台風でテレビが映らない!アンテナ修理と強風等の自然災害対策

作業費6,000円~対応中!
アンテナ

台風襲来!そして映らなくなるテレビ

豪雨による水害や強風による事故等、台風により様々な被害が発生します。大きな被害が出ない場合でも、アンテナを設置されている方の中には強風で飛ばされる、あるいは角度や向きが変わってしまうことがあります。そうすると電波が受信できなくなり、テレビが映らなくなってしまいます。
「今までは強風でも大丈夫だったのに」という場合でも、経年劣化によりアンテナを支える部品が破損してしまうケースや、周りの風除けになっていた建物の取壊しや木々の伐採により風の影響を受けやすくなってしまうこともあります。

こういった災害時に発生する修理の需要は、余程特殊なものでない限りは同一地域内の他の方にも起こっていることが多いです。そのため、すぐに直したいのに工事に来てもらえるまでの順番待ちで何日もかかってしまうこともあります。また、屋根の上に設置したアンテナが倒壊すると、その衝撃で屋根自体を損傷して雨漏り等の別のトラブルに発展する可能性もあります。 しっかりと対策するにはどうすればよいでしょうか?

アンテナを修理するにあたり注意すること

屋根上でのDIYは危険が伴うので避ける

配線工事等を伴わなければ、アンテナを修理するのに資格は必要ありません。アンテナ自体も安いものは数千円から一万円前後で購入可能です。そのためDIYで対応しようとする方もいるかもしれません。 しかしながら、アンテナの設置場所は屋外の高所、屋根の上等が多いため作業には危険が伴います。慣れない高所での作業により、転落とまではいかずとも思わぬケガをする可能性は高いです。 また、普段登らない屋根の上に立つことで屋根を壊してしまった場合、雨漏り等他の問題に繋がってしまいますし、屋根の修理にも別途費用が掛かってしまいます。修理を安く済ませるために、安易にDIYで対応しようとすると、思わぬ出費やケガに繋がりかねませんので注意が必要です。

アンテナ修理にも保険が適用される場合もある

火災保険は名前から火災のみなのかなと思われがちですが、火災以外にも強風などによる“風災”も適用範囲になっている場合があります。ただし、損害金額が一定に満たない場合やアンテナは適用外等、契約内容によっては使えない可能性があります。火災保険に入られている方は、補償内容を一度確認すると良いでしょう。

詳しくは「台風で壊れたそのアンテナ、火災保険で直せるかも?」をご覧ください。

テレビ用アンテナには様々な種類がある

八木式アンテナ

アンテナのイメージ
アンテナのイメージ

魚の骨のような見た目が特徴の、現在最も多く普及しているタイプのアンテナです。正式名称はUHFアンテナとも言い、地デジの受信に使われています。値段も安く設置は屋根上となるため電波受信もしやすいタイプです。
ただし、屋根に設置するということは周りからも見えるということで、やはり魚の骨のような見た目が景観を損ねるということで、最近ではあまり選ばれなくなってきているようです。風の影響を受けやすい屋根の上に設置するため、強風で倒壊する等の被害を受けやすいです。 また、鳥がとまりやすそうな形をしていることもあり、鳥による被害等も考えられます。フン等による腐食や、嘴(くちばし)による損傷、飛び立つときの衝撃による損傷等々、様々な被害が考えられます。

ボックスアンテナ

アンテナのイメージ
アンテナのイメージ

八木式アンテナのデメリットである「景観」と「鳥害」問題を解決できるのが、このボックスアンテナです。正式名称はUHF平面アンテナで、八木式アンテナ同様に地デジの受信に利用されます。
アンテナらしからぬスッキリとした見た目からもデザイン性が良く、デザインアンテナとも呼ばれています。風の影響も受けにくいです。 設置も壁面やベランダ等になり、形の面でも鳥害とは無縁と良いことだらけに思えますが、屋根より低い位置に設置するため八木式アンテナよりも受信感度が悪くなります。また、周りの建物の状況によっては受信感度が良くない設置場所しか選択できない場合もあり、設置が難しい場合もあります。費用も八木式アンテナと比べると割高です。

