遅れスイッチの修理を検討されている場合、たいていの場合が「スイッチ本体の交換」か「配線の変更」を行うことになります。ここでは、壊れた遅れスイッチもしくはタイマー式スイッチを新しいものに交換する手順について紹介していきます。作業に入る前には、必ずスイッチの箇所が該当するブレーカーを落としておきましょう。ブレーカーを落とした後は、スイッチのオンとオフを切り替えて、電気が流れていないことをチェックします。修理や交換の作業を行う際に感電の恐れがありますので、この工程は必ず行います。また重ねてになりますが、配線の加工などを伴う作業には電気工事士の資格が必要となりますので注意してください。
トイレや洗面所の換気扇の故障修理や交換、新規の壁付けに3,439件以上の施工実績
電気の累計問い合わせ実績
6万件以上
トイレ・洗面所の換気扇トラブルと原因
回らない・動かない
羽根は回っているが換気できていない気がする
換気扇の羽根がきちんと回っているのに換気が弱いような気がする、という相談をされる方も時々いらっしゃいます。このような相談を受ける場合、確かに換気扇は回っていても換気能力が落ちてきていることが多いです。 このような換気扇は内部のモーターが経年劣化で弱くなってしまっている場合や、排気口の空気の通り道がどこかで詰まっている場合、風圧を調整するダンパーという部品が不具合を起こしている場合など、様々な原因が考えられます。 多くの場合、清掃や換気扇の交換を行うことで解決することができます。
そのほかのトラブル
換気しない・吸い込まない
換気扇の吸い込みが悪い、換気しにくいなどの原因は、換気扇の目詰まりがほとんどです。換気扇の表面や羽、軸の部分に埃が溜まると、回転を妨げたり吸い込みを悪くしてしまいます。また換気扇自体が故障すると、性能が落ちてしまいます。
異音がする・振動する
換気扇がガラガラ・カタカタと音がする、ガタガタ震えるなどもよく聞くトラブルです。その原因は様々で、カバーがちゃんと取付けられていなかったり、換気扇の軸やモーターが劣化していたりすると、異音がしたり振動を起こしたりします。
発火した・火花が出た
換気扇から火花が出た、発火したなどのトラブルもあります。原因の一つは経年劣化で、配線や部品、モーターの腐食や不具合箇所から火が出るという症状です。まれに過電流(製品の許容範囲を超えた電流が流れる)で発火することがあります。
新規で取付けたい
トラブルではありませんが、新規で換気扇を取付けたいとご相談いただくことがあります。トイレに換気扇や窓がなく、「使用後の臭いが気になるので取付けたい」というものです。換気扇トラブルというよりも、トイレのトラブルですね。
換気扇の不具合解決方法
換気扇の交換取付けでトラブル解決!
換気扇交換を行う際、まずは換気扇の取外しを行います。取外しは、換気扇本体についているルーバー(フロントカバー)を外す作業からはじめます。 ルーバーが外れたら、壁から本体を外します。本体にスイッチがついている場合は、オフになっていることを確認します。オンになった状態で作業を行うと、感電する危険があるからです。
換気扇のほとんどがネジで固定されています。ドライバーなどでネジを外すと、写真のように壁から換気扇を取外すことができます。天井埋込み型でも、作業はほとんど一緒です。 壁から換気扇を引き出せたら、つながっている配線を取外します。
古い換気扇の取外しが終わったら、新しい配線の取付作業を行います。古い換気扇に使っていた配線は、劣化や不具合がなければそのまま流用します。配線は、本体裏面にある連結端子に接続します。換気扇側に倒れている連結端子を起こし、配線を差し込みます。配線の接続が終わったら、端子を元のように倒せば接続作業完了です。
配線の接続が終わったら、壁に換気扇を取付けます。取外したときと同様に、ドライバーでネジを締めていきます。交換の際、穴の場所が合わない場合は無理やりネジを入れ込むか、インパクトやドリルドライバーを使用して穴を開けます。取付作業が終わったら、スイッチを入れてみます。
換気扇にスイッチを入れてみて、問題なく動けば作業完了です。最後に換気扇にルーバーを取付けて終了です。 換気扇の掃除を怠ると、寿命を縮める原因にもなります。また、換気扇に埃が溜まっていると、廃棄の吸い込み性能を落としてしまいます。ルーバーや換気扇の羽など、埃の溜まりやすい部分は定期的に掃除をするようにしてください。掃除する際は、掃除機で表面の埃を吸うなどが効果的です。ルーバーのように取外し出来る部品は水洗いをしましょう。プロペラ部分や取り外せない部品は、エアダスターなどで汚れを吹き飛ばすときれいになります。
換気扇の交換はこちらで事例を記載しています。 併せてご参照ください。
換気扇交換に必要な道具
換気扇
交換するには新しい換気扇が必要です。トイレ用・洗面所用など様々タイプがあるので、取付け場所に合うものを選びます。
ダクトホース
天井埋込み型の換気扇の場合、多くがダクトを必要とします。換気扇を交換する際、ダクトにも劣化があれば交換をします。
換気扇修理・交換の料金表
症状(状態) | 作業内容 | 修理料金(税込) |
---|---|---|
基本調査費用 | トラブルの内容に合わせて調査を行います。 | 6,600円 |
測定器調査 | 測定器を用いて数値で異常箇所を特定する作業 | 3,300円~ |
分解調査 | 設備、器具を分解する作業 | 3,300円~ |
調整 | 一部の部品を調整する作業 | 3,300円~ |
本体分解作業 | 分解する作業 | 5,500円~ |
クリーニング | ファンなどを分解して清掃する | 5,500円~ |
