柏市で地デジ、スカパー、BS、CSが映らない!アンテナに原因がある?

強風でアンテナに不具合が!E-202のエラー発生

テレビが映らないトラブルをアンテナ工事で解決

千葉県柏市あかね町のH様

テレビが映らない!

今回ご依頼いただいたのは、千葉県柏市あかね町の戸建て住宅にお住まいのH様でした。「突然テレビが映らなくなり、地デジやBS、CSが全部見られなくなった」とご相談いただいております。
詳しいご状況をお伺いしたところ、「画面が真っ暗でE-202というエラー表示が出ている」「強風でアンテナが倒れたかもしれない」とのことです。

テレビアンテナは悪天候が原因で不具合を起こしてしまうことがあります。H様からご連絡いただいたその日は、ちょうど12月下旬の寒い日で風が非常に強かったのです。アンテナが倒れたり折れたりした可能性は十分考えられます。
また、E-202のエラー表示は、テレビアンテナに何らかの不具合が生じ、電波が受信できない状態を示しています。アンテナレベルが不足しているため、正常値に戻す必要があります。
まずは、テレビが映らなくなった原因を正確に調査するため、H様のお宅にお伺いさせていただきました。

アンテナレベル&ケーブルを確認

テレビの裏の入力端子
テレビの裏の入力端子

はじめに、問題のテレビを拝見させていただくことに。念のため、テレビを再起動してみます。電源を入れ、リモコンの設定ボタンからアンテナレベルの確認をしました。
アンテナレベルの規定値は、地デジ放送の場合が44以上、衛星放送の場合が50以上とされています。E-202の表示が出るのは、アンテナレベルが25以下のときです。実際の数値も10を下回るほど低い状態でした。

電波が受信できなくなる原因の一つに、アンテナケーブルがテレビの「地上デジタル入力端子」にきちんとささっていないことが挙げられます。ケーブルに緩みや破損がある場合も同様です。
確認してみたところ、特に問題はありませんでした。

H様にアンテナの設置場所をお聞きしたところ、すべて屋根の上に取付けてあるとのこと。屋根の上には、アンテナが二つ設置されていることが想定されます。というのも、地デジとスカパーやCSなどの衛星放送とでは、使用するアンテナが違います。

テレビやアンテナの工事を考えているのであれば、専門業者に相談しましょう。TVアンテナ工事について知りたい方はこちらでご確認ください。 『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

テレビアンテナを調査

大きく倒れたパラボラアンテナ
大きく倒れたパラボラアンテナ

地デジアンテナは「UHFアンテナ」「八木式アンテナ」と呼ばれており、魚の骨のような形をしているのが特徴的です。最近では、見た目がスリムで家の外観に響かない「デザインアンテナ」も利用されています。
混同されがちですが、「VHFアンテナ」とは異なるものです。VHFアンテナはアナログ放送の受信に使用されていたものですので、現在は不要となります。
一方、BSなどの衛星放送用のアンテナは「パラボラアンテナ」と呼ばれており、円盤の形をしているのが特徴的です。

さて、早速ハシゴを使って屋根の上に昇り、アンテナの状態を確認しました。パラボラアンテナは派手に転倒しており、今にも屋根から落下しそうでした。こちらは特に破損はないようなので、立て直すことで再度使用できそうです。
しかし、地デジアンテナの方はというと、倒れた衝撃で折れてしまっていました。経年劣化もみられたため、交換修理で対応させていただくことになりました。

テレビアンテナの向き調整、交換作業

折れたUHFアンテナ
折れたUHFアンテナ

まずはパラボラアンテナを立て直しケーブルの接続を確認したら、アンテナの向きを調整します。この作業が意外に難しく、素人の方ではなかなか上手くいかないことが多いです。というのも、パラボラアンテナの向きは1℃でもずれると受信できないのです。
パラボラアンテナの角度を「仰角」と呼んでいますが、住んでいる地域によって異なります。細かな調整を行う前、仮固定の段階で南南西(もしくは南西)に向けておきましょう。設置方向はインターネット上のアンテナ方向チェックサイトなどで確認できます。

次に、地デジアンテナの交換作業を行いました。既存のアンテナとワイヤーを撤去し、新しいアンテナ本体を屋根の上に設置していきます。アンテナを固定するのに使用するワイヤーは、耐久性の高いステンレス製のものを使用することが多いです。
その後、電波計測を行いながら、方向を調整します。配線を接続し、アンテナ受信設定を行えば作業は完了です。

自分でテレビやアンテナの不具合を直そうとしても高所作業になりかねませんので、安全に工事がしたいなら資格を持った専門業者にお願いしましょう。TVや地デジのアンテナ工事の詳細はこちらでご参照ください。『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

受信レベルを上げる方法とは?

正常値のアンテナレベル
正常値のアンテナレベル

もし、同様のトラブルでアンテナに問題がない場合は、ブースターに原因がある可能性が高いです。修理、もしくは交換が必要となります。
ブースターに不具合はない、そもそも設置していないという状況であれば、アンテナが向いている方向に、電波を阻害するような大きな建物が建てられた可能性があります。この場合、アンテナの設置場所を変更するか、ブースターを設置する必要があります。
ブースターは増幅器と呼ばれており、アンテナとテレビの間に接続することで受信レベルを上げることのできる機器です。受信電波が弱くなった時以外にも、同じ建物内で複数台のテレビを使用したい時などに分配器とアンテナの間に接続することもあります。

テレビが映らなくなったらエラーコードを参考に!

