浴室乾燥機を交換するには?故障原因や注意点を解説!

換気扇

日頃使っている浴室乾燥機で、こんな症状はありませんか。「換気しない」「異音がする」「洗濯物が乾きづらい」こういった症状がある場合は、故障している可能性が考えられます。心当たりがある方は、交換の目安かもしれません。ということで、今回の記事では浴室乾燥機が故障した際の対処方法をご紹介していきます。

目次

浴室乾燥機の故障が疑われる症状

イメージ図

上記でもご紹介しましたが、浴室乾燥機の故障したときにはいくつかの症状が出ます。まずはその症状を確認して、故障しているのか・いないのかを見てみましょう。

  • 電源がつかない・稼働しない
  • 換気しない・換気効率が落ちた
  • 冷暖房が効かない
  • 洗濯物が乾かない・時間がかかる
  • 異音がする・音がうるさい

といったように、故障したときは上記の5つのような症状が出ます。とくに取り付けから10年以上が経過している浴室乾燥機は、その寿命が来ていることが考えられます。国やメーカーでも点検や交換を進めているので、交換を検討してください。浴室乾燥機の故障やその原因については、こちらの「浴室乾燥機の故障原因と寿命【この症状は修理?交換?】対処方法などを徹底解説」という記事でも詳しくご紹介しています。気になった方は、こちらの記事も合わせてご確認ください。

浴室乾燥機の故障は交換が必要?修理できる?

今回の記事では、浴室乾燥機が故障したときには、交換をするという前提でお話を進めています。ですがお読みになった方の中には、「修理じゃだめなの?」「故障しても直せるのでは?」と、疑問に思っている方もいるのではないでしょうか。浴室乾燥機を交換するとなると、工事の手間や費用が高くなるのではと、ご不安になられる方も多いかと思います。できれば今ある浴室乾燥機を長く使いたい、修理でなんとかしたいと思うのもごもっとも。ですが浴室乾燥機が故障した際は、原則として交換作業を行います。電気の110でもそうですが、そのほかの業者でも故障の際は本体交換をしています。その理由は以下の通りです。

  • 浴室乾燥機故障は、部分修理の方が高くつく
  • 修理するための代替部品が手に入らない
  • 安全面を考慮して交換が推奨されている

それでは3つの理由について、詳しくご説明していきます。

浴室乾燥機故障は、部分修理の方が高くつく

浴室乾燥機というのは、そもそも滅多に壊れるものではありません。特にお手入れをしないでいても、10年前後は問題なく使用できます。逆になにか不具合が起こるということは、浴室乾燥機の寿命が来たということです。この寿命はメーカーや製品によりますが、約10年前後。購入から10年近く経つと、故障や不具合がみられるようになります。取り付けから10年経っている浴室乾燥機を直そうとすると、あちこちの部品を交換しなければなりません。この部品の交換作業に料金がかかってしまい、結果的に新品を取り付けるのと同様の修理代金がかかってしまうというわけです。

修理するための代替部品が手に入らない

浴室乾燥機の寿命がくる10年にもなると、時代も移り変わるものです。浴室乾燥機の修理をするために部品を取り寄せようと思っても、製品の製造が終了していたり、そもそもメーカーが倒産していることもあります。松下電器がナショナルに、ナショナルがパナソニックになるとか、イナックスがリクシルになったりとかですね。メーカーが完全に消えてなくなっていなくても、経営統合などでブランドがなくなってしまうことがあります。そうなると修理用の部品が手に入らないため、結局本体をせざるを得ない状況になるわけです。

安全面を考慮して交換が推奨されている

なにより修理ではなく交換になる最大の理由は、使用の安全性を保つため。浴室乾燥機は国によって「特定保守製品」というものに指定されています。これは長年の使用による経年劣化で、安全への支障が生じる可能性の高い製品ということ。ガス給湯器などもこの特定保守製品に指定されていて、浴室乾燥機とともに経年劣化で発火や怪我などの事故の可能性があるものとされています。ガス給湯器では、一酸化炭素中毒で亡くなった方の事例があるので有名です。浴室乾燥機も経年劣化で不具合が起こると、排気ガスが逆流して浴室内に充満するという恐れがあるのです。こういった面からも、浴室乾燥機が故障した際は、修理ではなく交換の対応がされています。

