冬本番にエアコンが効かない?杉並区でのエアコン暖房故障への対処方法

エアコンの暖房が効かないトラブル

エアコンの冷暖房が効かない

東京都杉並区のS様

冬を前にエアコンの修理依頼

東京都杉並区にお住まいのS様より、自宅で使用しているエアコンが故障してしまっており困っているため、修理をして欲しいというご連絡をいただきました。エアコンの故障に付いては様々な症状を考えることができるため、まずは具体的にどのような問題が発生しているのかについてお伺いしました。すると、暖房を使用しようとしても暖風が出ない状態となってしまっているということでした。
このような場合、風自体からして出ないのか、あるいは風は出ているものの送風になっているのかを確認する必要があります。その点についてお伺いすると、暖かい風は出ないものの通常の風は出ているということで、問題が発生しているのは暖房機能のみだと考えられました。
加えて冷房についてもどうであるかを確認していただいた所、冷房機能についても機能しておらず、送風でのみ機能しているということでした。ご連絡を頂いたのが12月初頭と寒さの本番を控えた時期でした。

時期からして冬が本番を迎える前に修理をする必要があると考え、できるだけ早い日程で調整を行なうことができるかどうかをお伺いしました。暖房が効かなくなってしまう症状にはいくつか原因を考えることができ、その内容によっては当日中の修理が難しい可能性もあるものの、出来る限り当日中の対応を行なうことができる可能性を残すためにできるだけ長時間の予定をあわせることができる日程で調整を行なう必要がありました。
幸いにしてお客様側の予定が比較的自由に合わせられるということでしたので、近い日程で長時間の作業時間を取ることができました。
お決めした日時に現地にお伺いし、まずは問題が発生しているエアコンについて実際に駆動させてみてその問題を確認することとしました。まず暖房について動かしてみた所、お客様のご連絡にあったとおり送風でしか風が出ない状態となっており、暖風は出ませんでした。冷房についても同様でしたので、問題発生は明らかでした。

このように冷暖房の機能が使用できないという場合、問題が発生している可能性が高い場所は3つあります。まずは「熱交換器」です。これは名前の通り熱を交換し、冷たい空気を暖風に、暖かい空気を冷風にするためのパーツとなります。この場所に問題が発生していると熱交換が正常に行えないために冷暖房機能が使用できなくなってしまいます。
また、コンプレッサーに問題があるパターンも考えられます。コンプレッサーというのはガスに圧力を掛けるための機材のことで、エアコンの中では冷媒ガスに圧力をかけて気化熱を発生させるために使用されています。エアコンの冷暖房機能の根幹となるもので、故障していれば大々的な交換が必要となります。
問題がこれらであった場合については、パーツ交換が必要となるため部材の発注を行わなければなりません。ただ、これらの問題より可能性が高いのが、冷媒ガスが漏れてしまっているというものです。

冷媒ガスはコンプレッサーと熱交換器の働きによって熱を積み込まれて、これを外に運び出すための運搬役です。コンプレッサーによる圧力がその機能を支えている関係上、適切なガス圧を保っていなければ正常に機能することができません。通常はしっかりと密閉されたパイプの中を通っているのですが、これが何らかの理由によって漏れてしまっている場合、ガス圧が低下して機能が発生しなくなり、冷暖房機能を停止させる原因となります。
そのため、ガス圧について測定を行った所、やはり問題はここにあることが分かりました。ガス圧が基準よりも大きく下回っており、どこからか漏れている事が考えられました。
このような場合ガス漏れが発生している可能性が高いのはフレア加工部です。フレア加工というのはガスを封入するために密閉する加工が行われている場所ことで、この加工が甘いとガス漏れを引き起こしてしまうことになります。確認を行った所、やはりここに問題がありました。

ガス漏れを起こしていた箇所の修理
ガス漏れを起こしていた箇所の修理

そのため、まずはこのフレア加工部について再施工を行い、密閉状態を取り戻させました。こうしなければまたガスが漏れてしまい、同じ問題が発生することになるためです。
その上でガスチャージと呼ばれる方法で対応を行いました。これはそのまま漏れてしまっているガスを再装填する作業で、たいていの冷暖房の問題はこれで解決することができます。ただし、エアコンの種類によって使用されているガスの種類には違いがあるため、その点についても考えながら対応を行わなければなりません。今回については事前確認の際に使用されているエアコンの機種をお伺いしておりましたので、それに対応する冷媒ガスの準備があり、スムーズにガスチャージ作業を行なうことができました。こうして冷暖房機能が復活したことを確認し、ご依頼は完了となりました。

冷暖房が効かないときのDIYは可能?

