杉並区で床暖房のリモコンスイッチを修理!部品交換で接触不良を改善

押しても反応しないスイッチ?

スイッチ故障の原因と解決方法

東京都杉並区高円寺南にお住まいのP様

東京都杉並区高円寺南にお住まいのP様から、「床暖房のスイッチが壊れたかもしれない」とご連絡をいただきました。詳しくお話しを伺ったところ、パイロットスイッチのランプは点灯するそうですが、「モニターには何も表示されない」とのことです。床暖房のリモコンスイッチは、不具合に応じて3桁の数字でエラーが表示されます。そのため数字を調べればトラブルの原因もわかるのですが、モニター表示もないため理由がわかりません。現在は電源を入れることができず運転できない状態です。P様はエラー表示されないことから、「本体ではなくスイッチ故障ではないか」とおっしゃられていました。P様のご自宅へ伺いスイッチを確認します。リモコンのスイッチボタンは、片切りスイッチのように指で押した感覚がしっかり残るタイプではありません。考えられる原因は、スイッチを強く押しすぎてしまうことでの故障です。

ボタンを押せば音が鳴るため、「押した」という認識は生まれます。ただ、指で押した感触としては片切りスイッチのような感覚がないため、つい強く押しすぎてしまうのです。スイッチを強く押しすぎると内部の接触に陥没ができたり、配線などが切れてしまうことがあります。「そんなに強くは押してないけど」と思われる人もいらっしゃいますが、接触部分に表面パネル盤とスイッチを押す圧力の両方が加えられています。押したことを確認するために何度もスイッチを押す。すぐに反応しなかったから再度押してしまった。いろいろなパターンも考えられますが、自分以外の家族が押していることも想定すれば、「強く押してない」とは言い切れないかもしれません。P様宅のスイッチもこれに当てはまっており、「そう言えば子供が押してるかも」とお聞きしました。予想していたとおり接触部は元の位置に戻る力を失っていたため、何度押しても反応しません。完全に接触不良が起きている状況です。

そこで基板内部の接触部分を交換。スイッチ機能は問題なく作動していたので、内部の埃や汚れを掃除して作業終了です。電源が入り、初期設定画面のモニター表示も確認できたため異常はありません。通常どおり使えるかどうか、P様にも操作確認をしていただき「良かった。使える」とおっしゃっていただけました。内部の接触部分だけだったので大掛かりな工事をする必要はありませんが、壁に常設しているスイッチ故障になると配線が関係してくるケースもあるため、点検から終了まで作業時間が1時間を越えることもあります。住宅設備のリモコンは、床暖房や給湯機能などさまざまな設備と組み合わされています。そのためお客様がご自分で分解するようなことは控えてください。テレビリモコンのように簡単な基板ではないため、エラー表示に従った対応をして改善されない場合は業者へ連絡しましょう。強引に修理しようと試みた場合、他の設備へ影響が現れる可能性もあります。

特に床暖房とよくセットされているのがお風呂の給湯です。換気扇のスイッチは洗面所に取付けられていることも多いですが、床暖房は給湯と1つのリモコンを共有し、キッチンに設置されているケースがほとんどです。家事動線によっても変わってきますが、床暖房スイッチのトラブルが全体に及ばないとも限りません。P様宅のスイッチはお風呂の給湯とは別々だったため、修理や点検もそれほど難しいものではありませんでした。また、「パイロットスイッチのみが点灯していた」とP様がおっしゃられたのは、使用している回路が違うものだったからです。リモコンスイッチの取り扱いとしては、濡れた手で触らないようにしてください。どこのメーカーでも共通して言えることですが、何らかの拍子に感電する可能性もあります。それと同じ理由で、大量の蒸気が当たらないように注意してください。特に加湿器や炊飯器などの蒸気が当たれば、スイッチが故障するきっかけにもなります。

ホタルスイッチのランプ(緑)
ホタルスイッチのランプ(緑)

一般的にパイロットスイッチは、電源が入ったときに点灯します。P様宅ではリモコンの電源は入っていましたが、床暖房を運転するスイッチが反応しなかったことで故障も疑われました。電源が切れているときに点灯するホタルスイッチも同じで、ランプの点灯表示はリモコンスイッチ本体と連動していないこともあるため、他のエラー表示や運転状況なども確かめてください。給湯はお風呂とキッチンの3路で取付けられていたりしますが、そこに床暖房の機能を設けている場合はリビングに増設して4路になっているかもしれません。リモコンスイッチは単純なモノばかりではないので、点検するならプロへ依頼しましょう。

スイッチを押しても反応しない理由

DIYで修理することはできる?

