北区でインターホンの鳴らない原因を特定!配線を点検して断線を発見

鳴らない理由は部品故障だけではない

配線工事でチャイムが復活

東京都北区志茂にお住まいのY様

修理予定のインターホンイメージ
修理予定のインターホンイメージ

東京都北区志茂にお住まいのY様から、「インターホンが鳴らなくて会話もできない」とお問い合わせをいただきました。Y宅のインターホンは、モニターなしで門柱に取付けられた通話タイプです。チャイムが鳴らない原因はいくつかありますが、ブレーカーや電源、音量の調節によるものでなければ故障していることになります。鳴らなければ訪問者に気づけず通話もできないため、誰かが来た気配を感じたら、チェーンを外さずドアを開けて確認されていたそうです。「あまりお客さんが来ないから」とおっしゃられていましたが、「最近は物騒だから」という理由で修理することを決めたそうです。Y様はご自分で修理しようと思われたそうですが、故障の原因に見当がつかなくてご連絡いだだいた形です。ひと通りの状況をお聞きし、Y様宅へ修理に伺いました。アイホンやパナソニック製の新しいインターホンではなく、20年以上前の古い機種です。

配線のテスターチェックをさせていただきます。ただ、門柱からの配線に不具合はありませんでした。そうなると次に確認するのは家の中の配線です。Y様に事情をご説明し、天井裏の配線を確認。どうやらこの天井裏にある配線の一部が断線し、チャイムの呼び出しが鳴らない状況だったようです。複雑な構造のインターホンではありませんが、門柱に取付けられていたので配線を長く伸ばさなければならず、なおかつ天井裏にあったことで断線しやすかったのかもしれません。ネズミが電線をかじってショートさせるケースも多く、具体的にはわかりませんが、Y様宅も似たような状態だったと推測されます。天井裏への埋め込み配線工事をし、門柱までの配線は露出させることになりました。Y様から「見えていたほうが意識できる」とお聞きしたので、保護管・ステンレスサドル・ステンレスビスを使って対応させていただきました。防水コーキングを施してあるため、腐食や錆への耐久性は心配ありません。

再度テスターを使い配線を確認。門柱のチャイムをY様に鳴らしていただきました。故障前と同じように鳴ります。「通話できない」とおっしゃられていたトラブルも、配線工事をしたことで解決しました。チャイムも通話機能も配線に問題があったようで、断線していた部分を取り除き新しく交換したことで使えるようになりました。門柱にインターホンを取付けると、どうしても配線が長くなります。最近は玄関ドア横にドアホンの子機を設置される人がほとんどですが、駐車場やアプローチまでの距離、敷地面積や訪問者への対応もそれぞれでしょう。どのように配線しているか。どこに設置しているかにもよりますが、短くても断線することはあります。ただ、先程も話したように天井裏で断線が起こることも多いため、チャイムが鳴らないのは本体の故障だけではないのです。配線に問題がない場合は、劣化していることも原因の1つに挙げられるかもしれません。

業者が「断線している」と思い込んで工事をする場合もありますが、断線しているかどうかはテスターでチェックしてみなければ正確なところが判断できません。導通試験をして初めて、間違いなく断線しているかどうかを判定できます。導通試験はチェッカーを使って行うわけですが、テスターが導通を認識すればブザーが鳴ります。Ωのレンジに合わせ、針が電流や電圧と反対の向きに振れるモノです。それが目いっぱい振れて抵抗値が表示されるため、断線していればすぐにわかります。今回使用したテスターはアナログ製品ですが、当てるだけで抵抗値を示すデジタルテスターもあります。アナログは目盛を読まなければなりませんが、デジタルならその必要もありません。導通試験をしないまま断線と決めつけるのは、他の原因を見落とすことにも繋がります。もしくは工事料金を多く見積もろうとしている可能性も少なくないでしょう(明らかな断線は別)。

最新のドアホン
最新のドアホン

最新のドアホンにはさまざまな機能が搭載されており、非常押しボタンやセンサーライトのついた製品もあります。また、ガス漏れや水漏れなど親機のセンサーが作動し、警告音で知らせてくれます。トイレやお風呂での事故を知らせる機能と連携し、キッチンやリビングにいても家族の異変に気づくことができます。特に冬はお風呂場での事故が多く、急激な血圧の乱高下で心臓に負担となります。特に高血圧の人は要注意で、脳梗塞を起こしてしまうリスクも考えられるでしょう。事故を知らせるサインだけではなく、「パジャマを持って行くのを忘れた」という事態を家族に知らせることにも使えます。インターホンではなく給湯器のリモコンに搭載されていることもありますが、防犯設備としてだけではなくさまざまな機能が付けられるようになりました。

