直接取り付けられるので、スッキリとした見た目になるのもシーリングライトの良いところといえるでしょう。

ダウンライト

ダウンライトは天井に埋め込まれ、スポット的に照らすための照明器具です。天井の中から照らすのでシェード(傘)がなく、直接的に光が当たるのが特徴です。そのため広範囲を明るく照らすのが苦手というデメリットも。

階段の足元や廊下、玄関などの狭い空間で使われることが多く、リビングや広めのフロアで使う際は、複数個取り付けて全体を明るくします。ダウンライト用の設備になっていない場合は、設置工事が必要になります。

ペンダントライト

ペンダントライトは、天井から吊り下げるタイプの照明で、食卓やキッチンのカウンター上などで使われます。昔ながらの和風のものから、アンティークでおしゃれなもの、スタイリッシュなものなど、幅広いデザインがあります。

シェードのデザインや取り付ける電球にもよりますが、広範囲で照らせるものはリビングや寝室などにも使われます。また、メインの照明以外のインテリアを楽しむアイテムとして使われることも多いようです。

電球の種類

また、照明は見た目や形だけでなく、電球の種類もさまざまです。また、電球の形やサイズに合わせたソケットが必要になります。

白熱電球

白熱電球は従来の電球で、オレンジ系の暖かみのある光を放射します。電球自体の価格は安価ですが、エネルギー効率が低いため電気代は高くなりがちです。ただ、昔から使われている電球なので、現在でも使っているご家庭は多いです。

蛍光灯

蛍光灯は寿命が長くコスト効率もよいため、さまざまな場所で使われています。「直管形」「環形」「電球形」など照明器具に合わせた形が豊富で、発する光もオレンジ系〜青系まで幅広くあります。

LED電球

近年主流になりつつあるのが、こちらのLED電球です。LED電球はエネルギー効率が非常に高く、消費電力は白熱電球の約7分の1ともいわれるほど。寿命が長いことも大きなメリットで、一般家庭はもちろん、街灯や大型施設や商業施設などでも使われています。

照明の取り付けは自分で出来る?

照明の取り付けは自分で出来るか

照明は、「引掛シーリング」や「ダクトレール」があれば自分でも取り付けられます。天井に付いている引掛シーリングにアダプターと本体を取り付けるだけなので、とくに難しい作業はありません。

ただ、「引掛シーリング」や「ダクトレール」などの、照明をつけるための装置が天井に付いていない場合や、照明器具に対応した装置がない場合は電気工事が必要になります。

この場合は、電気系統の「電気工事士」などの専門的な資格を持った人しかできない工事内容もあるので、専門業者に依頼しましょう。

自分で取り付けできる環境であっても、取り掛かる前にはしっかり考えておきたいところです。というのも、状況によっては専門業者に依頼する方がよいケースもあり、自分で取り付けるメリット・デメリットの両方は事前に知っておくほうがよいでしょう。

【自分で取り付けるメリット】

自分で照明を取り付けるメリットとしては、次の2つが考えられます。

  • 工事費用がかからない
  • 取り付けるタイミングが自由

専門業者に依頼すると、どうしても工事費用がかかりますが、自分で取り付けることができれば費用はゼロ円です。また、休日や平日の夜など、いつどのタイミングで取り付けても自由なので、忙しくても隙を見つければ作業できるというメリットもあります。

【自分で取り付けるデメリット】

一方で、自分で照明を取り付けると、次のようなデメリットがあります。

  • 作業の手間がかかる
  • 安全面での不安

業者を呼ばないということは、すべて自分でおこなうということになります。照明の設置は簡単ではあるものの、全く知識のない方には難しく感じるかもしれません。また、「ちゃんと取り付けられるか」や「正しく取り付けられているかわからない」などの不安を感じやすくなるのも、自分で取り付けるデメリットといえるでしょう。

照明器具を取り付ける金具の種類

照明器具は、形やモデルによって取り付けのための金具が異なります。おもな金具には以下のような種類があり、それぞれに対応した配線器具が天井に設置されている必要があります。

金具の種類特徴
角型引掛シーリング四角一般的な金具、コンセント代わりとして使われることもある
丸型引掛シーリング円形一般的な金具、設置面積が広く固定力がある
丸型フル引掛シーリング円形丸型引掛シーリングの周りにツバがついている、安定感◎
フル引掛ローゼット円形ペンダントライト・シャンデリアに使われる
引掛埋込ローゼット円形薄型、荷重耐性◎

照明器具を外して天井を見ると上記のような金具が設置されているので、照明器具を購入する際は金具にあっているか確認しておきましょう。

天井照明の取り付け方法

天井照明の取り付け法

ここからは、天井照明の取り付け方法を紹介します。あらかじめ天井にシーリングライト用の金具がついていることを確認し、もし金具がなければ設置工事をおこなったうえで、次の手順で取り付けましょう。

なお、電球を使用する際はソケットのサイズを必ず確認して、「口金」と合うものを購入しておいてください。

【一般的なシーリングライトの場合】

①電源を切っておく

まずは電源をオフにして安全を確保します。できれば照明が繋がっているブレーカーを切っておくことをおすすめします。

②シーリングにアダプターを取り付ける(必要な場合のみ)

アダプターが必要な場合は、引掛シーリングに取り付けます。爪の部分を差し込んで時計回りに回すと「カチッ」という音がなるので、必ず確認してください。どのシーリングも付け方は同じでなので、差し込んで回せばOKです。

③照明器具を取り付ける

照明器具をシーリングの爪に引っ掛けて回しながら押し上げます。ここでも「カチッ」という音がなるので、音が聞こえたら外れないことを確認します。また、アダプタの接続が必要な照明器具の場合は、コネクタに接続します。