DIYで修理しようとしているイメージ
DIYで修理しようとしているイメージ

スイッチの基本構造は押せば接点と接合して回路と繋がり、押している指を離すことで回路が途切れて消灯します。これは初歩的な構造ですが、電流を切り替えをすることもできます。スイッチを押しても反応がなくなるのは、接続する部分に埃などの異物が付着していることも原因の1つになります。接触面が安定しなくなることで、効率良く電気も流れなくなるのです。汚れやゴミを取り除けば解決することもありますが、DIYで対応できる範囲ではありません。それだけで終わる場合もあるかもしれませんが、内部の配線に不具合があれば分解して調べる必要が生じるでしょう。

多くの人は自分で対応されていますが、電気工事士の資格を持たない人が作業すれば、感電や火災事故に繋がる可能性もあります。仮に自分で対応して火災を起こしてしまった場合、故意ではなく過失だったとしてもほとんど火災保険は適用されません。なぜなら、「その作業は危険を伴うため、資格を持っていないなら実行してはいけませんよ」というあらかじめ決められた法律を違反していることになるので、火災保険の対象には含まれていないのです。もちろん保険会社の解釈にもよるかもしれませんが、火災を招くかもしれないリスクを自ら行っているため難しいと言わざるを得ません。感電のケースも同じです。ただ、感電の場合は健康保険が適用されるため、治療費の負担は少なくて済みます。状態によっては検査や処置が必要になるので、完治するまでに時間的なデメリットもあるかもしれません。いずれにしても事故が起きたときの補償はないので、お客様がご自分で作業することはお勧めしません。

カバーを外した内部
カバーを外した内部

スイッチトラブルの定番はバネの劣化もあります。ボタンの下にあるバネの破損によって接触不良が引き起こされますが、バネを交換する際は分解しなければなりません。簡易なスイッチにも金具やネジの部品があり、これらを間違えることなく元に戻す必要もあります。金属を取り外すためにペンチを使わなければならなかったり、取り外せたとしても内部の接点が焦げていることも珍しくありません。バネを交換する作業自体は簡単ですが、それを組み立てるためには構造を知っておかなければならないので、イチかバチか挑戦するのではなく初めから業者へ問い合わせてください。

便利なスイッチを紹介

人感センサー・遅れスイッチ・調光スイッチ

人感センサー

屋外の人感センサー照明
屋外の人感センサー照明

人感センサーは、4度以上の温度差を検知すると照明を点灯させる機器です。屋外用と屋内用があり、設置した範囲内であれば犬や猫が通るだけでも反応します。季節に応じて人感センサーの感知温度が変わり、冬の氷点下や夏の猛暑にも対応しています。もちろん性能にもよりますが、感知できる温度の限界を超えれば反応が鈍くなったりするかもしれません。防犯や消し忘れ対策として取り入れている人も多く、「朝早くゴミ捨てに出たら、ご近所の人感センサーが反応して照明が点いた」という経験をしたことがある人もいるでしょう。人感センサーを取り付ければ、スイッチ操作をする必要がないため手間がありません。ただ、自動点灯なので思うように操作することはできません。「電気代を節約したいから、もう少し暗くなってから照明を点けたい」という場合は不向きです。

遅れスイッチ

遅れスイッチ
遅れスイッチ

遅れスイッチを採用することで、照明のオン・オフとは別にタイマー機能を使うことが可能になります。例えばトイレの照明が消えたあと換気扇を3分動かす設定にしておけば、換気扇の消し忘れもありません。トイレを使用したあと多くの人は換気扇を作動させますが、スイッチを停止させるために行動することはほとんどないでしょう。廊下にトイレがあれば通りがかりに停止させるかもしれませんが、時間が少ないときはそこまで気にする余裕はありません。そのためいつも作動させっぱなしになっていたり、消し忘れを防ぐため換気扇を運転させなかったりすることもあります。通学や出勤が同じ時間帯に重なれば、いちばん最後に家を出る人が停止させる役目ですが、遅れスイッチさえ取付けておけばその心配もありません。

調光スイッチ

調光スイッチは明るさを調整できるため、自分好みに部屋の雰囲気を演出できます。多くの照明はオンとオフ。その他に2段階くらい明るさを選ぶ機能もありますが、微調整はできません。「長い時間部屋にいるわけではないから」という理由で必要のない人もいらっしゃいますが、パソコン操作や読書などを楽しまれる場合は、調光スイッチを取付けておけばちょうど良い明るさを見つけられます。いちばん強い明るさで点灯させているかもしれませんが、パソコンやスマホの画面にブルーライトが使われているため、どちらも「強」では目が疲れてしまいます。調光スイッチを使えば照明を落としたりも可能なので、その場の行動に合った明るさを調整できるでしょう。

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