チャイムを交換することのできるケース

電池式・プラグ式インターホンの交換方法

電池式インターホン交換作業イメージ
電池式インターホン交換作業イメージ

電池式やプラグ式のインターホンが鳴らない場合、故障していれば新しいものへ交換することができます。ただ、電源直結式の製品は、お客様がご自分で交換することができません。電池式やプラグ式はインターホンの機器を取り替えるだけ。つまり内部を触る必要はありません。ドライバーで外して交換するだけなので配線工事もなく、電池寿命が知らせるインジケーターが付いているモノもあります。プラグ式はコンセントを抜き、取付け金具から取り外して新しいインターホンを取付けるだけ。価格も3、000円くらいから販売されており、通販やホームセンターでも手に入ります。電源直結式は配線工事をしなければならず、電気工事士の資格がなければ扱えません。コードの端を絶縁処理しなければ感電や火災にも繋がるため、お客様がDIYで交換するのは控えてください。「自分でやれば材料費だけ」と思うかもしれませんが、配線を間違えたり足りない部品があれば交換することはできません。

インターホンを新しいドアホンへ交換する場合は、配線の行き先や接続に問題がないかを確認します。機能がグレードアップした製品でも基本構造は同じなので、交換に支障はありません。ただ、現在使っている玄関子機と固定電話が結ばれているケースでは、ドアホンへ取り替えたことで電話応対はできなくなります。さらに配線が劣化して使えない場合は、ポリエチレン絶縁ビニール被膜のケーブルを用意する必要があります。
高齢者の安否を確認できる安否確認機能付ドアホンを設置すれば、通常の親機や子機以外にもスピーカーや火災報知機などを連携させることができます。緊急通報装置と連動させれば、契約している警備会社へ連絡されるようになっています。コールボタンや人体検知センサーと連携させれば、より見守り機能を強くできるでしょう。このように多機能なドアホンを望んでいる場合、さまざまな配線工事をしなければならないので業者へ相談してください。

呼び出しチャイム
呼び出しチャイム

呼び出しチャイムだけのインターホンは、800円くらいで購入することもできます。チャイムが壊れて鳴らないときは、カバーを取り外し2本のコードを接触させてみましょう。それでチャイムが鳴る場合は、配線の故障ではなくチャイム本体ということになります。チャイム本体であれば端子を外し、新しい本体を繋ぐだけで交換可能です。チャイム本体やコード共に故障しているなら、壁の中に埋めてある配線に不具合が起こっていることも考えられます。壁の中の工事は業者でなければできないため、簡易なチャイムであっても点検をお願いしてください。

配線工事不要でドアカメラを取付けできる

ドアホンを使った新しい防犯の形を紹介

ワイヤレスドアカメラを玄関ドアへ設置すれば、親機のモニターで訪問者の顔を認識することができます。これなら集合住宅でも対応可能。内開きドアや引き戸には設置できませんが、通常の外開きドアなら金具に引っ掛けるだけで誰でも取付けられます。ネットワークシステムを利用すれば、チャイムが鳴らされた際に外出先からスマホで対応できます。アパートやマンションになると勝手に交換することができません。防犯対策として管理会社や家主に依頼したとしても、予算の関係から設備投資してもらえないことのほうが多いです。1人暮らしの女性は特に気になると思うので、こういったドアホンを活用するのも良いでしょう。ワイヤレスなら金具を取り外すだけなので、退去する場合もドアへ傷がつく心配もありません。引っ越し先へ持ち運べて便利です。

ネット環境がない場合は、カメラと親機のモニターで防犯機能を高められます。無線LANなどの電波障害を受けることもなく、カメラに内蔵されたスピーカーから来訪者へ声をかけたりもできます。そのため家を物色している不審者に警告したり、宅配便の人へ対応することもできるでしょう。録画機能も搭載されており、1つの録画に10秒の映像を残せます。ご近所付き合いのある地域に暮らしていたとしても、みんなが防犯意識を高めているとは限りません。「このあたりは大丈夫だろう」という思い込みから油断しているケースも多いので、自己防衛として取り入れている人もいらっしゃいます。

旧式インターホンと新しいドアホン
旧式インターホンと新しいドアホン

インターホンは欧米から日本にもたらされ、戦後から一般家庭へも普及し始めました。それまで玄関ドアにベルが付けられていたり、名前を呼んで在宅を確認していた時代もあります。昔は玄関に鍵をかけている家庭も多くなかったため、ドアを開けて呼びかける光景も珍しくはなかったようです。ただ、街の発展と同時にさまざまな商売のやり方が展開するようになり、訪問者に気をつけなければならない状況になったので、それに比例してインターホンの機能も高くなりました。現代では欠かせない防犯設備として注目されており、AIの機能を使って更なる進化を遂げるとも言われています。

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