伊勢原市で地デジアンテナの修理/テレビを視聴できない理由

テレビを視聴できないのはアンテナが原因?

地デジアンテナの角度を調整

神奈川県伊勢原市下落合にお住いのN様

地デジアンテナ
地デジアンテナ

神奈川県伊勢原市下落合にお住いのN様から、「テレビが映らない」とお問い合わせをいただきました。N様は1ケ月ほど前にテレビを買い換えたばかりで、そのときは液晶の故障が原因だったとお聞きしました。いきなり昨日から映らなくなったそうで、「何が原因かわからないから点検して欲しい」とのご相談です。テレビの寿命は約10年と言われているため、T様は12年以上使用されたことから買い換えのタイミングだったのかもしれません。種類にもよりますが、地デジアンテナにも寿命があります。一般的には10~15年ほどで劣化は進み、配線の接触不良も疑われます。さっそくN様のご自宅へ伺いました。
リモコンのボタンを押して電源を入れてみます。するとテレビ画面には、「E202」というエラーコードが表示されています。「E202」は電波の受信障害と解釈できるため、何らかの原因で電波を受け取れていない状況に陥っている可能性が高いです。

受信障害は配線不備やアンテナの不具合で起こるため、これから1つ1つ確認させていただきます。配線の点検では問題が見当たらなかったため、不具合はアンテナにあるかもしれません。そのため屋根に上がりアンテナ点検をすることにしました。設置状態や配線の不備ではなく、どうやらアンテナの向きがずれているようです。地デジアンテナは送信所の方角に向けられていなければなりません。方角がずれてしまえば必要な電波を受信できない状態となり、エラーコードが表示されてしまいます。
N様宅のアンテナがずれていたのはわずかですが、周囲の環境によって受信障害が起こっていたと推測できます。N様宅は住宅街にあり、山や高い建物の影響はありません。ただ、近隣の公園に背の高い樹木が植えられており、比較的密集していることから、電波受信に影響を与えていたのかもしれません。アンテナ角度がずれてしまったことで、樹木が覆い繁っている範囲に含まれてしまったのでしょう。

屋根馬や支柱がしっかり固定されていたとしても、アンテナ本体が風の抵抗を受けてしまえば、強風にあおられることで傾いたり角度もずれます。「昨日はそんなに風も吹いてなかったけど…」とN様はおっしゃられていますが、少しずつ動いていれば、わずかな風でも向きや角度がずれるかもしれません。また、カラスなどの鳥に突かれていたことも考えられます。いずれにしても角度を調整しなければ受信できないため、送信所の正確な位置を確認します。
送信所というのは電波塔のことで、お住いの地域によってそれぞれ方角が違います。T様宅は平塚テレビ中継局から受信されているため、大まかに言えばアンテナは南向きです。ただ、より感度を上げるための微調整が必要なので、スマホのGPSを使った調整アプリで確かめました。5cmほど西へずらし、隣家のアンテナと比較。周囲の家も同じ向きになっているため、修正した角度で間違いありません。調整できたことを確かめるため、電源を入れて確認します。

屋根から下りて室内へ入り、テレビの電源を入れてみました。エラーコードの表示はなく、放送されている番組の映像が流れています。問題なくテレビが映ったことを確認できたの作業はこれで終わりです。N様にも映り具合を確かめていただきました。すると「アンテナも寿命なのかと思った」とおっしゃられ、テレビの買い換え同様に「アンテナを交換しなければならないのか」と心配されていたそうで安堵しておられました。
地デジアンテナに劣化している部分は見られましたが、交換しなければならないような状態ではありません。このまま使い続けているうちに配線の接続箇所が緩む可能性は否定できませんが、現時点では問題ありません。N様にもご説明しておきました。「また、アンテナの向きがずれることはありますか?」とご質問をいただいたので、その際は再度ご連絡をいただけるよう申し伝えました。最近は「デザインアンテナ」や「卓上アンテナ」を使用されているお客様もいらっしゃいます。

デザインアンテナは一般的な地デジアンテナ(八木式アンテナ)よりも小さく、見た目もお洒落なことから注目を集めていますが、受信レベルによってはブースターが必要になることもあります。外壁に取付けることもできますが、周囲の環境によっては電波障害が生まれます。卓上アンテナは屋内に設置するモノです。そのため受信感度は高くありません。デザインアンテナや卓上アンテナは送信局の向きがずれにくいと言われていますが、1度ずれてしまうと受信レベルが強くないため、受信範囲を合わせることが難しくなることもあるでしょう。
卓上アンテナの種類によっては、ブースターが内蔵されている製品もあります。USB式で簡単に設置でき、避雷機能が搭載されているタイプもあります。アンテナは地デジ視聴に欠かせないので、ご家庭に合ったモノを選んでください。

アンテナの不具合や工事でお困りでしたら修理や交換は専門業者にお願いしましょう。TVや地デジのアンテナ工事の詳細はこちらでご参照ください。『DENKI110』であれば迅速に対応致しますのでお気軽にご相談下さい。

地デジアンテナの修理はDIYでも可能?

