岡山県倉敷市で水漏れしているエアコンの本体・フィルターの清掃

岡山県倉敷市でのトラブル事例

水漏れしているエアコン

岡山県倉敷市のY様

今回は岡山県倉敷市北畝のY様から「エアコンが水漏れしている」というご相談をいただきました。
エアコンの水漏れの主な原因としては、ドレンホースの内部が汚れていたり異常があったりする場合か、エアコンの設置工事の不備で室内機が傾いている場合、またはフィルターがホコリなどで目詰まりしている場合が考えられます。
今回のお客様はエアコンを設置してから3年以上経過しているとのことなので、室内機の傾きではないと思われます。しかし水漏れしているエアコンを実際に見てみないことには原因は分かりませんので、さっそく指定された日にお客様のご自宅へ伺い、エアコンの調査を開始しました。

エアコンのカバーを外した状態のイメージ
エアコンのカバーを外した状態のイメージ

詳しい調査を行ったところ、故障ではなくエアコンの室内機のフィルターが目詰まりしていることが原因であることが分かりました。
ホコリなどの汚れがフィルターに溜まるとエアコンの設定温度よりも低い風が出るようになります。エアコンの内部が冷やされることで、結露水が通常よりも多く発生してしまいます。結露水は通常通りの量でしたらドレンホースを通って問題なく部屋の外に排出されますが、量が多くなると排出が追い付かずに水漏れを起こしてしまいます。
そのため水漏れをしなくなるようにするにはフィルターを洗って綺麗な状態に戻す必要があります。
エアコンの内部を確認したところ、吹き出し口など、フィルター以外の部分にもホコリが溜まって汚れていました。このような状態ではフィルターだけ掃除をしてもすぐにまたフィルターにホコリが付いてしまいますので、エアコン本体の掃除も行うことにしました。

まずは安全確保のためにエアコンの電源プラグをコンセントから抜いておきます。コンセントから抜き忘れたまま掃除や修理を行うと、電源部分に触れた際に感電してしまう恐れがあります。ご自身でエアコンの清掃を行う場合は、作業を開始する前に電源プラグを抜いたかどうかの確認を必ず行ってください。
また、電源基盤を水で濡らさないようにすることも気を付けてください。あらかじめビニールなどの防水素材のもので電源基盤を覆っておくと安心です。

事前準備を終えたら掃除を開始します。エアコンの外部のホコリを掃除機などで取り払います。フィルターを取り外す際にホコリが散らないよう、フィルターの周りも軽く掃除機で吸い取っておきます。

フィルター周りの掃除が終わったらいよいよフィルターを取り外します。フィルターに付いているホコリを掃除機で吸い取り、水洗いをします。
前面パネルも取り外して水洗いをし、フィルターと一緒に日陰で干して乾燥させます。

エアコンの吹き出し口のイメージ
エアコンの吹き出し口のイメージ

フィルターと前面パネルを乾燥させている間に、エアコンの吹き出し口の掃除を行います。吹き出し口はエアコンの内部と外部を繋いでいる部分ですので、汚れやカビが発生しやすい場所です。カビが発生していると嫌な臭いがしますし、咳や病気の原因にもなります。特に小さいお子さんのいるご家庭はできるだけカビが発生しないように気を付けてあげた方が良いでしょう。
カビはホコリなどの中で繁殖しやすいので、カビの予防をするためには汚れを落として綺麗な状態に保つことです。また湿気が内部に溜まらないよう、こまめに乾燥させることも必要です。

まずは固く絞っておいた布で吹き出し口の周囲を拭きます。次に吹き出し口のルーパーを回し、家庭用中性洗剤を付けた布で拭いて汚れを落とします。洗剤がエアコン内部に残ってしまうと故障の原因になりますので、固く絞った布で水拭きをして最後に乾拭きをします。

洗った部品がすべて乾燥したら元のように取りつけていきます。取り付けが完了したら電源プラグを差し込むのですが、すぐに電源を入れると故障をしてしまう可能性があるので、電源プラグを差し込んでから1時間ほどはそのままにしておきます。
1時間経ったらエアコンの送風運転を稼働させます。エアコン内部に水気が残っているとカビや故障の原因となりますので、30分ほど送風運転をしておきます。
最後にお客様立会のもとエアコンを稼働させたところ、水漏れもなく正常に動作していましたのでこれで作業完了になります。

