地デジのアンテナ設置工事は自分でできる

地デジアンテナのイメージ
地デジアンテナのイメージ

BS放送やCS放送を視聴するためには、地デジとは別に受信環境を整える必要があります。テレビにチューナーが付属していればすぐに放送を受信できますが、チューナーが付属していない場合についてはアンテナやケーブルを揃えなければなりません。

ここでは具体的に、アンテナを購入する前に確認しておきたいポイントや、自宅における設置場所、ケーブルの引き込み方法、設置後に受信環境を整えるための方法についてまとめました。アンテナの設置を自分で行う予定の方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

1.アンテナを購入する前に確認すること

まずは、アンテナを購入する前にテレビにチューナーがついているか確認してください。比較的新しいテレビやレコーダーには、BSやCSのチューナーが内蔵されています。チューナーがついていれば、光ファイバーやケーブルテレビなどのサービスを利用して、BS・CS放送を楽しむことができます。

チューナーがついていないテレビをお持ちの場合は、下記で紹介するデジタルアンテナとアンテナケーブルが必要になります。

1-1 チューナーの確認

BSデジタルおよび110度CSデジタル放送を視聴するには、下記のものが必要になります。アンテナとケーブルが必要になりますので、両方揃えるようにしてください。
BSデジタル・110度CSデジタルアンテナ
BSデジタル放送・110度CSデジタル放送対応アンテナケーブル
分波器

BSデジタル放送と110度CSデジタル放送を受信するためのアンテナは、地上デジタル放送に使うアンテナとは異なります。
地上デジタル放送用のアンテナを持っていても放送の受信はできません。また、BSアナログ放送用のアンテナは110度CSデジタル放送の受信に非対応となっていますので、導入する際は必ず「BSデジタル放送・110度CSデジタル放送」対応のアンテナを選びましょう。

アンテナを設置した後は、テレビにつなげるアンテナケーブルを購入しましょう。この際は「BSデジタル・110度CSデジタル放送対応」のアンテナケーブルを選ばなければなりません。BS・CSデジタル放送に非対応のアンテナケーブルもありますので、電気店の店員さんに相談するなどして、最適なものを購入すると確実ですね。

次に、壁などにアンテナ端子が設置されているのを確認します。端子が一つしかなければ、地上デジタル放送とBS・110度CSデジタル放送の信号を2つに分ける分波器が必要となります。2つに分かれている場合は分波器の購入は不要です。

1-2 設置場所

アンテナの設置場所については、南南西の方角でケーブルの引き込みやすい場所を選びます。戸建てだけでなくマンションについても同様です。ただしアンテナが設置できるかどうか、周辺環境の確認も行いましょう。ビルなどの建造物や障害物があると、電波をうまく受信することができません。

集合住宅ではすでに共用のアンテナが設置されている場合がありますが、その際はこちらでアンテナを設置する必要はありません。アンテナが取り付けられているときは、BS・110度CSデジタル放送に対応しているかどうか、管理会社やオーナーに確認しておくと安心です。

2.アンテナの設置場所の選び方

BSやCSの電波を送る衛星は、自宅の南南西の方角の上空に位置しています。時間でいうと、午後2時に太陽がのぼっている方向になります。戸建てについては設置箇所は自由ですが、マンションなど集合住宅については南南西の方角にアンテナが設置できるか、事前に確認しておきましょう。

南南西の方角が分からなければ、下記で紹介するBSコンパスを利用して方角をチェックします。また、近隣の住宅のBS・CSのアンテナの方向を見て、設置場所を割り出すこともできます。

2-1 ベランダ

アンテナの設置場所として比較的一般的なのがベランダです。通常アンテナは屋根に取り付けるものですが、屋根の角度や強度の問題で設置ができないときにはベランダを利用します。

ベランダは屋根にのぼるよりも安全に取り付けができるのですが、格子や手すりなどアンテナを取り付ける箇所の強度が弱いと、角度調整を行うのが難しくなってしまいます。また台風など雨風の影響も受けやすいため、できるだけ安全な場所に取り付けを行うようにしましょう。高層階にお住まいの方は、アンテナや金具が落下しないよう細心の注意を。取り付け時は頑丈なロープやワイヤーを使って、確実な取り付けを行うようにしてください。