浴室乾燥機の種類と選び方

浴室乾燥機が故障したら、交換が必要。それは上記の内容で十分ご理解いただけたと思います。では次に、浴室乾燥機の選び方をご紹介します。浴室乾燥機といっても種類、機能はさまざまなので、ご自身の希望に合うものを選ぶと良いでしょう。どれがいいかわからないといった方は、お気軽に電気の110番にご連絡ください。現地でのお見積もりやご提案をさせていただきます。

浴室乾燥機の設置タイプ

浴室乾燥機
  • 天井埋め込み型
  • 壁掛け型

浴室乾燥機の動力

  • ガス式
  • 電気式

浴室乾燥機の機能

浴室乾燥機のリモコン
  • 換気のみ(浴室換気扇)
  • 冷房(冷風)・暖房機能あり
  • 乾燥機能あり
  • ミストサウナ機能あり

浴室乾燥機の機能や設置方法はさまざま。料金だけでいえば、換気機能のみの浴室換気扇が一番安く、交換の時間もそれほどかかりません。高機能の浴室乾燥機になればなるほど、本体代や交換代金が高くなる傾向です。とくにガス式の天井埋め込みタイプは、電気式のものより割高。取り扱っているメーカーや業者も少ないので、交換するなら電気式をおすすめしています。

浴室乾燥機の料金

浴室乾燥機の料金も種類や機能によってさまざま。一番安い浴室乾燥機だと、本体価で3千円台から購入することができます。冷暖房・衣類乾燥機能のある浴室乾燥機であれば、2万円台から高いものだと10万円以上するものもあります。取り付けられる浴室乾燥機はお風呂場の広さや、現在取り付けられているものによって異なります。詳しくは電気の110番のような専門業者に相談するとよいでしょう。

浴室乾燥機交換の注意点

一つ、浴室乾燥機の料金と取り付けでの注意点があります。それはネットなどで安く買って、後から業者に取り付けてもらおうとすることです。価格コムやアマゾン、楽天などのネット通販サイトをみると、業者のホームページで見るよりも安い値段で浴室乾燥機が販売されていることがあります。安く買って自分で取り付けよう、できなかったら業者にお願いしよう。そういった方は多くいて、電気の110番の問い合わせにも取り付けのみの依頼をいただくことがあります。ですがこれは大変危険な間違いです。

浴室乾燥機に種類がたくさんありますが、その全てが取り付けられるわけではありません。浴室の広さや構造により、取り付けられる浴室乾燥機が限られてきます。一番わかりやすい例ですと、電気式の浴室乾燥機からガス式に変えようとしたとき、多くの場合ですぐの取り付けができません。これはガス式にはガス管を通すなどの作業が必要になり、取り付けに大掛かりな工事が必要になるからです。また高機能のものを安く仕入れたとしても、浴室に合わずに取り付けられないこともあります。

浴室乾燥機交換のおすすめ方法

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浴室乾燥機を結果的に安く、確実に交換するのであれば、電気の110番のような業者に任せるのが一番です。ご希望の浴室乾燥機があれば、事前にご相談いただければ取り付けられるかのご確認をします。またご希望のものが取り付けられない場合でも、代替品のご提案もできます。浴室乾燥機が壊れた、交換が必要となった場合は、お気軽にお電話またはメールをください。お見積もりをいたします。

浴室・風呂の乾燥機や換気扇の不具合で交換がしたいと考えているのであれば資格を持った専門業者にお願いしましょう。浴室・風呂の乾燥機や換気扇交換の内容はこちらをご参照ください。『DENKI110』は資格を持った作業員が対応致しますのでお気軽にご相談下さい。

※ページ内に記載されている金額は一例です。対応業者や対応箇所の状況によって実際の金額が異なる場合があります。


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