テレビアンテナが倒れて壊れたら？中野区で発生するアンテナトラブルへの対処の方法

強風で倒壊してしまうことがあるテレビアンテナ

テレビアンテナの状態によって対処はいろいろ

東京都中野区のN様

ずり落ちてしまったテレビアンテナ

東京都中野区にお住まいのN様より、現在は使用していない住宅に設置されていたアンテナが強風の影響か、ずり落ちてぶら下がっているような状態となってしまっているため、この撤去を行って欲しいというご連絡をいただきました。再設置の必要についてお伺いすると、現在使用していない住宅であり、今後も暫くは使用する予定がないため、必要がないということでした。
テレビアンテナの撤去作業に関しては、比較的簡単に行うことができる作業ではあります。ただし、いくつか確認をしておかなければならない点があるため、まずは事前に確認できるポイントをいくつかお伺いしました。
まずは、テレビアンテナが設置されている場所についてです。一戸建て住宅ということでしたので屋根上の可能性が高いものの、具体的にどのような場所に設置されているのかによにって作業のために必要となる準備に違いがあります。

この点についてお伺いすると、テレビアンテナは2階の屋根上に設置されているということでした。屋根は特別高いというわけではないということでしたのて、おそらく通常の高所作業用の装備で対応できると考えられました。
もう1つ確認するべきは、テレビアンテナの状態についてです。ぶら下がったような状態となってしまっているということでしたが、その状態から落下してしまった場合、事故が起こる可能性がある場所であるのかどうかについて確認をする必要がありました。これによって対処の緊急性に違いがあるためです。
この点についてお伺いすると、隣家との境目側にアンテナが落ちてしまっているため、隣の住民の方に迷惑となっており、出来るだけ早く対応を行って欲しいということでした。これらの情報から、できるだけ近い日程に作業を行なうことが必要と判断して、日程の調整をお願いしました。
作業時間は比較的長くなる可能性があるため、ある程度長時間を確保できる日でお願いしました。

お決めした日時に現地にお伺いし、まずは問題が発生しているというテレビアンテナを直接確認させて頂きました。確認の結果、お客様のお伝えの通りコードでぶらさがったような状態となっており、隣家との境目の頭上にある状態でした。この状態ではたしかにまた強風があった場合などに滑落事故が発生する可能性があり危険であるため、早めの対応が必要と考えられました。
屋根についてもお伝えの通り特別高いものではありませんでしたので、用意していた高所作業用の道具で屋根上に登り、アンテナの引き上げ作業を行ないました。今回については再設置の必要がなく、撤去及び廃棄で構わないということでしたので、作業については比較的行いやすいものだったと言えます。まずは上下から支えながらコード伝いにアンテナを引き上げました。
その上で屋根上でコードからアンテナを取り外す作業を行い、無事にこの取り外しを完了させることができました。

アンテナを取り外した後は、屋根上に残っているコードやアンテナの設置場所についての処理を行なう必要があります。再設置の必要がなく、再設置の予定もしばらくはないということでしたので、また強風などによって影響がでることがないように、ポールは一度取り外す形でご承諾をいただきました。土台などについては撤去は行わず、また使用するときにすぐに使用ができるような状態で残しておくこととなりました。
コードについても電気コードのようにそのままにしておくことができないものについては処理を行い、危険がないような状態とすることができました。

今回のご依頼では、アンテナの撤去だけということもあって比較的短時間でその内容を完了させることができました。通常は撤去だけではなく再設置を行なう必要があるため、これに加えて新しいアンテナのご用意や設置の作業を行なう必要があり、これ以上に長く時間を必要とすることが多くなります。
撤去したアンテナについてはこちらで廃棄をして欲しいということでしたので、こちらはそのまま持ち帰り廃棄を行なう形を取りました。費用の面においてもご満足いただく事ができ、かつ作業内容についても感謝の言葉をいただくことができたため、円満なご依頼の解決例となりました。

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テレビアンテナが倒れてしまったらDIY可能？

テレビアンテナの修理は自分では難しい

テレビアンテナ修理の問題点

テレビアンテナは屋外に設置されているということもあり、比較的トラブルが発生しやすいものの1つです。ただ、できることならこういったトラブルも自分で解決をしたいと考える方も多いのではないでしょうか。それでは、テレビアンテナのトラブルが発生している場合、DIYで解決をすることができるものなのでしょうか。
これについては、症状によっては自分でも対応することができるものの、全体として見るとその可能性は低く、かつそうである場合についてもあまりDIYでの対処をおすすめすることはできない、というのが結論となります。

テレビアンテナのDIYが勧められない理由

それでは、テレビアンテナに対するDIY修理を勧める事ができないのはどのような理由なのでしょうか。これについてはいくつかの理由がありますが、中でも最も大きな問題であるのが、作業を行うことになる場所が不安定であることです。テレビアンテナはたいていの場合で屋根上に設置されています。もちろん集合住宅等の場合であればベランダに設置されていることもありますが、そうでない場合は屋根上であることが多く、当然ではありますが作業が行いにくい環境となります。
そのため、単純に事故が発生しやすいという理由から、DIYでの対処をオススメすることができません。

また、テレビアンテナの問題の解決においては、その原因の追求が難しいというのも問題点の1つです。テレビの映りが悪いという場合、まずアンテナを疑われる事が多いのですが、必ずしもアンテナが問題であるとは限りません。配線上の問題や、テレビ本体の問題である可能性も高く、まずはこれをしっかりと追求する必要があります。その上で対応を行わなければ、せっかく行った対応が無駄になってしまうことになります。
こうなるとDIYのメリットであるコストを抑えるという効果も反転してしまうことになるため、あまりオススメできません。

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テレビアンテナ以外の問題点は？

テレビ配線が問題となる場合も

テレビ配線に発生する問題とは？

テレビの映りが悪くなってしまったという場合、たいていの場合で問題となっているのはアンテナです。アンテナは故障しやすいものということもあり、まずこちらを疑っておけば概ね間違いはないのですが、それでも100％というわけではありません。それでは、他にどのような問題が原因となっている可能性があるのでしょうか。
アンテナ以外でテレビの映りの問題を引き起こしている可能性が高いものとして、テレビの配線があります。テレビはアンテナから受信した電波を配線を通じて受け取り受信できるようにしていますが、配線側に問題があることで電波不足や電波ゼロなどの問題が発生してしまっている可能性があります。

特にテレビ配線に於いて問題が発生しやすいのが、複数台のテレビを使用しており、これらに対して電波を分配している場合です。2台や3台ぐらいであれば問題はないのですが、それ以上となった場合については、適切に電波を分配できていないと電波不足が発生することがあります。
テレビ配線における電波の分配には、分配器と分岐器という2つの種類の機材が使用されます。これらは似ている機材ではありますが、機能には違いがあり、どちらを使用しているのかによって問題が発生することがあります。

テレビの分配器と分岐器

まずテレビ配線の分配器というのは、その場所で電波を等分するための機械です。そのため、例えば2階で2台、1階で2台というようにテレビを使用している場合、それぞれの階層に対して分配器で電波を等分してやれば偏りは発生しなくなります。
対して分岐器というのは、その場所で特定量の電波を分岐させる機械ということになります。そのため、前述のような場合にこの分岐器を使用して電波を2階に分配すると、2階に対しては1台分しか電波が供給されず、それを2台で分けることになるために電波不足になる可能性がある、ということです。

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