テレビが映らないときに自分でできる対処法

電源やブレーカーを確認する

画面が映らないテレビのイメージ
画面が映らないテレビのイメージ

突然テレビが映らなくなったら、慌てる前にどんな症状が起きているかチェックしてみましょう。

テレビ画面に何も映っていない場合、テレビ本体の電源ランプを見てみます。通常通り点灯しているにもかからわず画面が真っ暗、側面の入力切替ボタンやリモコンが反応しないのであればテレビ本体が故障している可能性があります。その場合、テレビの修理を依頼するか買い替えを行う必要があります。
リモコンだけが反応しないのであれば、電池切れか故障の可能性があります。

また、電源が消灯している場合、他の電化製品の電源が入っているかどうかも確認します。入っていれば、テレビの配線に緩みや破損があるかもしれません。これは配線の交換を行うことで対処できます。
他の電化製品も電源が入らないのであれば、ブレーカーが落ちている可能性があります。アンペアブレーカーが落ちているときは、使用する電力を減らせば元に戻るでしょう。それ以外の場合、漏電やコンセントに原因がある可能性が高いです。

B-CASカードを入れ直す

テレビ画面にエラーコードが表示されている場合、それに従って対処することが解決の近道です。
例えば、「E100」というエラーコードが出た場合、B-CASカードを正しく挿入してくださいという意味になります。カードの抜き差しを行い、電源を入れ直してみましょう。B-CASカードには3種類あるため、見たい放送に合った色のカードが入っているかどうかも確認します。青色が地デジ専用、赤色が地デジ・BS・CS用、オレンジ色がCATV用となっています。

正しく挿入されているのにエラーが出る場合、カード裏面のICチップが接触不良を起こしている可能性があります。ICチップの汚れを柔らかい布やガーゼなどで拭き取ってください。それでも改善されないときは、B-CASカードの再発行を依頼しましょう。

契約内容を確認する

「E205」というエラーコードが表示されているときは、契約していない有料チャンネルを選局している可能性があります。エラーコードといっしょに「このチャンネルはご覧いただけません」「契約期限が切れています」といったメッセージが表示されるケースもあるでしょう。
BSは一部のチャンネルが、CSは大半のチャンネルが契約を必要とします。契約していない放送は見ることができません。契約内容を確認し、必要であれば再契約を行います。
契約しているのに映らない場合、チャンネルを再度合わせて15~30分程度待ってみましょう。

衛星放送とは何か、視聴に必要なアンテナとは?

衛星放送の仕組みとアンテナの種類

地上波、BS、CSについて

正常に映るテレビ画面
正常に映るテレビ画面

赤道上空36、000㎞にある人工衛星を利用して、家庭のテレビに電波を送る放送サービスのことを衛星放送といいます。

地上デジタル放送との違いは電波の受け取り方です。地デジ放送は、地上にある放送局からの電波で受信しています。一方、衛星放送は地上の送信局と人工衛星が互いに電波をやり取することでパラボラアンテナが放送を受信できるようになります。
衛星放送のメリットは、より効率的に広い地域に電波を送ることができる点や情報伝達力が高いことなどです。また、地上波放送ではみられない特別な番組や各分野において専門性の高い番組が見られるのも特徴です。

BS、CSと呼ばれているのは衛星放送の種類で、放送衛星を用いているのがBS、通信衛星を用いているのがCSです。BSははじめから家庭で視聴されることを想定した放送ですが、、CSはもともとアパートやマンションなどの集合住宅での視聴を想定した放送でした。

受信に必要なアンテナとは?

衛星放送用パラボラアンテナのイメージ
衛星放送用パラボラアンテナのイメージ

衛星放送を自宅のテレビで視聴するには、パラボラアンテナが必要です。屋根やベランダ、建物の壁などに設置するのが一般的です。パラボラアンテナと一言でいっても、対応する放送によっていくつか種類があるため、見たい放送に合わせてアンテナを設置しなければなりません。

BS放送を視聴するのに必要なのは「BSデジタル・110度CSデジタル対応アンテナ」です。CS放送に関しては、現在視聴できる放送は110度CSデジタル放送「スカパー!」および124/128度CSデジタル放送「スカパー!プレミアムサービス」となっています。
前者はBSデジタル放送と同じ110℃の衛星を利用するため、「BSデジタル・110度CSデジタル対応アンテナ」があれば視聴できます。後者は専用のアンテナが必要です。「スカパー!」対応のアンテナのうち、3波対応というものであれば視聴可能です。

スカパーを見るためのアンテナ製品

スカパーを視聴するためのアンテナ製品にはいくつか種類があります。
「スカパー!プレミアムサービス」のみが視聴できるスカパー!プレミアムサービス専用アンテナ、「スカパー!」のみが視聴できる「110度CS対応BSアンテナ」もありますが、どちらの放送も視聴できるアンテナを設置しておくと、いざというときに便利です。
例えば、4K・8K対応スカパー!マルチアンテナやBS対応スカパー!アンテナ(SP-AM600M、SP-AM500M、SP-AM400M、SP-AM200M)であれば、CSデジタル放送もBSデジタル放送にも対応しています。

テレビやアンテナの不具合でお困りなら修理や交換は専門業者にお願いしましょう。テレビが映らない・受信しないトラブルでの対処法はこちらでご確認ください。『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


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