冷えない原因は?白岡市でエアコンが故障してしまった場合の対応ポイント

エアコンが冷えない原因はどこにあるの?

エアコン修理のポイントは原因の特定!

埼玉県白岡市のS様

冷えないエアコンの修理依頼

埼玉県白岡市のS様から、エアコンが故障してしまったため修理をして欲しいというご連絡をいただきました。エアコンの故障修理のご依頼の場合、まず重要になるのはどのような故障が発生しているのかを特定し、それに合わせて適切な対応方法を検討して提示することにあります。エアコンは精密で複雑な機器であるため、様々な故障パターンを考えることができ、特定しないままに現地にお伺いしても何もできない可能性さえあります。
そのため、より具体的に、分かる範囲で発生しているトラブルの内容についてお伺いしました。まず電源が入るかをお伺いすると、電源は入り、運転をさせることもできるということでした。しかし、冷房運転をさせても風が冷たくならず、送風運転と変わらず風が出ているだけに感じる、ということです。温度を下げてみても変わっている様子がないということでした。
逆に暖房運転も試してみるようにお願いすると、こちらも同様に送風運転になってしまっているというとこでした。

冷暖房機能故障の原因箇所

このように、冷暖房機能が故障している場合は、特に多くのパターンが考えられます。まず、修理ができないケースというのが存在します。それは、基盤が故障してしまっているために、命令系統が電子的に故障してしまっているケースです。このような場合はメーカー様による基盤交換での対応が必要となるため、修理業者では対応ができないケースが多くなります。
ただし、それを除けば対応は可能です。可能性として考えられるのはコンプレッサーの故障、熱交換器の故障、そして冷媒ガスの漏出で、このいずれであるかを特定することが重要になります。いずれのケースでも使用しているエアコンの種類やメーカーによって対応が変化することになるため、使用されているエアコンの種類についてお伺いしました。
使用されているのはそれほど古くないダイキンのエアコンということでしたので、おそらくパーツ交換が必要な場合でも生産が終了していることはなく、対応できる可能性が高いと考えられました。

故障状態を現地で確認して対応

運転をさせて故障状態を確認
運転をさせて故障状態を確認

ただし、やはり現地で確認をしなければ判断することができないことも多い為、まずは現地確認のための日程を調整して頂くこととしました。ご連絡を頂いたのは9月末のことで冷房の必要性はそれほど高くなくなっていたため、そこまで急がなくても良いということでした。そのため、十分な時間をとって対応することができる日程で調整をして頂きました。
お決めした日時に現地にお伺いし、まずは室内機側の点検を行いました。運転をさせて実際の状態を確認したところ、お客様からのご連絡にあったとおり冷房運転・暖房運転共に正常に動いておらず、送風飲みをしている状態となっていました。そのため、まずは可能性が高い冷媒ガスの漏出を疑って、ガス圧の測定を行いました。
ガス圧測定の結果、ガス圧が規定の数値を大きく下回っている事がわかりました。冷媒ガスの圧力が低下しているとコンプレッサーによる圧力が適切にかからずにガスの液体化が発生せず、冷暖房機能が使用できなくなってしまうためです。

ガス充填の前にするべきこと

そのため、どのような症状が発生しているのかについてお客様に説明し、その対応方法についても併せてご説明しました。冷媒ガスの漏出が発生している場合には、まずその漏出箇所を特定する必要があります。そうしなければ充填をしてもまた同じように漏出してしまい、遠からずして冷暖房が使用できなくなってしまうためです。
漏出箇所の特定については、エアコンが古いものなのか新しいものなのかである程度判断することができます。エアコンが古いものの場合、ガス配管に損傷が発生して漏出が起こっている可能性が高くなります。逆に新しいものの場合、設置時に行われる密閉加工、フレア加工に問題があり漏出してしまっている可能性が高くなります。今回についてはその中間的なエアコンであったため、両方を確認する必要がありました。
確認作業には多少時間を掛けることになりましたが、問題がパイプ上にあることを確認し、その修繕を行いました。

修繕後にガスチャージで対応

ガスチャージは室外機側で行うことに
ガスチャージは室外機側で行うことに

ガスパイプの修繕を行い、ガス漏出が起こらない状態にした上で、ガスチャージでの対応を行うこととしました。事前に機種をお伺いしていたため使用されている冷媒ガスについてはご用意しておりましたので、そのまま作業を行うことができました。
ガスチャージは基本的に室外機側から行うことになります。適切なガスが用意されている場合であればそこまで時間を掛けることなく行える作業で、今回についてもその例外ではなく完了させることができました。
こうしてガスチャージを行った後に冷暖房の運転をさせて、どちらも正しく機能していることを確認して今回のご依頼は完了となりました。

冷房が効かない!そんな時にDIY修理できる?