DIYでのエアコン修理は難しい?

エアコンが故障してしまったという場合でも、コストなどを考えるとできればDIYで修理をしたいという方も多いのではないでしょうか。それでは、このエアコンの故障はDIYで対応することができるものなのか、ということをここでは紹介します。
これについては、できるものとそうではないものがあります。また、難しいものと簡単なものがあるため、それを見極めることがまず重要です。
DIYでの対処が行える可能性が高い、簡単であることが多いのは、水漏れのようなトラブルです。このような場合は清掃不良やつまりなどが原因であることが多いため、比較的簡単な方法で状態を回復することができます。

修理が難しいガスチャージ

DIYで行なうことが難しいケースとしては、今回のご依頼でも行なうこととなったガスチャージを上げることができます。ガスチャージを行なう必要があるということは、つまりはガス漏れを起こしているということであるため、何処にガス漏れが発生しているのかを特定して養生する作業がまず必要となります。フレア加工部である可能性が高いものの、場合によってはパイプの老朽化による破損などが原因となっていることもあり、それを特定するのがまず困難です。
また、ガスチャージ自体についても難しいポイントがあります。まずは使用されているガスの種類をしっかり確認して、適切なものを用意する必要があることです。誤ったガスを入れてしまうと、それが原因となってコンプレッサーが故障する可能性があります。

ガスチャージには道具も必要

ガスチャージのために必要となる道具
ガスチャージのために必要となる道具

また、もう1つガスチャージを行なう上で難しいポイントがあります。それは、ガスチャージのためにはいくつか道具を整える必要があることです。ガスだけを用意するのではなく、そのチャージを行なうためのチャージホースを用意しなければなりません。また、ガス圧を測定するための機材も必要となるため、これらを用意することを考えると、結果的には業者に依頼したほうが安い、あるいは金額があまり変わらないということが多くあります。
DIYの目的をコストカットで考えているのであれば、必ずしもその効果が得られるとは限らないと言えるでしょう。

エアコンに発生する水漏れのトラブル

エアコンに多く見られる水漏れ

水漏れの原因となるのは?

水漏れが発生することもある室内機
水漏れが発生することもある室内機

エアコンに発生するトラブルには様々な種類がありますが、その中の1つとして水漏れがあります。水漏れというと、エアコンに水が使われているのか?と疑問に思われる方もいらっしゃるかもしれません。エアコンは機能上水が必要となる機械ではありませんが、冷暖房を使用することによって水が発生します。コンプレッサーによって気化熱を利用した熱交換を行っているため、その副産物として水が発生する仕組みとなっているためです。
そのため、エアコンにはこうして発生する水を適切に排出するための仕組みが用意されており、通常は問題なく室内機で発生した水はドレンホースを通じて室外機に排出されるようになっています。

それでは、どのような問題が発生していると水漏れが発生してしまうことになるのでしょうか。まず考えられる原因の1つであるのが、エアコンが水平に設置されていないことです。エアコンの室内機は内部にドレンパンという水の受け皿を持っています。排出される水はここに受け止められて、僅かに付けられている傾斜によってドレンホースに向けて排出されます。機械制御ではなく、単純に傾斜によってこのようになる仕組みを取っているため、水平に設置されていないと逆流してしまうことがあります。そうなると、想定していない場所から水漏れが発生することになります。

また、ドレンホースの詰まりが原因となって発生するケースもあります。ドレンホースが詰まってしまう原因はいくつか考えられ、まずはドレンパンの汚れを定期的に掃除していないことが挙げられます。水によって流された埃などの汚れがドレンホース側に詰まってしまい、逆流を招くということです。
また、ドレンホースは室外に繋がっていることもあり、ここから害虫などが入り込んで問題を引き起こしているケースもあります。これについては、虫が入らないようにするネットなどが販売されているため、こういった物を使用することによってある程度抑制することが可能です。

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