インターホンをスマホ連動で便利に!後付け方法やおすすめ商品も紹介

インターホン

照明器具やエアコンなどの家電をインターネットにつなぎ、スマートフォン(スマホ)で操作できるようにするスマートホームを導入する家庭が増えています。

インターホンも例外ではなく、スマホ連動してより便利に使用することが可能です。パナソニックやアイホンなど有名メーカーからもスマホ連動可能なインターホンが発売されています。

インターホンをスマホ連動の商品に交換したいけれど、賃貸に住んでいて工事できない場合もあるでしょう。そんな時には、工事不要の商品がおすすめです。
この記事では、インターホンをスマホ連動する仕組みや機能、方法を解説します。インターホンのおすすめ商品もご紹介しますので、後付けしたい方必見です。

目次

インターホンのスマホ連動とは?従来との違いは?

最新のインターホンとは?従来との違いは?イメージ

まずは、インターホンの基本概要や、従来のインターホンと最新式のインターホンの違いなどをご説明します。

インターホンの基本的な機能と役割

インターホンとは、主に訪問者とのコミュニケーションを可能にするデバイスです。建物の出入口付近に設置されることが多く、訪問者がボタンを押すとチャイムが鳴り、室内の人と電話のように通話できる機器を指します。

一般家庭ではモニターが付いた「テレビドアホン」と呼ばれるものが普及しており、主な機能としてチャイム音やビデオ通話が含まれます。この機能により、住人は訪問者の声や姿を確認できるため、安全かつスムーズに自宅に招くことができます。

伝統的なインターホンとの違い

伝統的なインターホン

インターホンが家庭に普及しはじめた頃は、単純な通話機能が主流でした。親機の電源をコンセントに繋いで使う有線タイプの商品がほとんどでしたが、徐々に無線タイプの商品が普及していきました。スマホ連動により、リモート操作や遠隔でのモニタリングが可能となり、不在時でも訪問者に対応できるなど家のセキュリティを高められるようになっています。

インターホンとスマートフォンの連動とは?

近年、私たちの生活は急速なテクノロジーの進化によって大きく変わりつつあります。その一環として、伝統的なインターホンがスマートフォンと連動する新しいテクノロジーが登場したのです。

この連携により、我々はこれまで以上にスマートで便利な生活を送ることができます。具体的には、リモートからのモニタリングや制御、セキュリティの向上など、様々な利点が期待されています。

なぜこのテクノロジーが注目されているのか?

このテクノロジーが注目されている背景には、現代の生活様式の変化があります。共働きや深夜労働を含め働き方が柔軟になり、外出先からでも自宅の状況を把握できることは重要です。また、セキュリティの向上に対する需要が高まっており、そのためにスマートフォンとの連携が注目を浴びています。

インターホンをスマホ連動させるメリット

インターホンをスマホ連動させるメリット

インターホンをスマートフォンと連動させるメリットについて、「利便性」の観点から詳しく見ていきたいと思います。

スマートホームと統合できる

インターホンとスマートホームの連携は、生活の利便性やセキュリティ向上に大きなメリットをもたらします。
例えば、訪問者がドアベルを押した際、その人物をスマートホームのデバイスが認識し、自動的に訪問者の情報を表示してくれるのです。つまり、住人はわざわざ玄関に行かなくともスマホやタブレットで訪問者を確認できるわけです。

チャイム音が聞こえにくい場所にいてもスマホが通知してくれますから、予期せぬ訪問にも柔軟に対応できます。

主要プラットフォームがサポートしてくれる

スマートホームシステムを利用するには、専用のプラットフォーム(アプリ)やデバイス(スマホなどの機器)が必要です。主要なプラットフォームやデバイスがインターホンとスマホの連携機能をサポートしています。

例えば、Googleの「Google Home」、Amazonの「Alexa」、そしてAppleの「HomeKit」などが挙げられます。これらのプラットフォームに統合されたインターホンシステムは、スマートフォンアプリを介して簡単に操作でき、スマートホームエコシステム全体との連動が実現されています。

スマートホームエコシステム:デジタルを使って快適性や安全性、エコを両立させるシステムのこと

リモートでのモニタリングや制御ができる

モニタリングや制御様子

スマートフォンとの連動により、住人はいつでもどこからでも自宅のインターホンシステムをモニタリングし、制御することが可能です。スマホ端末がインターフォン親機の代わりに使えるため、その場にいなくても玄関子機と通話が可能です。例えば、以下のようなシーンで利便性が向上させられます。

