大津市で映らないBSアンテナの工事!劣化したケーブルに注意

映らないBSアンテナには配線の不具合もある

BSケーブルを交換して解決

滋賀県大津市千石台にお住いのY様

社宅のイメージ
社宅のイメージ

滋賀県大津市千石台にお住いのY様から、「BSが見えない状態だから、アンテナと配線を確認してもらいたい」とご連絡をいただきました。現在のお住いは社宅ですが、衛星アンテナの取付けは自由なので自分で設置されたそうです。そのためアンテナ自体もベランダへ取付けおり、「自分で点検したけどわからなかった」とおっしゃられていました。Y様のご都合に合わせ、ご自宅へは夕方にお伺いしました。設置されたアンテナを確認させていただきましたが、固定金具もしっかり取付けられており、見たところアンテナが破損しているわけでもありません。角度調整も問題なく、電波を受信できる状態です。アンテナに不具合は見当たらなかったので、Y様も指摘されておられた配線のチェックへ移ります。室内へのケーブル引き込みはエアコンの穴からではなく、換気窓の換気口から接続されています。そのため換気口の開閉はできません。ケーブルが繋がれている間は、換気口から外気が入ってきます。

手すりに設置したアンテナ
手すりに設置したアンテナ

配線の接続に問題はありませんでしたが、BSアンテナからの配線はベランダンの端を通らせて、壁を伝い高い位置にある換気口へと伸ばされています。それにも関わらず、社宅なのでベランダの屋根やヒサシは大きくありません。そのため雨風が多れば、ケーブルを伝って換気口まで流れてくる可能性もあります。本来であればヒサシの裏に返しを作ったり、ケーブルを引き込む換気口よりも下の位置で緩めて返しを設けますが、Y様はそこまでされていなかったようです。確認した限りでは雨が換気口から入ってきた様子はありませんでしたが、ベランダの端を沿わせているケーブルは雨に濡れてしまいます。防水加工を施しておられるようですが、それが役割を果たせていなかったのかもしれません。通常ベランダの端は、雨水が雨水管へ流れるような構造になっています。Y様宅のベランダも同じような仕組みのため、雨水管へ繋がっている端には1cm程度の溝があります。

つまりベランダの端を沿わせているケーブルは、雨が降れば常に雨水の中に浸されているような状況なのです。雨は溝に沿って雨水管へ流れ落ちますが、台風の場合は長い時間雨にさらされることになります。どこまでの防水加工かにもよりますが、ケーブルは少しずつ劣化していたとしても不思議ではありません。次に室内の配線状況をチェックします。室内側はテレビ1台なのでケーブルが直接繋がれ、アンテナ端子から電気が供給されています。特に接続状態も悪くなかったため、やはりBSが映らないのは、ベランダ配線の劣化による可能性が高いでしょう。アンテナに繋いでいる防水キャップも新しいモノと交換し、ケーブル自体を新しく交換。コネクター部分は自己誘着テープを巻き、さらに防水処理されたビニールテープも巻きました。室内へ引き込んでいるケーブルは換気口より下の位置で緩めて返しを作り、雨水対策を施しておいたので大丈夫です。

受信レベルを確認するイメージ
受信レベルを確認するイメージ

BSアンテナの接続はしっかりしていましたが、念のために再度しめ直して作業終了。テレビの電源を入れてBSに切り替え、それぞれのチャンネルを確認させていただきました。特に何の支障もなく視聴することができます。アパートやマンションはベランダへ設置するしか方法もありませんが、契約条件によっては設置が禁止されている場合もあるため、管理会社へ問い合わせてください。多くは許可されているようですが、ベランダンの手すりに取付けると設置した跡が残ってしまいます。特に格子タイプの手すりに取付ける場合、固定金具を取り外した跡の傷や日焼けが目立ちます。金具の手すり部分に布などを挟む方法もありますが、それでは安定しません。薄い布やテープなら問題ないかもしれませんが、傷は残らなくても日焼けの跡は消せないでしょう。手すりの日焼けはあまり聞いたことがないかもしれませんが、金具を取付けた部分は紫外線が当たらないため、素材によっては強く日焼けが現れます。

そのため賃貸住宅ではBS/CSのアンテナ設置が許可されていないケースもあり、契約を結ぶ前に確かめておいたほうが良いでしょう。知らないまま設置すると、退去する際にクリーニング代として請求されることもあります。また、手すりに取付けるのではなく、ベランダの床へ設置しても構いません。この方法であれば外から見てもすっきりします。ただ、受信レベルに支障のある可能性もあるため、周囲の環境と折り合いをつけたほうが良いでしょう。手すりの内側へ金具を設置し、BSアンテナの方向だけ南西に向けているお客様もいらっしゃいます。ただ、この方法も低層階では受信レベルが低くなりがちなので、あまりお勧めできません。

テレビやアンテナの工事を考えているのであれば、専門業者に相談しましょう。TVアンテナ工事について知りたい方はこちらでご確認ください。 『DENKI110』では資格を持った作業員が実際に対応致しますのでお気軽にご相談ください。

BS/CSケーブルの引き込みや接続はDIYで可能?