今回のお客様はエアコンを設置してからフィルターなどの掃除をしたことがなかったそうです。
エアコンの寿命は10年ほどですが、定期的な掃除やメンテナンスを行わないと10年以上経過していなくても故障をしやすくなってしまいます。こまめな掃除が難しいという方は自動で内部の掃除をしてくれる機種もありますので、検討してみてはいかがでしょうか。

エアコンの故障を予防するためにできること

室内機の掃除をする

エアコンの室内機のイメージ
エアコンの室内機のイメージ

エアコンを使い続けていると、どうしても内部にホコリや汚れが溜まっていきます。内部に汚れが溜まると冷暖房が効かなくなったり、水漏れをしたりなどのトラブルを引き起こしやすくなります。
掃除をする際はエアコンの内部だけでなく、外部のホコリにも気を付けましょう。エアコンの上やカーテンレール、照明器具など、周囲にホコリが溜まっていると、冷暖房を稼働させたときにエアコンの内部にホコリが入ってしまいます。
エアコンの外部の掃除を終えたら、内部の掃除をします。前面パネル、フィルター、吹き出し口を綺麗にしましょう。エアコンは精密機器ですので、掃除する際はエアコンの内部に洗剤の成分や水分が残らないように気を付けてください。

お掃除機能が搭載されているエアコンの場合はこまめな掃除はしなくても良いですが、長年使い続けているとどうしても内部には汚れが溜まります。内部の細かな部分は自動では掃除できないので、エアコンのクリーニング業者に掃除をしてもらいましょう。

室外機の掃除をする

エアコンの室外機のイメージ
エアコンの室外機のイメージ

室外機のファンの裏側にはフィルターがあります。
室外機が道路に面している場所に設置されている場合や庭でペットを飼っている場合、ホコリやペットの毛などでフィルターが目詰まりすることがあります。フィルターが詰まると空気の流れが悪くなってエアコンが効かなくなってしまいます。ホコリが溜まってしまう前にこまめにフィルターの様子をチェックして、汚れていれば掃除をしておきましょう。
掃除の方法は簡単で、外側からホコリなどの汚れをそぎ落としていくだけです。

また、室外機の周りの様子も定期的に確認してください。室外機の前に物が置いてあると空気が上手く排出されず、エアコンの効きが悪くなることがあります。できるだけ室外機の周りには物は置かず、スペースを開けておきましょう。

部屋の換気をする

ホコリやカビを予防するためには部屋の換気が大切です。エアコンを稼働させてから30分ほどの間は窓を開けておきましょう。換気をすることでエアコンから部屋の中へ排出されたホコリやカビを室外へ追い出すことができます。

また、エアコンを使っていない時期でも月に1回程度は送風運転をしてエアコンの内部の湿気を飛ばしてください。その際、窓を開けて空気の入れ替えをしておきましょう。送風運転をしない日でもこまめな換気をしておけばより安心です。

エアコンの故障の症状と原因について

症状別の原因と解決方法

症状1:冷暖房が効かない

冷暖房が効かないときは、まずは室内機や室外機のフィルターにホコリが詰まっていないか確認してください。ホコリが詰まっているだけならば掃除をすれば直ります。
また、室外機の周りに物を置いていると部屋の空気が外に流れにくくなり、部屋が冷えない原因となります。特に1台の室外機に複数台の室内機を接続する「マルチタイプ」の場合、室外機の不具合がすべての室内機に影響を及ぼします。室外機の周りに自転車やガーデニング用品などを置かないようにしましょう。

それでも直らない場合はエアコンの内部パーツの故障かガス漏れの可能性があります。内部パーツの故障ならば基盤交換やコンプレッサーの修理などが必要です。

ガス漏れの場合はガスの充填をしなくてはなりません。エアコンには「冷媒」と呼ばれるガスが使われています。このガスが液化と気化を繰り返しながら熱を運ぶことで冷暖房を使うことが可能になります。ガス漏れなどでガスの量が少なくなると冷暖房の効きが悪くなるので、ガス漏れしている部分の修理とガスチャージを業者に行ってもらってください。