オーバーホール | 大半の部品を分解して調整しながら組み立てる | 5,500円~ |
プロペラファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
シロッコファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
斜流ファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
ターボファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
ラインファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
本体スイッチ交換 | 本体スイッチの交換 | 6,600円~ |
モータ交換 | モータ交換 | 16,500円~ |
壁用一般換気扇交換 | 本体交換作業 | 16,500円~ |
ダクト換気扇交換(1室) | 本体交換作業 | 16,500円~ |
ダクト換気扇交換(2室) | 本体交換作業(隠蔽の場合) | 27,500円~ |
ダクト換気扇交換(3室) | 本体交換作業(隠蔽の場合) | 27,500円~ |
パイプ換気扇交換 | 本体交換作業 | 16,500円~ |
レンジフード交換(スリム型) | 本体交換作業 | 27,500円~ |
レンジフード交換(ファルコン型) | 本体交換作業 | 27,500円~ |
レンジフード交換(フラット型) | 本体交換作業 | 27,500円~ |
レンジフード交換(ブーツ型) | 本体交換作業 | 27,500円~ |
工業用換気扇交換 | 本体交換作業 | 27,500円~ |
厨房用換気扇交換 | 本体交換作業 | 27,500円~ |
給気口交換 | 室内側部品の交換 | 3,300円~ |
パイプフード交換 | 屋外のフード交換 | 6,600円~ |
ダクト調整 | ダクトの長さを調整する | 3,300円~ |
ダクト延長 | ダクトの長さを延長する | 8,800円~ |
ダクト交換 | ダクトを全て交換する | 16,500円~ |
パネル交換 | 分解する作業 | 5,500円~ |
隙間調整 | 空いた隙間を埋める | 5,500円~ |
電線圧着 | 本体と電線を直結する作業 | 3,300円~ |
コーキング作業費 | 隙間をコーキングで埋める | 3,300円~ |
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トイレ・洗面所の換気扇トラブル事例
トイレの換気扇を交換したい
千葉県船橋前原西にお住まいのお客様から、トイレの換気扇を交換したいとご連絡いただきました。窓のないトイレなので、24時間換気のものをとのお話です。早速お伺いして、現場を確認させていただきました。 現場で換気扇の状態を確認し、お客様にも詳しくお話をお伺いしました。最近吸い込みが悪くなったので交換したいとのことです。実際の換気扇を見てみると、取付けから10年近くが経過した換気扇でした。
お客様のお住いは24時間換気システムが導入されているそうで、それに対応する換気扇を取付けたいとのご要望です。そのことは事前にお伺いしていたので、対応出来る換気扇を持ってきました。
まずは天井の古い換気扇を取外しました。換気扇は天井にあり、24時間換気システムを導入しているということで、換気扇はダクトにつながっていました。トイレや洗面所に取り付ける換気扇は、種類によってダクトとの接続ができないものもあります。換気扇を購入する前は、どのようなタイプの換気扇が取付けられるのかを確認する必要がります。
今回はお問い合わせの際にお客様からお話をいただいていたので、事前に取付けられる換気扇を用意することができました。取付けられる換気扇がわからなかったり、車に積んでいる在庫に合わない場合は、現場調査後の発注になることがあります。
換気扇の取外しが終わったら、新しい換気扇を取付けます。新しい換気扇は、24時間換気システムに互換するものを選んでいます。古い換気扇と比べると、一回りほど小さくなっているのがわかりますね。
換気扇も家電製品のようなもので、日々進化をしています。10年前のものと現在のものでは、大きさも性能もだいぶ違っています。最近の物は、10年前と比べても全体として小型化されています。またフィルタ付で掃除がしやすかったり、人感センサーで自動的に運転の切り替わるものなどがあります。
換気扇を取外したときとは逆の手順で、天井へ換気扇を取付けていきます。配線を換気扇裏につなぎ、ダクトに接続。最後に換気扇を天井へ埋込み、ネジで固定したら作業完了です。トイレや洗面所の換気扇交換は、比較的簡単なので作業もすぐに終わります。
換気扇の取付けは簡単ですが、作業には電気工事士の資格が必要です。簡単そうだからといって、ご自身で取り付けてはいけません。電気配線をいじる作業は感電の危険があります。また配線がうまく接続できていないと、漏電して発火などの惨事を起こすことがあります。
トイレや洗面所の換気扇交換・修理に対応しています。
今回のような交換のご依頼に限らず、換気扇で困ったことが合ったらご相談ください。換気扇が回らなくなった、動かなくなったというトラブルや、性能が落ちた、排気を吸わなくなったなどに対応いたします。軸やモーター、プロペラなどの部品交換で対応出来るものは、修理交換を行います。劣化や破損の著しい換気扇に関しては、本体交換をいたします。最近換気扇の調子が悪い、故障かなと思ったらお気軽にお電話ください。即日でお伺いいたします。