ベランダからBS/CSケーブルを引き込む方法

BSケーブルを屋内へ引き込む場合、戸建て住宅ではエアコンの穴を使うケースがほとんどです。エアコンの穴は隙間をパテで埋められているだけなので、簡単に取り除けます。取り除いてケーブルを引き込んだあと、同じように隙間をパテで覆えば完成。パテは誰でも手軽に取り扱えるモノで、ホームセンターで販売されています。ただ、アパートやマンションでエアコンの穴を使えません。部屋にエアコンが備え付けられていれば穴はありますが、勝手に作業することは許されていません。そのためサッシの換気窓の隙間から引き込んだりします。隙間用接続ケーブルを利用すれば、フィルム状のケーブルを枠に沿わせて貼り付けるだけで窓の開閉にも差し支えはありません。両側の接続端子にケーブルを繋いで引き込めば、隙間をずっと開けておく必要もないでしょう。

アンテナ配線のイメージ
アンテナ配線のイメージ

室内側へ配線する場合は、ケーブルクランプやモールを利用してください。特にCSは周波数が高いため受信障害が生まれることもありますが、これらを使うことで綺麗に配線することができます。アンテナ配線が終わったら、デジタルチューナーとテレビを接続します。テレビ配線にBSと地デジの分波器を接続し、地デジ側はチューナーの地上波入力とアンテナ入力に分配して接続、BS側はチューナーのBS/CSへ入力。さらにDVDなどの機器を接続する際は、分配器からの地デジ出力をDVDに入力し、DVDのアンテナ出力からテレビに接続しましょう。最後にテレビの調整を行い、受信状況を確認してください。チューナーの接続は、パラボラアンテナや端子を確かめます。テレビによっては、BS/CS端子に対応していない種類もあるので注意してください。

テレビの選び方

テレビにはプラズマと液晶のディスプレイがあります。プラズマテレビは解像度が高く、発色もはっきりしています。液晶テレビはプラズマより消費電力が低く、液晶自体の寿命も長いです。細かい部分が気にならないのであれば、どちらを選んでも構いません。ただ、国産や韓国産のプラズマテレビは2014年ですべてのメーカーが生産終了となったため、現在のプラズマテレビは中古のみとなります。「よくゲームをするならプラズマのほうが優れている」と言われていましたが、液晶との競合でメーカー側が撤退してしまいました。テレビは1インチ=2.54です。つまり30インチなら、対格サイズは約76cm。量販店などでは「40型」「42型」と表記されています。これは2.54×40(型)=対格サイズが約102cmということになります。対格サイズとは縦と横の対格なので、テレビを選ぶときの参考にしてください。

テレビの誕生から進化までの歴史

アナログから地デジへ

フルハイビジョンのテレビ
フルハイビジョンのテレビ

テレビは1873年にイギリスで開発されました。日本でテレビの放送実験が始まったのは1939年。国産のテレビが販売されたのは1952年です。それまでは戦争の影響もあり、アメリカ産のテレビが普及していました。ただ、この時代にテレビが置かれているのは稀で、ごく限られた家庭にしかなかった家電です。1956年にNHKがカラー放送の実験を開始。皇室の成婚パレードなどが中継されたのは1959年です。本格的にカラー放送が始まったのは1960年。そのあと1984年にNHKのBS放送が開始され、2012年は完全に地デジへ移行完了しました。現在若い世代の間ではテレビ離れが加速しています。テレビを視聴するよりもスマホやタブレットのSNS、ゲームをして過ごす時間が増え、「選挙の投票率と同じように視聴率も伸び悩んでいる」と言われています。

テレビの視聴低下は日本に限らず、先進国に多く起こっています。2008年にスマホが発売されてから市場は拡大の一途をたどり、ほとんどのお客様がスマホを持っています。そのため家に帰宅してテレビを見なくても、外出先でさまざまな娯楽を楽しむことができるわけです。友人と一緒のときも仕事の休憩時間でも、好みのアプリでゲームをし、スケジュールを管理することも可能です。「帰ってテレビドラマを見たい」という意識が薄れつつあることも事実で、リアルタイムで視聴できなければ録画機能を使ってあとからゆっくり見ることができます。高機能なタブレットではテレビの電波を受信し、屋外でも番組を視聴できるため、ご自宅のテレビに予算を割く割合も以前と比べると減ってきたかもしれません。

2018年12月から4K8K放送始まっていますが、現段階ではまだ勢いがない状態です。4K8K対応のテレビに変えれば、フルハイビジョンからスーパーフルハイビジョンへ変わります。解像度も4~16倍になりますが、アナログ放送から地デジへ移行したときのようにテレビが見えなくなるわけではありません。もっと鮮明な映像が見たい。オリンピックがあるから4K8K対応テレビしたい。そう考えているお客様もいらっしゃいますが、今は衛星放送にしか対応していません(2019年1月現在)。地デジに対応していなければますますテレビの需要は低下するため、それに対する対策も検討されているようです。

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