有圧換気扇(有圧扇)は、簡単に言えば「強力な換気扇」だと説明されることが多いタイプの換気扇です。住宅で利用する場合もありますが、主に飲食店や工場などで利用される業務用の換気扇を指します。一般的な換気扇に比べて、スイッチを入れている短い間に大量の空気を換気できるのが特長です。大量の空気を換気できる理由は、空気に対して圧力をかけるためです。この仕組みのため、建物外などの環境に左右されることなく、換気扇としての機能を発揮してくれます。ダクトを利用した排気を設置したいと検討されている方は、有圧換気扇がおすすめだと言えます。
有圧換気扇とは トラブルの原因や解決法などを紹介!
電気の累計問い合わせ実績
70万件以上
有圧換気扇とは
有圧換気扇修理の料金表
症状(状態) | 作業内容 | 修理料金(税込) |
---|---|---|
基本調査費用 | トラブルの内容に合わせて調査を行います。 | 6,600円 |
測定器調査 | 測定器を用いて数値で異常箇所を特定する作業 | 3,300円~ |
分解調査 | 設備、器具を分解する作業 | 3,300円~ |
調整 | 一部の部品を調整する作業 | 3,300円~ |
本体分解作業 | 分解する作業 | 5,500円~ |
クリーニング | ファンなどを分解して清掃する | 5,500円~ |
オーバーホール | 大半の部品を分解して調整しながら組み立てる | 5,500円~ |
プロペラファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
シロッコファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
斜流ファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
ターボファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
ラインファン交換 | ファンの交換作業 | 3,300円~ |
本体スイッチ交換 | 本体スイッチの交換 | 6,600円~ |
モータ交換 | モータ交換 | 16,500円~ |
壁用一般換気扇交換 | 本体交換作業 | 16,500円~ |
ダクト換気扇交換(1室) | 本体交換作業 | 16,500円~ |
ダクト換気扇交換(2室) | 本体交換作業(隠蔽の場合) | 27,500円~ |
ダクト換気扇交換(3室) | 本体交換作業(隠蔽の場合) | 27,500円~ |
パイプ換気扇交換 | 本体交換作業 | 16,500円~ |
レンジフード交換(スリム型) | 本体交換作業 | 27,500円~ |
レンジフード交換(ファルコン型) | 本体交換作業 | 27,500円~ |
レンジフード交換(フラット型) | 本体交換作業 | 27,500円~ |
レンジフード交換(ブーツ型) | 本体交換作業 | 27,500円~ |
工業用換気扇交換 | 本体交換作業 | 27,500円~ |
厨房用換気扇交換 | 本体交換作業 | 27,500円~ |
給気口交換 | 室内側部品の交換 | 3,300円~ |
パイプフード交換 | 屋外のフード交換 | 6,600円~ |
ダクト調整 | ダクトの長さを調整する | 3,300円~ |
ダクト延長 | ダクトの長さを延長する | 8,800円~ |
ダクト交換 | ダクトを全て交換する | 16,500円~ |
パネル交換 | 分解する作業 | 5,500円~ |
隙間調整 | 空いた隙間を埋める | 5,500円~ |
電線圧着 | 本体と電線を直結する作業 | 3,300円~ |
コーキング作業費 | 隙間をコーキングで埋める | 3,300円~ |
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有圧換気扇で対応した事例
100V型有圧換気扇の新規設置
江戸川区松江のU様
江戸川区松江にお住まいのU様より、新しく換気扇の設置を行いたいというご連絡をいただきました。状況についてお伺いしたところ、換気扇自体はご用意頂いており、100Vの有圧換気扇であるとのことでした。また、より詳しく状態についてお伺いすると、現在すでに設置自体は完了しており、あとは配線を行うだけの状態となっているとのことでした。そのため、配線を行って、設置を完了させて欲しい、というのがご依頼の内容でした。
今回はすでに装置自体は設置が完了している状態とのことでしたが、1から換気扇を設置する場合、その作業は多少複雑なものとなっています。まず、換気先である外に対して接続を行わなければならないため、そのための穿孔が必要となります。屋外に飛び出しており、それでいて逆流しないような形で屋外フードを設置することが必要です。この時、壁や柱に近い場所に設置しすぎると問題が発生することになるため、必ず天井や壁の隅からは離れた場所に設置を行わなければなりません。 この枠が完成したら、これにシャッターと呼ばれる部品を装着します。これは別売りであることが多いですが、停止している時に外から風が入らないようにするための装置です。稼働中については換気に指向性をもたせる事ができますが、稼働していない時についてはそうではないため、このような装置があるとより室内保温に効果があります。
これらの設置を終えると、あとは保護フードの設置を行うことになります。基本的に初期のファンの方向は排気のためのものとなっているため、もし給気のために換気扇を使用したい場合については羽の方向を逆にして取り付け直す必要があります。物理的な設置作業についてはこれで完了で、外に接続する部分を除けばそれほど失敗することは多くありません。
その後、有圧式の場合には必要になるのが電気工事です。子の電気工事を行う場合、本体の電源コードをプラグに差し込むだけで完了するものではありません。アース線を正しく接続できるようにすることが必要で、100Ω以上の抵抗が確認できる場所でなければ安全ではありません。また、個別にブレーカーを設置するのも一つの方法です。今回は個別ブレーカーの設置は行わず、簡易な配線作業を行うことで作業は完了しました。
スタッフの声
換気扇工事の際に注意しなければならないこと
換気扇を設置する工事というのは、そこまで難しいことはありません。しかし、自分で行う場合については気をつけなけばならないポイントがいくつかあります。 例えば、設置作業中に通電を行わないようにすることです。感電の危険があるというだけでなく、作業中に不意にファンが回りだしてしまうことによって、ケガにつながるケースもあるためです。 もう1つ難しいのが、設置位置です。柱や梁を傷つけないような位置を選んで設置しなければならないため、この点についても気を遣わなければなりません。また、電気工事についても感電事故が起こりやすい作業です。そのため、必ず電気工事士の資格を持っている、専門の業者に依頼するようにしましょう。アース線の接続などがしっかり行われていないと、作業中に危険だというだけでなく、継続使用を行う際についても危険が生じる可能性があります。
また、こちらで換気扇の交換事例を掲載しました。 併せてご参照ください。