飯能市で階段踊り場の照明スイッチを修理!劣化した部品を交換して改善

スイッチを押しても照明が点かない?

板バネを交換してスイッチを修理する

埼玉県飯能市美杉台にお住いのS様

埼玉県飯能市美杉台にお住いのS様から、「階段踊り場にある照明のスイッチが効かない」とお問い合わせをいただきました。S様宅の階段踊り場にはペンダントライトが使われています。昨日まで普通に点いていたそうですが、「今はまったく点かない」とおっしゃられています。このような場合は、照明もしくはスイッチのどちらでも故障の原因となり得ます。「電球の寿命」という可能性もありますが、S様によれば「階段の踊り場はあまり電気を点けてない」とお聞きしました。そこでS様宅へ伺い確認させていただきます。まずはスイッチから点検しました。押してみましたが、どことなく指の感覚に違和感があります。カバーを取り外して分解してみると、基盤内部のバネが曲がっていました。バネが曲がっていることで伸縮機能を果たせなくなり、照明を点灯させる電極にうまく届いていなかったのでしょう。スイッチを押しても、電極に接触しなければ照明を点灯させることはできません。

カバー下にあるスプリング
カバー下にあるスプリング

バネ破損はスイッチ故障でもよく起こることです。バネの曲がる原因は単純で金属疲労によるものでしょう。長く使っていれば劣化していく部品なので消耗品と捉えてください。S様宅のスイッチに使われている種類は板バネで、スプリングに組み込まれています。この板バネは折れることもあるのですが、直接電極に触れるわけではないので、お客様がご自分で交換しても差し支えありません。スプリングの下には左右に動く部品があり、板バネがこの部品を押すことで照明を点灯させています。今回はこの板バネを交換すれば済むため、スプリングから曲がっているバネを取り外し、新しいバネを差し込みます。スプリングを基盤に戻し、カバーをはめて作業完了です。ただ、壁に取り付けられているスイッチの交換は、電気工事士の資格を持っていなければ作業をすることができません。バネの交換は表面的な作業で対応できますが、交換するとなれば内部の配線や電極に関係してきます。

「交換するだけなら大丈夫じゃないの?」と思われるかもしれませんが、安全管理の観点からお客様のほうで作業するのは控えてください。S様は「階段の踊り場はあまり照明を使わない」とお話しされていましたが、スイッチは1日に何度も押しているはずです。確かに階段の踊り場照明は長い時間点灯させたりしません。昼間は点灯させる必要もなく、夜間階段を使うときしか利用しないでしょう。ところが照明を点灯させる時間は短くても、スイッチはそのたびに押されています。無意識のうちに行なうため気づきくいのですが、わずかな時間しか照明を点灯させないことから、勢いよく強めに押してしまうこともあります。S様はあまり照明を使われないそうですが、「子供が階段を使うとき、夜は必ず照明を点ける」とのことだったので、おそらくスイッチを何度も押していることや経年劣化も手伝って板バネが曲がってしまったのでしょう。

ワイドパネル
ワイドパネル

スイッチのボタンがワイドパネルになっていると、パネルの端を押しても照明は点灯しないことがあります。端を押してもスプリングとは接触しないため、真ん中を何度も押し直したりすることがあるかもしれません。パネルの下は全面スプリングになっているわけではないので、パネルを何度も押して気づかないまま板バネにも負荷がかかっていた可能性もあります。ワイドパネルは軽く押すだけで反応しますが、スプリングと接触しなければ通電しないため使い方には気をつけましょう。ワイドパネルではなく通常のスイッチであればボタンを押し損ねることも少なく、操作性も硬いので確実に押していることがわかります。ただ、通常のスイッチは面積も狭く小さいことから押しにくさもあり、最近の傾向としてはワイドパネルを使用しているほうが多いです。パネルの広さはバネ故障の直接的な原因ではありませんが、スイッチの押し方に影響を与えているケースもあるでしょう。

バネの他にもスイッチが故障する原因はあります。ヒューズや配線の不具合。本体基盤の故障なども挙げられますが、いずれにしても内部の点検をしなければならない状態においては、感電や火災の恐れがあるので業者へ依頼してください。「スイッチ程度で火災は起こらないだろう」というイメージも持たれがちですが、内部の配線がショートして発火することも想定されます。仕組みが複雑ではない。ボタン操作が誰でもできる。スイッチの機能からそう思われる人も多いわけですが、電気を流す装置には違いないので、修理や交換を検討する際は業者へ相談してください。

スイッチ修理はDIYでどこまで可能?