一体型のシーリングライトの場合はカバーがそのままついているので、これで作業完了です。カバーが別で用意されている照明器具であれば、カバーを取り付けて完了となります。

最後に、電源を入れて明るくなるか確認しておきましょう。

【ダクトレールの場合】

ダクトレールのイメージ

こちらも、あらかじめダクトレールが固定しておきましょう。

①電源を切っておく

まずは電源を切って、安全を確保します。

②レールに照明器具を取り付ける

ダクトレールに照明器具を取り付けます。簡易取り付け式ダクトレールの場合は、ダクトレールに照明器具のプラグを入れて、取り付けたいところで90°回すと固定できるようになっています。最後に、ダクトレールの左右を閉じて完了です。

照明器具が取り付けられたら、電源を入れて正常に動作するかを確認しましょう。

※ただし、直付け式ダクトレールの場合は、天井に直接固定しなければならないので、電気工事士による工事が必要になります。

なお、ここで紹介した手順は一般的なものなので、照明器具の取り付け方法は種類によって異なります。具体的な手順は、使用する器具の取扱説明書を参照してください。

天井照明の交換方法

天井照明の交換方法

ここからは、新しい照明器具に交換する際の手順を紹介します。あまり難しい項目はありませんが、落下しないように丁寧に作業していきましょう。

【一般的なシーリングライトの場合】

①電源を切る

たとえ交換だけだとしても、電気が流れている状態で作業すると、感電する恐れがあります。必ず作業前に電源をオフにし、安全を確保しておきましょう。

②古い照明器具の取り外し

既存の照明器具を取り外します。従来のシーリングライトでカバーがついている場合は、カバーと配線を外してから、本体も時計と反対回りにまわして取り外します

③新しい照明器具の取り付け

新しい照明器具を取り付けます。手順は先ほど紹介した方法と同じでOKです。本体やカバーが落ちないように取り付けられていることと、配線が間違っていないことを確認しておきましょう。

④電源を入れる

新しい照明器具が取り付けられたら、電源をオンにして電源を復旧させます。作業前にブレーカーを落とした場合は、忘れずにあげてください。

【ダクトレールの場合】

簡易取り付け式ダクトレールのみ、自分でも交換取り付けが可能です。

①電源を切る

ダクトレールと繋がっている電源をすべて切っておきましょう。数が多い場合は、ブレーカーを落としておくと安心です。

②古い照明器具を外す

ダクトレールに取り付けられている既存の器具を取り外します。多くの場合、90°回してからレールをスライドすると、簡単に取り外せます。

③新しい照明器具を取り付ける

新しい器具をダクトレールにスライドまたは取り付けて固定します。器具によっては、専用のコネクターや固定具を使用します。コネクターや配線の接続なども気をつけておこないましょう。

新しい照明器具を取り付けたら、電源を入れて照明器具が正常に動作するかを確認して作業完了です。

おしゃれな天井照明のオススメ商品を紹介!

最後に、おしゃれな天井照明をお探しの方に向けて、Amazonや楽天市場で人気の照明を紹介します。インテリアにも映えて日常生活が豊かになるような、おしゃれな天井照明をお探しの方は、ぜひチェックしてみてくださいね!

LED シーリングライト 4.5~6畳 24w

LED シーリングライト 4.5~6畳 24w

出典:楽天市場

部屋全体を広く明るく照らしてくれる、LED光源のシーリングライトです。透過性と耐熱性が高く、12段階の調光が可能でリビングから寝室まで幅広く対応。また、約40,000時間も使える長寿命で、交換コストが低いのも魅力です。

メーカー不明
カラー白昼色
サイズ300mm×86mm
最大の明るさ2800lm
調節・調光可能

Coizabera LED シーリングライト 6畳 28W

Coizabera LED シーリングライト 6畳 28W

12段階調光と7段階調色で、電球色から昼光色まで操作できるシーリングライトです。省エネなのに明るく、お部屋を隅々まで照らしてくれます。また、リモコンでの操作はもちろんスマホと連動できて、ライトの方向に向かわなくても操作が可能。アダプターとライト本体が一体になっているタイプなので、交換や取り付けも簡単におこなえます。

メーカーCoizabera
カラー電球色・昼白色・昼光色
サイズ280mm×44mm
最大の明るさ3600lm
調節・調光可能

ODELIC ペンダントライト アクアシリーズ

ODELIC ペンダントライト アクアシリーズ

ガラスのシェードが美しい、吊り下げタイプの照明です。1台で部屋全体を明るくする照明ではないので、リビングのテーブルの上などサブ的な照明として数個つけるのもおしゃれですね。手づくりのガラスは水面のイメージで、清潔な印象を与えてくれます。余ったコードが収納できるカバー付きで、生活感を感じさせたくない方にもおすすめです。

メーカーオーデリック
カラー電球色
サイズ130mm×227mm
最大の明るさ385lm
調節・調光不可

照明関連で困ったことがあれば『DENKI110』にご依頼ください!

今回は、天井照明の種類や取り付け方法、交換方法について紹介しました。最近では手軽に取り付けられて寿命が長いLED照明が人気ですが、照明の交換は頻繁におこなうものではないので、「自分でできるか不安」と感じる方も少なくありません。

間違えた取り付け方をすると照明が落下してきたり、電気関係のトラブルにつながったりするため、不安な方は電気工事の専門業者に依頼するのがおすすめです。弊社『DENKI110』では、照明の取り付けや交換をはじめ、配線工事などもおこなっております。

新しい照明の取り付けや交換を検討している方はもちろん、急に照明がつかなくなってお困りの方も、ぜひお気軽にご相談ください。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


【業者に依頼する場合】

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保証期間内の1年間であれば、万が一施工に不備があった場合は無償で対応します。 施工技術に自信がある当社だからこそできるサービスです。

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