DIY修理ができるかどうかの判断

DIY修理の可否はどこで決まる?

エアコンに限らず、自宅で使用しているものが故障した時、まずは自分で修理をできないか考える方は多いことでしょう。エアコンに関しては問題の種類が多いために、同じ症状でも複数の原因を考える事ができてしまいます。これをしっかりと判断しなければDIY修理はできません。それでは、DIY修理の可否はどのようなポイントから決まるのでしょうか。
まずポイントとなるのは「パーツ交換が必要かどうか」「電気系統に触る必要があるかどうか」の2つです。この2つに対する答えがYESとなるような故障状態については、DIYでの修理は基本的にできないものと考えて良いでしょう。では、どのようなケースが考えられるのでしょうか。

DIY修理がNGの故障パターン

電気配線に問題がある場合は修理不可
電気配線に問題がある場合は修理不可

まずはDIY修理を行うことができないパターンについて紹介します。風が冷えないというケースにおいては、コンプレッサーの故障と熱交換器の故障がこれにあたります。コンプレッサーというのは冷媒ガスに圧力をかけて高圧高温の液体にするための装置のことで、これは室外機側にあります。
対して室内機側と室外機側の両方にあるのが熱交換器で、これは金属製の熱伝導に優れているものです。これが室温を冷媒ガスに乗せる、搬入のための意味を持っています。
これらの場所に故障が発生している場合には、当該のパーツを交換することによって対応する必要があるため、基本的にDIYでの対応ができない、ということになります。

DIY修理がOKなパターン

パイプに問題が発生してしまっていることも
パイプに問題が発生してしまっていることも

それでは逆にDIY修理を行うことができるのはどのようなパターンでしょうか。今回のご依頼にあったような、冷媒ガス漏出が原因となっている場合、これはDIYでも一応対応を考えることができます。ただし、使用されている冷媒ガスについて理解し、これを用意できなければなりません。また、チャージのためにはチャージホースという特別な道具を必要とするため、一回だけしかしない、というのでは業者依頼に比べてコストパフォーマンスで必ずしもまさらないというデメリットがあります。
また、より簡単なのがフィルターの清掃不良の場合です。こちらは取り外して清掃できるようになっているため、そうするだけである意味DIY修理となります。

設置工事前に知りたい最新のエアコン事情

エアコン設置前に今のエアコンを知っておこう

最新のエアコンは故障しにくい?

故障しにくい新しいエアコン
故障しにくい新しいエアコン

エアコンの設置を行いたいと考える場合、これは比較的長く使用することを考えて機種を選ぶことになると思います。こうした時、最新のエアコンがどのような性能を持っているものなのか、しっかりと把握しておくことが重要です。それでは、昨今のエアコン事情というのはどうなっているのでしょうか。
まず大きなポイントとして、古いエアコンと新しいエアコンでは、新しいものの方が故障しにくい傾向があります。これは単純にテクノロジーが進歩しているということも理由ではありますが、もう1つ重要なのが「清掃」に力を入れている製品が多くなっていることです。
エアコンはその機能上、フィルターを必要とし、このフィルターは定期的な清掃が必要となります。これが上手くできていないことによって故障してしまうケースがあるため、こういったものを防ぐことができるように、自動清掃システムを搭載しているものや、清掃がより簡単にできるようにしているものが登場しています。

故障が大きなデメリットになる全館空調

もう1つ、昨今のエアコン事情として大きなポイントとなっているのが、全館空調というキーワードです。従来はよく使用する部屋だけに設置されていることが多かったエアコンですが、この全館空調は住宅全体を暖めたり冷やしたりできるようにしているのが特徴となります。
特に廊下や脱衣所の暖房機能として使用されていることが多く、高齢者に多いヒートショックを防止するための役割などを担っています。
ただし、この全館空調にもデメリットとなる部分が存在します。それは、コントロール部分が故障してしまうと、住宅全体の冷暖房が連動して使用できなくなってしまうことです。脆弱性となる部分もあるため、従来どおりピンポイントに冷暖房を使用するのか、全館空調を使用するのかはそれぞれのメリット・デメリットを比較して検討する必要があるでしょう。

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