DIY修理のデメリット

屋根に上がったときの状態
屋根に上がったときの状態

お客様が角度調整の対応をすることは控えてください。スマホの調整アプリで方角を調べるだけなので、それに合わせて向きを変える作業は難しくありません。言ってしまえば誰にでもできる単純作業です。ただ、屋根に上がって作業する危険性、角度調整だけで改善しない場合もあるため、アンテナ修理は業者へ依頼しましょう。ここでは地デジアンテナの特徴と、修理に関するトラブルをご紹介します。
まず、地デジアンテナは「UHFアンテナ」と呼ばれる種類で、周波数300MHz~3GHzまでの電波を受信する機器です。地デジ放送は470MHz~770MHzまでを使用しており、お住いの地域によって帯域の電波は違います。多くのお客様は八木式アンテナを設置されていると思いますが、このアンテナは取付け工事をしなければなりません。魚の骨のような形状で、横の支柱から電波を受信して必要な場所へ送ります。

そのために「素子」と呼ばれる横の支柱があり、注意しがら向きを調整すれば電波を受信できます。地デジ電波の受信は地面3~10m以上にアンテナを設置する必要があり、戸建てのお客様は屋根の上に取付けられています。アンテナの軽量化も進んでいますが、慣れないお客様が屋根の上で角度調整するのは動かしにくさもあるでしょう。
アンテナの方向調整で懸念されるところは屋根への影響です。「自分の家だから構わない」「少し上がるくらい大丈夫だろう」そう考えてしまいがちですが、実は屋根へのダメージは思っているよりも大きいでしょう。屋根材の剥離やひび割れ、汚れや傷など、作業中にアンテナを倒してしまった事例もあります。特に経験のお客様が1人で屋根に上がり、足りない工具を取りに地面と屋根を行き来すれば、それだけで屋根材を踏み付ける回数も増え、屋根から転落する可能性も高まります。

また、アンテナに付着した鳥のフンを誤って手で触れたり、乾燥して飛散したフンの粉末を吸い込めば、アレルギー症状が発生しないとも限りません。鳥のフンには「クレアチニン」と呼ばれる物質が含まれており、人によっては腎臓疾患の症状が悪化したり、喘息の咳が酷くなる場合もあります。体調に問題がなければ大きな影響を受けないかもしれませんが、クレアチニンは「クリプトコッカス」と呼ばれる病原性真菌を増やす栄養になるため、肺に入れば病気を誘発しやすいです(クリプトコッカス症=鳩のフンに多く含まれ、中枢神経症状を引き起こす)。

アナログアンテナの撤去について

撤去したほうが良い理由

地デジへ移行して数年過ぎましたが、古いアナログアンテナをそのまま放置しているお客様もいらっしゃいます。「テレビが見えなくなるのは困る」という理由から、地デジ対応のテレビやアンテナに交換されたケースは多いです。ただ、アナログアンテナを撤去しないまま現在に至っている場合があり、1つの屋根に2つアンテナが設置されていることもあります。撤去するには費用の負担もあり、国からの補助は存在していません。「今さらお金を払うのも…」「そのままでも支障はない」と思っているかもしれませんが、アナログアンテナを放置するといくつもの問題が発生します。

使われないアナログアンテナは、放置することで錆びてしまいます。その錆が屋根へ伝わり、屋根材の劣化を加速させるかもしれません。1度付着した錆はなかなか落とすことができず、修復するには費用もかかります。さらに台風の風であおられて落下することもあります。使用しないためメンテナンスをすることもなく、そのままの状態で置いているとしたら、固定されているはずの屋根馬が外れるリスクもあるでしょう。地デジアンテナよりも重量があるため、強風で倒れたり吹き飛ばされる可能性も高いです。吹き飛ばされて近隣に被害が及べば、損害賠償しなければならない状況になることも考えられます。
アナログアンテナをテレビの視聴に利用することはできませんが、FM放送ラジオのアンテナとして利用することは可能です。FM放送の電波は76MHz~90MHz。アナログアンテナの周波数は30MHz~300MHzなので、置き場所に困らないようであれば処分しなくても構いません。

太陽光発電のパネルを乗せた屋根
太陽光発電のパネルを乗せた屋根

再利用する予定もなく置き場所もないなら、撤去処分しましょう。撤去処分ではアナログアンテナを取り外したあと、ゴミとして廃棄しやすいよう業者が切断してくれます。お住いの場所で粗大ゴミとしての処分が難しいようなら、業者に頼んで処分してください。アナログアンテナは家電リサイクルの対象ではありませんが、通常の不用品として処分できないケースがほとんどのため、自治体の回収方法に従いましょう。撤去費用は業者によって違いますが、6,000~10,000円で請け負ってもらえます。太陽光発電のパネルを付ける。屋根の修理をする。きっかけは人それそれあると思いますが、なるべく早く撤去するようにしてください。

自分でテレビやアンテナの不具合を直そうとしても、高所作業にもなるので注意が必要です。安全にテレビやアンテナの工事を行うなら専門業者にお願いしましょう。テレビが映らない・受信しないトラブルでの対処法はこちらでご確認ください。『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

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