【料金表あり】ダクト換気扇の交換費用は？事例で故障の原因や解決法も紹介！

ダクト換気扇（ダクト用換気扇）とは、本体ユニットが天井に設置されたタイプの換気扇を指します。本体が天井内部に埋め込まれたタイプと、グリル部分が露出されているタイプの2通りがあります。天井内に埋め込まれたダクトを通して、室内の空気を換気してくれます。住宅内などで利用される場合には、トイレや浴室で用いられるパターンが多いです。また業務用としても、オフィスや店舗などで利用されることもあります。メーカーによっては、「ダクト用換気扇」もしくは「天井埋め込み型」と表現されることがあるものの、基本的には同じ内容の製品です。

世田谷区砧にお住まいのお客様から、トイレで使用しているダクト換気扇のカバーが落下してしまうというご連絡をいただきました。状態についてお伺いしたところ、外れて落ちてしまったカバーを取り付けしなおしても、またしばらくすると外れて落ちてしまう状態になっているとのことでした。カバーの取り付け状態に物理的な問題が発生している可能性が高いことをお伝えしました。 単純に取り付け方法が間違っている場合や、取り付け状態が悪い場合であればこちらで作業をすることによって落ちない状態にすることができる可能性が高いものの、場合によっては使用されているカバーのネジやネジ穴などに問題が発生している可能性があり、この場合については交換する必要があることをお伝えしました。 13時から15時の作業が都合が良いということでしたので、その時間帯でご予約を承りました。

ご予約の時間に、まずは到着前に電話でご連絡をした上で、ご自宅にお伺いしました。問題の発生しているトイレのダクト換気扇について確認したところ、特別取り付け状態に問題があるものではありませんでした。さらに細かい確認を行ったところ、やはりネジとネジ穴の側に問題があり、修理での対応が難しいことがわかりました。そのため、これについては新しい部材を発注して交換での対応となることをお伝えしました。 互換性があるダクトカバーからお選びいただき、まずは部材の発注を行いました。

その後、状態が悪くなってしまっていたダクトカバーの取り外し作業を行いました。乱暴に取り外してしまうと次に設置するものにも影響が出る可能性があるため、使わなくなるものとはいえ慎重に取り外しを行います。ダクトカバーについては特別な工具などが必要な作業ではなく、特殊な作業が必要でもありません。その後、新しいダクトカバーを同じ場所に設置する作業を行いました。

ダクトカバーの取り付け作業自体についても、基本的な工具で行うことができるものです。ただし、換気扇の設置場所の関係上、どうしても天井近くの高い場所にあることが多いのがこれらの作業ではネックとなります。脚立を使用して高い所での作業を行う必要があるため、慣れていない人が行うと落下の危険性があります。 一般的な工具を使用するため、ネジ止め作業などの際にはどうしても力を込める必要があり、バランスを崩しやすいためです。そのため、ご自身での作業の際には十分注意しなければなりません。もしまた落下してしまうことがあれば、ご連絡を頂ければとお伝えし、作業は終了しました。