2-2 屋根

屋根はもっとも一般的なアンテナの設置場所。建物の中で一番高いところに設置するので、電波の受信もしやすくなります。

ただし、屋根の形状によっては、高所での作業になるためコストがかかる可能性があります。また台風などの災害時に影響を受けやすく、修理やメンテナンスがたびたび必要になる可能性も。自分で取り付け作業をする際にも危険がともなうため、屋根に取り付けが可能かどうかは慎重に判断する必要があるでしょう。

例外として、屋根裏などの室内を利用するという方法もあります。アンテナを室内に設置するので、雨風が防げるというメリットのほか、劣化による受信トラブルも防ぐことが可能。屋根裏に十分なスペースがあれば、電波環境次第では屋根よりも屋根裏に設置したほうが安心というケースもあります。外壁に配線のための穴を開ける必要がなくなり、作業もスムーズに行えるため、取り付け費用が安くなる可能性もあります。

2-3 外壁

外壁への取り付けは、ベランダや屋根への取り付けが難しい場合に採用される取り付け方法です。外壁には壁しかないので、外観がスマートに見えるという特徴がありますし、アンテナをしっかりと固定できるため、安定感が期待できます。屋根よりも風を受けにくいので、台風などで吹き飛ぶリスクを抑えることもできます。

外壁にアンテナを取り付けるためには、アンテナと外壁をしっかりとネジで固定できるよう、下地の入った壁面を選ぶことがポイントになります。下地が入っていない薄い壁を選んでしまうと、アンテナの固定が甘くなり、風で吹き飛ばされたり、地面への落下のおそれがあります。

外壁は基本的に屋根やベランダへの取り付けできないときに適用される方法ですが、角度調節がしやすいというメリットから、あえて外壁を選ぶこともできます。手が届く場所に取り付け作業が行えるので、作業時間が短縮でき、メンテナンスにも手間がかからずに済むというメリットも期待できます。

ただし周辺環境に建物が多く、電波の受信状況が悪い場合には、屋根などへの取り付けを選ばなければならない可能性もあります。よく相談のうえ、確実な方法で設置場所を選ぶようにしましょう。空が見える場所で、木々などが遮らない環境が基本となりますので、遮蔽物のない場所を探してみてください。

3.ケーブルの引き込みについて

ケーブルの引き込みは、衛星放送の受信に欠かせない事前準備となります。アンテナに受信した信号をケーブルを使ってテレビに送ることで、さまざまな放送が視聴できるようになります。

戸建ては外壁に専用のケーブルの引き込み口が取り付けられている場合がほとんどなので、そこを通してケーブルを中に引き込みます。ケーブルにはさまざまな長さや太さのものがありますので、引き込みに必要な長さのものを準備するようにしましょう。

引き込み口の位置が高かったり、作業のしづらい箇所にあるといったケースでは、エアコンの穴を通す方法や、窓を使う方法があります。以下に詳しく方法を紹介していますので、参考にしてみてください。

3-1 エアコンダクトの穴を通す

エアコンのパイプ管アンテナケーブルを伝わせて、室内に引き込む方法です。テレビのある部屋にエアコンがあれば、この方法が効果的となります。

パイプ管は粘土ですき間がふさがれているので、部分的に剥がしてその中にアンテナケーブルを送ります。ケーブルが抜けないように、パイプにはわせるようにして、結束バンドなどで固定しましょう。固定ができたらもう一度すき間を埋めて完成です。

3-2 窓を通す

エアコンがない部屋については、窓などのサッシの隙間からアンテナケーブルを通す方法があります。アンテナケーブルにはある程度の太さがありますが、窓の隙間から室内に引き込むための細い「隙間ケーブル」が販売されているので、こちらを使います。

隙間ケーブルを使うことで、ケーブルを窓ガラスから通す場合でもきちんと窓が閉まるようになります。少しの隙間からケーブルを室内に引き込めるので、窓の開閉のたびに断線を気にする心配がありません。ただし、万が一のケーブルの断線を避けるために、普段開け閉めをあまり行わない窓を選ぶようにするとさらに安全です。

