EVコンセントとは、電気自動車用の充電設備用のコンセントを指します。EVとは「electric vehicle=電気自動車」のことを表します。地球環境へのやさしさや経済性から注目を集める電気自動車は、こうしたEVコンセントを利用した充電によって利用することが可能になります。EVコンセントは、主に屋外に設置されることが多く、現在のところ海外メーカーによっては、充電規格が異なる場合があるので注意が必要となります。また場合によってはEVだけではなくて、PHEVと呼ばれるハイブリッド電気自動車の充電が可能となります。
EVコンセントとはどんなもの? 故障原因なども紹介
電気の累計問い合わせ実績
6万件以上
EVコンセントとは
EVコンセント修理の料金表
症状(状態) | 作業内容 | 修理料金(税込) |
---|---|---|
基本調査 | 測定器を使わない調査 | 6,600円 |
測定器調査 | 測定器を用いて数値で異常箇所を特定する作業 | 3,300円~ |
分解調査 | 設備、器具を分解する作業 | 3,300円~ |
配線特定調査 | 問題の電気配線を隠蔽部から特定する作業 | 5,500円~ |
結線処理 | 電線の接続部をやり直す | 3,300円~ |
接触改善 | ソケット内の接触不良を改善する作業 | 3,300円~ |
コンセント本体修理 | 部品を使わず修理する | 3,300円~ |
コンセント本体交換 | コンセント本体の交換作業 | 3,300円~ |
同一プレート内での複数交換 | 通常料金の50% | 半額 |
取付枠交換 | コンセント本体の取付枠の交換 | 6,600円~ |
コンセント全交換 | 本体、枠、プレートを全て交換する場合 | 8,800円~ |
防水コンセント交換 | 防水コンセントを交換する作業 | 8,800円~ |
新規増設 | コンセントを新たに設置する | 応相談 |
コーキング作業 | コーキングを塗り防水処理する | 3,300円~ |
電圧変更 | コンセントの電圧変更作業 | 要相談 |
差込口変更 | 差し込み口が一致したコンセントへ交換する | 6,600円~ |
コンセントプラグ交換 | コンセントプラグを交換する | 要相談 |
コンセント配線の接続 | 切れたコンセント配線を圧着する | 3,300円~ |
※当サイト内の表示価格はすべて税込みの総額表示となっております。(消費税率10%)
EVコンセントで対応した事例
EV用充電コンセントの設置
千葉県山武市のN様
千葉県山武市美杉野にお住まいのN様より、「プラグインハイブリッド車(PHEV)を購入したので、自宅のガレージに電気自動車用の充電コンセントを新設したい。できれば費用は工事費と部材費のトータルで5万円以下に収めたいのだが、見積りをお願いできないか」というご相談をいただきました。 EV用コンセントを新設する場合、設置する場所や配線ルートなどによって工事費は変わってきますし、取り付けるパーツをどのような機能を持ったものを選ぶかによっても金額が変わってきます。まずはパーツの見本やカタログを持って、見積りのための事前調査にお伺いすることになりました。
N様が購入されたPHEV車は、三菱アウトランダーです。 早速、ご自宅のガレージを見せていただき、N様が希望されるコンセントの設置場所を確認しました。次に分電盤からコンセントまでの配線ルートを検討するのですが、幸いなことに、N様宅の分電盤はガレージの壁面に設置されており、配線が簡単に行えることがわかりました。
その後、200Vコンセントなどのパーツについて各製品の機能性、安全性、価格などをご説明し、今回のケースに適した製品を提案しました。N様宅の場合、雨風の影響も盗難の心配もほとんどないガレージ内の設置になるため、シンプルなコンセントを取り付けることになりました。 そして、工事費と部材費を合わせた見積金額を提示させていただいたところ、N様にご納得いただいたため、双方のスケジュールを調整し、数日後に工事を行うことになりました。
工事当日。最初に専用ブレーカの設置を行います。分電盤に空きがなかったため、分電盤ボックスの横に漏電遮断器付きの専用ブレーカを取り付けました。 次に配線を行います。今回の場合、ブレーカからコンセントまでの距離が短いため、ガレージの壁伝いにコードを這わせることで、簡単に配線することができました。 最後に200VのEV充電用コンセントを設置し、コードをつないで工事は完了です。
テストを兼ねて、新車のアウトランダーにつないで充電してみたところ、問題なく作動しました。 既設の分電盤がガレージに設置されていたというラッキーな面もありましたが、N様からは「リーズナブルにEVコンセントを設置できて良かった。ありがとう」と感謝の言葉をいただきました。
スタッフの声
EV充電用コンセント設置の基本作業と工程
近年、電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHEV)の普及に伴い、自宅に充電用のコンセントを取り付けたいというお客様が増えてきました。一般のご家庭にあるコンセントのほとんどは100Vですが、EVやPHEVを充電するためには、200Vの専用コンセントが必要なため、新たに設置しなくてはならないのです。そこで、EVコンセントを設置する際に必要となる、基本的な作業工程をご紹介します。
●専用ブレーカの設置
一般の家電商品よりも大量の電気が必要になるため、まずは分電盤に専用ブレーカを取り付けます。
●EVコンセントの設置
カーポートやガレージなどの自動車を充電しやすい箇所にコンセントを設置します。
●配線
専用ブレーカから専用コンセントまでをコードでつなぎます。
基本的な作業は上記の通りです。 今回のN様のケースのように分電盤とコンセントの設置箇所が同一スペースにあれば、配線は簡単ですが、離れている場合は配線ルートの確保が課題になります。ご家庭によっては床下や天井裏に配線したり、壁に穴を空けるというケースもあります。 また、コンセントのタイプもさまざまなものが販売されています。N様が採用したシンプルなコンセントだけのタイプもあれば、コンセントとケーブルを鍵のかかるボックスに収めたタイプなどもあります。 配線工事の作業量やパーツのタイプによってトータルの費用は大きく変わってきますので、まずは事前調査で見積金額を提示してもらうことをおすすめします。 弊社は見積無料です。お気軽にご相談ください。
EVコンセントでの事例一覧
神奈川県伊勢原市でEV充電用コンセントを設置
神奈川県伊勢原市三ノ宮の男性より、「自宅のガレージに、電気自動車を充電するための200Vのコンセントを設置してほしい」というご相談をいただきました。現状、ガレージに引き込んであるコンセントは100Vのみでしたので、新たに200VのEVコンセントを設置しました。
東京都港区で営業車用EVコンセントの増設
東京都港区麻布台の企業様より、「営業用の電気自動車を増やしたので、充電用コンセントを増設したい」とのご相談をいただきました。すでにお客様の駐車スペースには200VのブレーカとEVコンセントが設置されていたので、簡単な工事でEVコンセントを増設することができました。
東京都足立区でEV用ブレーカーが頻繁に落ちる
東京都足立区西保木間の男性より、「自宅で電気自動車を充電していると、頻繁にブレーカーが落ちるので、調べてほしい」というご相談をいただきました。お伺いして調査したところ、特に機器類に異常は認められず、一度にたくさんの電気を使用したことによるものだと判明しました。
神奈川県鎌倉市でカーポートにコンセントを増設
神奈川県鎌倉市由比ガ浜の男性より、「カーポートにEVコンセントと一般コンセントの両方を設置してほしい」というご相談をいただきました。配線工事を行い、100Vと200Vのコンセントをそれぞれ設置し、さらにお客様のリクエストにより、地デジアンテナの取付工事も行いました。