パラボラアンテナ

アンテナのイメージ
アンテナのイメージ

パラボラアンテナはお皿のような形状をしたアンテナを指します。主に、BS放送やCS放送、スカパー等の衛星放送を受信するためのアンテナです。地デジがスカイツリーなどの電波塔から受信しているのに対して、衛星放送は赤道軌道上の人工衛星から電波を受信しており、方角と角度の調整が必要です。

人工衛星からアンテナの間に深い雲や大雨等が発生していた場合、電波が届きにくくなるなどの障害が起こる可能性があります。

アンテナの様々な設置場所

屋根の上

建物の中で最も高い位置にあり、遮蔽物が少ない場所のためアンテナ設置の際に最も安定したテレビ映りが望める場所です。 しかしながら風の影響を受けやすい場所でもあり、アンテナの位置や向きがずれた場合に、少し位置を直すだけでも素人には直すのが難しいこと。また、屋根の上にアンテナが設置してあるのが周りからも見えてしまうため見栄えが悪くなりますし、八木式アンテナを設置してしまうと鳥が集まりやすくなってしまいます。

外壁・ベランダ

屋根と比べて目立ちにくく、アンテナを設置しても見栄えを損ねづらくなります。また、風でアンテナの向きが変わってしまって受信しにくくなってしまった場合でも、ベランダであれば安全にご自身で向きの調整も可能となります。 しかし、受信位置が屋根よりも低く、周りに遮蔽物が多い場合は電波を受信しにくい場合もあります。また、遮蔽物が多い場合は設置する場所が無いという可能性もあります。

屋根裏

天候に左右されることなく、また屋内であることから雨風に晒されることによる劣化もしにくいです。外からも全く見えないため、景観を損ねることもありません。ただし、屋内に設置するということから電波の受信がしにくいというデメリットもあります。

室内

室内専用のアンテナを使うことで、アンテナの設置工事が不要となります。しかしながら室内という場所は電波を受信しにくいため、電波塔に近い場所等でなければ使えない可能性があります。 アンテナの設置や修理までに時間がかかってしまう場合に、応急処置として室内専用の安いアンテナを使って対処する方法もあります。

アンテナの強風対策はどうすればよい?

(1) アンテナの設置場所を風の影響が少ない場所に変える

壁面に取り付けた八木式アンテナ
壁面に取り付けた八木式アンテナ

場所の移動を検討してみましょう。
例えば八木式は通常屋根の上に設置しますが、電波が受信できればボックスアンテナのように壁面へ設置することも可能です。 また、受信感度次第ですが、アンテナを屋根裏に設置することも可能です。電波塔の近くであれば、室内タイプを選ぶことで室内に設置することも可能となります。いずれにせよポイントとなるのは受信できる場所かどうかです。

ただし、元の位置から大幅に設置場所を移動する場合は、配線工事もやり直しとなる可能性があります。 大がかりな工事となった場合は費用も高くなってしまう可能性がありますので、ご注意ください。

(2) アンテナ本体を風の影響が少ないものに変える

形状的にはボックスアンテナ(平面アンテナ)が一番風の影響を受けにくくなります。
設置場所に合わせてアンテナを選択しましょう。壁面なら、工事内容次第で八木式、平面どちらも対応が可能となります。

(3) そもそもアンテナを使うのを止める

アンテナについて悩むのが面倒になってきた方は、アンテナを使わずにインターネット回線を経由して受信する方法もあります。この場合は、サービスの月額利用料やTVチューナー代、工事費用等が発生します。月々の支払いがある分、長期的に見た場合にはアンテナを使うよりも割高となります。

参考:地デジを受信する設備をアンテナとインターネットで比較

アンテナ経由 インターネット経由
導入時 アンテナ設置費用 インターネット回線工事費
専用TVチューナー代
導入後 なし サービス利用料(月額)

アンテナの自然災害対策まとめ

アンテナは設置する種類や場所によって、自然災害や鳥害等の影響を受けやすくなってしまいます。 実際に電波の受信感度を電気工事屋さんと確認しながら、自分に合った方法を選択してください。