エアコンからの引き込みと同じく、ケーブルが床をぬって進むことになるため、テレビまでの距離が長い場合は掃除の邪魔になったり、引っかかったりするリスクがあります。テレビまでの距離にもよりますが、できるだけ短くなるように工夫してみると良いかもしれません。

ペットがいる環境では、ケーブルに爪を立てたり、噛み切られたりといったリスクがありますので、その点も考慮しながら安全に引き込みを行えるよう、工夫をしてみてください。

4.角度の調整について

せっかく取り付けたアンテナも、方向が合っていなければ電波がうまく受信できない可能性があります。ここではアンテナの方向や角度を最適に調節する方法を紹介します。

4-1 レベルチェッカーを使う

レベルチェッカーは、アンテナを設置する際に受信レベルを測定する専用の機器です。一人でアンテナを設置するときに重宝するアイテムなので、ぜひ手に入れておきたいアイテムです。「アンテナ取り付けはうまくいったけれど、調整に時間がかかる」といった問題を解決してくれる機器です。

一般的な方法としては、アンテナ合わせにはテレビのアンテナレベル画面を確認しながら行いますが、アンテナとテレビの距離が離れているケースではうまくいかない可能性があります。レベルチェッカーは受信電波の強さを画面に表示してくれるもので、テレビで確認をするよりも確実に電波状況が分かるため、時短にもなります。通販サイトなどで購入することが可能で、安価なものでも問題はありません。

使い方は、アンテナの角度を緯度に合わせてから、コンパスを使って南南西の方向を見てそちらに向けます。その後、レベルチェッカーの表示を見ながらアンテナを回していき、レベルが最大になるところでアンテナの位置を固定します。このとき、チェッカーの感度は最大にしておきましょう。

4-2 アプリをつかう

アンテナの取り付け時には、コンパスがあるととても便利です。レベルチェッカーと合わせて入手しておきたいアイテムですが、スマートフォンのアプリを使うことも可能です。

スマートフォン専用の「BSコンパス」は、住まいのエリアの衛星の位置をコンパス機能を使って表示してくれるアプリ。衛星放送の方角と仰角、さらに水平が同時に分かる仕様となっています。

使い方は、住まいの地域を選んで端末を水平に回し、表示される衛星のアイコンの方向に赤い直線を合わせるだけでOK。また、アンテナを取り付ける際に水準器機能を使えば、位置を間違えることなく設置ができます。

アンテナの設置を一人で行う際、意外に方角や角度などが分からずに困ってしまうことがあります。専用のアプリを使えば、アンテナの角度を簡単に微調整しながら、レベルチェッカーで受信レベルも確認できるので、効率的に設置が完了します。

5.まとめ

ここまで、アンテナを購入するところから実際の設置、ケーブルの引き込み、受信に最適な角度の調整までを紹介しました。事前に確認すべき項目もありますが、取り付けの際に必要な部品についても事前に書き出しを行って、後から買い忘れのないようにしておくと良いでしょう。

BS・CSアンテナの購入や設置は、専門の業者に任せることもできますが、住まいによっては設置までに時間や手間がかかったり、取り付け作業に費用がかさむ場合があります。そのため、できるところは自力でやってしまいたいという方も多いかと思います。そこで、上記で紹介した手順を参考にして、レベルチェッカーやアプリなどの便利アイテムも活用しながら、自宅の環境に合った方法で設置を行うと良いかと思います。

これから自分でアンテナ設置してみようと考えている方は、自宅のテレビのチューナーをチェックするところから始めてみてください。マンションなどの集合住宅は、衛星放送用の共用アンテナが設置されているか確認を取りましょう。そのうえで、必要に応じてアンテナの設置に最適な場所を選び、引き込みに最適なケーブルの長さや種類を確認してから、引き込みを行いましょう。アンテナの取り付け時にはレベルチェッカーやアプリを駆使して、時間を効率的に使っていくと、一人でもうまく作業が完了します。

すべての作業が終了したら、あとは衛星放送を申し込むだけでOK。快適なテレビライフが楽しめますよ。

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