症状2:水漏れしている

エアコンのドレンホースのイメージ
エアコンのドレンホースのイメージ

水漏れしている場合もまずはフィルターを見てみましょう。フィルターがホコリなどで目詰まりしていると水漏れをしてしまうことがあります。
フィルターを綺麗にしても直らない場合は、ドレンホースに異常がある可能性があります。ドレンホースとは、エアコンの内部で発生した水が外に排出される際に通る部分のことです。ドレンホースが破損していたり汚れが溜まっていたりすると、水が上手く排出されず水漏れが起きます。ドレンホースは洗浄しても完全に綺麗にすることは難しいので、新品に買い換える方が良いでしょう。

もしエアコンを設置したばかりなのに水漏れをするのなら、設置工事の不備でエアコンが傾いていることが原因かもしれません。自分で設置し直すことは難しいので設置業者に連絡して直してもらってください。工事の不備でしたら無償で直してもらえる場合が多いです。

症状3:異音がする

室外機のフィルターのイメージ
室外機のフィルターのイメージ

室内機で異音がする場合はドレンホースの詰まりや、フィルターなどの部品が外れていること、またはフィルターにホコリが溜まりすぎていることが原因として考えられます。

室外機から異音がする場合はファンが故障しているのかもしれません。また、バチバチといった音が聞こえてくる場合は内部にゴミが挟まっていると考えられます。室外機の異音は自力で直すことは難しいので、業者に依頼をして修理してもらうか新品に交換することを検討しましょう。

メーカーに修理の依頼をするには?

エアコンの保証期間内ならばメーカーで無償で修理してもらえることもあります。
まずはエアコンのメーカーを確認しましょう。メーカーが分からない場合、機種名を見れば簡単に分かります。例えばダイキンのエアコンは機種名の頭にS、F、ANが付いていますし、東芝はRAS、シャープはAY、パナソニック(旧ナショナル)はCS、日立はRAS、富士通ゼネラルはASが付いています。
故障の原因が分からない場合は自己判断せずメーカーに見てもらった方が良いでしょう。

エアコンが故障したり、交換が必要になった場合のエアコンの取付は専門業者にお願いしましょう。エアコンの取付の詳細はこちらでご確認ください。エアコンの取付や交換などの工事がしたいのであれば『DENKI110』にお任せ下さい。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


【業者に依頼する場合】

電気の110番は3つの安全・安心をお約束します。 まずはお気軽にご相談ください。お見積もりやご相談は無料です。

①Pマーク取得企業。(登録番号:10862679(03)号)
個人情報の管理が行き届いている企業に付与されます。 あなたの個人情報を安全に保護します。

②お客様専用窓口を設置。
施工後もご安心ください。 あなたに寄り添い、しっかりご対応させていただきます。

③安心の無償保証。
保証期間内の1年間であれば、万が一施工に不備があった場合は無償で対応します。 施工技術に自信がある当社だからこそできるサービスです。

電気のトラブルこんなことでお困りですか?

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

\選んで安心!/
DENKI110が選ばれる6つの理由

サービスの流れ

  1. STEP 01

    まずは無料相談

    お電話(0120-905-832またはメールフォームからご相談ください。電話は年中無休で9時~22時の受付。メールは24時間受け付けています。

  2. STEP 02

    概算のお見積り

    ご連絡いただきましたら、コールセンターのスタッフがお電話にて概算のお見積り金額と作業スタッフの到着時間をご案内いたします。

  3. STEP 03

    スタッフのお伺い

    概算金額と到着時間にご納得いただきましたら、作業スタッフを派遣いたします。※交通状況によりスタッフの到着時間が前後する場合があります。

  4. STEP 04

    現場調査・お見積り

    作業スタッフが現場に到着しましたら、作業前にトラブルの調査を行いお見積り金額をご案内します。金額にご不満の場合はキャンセルください。

  5. STEP 05

    作業開始・問題解決

    金額にご納得いただきましたら、作業を開始いたします。作業時間は簡単なもので数分から、難しいものですと数時間いただく場合がございます。

  6. STEP 06

    お支払い

    作業が完了しましたら、スタッフからの内容の説明とご確認があります。問題なければお見積り時に提示した金額をスタッフへお支払いください。

TOPへ戻るボタン

0120-905-832