電極に触れない範囲の交換作業

スイッチ工事のイメージ
スイッチ工事のイメージ

壁に取り付けられたスイッチは、設計の段階で配線計画に基づいて決められます。そのためほとんどの場合、内装工事をする前にベースが敷かれているでしょう。スイッチンの増設が可能になるのは、敷かれたベースに添って配線の整理を行えるケースです。スイッチ配線は既に作られている壁の中に組み込まれているため、大掛かりな工事になれば、壁に穴を開けたり剥がさなければ対応できません。スイッチを移設する場合も壁を壊さなければできない可能性もあり、配線の組み換えが必要になればリフォームする際に工事をすることになります。また、スイッチ内部の接触不良や漏電などが心配される場合は、触れると危険なので業者へ連絡してください。片切りスイッチや遅れスイッチなどの種類を問わず、バネやカバー交換以外はお客様のほうで作業することが認められていません。デザイン性の高いカバーやプレートへの交換は問題ありませんが、スイッチ本体の電極に関わるような作業は控えましょう。

スイッチの種類

最近は機能を重視したスイッチが多く、人感センサーや調光スイッチなどをよく見かけます。壁のスイッチ自体を取り外しリモコンとして使えるモノ。スイッチのハンドルを開けて留守番タイマーを設定できるモノなど、ニーズに合わせたさまざまな特長のスイッチが登場しています。デザインプレートの種類も多く、ステンレス・鉄・木製・アクリルなど部屋の雰囲気と連携させるお客様もいらっしゃいます。子育て世帯や高齢者には暗い中でも場所のわかるパイロットスイッチ、共働き世帯では便利に使える遅れスイッチも人気があります。スイッチと同じプレート内にコンセントを設けたり、緊急時を知らせる押しボタンスイッチなども販売されています。スイッチを押して電波の送受信を行ったり、リモコンやスマホで操作できる製品も開発されていて、住宅設備として幅広い機能を付けられるようになりました。

スイッチの配線計画

お風呂のスイッチの配置
お風呂のスイッチの配置

家具に隠れてしまうような位置へ取付けないでください。机やテーブルがあって操作しにくい場所は、障害物を避けなければ使えないので不便です。家事動線と関係のないところへ設置されているケースも、わざわざスイッチを押すために場所を移動しなければなりません。使い勝手が悪いのはストレスの元にもなるため、日常的に手が触れる場所として使いやすい位置へ取付けましょう。生活習慣や家族構成によってもそれぞれですが、必要な場所に設置してください。

ホタルスイッチとパイロットスイッチのどちらが良いの?

スイッチのランプ表示で選ぼう

ホタルスイッチとパイロットスイッチは、どちらにも似たような役割があります。ただ、それぞれの機能や仕組みは違います。ホタルスイッチは使っていないときに緑のランプが点き、パイロットスイッチを使っていれば赤いランプ表示を確認できます。どちらかのスイッチにも優劣を付けるのではなく、どちらが自分の使い方に合っているかで選びましょう。「暗闇で照明のスイッチを探すのは難しい」という場合はホタルスイッチ。「電源が入っている状態を確認したい」という人はパイロットスイッチ。どちらを採用しても構いません。ランプを点灯させることでスイッチの状態を知らせているわけですが、消し忘れ防止を目的にしたいならパイロットスイッチをお勧めします。もちろんホタルスイッチでも問題ありませんが、「赤いランプ表=スイッチを点けっぱなし」とすぐに判断できます。

ホタルスイッチとパイロットスイッチはトイレ・洗面所・お風呂・キッチンなどの照明に使われていますが、玄関の門灯や換気扇にも利用されています。勝手口や内玄関の照明スイッチとして遠くから見てもわかりやすいことから、ホタルスイッチやパイロットスイッチが選ばれやすいのでしょう。「ランプ表示は必要ない」という場合は、通常の片切りスイッチで構いません。電球を交換してもランプ表示に不具合があるようなら、スイッチ自体の故障と考えてください。パイロットスイッチの場合、電球が切れているとスイッチをオンにしてもオフにしてもランプ表示がありません。電球が切れていると電気が流れないため、スイッチトラブルの症状としてはわかりにくさもあります。ホタルスイッチとパイロットスイッチの両方を同じフレーム内で取付けることも可能なので、お客様の使いやすいように工事してもらうと良いでしょう。

パイロットスイッチ
パイロットスイッチ

「スイッチを押しているのにランプ表示がない」という場合は、適合負荷容量を越えている可能性があります。パイロットスイッチの定格によって負荷容量は違うので、取付けている用途先が合っていないのかもしれません。例えば0.5Aは低用量換気扇向きですが、このスイッチを門柱や容量の大きい換気扇に使えばランプは表示されないこともあります。接続している負荷を動かせないことで回路に電気を流すことができず、ランプを点灯させられない状態になります。一般的にあまり適合負荷容量は知られていませんが、スイッチ本体の説明書や注意書きに記載されています。業者に頼めばそのあたりを適合させられるので、スイッチの交換を考えているなら覚えておくと良いでしょう。

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