  • 外出中で家に居ない時に友人が訪問してきた
  • 帰宅途中で宅配便の受け取りができない
  • 急な残業で子どもがちゃんと帰ってきたか不安

外出先での不安を解消できるため、安心して仕事や趣味に打ち込むことができるでしょう。

セキュリティや利便性が向上する

仕事中や外出先であっても、訪問者と対話することや玄関の状態を確認することができるのは不在時の防犯にも大いに役立ちます。
例えば、不在時に訪問者がいた場合、その様子を録画したり、通知を受け取ることができます。また、予定されていない来訪者や不審な動きがあった場合、即座に対応できるため、住人の安全が確保できるのです。

同時に、家の出入りをスマートフォンで制御できるため、鍵の管理や共有が簡単になり、便利さも一層向上します。例えば、子供の帰宅時に職場から鍵を解錠することが可能です。これにより、鍵の紛失などのリスクもなくせます。

インターホンをスマホ連動させる仕組みとは:無線LAN対応ルーターなどを用いてWi-Fi接続することで、スマホをインターホンの子機として使うことができます。 外出先でもスマホでインターホンに応対できる機種などは、親機をインターネットに接続して通話を可能にします。

インターホンをスマホ連動させる方法

スマホ連動させる方法

それでは、スマホ連動のインターホンを導入する方法を具体的にご説明します。

どのようにして連動させるのか?

インターホンとスマートフォンを連動させる一般的な手順は以下の通りです。

  1. はじめに、対応するインターホンシステム(本体機器)を購入します。
  2. 機器に対応したスマートフォンアプリをインストールします。
  3. アプリを起動し、インターホンデバイスとスマートフォンを同じネットワークに接続します。

この3ステップを踏むことで、インターホンとスマホが通信可能な状態が構築されます。

必要な機器や設定手順

具体的な機器や設定手順は、使用している製品やモデルにより異なります。一般的には、以下の手順で連携させます。

①デバイスの取り付け

購入したインターホンデバイス(親機、子機)をドアや玄関に正しく取り付けます。多くの場合、壁に取り付け枠をネジで固定し、そこに本体を取り付ける方法になります。

②アプリのインストール

対応するスマートフォンアプリをアプリストアからダウンロード・インストールします。

③デバイスとアプリのペアリング

アプリを起動し、デバイスをアプリに登録・ペアリングします。ペアリング(pairing)は文字通りペアになることで、ケーブルなどを用いずにインターホンとアプリを接続することを指します。

インターホンスマホ連動のイメージ

通常、デバイスに表示される指示に従って、スマートフォン上でQRコードをスキャンするなどして親機を登録します。

④ネットワーク接続

インターホンデバイスとスマートフォンを同じネットワークに接続します。通常はWi-Fiを使用しますが、イーサネットやBluetoothなども選択できる場合があります。親機とWi-Fiルーター、スマホとWi-Fiルーター、親機とスマホの順にそれぞれ接続していきます。

⑤設定のカスタマイズ

アプリ内で通知設定やカメラの動作設定などをカスタマイズし、ユーザーの好みに合わせます。

インターホンのスマホ連動タイプは後付け可能?

スマホ連動タイプは後付け可能か

インターホンのスマホ連動タイプは後付け可能なのかというと、結論からいえば可能です。しかし、インターホンの種類によっては工事が必要なものもあり、賃貸アパートや賃貸マンションでは勝手に後付けできない場合があります。

【工事が必要】電源直結式
【工事が不要】乾電池式、電源コード式

住まいが自宅か賃貸かを判断基準に商品を選びましょう。

アパートやマンションなど賃貸住宅

アパートやマンションなどの賃貸住宅では、インターホンを勝手に修理したり交換したりすることはできません。なぜなら、多くの場合、物件を借りる際の賃貸借契約に原状回復義務というものが含まれるからです。

原状回復義務とは、借主が退去する際に入居時の状態に戻すことです。国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考にすると、経年劣化による建物の汚れや傷は通常の使用で生じるものとして考慮されます。そのため、住んでいる年数が長ければ原状回復義務はなくなるとされています。

しかし、インターホンの後付けなどは通常使用とみなされず、故意に手を加えたことになるため、基本的には退去時に元に戻さなくてはなりません。
インターホンの中でも電源直結式のものは配線工事が必要なため、壁に穴を開けるケースがあります。もしも原状回復義務が生じると、元に戻すのに借主が費用負担しなければなりません。

ですので、アパートやマンションなどの賃貸物件では、乾電池式(乾電池で動作するタイプ)や電源コード式(電源コードをコンセントに繋ぐタイプ)を使用しましょう。

自宅

住まいが持ち家であれば、賃貸のような原状回復義務はありませんので、どのようなタイプのインターホンでも後付けできます。ただし、故障など不具合でインターホンを交換する場合も、費用は全額自己負担となりますので、工事費用を含めて予算を決めましょう。

スマホ連動式インターホンのおすすめ商品をご紹介します!

スマホ連動式インターホンのおすすめ商品

楽天やAmazonなどの大手通販サイトでは、スマホ連動式インターホンが購入できて非常に便利です。送料無料商品などもあり、家電量販店で購入するよりお得な場合があります。

ここでは、インターホンの中でも人気が高いおすすめ商品をご紹介します。

VL-SWD505KF テレビドアホン ドアホン 電源コード式 Panasonic パナソニック 外でもドアホン

※楽天ショッピング公式サイト引用

スマホ連携可能なモニター親機カメラが内蔵されており、自宅にいなくても外出先のスマホとのビデオ通話(約10分)ができます。留守番しているお子さんとのコミュニケーションを取ったり、スマホで来客応対したりできるため、外出中の防犯に役立ちます。

登録できるスマホは4台まで、別売の「みまもりリモコン」があれば、家族の帰宅や外出をスマホに知らせてもらえます。ワイヤレス子機には広角レンズとLEDライトが採用されており、録画機能で映像を後から確認できて便利です。

メーカーパナソニック
型番VL-SWD505KF
サイズ幅165×奥行27㎜×高さ192㎜
電源AC100V(50/60Hz)
録画機能あり
配線工事不要
専用アプリあり(ドアホンコネクト)

アイホン WP-24シリーズ テレビドアホンワイヤレスセット2・4タイプ(WP-DA、WP-2MED-T、WJ-4WD)

アイホン WP-24シリーズ テレビドアホンワイヤレスセット2・4タイプ
※Amazon公式サイト引用

7型TFTカラー液晶モニターが玄関先の様子を鮮明に映し出してくれます。室内のモニター親機の他に、ワイヤレス子機を3台接続可能。離れた場所や2階からでも来客応対できます。

アイホンのテレビドアホンは、スマホ連動時の多彩な機能が特徴的です。スマホで来訪者の映像を拡大縮小できるほか、録画機能や火災警報器の受信、電気錠の開閉などが可能ですので、はじめてスマートホームシステムを導入される方におすすめです。

メーカーアイホン
型番WP-24A
サイズ幅21×奥行26.8×高さ15㎝
電源電源コードなし(電源直結式)
録画機能あり
配線工事必要
専用アプリあり(インターホンアプリ)

XTU インターホン ワイヤレス 工事不要【Alexa対応/スマホ連動/リアルタイム監視】カメラ付き ビデオドアホン IP66防水防塵 iOS/Android対応

カメラ付き ビデオドアホン IP66防水防塵
※Amazon公式サイト引用

カメラブランドのXTUが手掛けるスマホ連動インターホンです。リチウム電池による充電式のインターホンのため、ワイヤレスで見栄えがよく、配線工事も必要ありません。IP66防水仕様で雨や日光、夏の暑さへの耐久性が高く、屋外でも安心して使用できます。

玄関子機のアラームエリアを設定できるので、車や人通りの多い立地にもおすすめです。着信音や応答時の声が複数種類から選べるので、使用の幅が広くシーンごとに適した使い方ができます。

メーカーXTU
型番J11
サイズ幅9.8×奥行7.7×高さ18.2㎝
電源バッテリー式(リチウム電池)
録画機能あり
配線工事不要
専用アプリあり(ワイヤレスビデオドアベル)

インターホンの工事が必要な場合は電気工事士に依頼してください

インターホンの工事が必要な場合

今回は、インターホンをスマホ連動させるメリットや後付け方法について解説しました。日夜、家電製品は進化を遂げ、あらゆる場面にスマートホームエコシステムが採用されています。スマホ連動式のインターホンもその一環といえます。インターホンをスマホと連動させたなら、快適性や防犯性を高め、より生活を便利にできるでしょう。

スマホ連動式のインターホンは賃貸でも後付けできますが、電源直結式のように工事が必要なものは大家さんや管理会社の許可が必要ですので、勝手に交換できません。手軽に導入したいのであれば、電源コード式や電池式のような工事不要タイプの商品を選びましょう。

インターホンの後付けで配線工事が必要な場合は、電気工事士の資格が必要です。ご自分での作業は大変危険ですので、必ず専門業者に依頼するようにしてください。

弊社・DENKI110でもインターホンの取り付けを行っております。ぜひお気軽にご相談ください。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


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