葛飾区でエアコンの取付け工事!穴開けから設置までの事例

量販店で購入したエアコンも工事してもらえる?

エアコン新設工事の流れ

東京都葛飾区西新小岩にお住いのC様

東京都葛飾区西新小岩にお住いのC様から、「エアコンを設置して欲しい」とご相談をいただきました。多くのお客様は量販店で購入し、そのまま取付け工事を兼ねてエアコンを運んでもらいます。ただ、C様の場合は工事日の予約が仕事のご都合と調整できなかったことで、こちらにご依頼をいただきました。量販店の工事予約は混み合うこともあります。取付け工事は立ち会いが必要となり、ご家族にいてもらわなければなりません。いくら業者に任せるとは言っても、外壁に穴を開ける工事は場所の確認や環境の整備など、ご家族もしくはご本人様の了承をいただかなければ作業できない場合もあります。
お客様が「大丈夫」と思っているスペースでも、実際に工事をする現場での調整が難しいケースや、打ち合わせどおりではない部分も出てきます。「購入したお店に工事を頼まなければならない」と考えているお客様もいらっしゃいますが、量販店の工事はエアコンを販売するために付加されているだけです。

裾付板の設置
裾付板の設置

そのため量販店の工事担当者ではなく、工事を請け負っている町の電気屋が担当することもあります。C様のように、直接ご依頼いただく事例も珍しいことではありません。事前に打ち合わせをしているわけではないため、取付け場所や室外機の位置などを確認させていただき、ご希望されている工事日にご自宅へ伺いました。工事場所は和室です。これまでエアコンは必要なかったそうですが、息子さんがお孫さんを連れて帰省させれたとき、和室を寝室として利用します。夏でも2階の部屋よりは暑くないそうですが、「孫がくるならエアコンを付けたい」と思われたそうです。
まずは配管の穴を開ける作業からです。室内が汚れないよう養生し、外壁の工事を行いました。予定の位置に穴を開けることができたので、次は裾付板を設置します。室内機は、この裾付板にを引っ掛けでビスで固定していきます。壁の種類によっては少し方法も変わってきますが、C様宅では裾付板の固定にスチール製の取付け金具を採用しました。

ドレンホースや配管などを穴へ通し、室内機を裾付板へ引っ掛けます。ピッタリ壁へ設置。傾きや高さなどの確認をし、問題のないことを確かめたので室内機はこれで終了です。屋外へ出て穴から出した配管を工事していきます。フレア加工を施した配管に、穴から出ている配管部分を接続させます。ガス漏れが起こらないようきっちり接続、ドレンホースや電線、配管などをまとめて整え化粧テープとカバーで仕上げます。室外機への配管も接続、真空間引きも行います。規定圧を確認して真空ポンプを停止、針の位置を見てガスの状態を把握できたところで弁を開放します。これで冷媒ガスが室内機と室外機を巡るため、エアコンを使用することができるうようになりました。
配管を通した穴の隙間をパテで埋めて室外機の工事も終了です。エアコンの電源入れて試運転し、室内機の結露などが排水されているかどうかも確認します。水は配管から屋外へ排水されているので問題ありません。最後に梱包材を片付けて終わります。

試運転のイメージ
試運転のイメージ

取付け工事にかかった時間はトータルで約1時間くらいでした。設置される部屋によってはもう少しかかることもありますが、概ね2時間以上かかることはありません。工事を行っている間、C様も家の用事を済ませたり作業を確認しておられました。お客様が最初から最後までずっと立ち会う必要はありません。1時間程度とは言っても見ているだけになるため、やらなければならない用事を優先していただければと思います。ただ、位置やスペースの確認などをお願いすることになるので在宅はしてください。
また、工事をしている1時間ほど駐車可能な場所も必要なので、車を停められるスペースの確保にご協力ください。C様のケースではご近所の駐車スペースをお借りすることができましたが、場合によってはコインパーキングなどを利用しなければならないこともあります。今回は穴開けからの工事だったため、すべて含めて税込19、800円です。室外機を壁吊りにする場合はご相談ください。

1階の部屋にエアコンを設置する場合は、室外機への配管も1~2mで充分です。室内機が2階で室外機が1階、室外機を天吊りにするケースになれば、配管の長さや室外機の設置面積も関係してきます。エアコンは電化製品です。そのためできる限り天候が晴れているときの工事がお勧めで、雨の状態によっては残念ながら工事を延期することもあるでしょう。特に室外機の配管接続工事は濡らすわけにはいかず、雨が降っているときに屋根のないところで作業をすることは難しくなります。お客様のご都合もあるとは思いますが、こればかりはご相談させてください。

エアコンの取り付け工事は、資格を持った専門業者にお願いしましょう。エアコンの取付工事内容を知りたい方はこちら をご確認ください。取り付けやそれ以外でのエアコンのトラブルにお困りなら『DENKI110』にお気軽にご相談下さい。

エアコンの取付け工事はDIYでもできるの?

取付け工事に求められる技術

エアコンの取付けに電気工事士の資格は必要ありません。つまり本体を購入したお客様がご自分で作業しても良いのです。量販店の工事担当者も経験を積んでいる途中の若手から、ベテラン担当者まで存在しています。機種や工事環境によって1~2人で行うことが一般的なので、DIYでも不可能ではないでしょう。ただ、「自分でやったほうが安い」「手先が器用」という理由で取付けに挑戦しようと考えているなら、エアコン設置の手順や工程をもう1度調べてください。
配管を通す穴が開けられている場合は、室内機と室外機を間違いなく取付ければ完成します。もし、穴がが開いていなければ外壁の工事をすることになるので、うまくいかなければ外壁を痛めることに繋がります。キレイに穴を開けるためには道具も必要になり、普段使いの工具では対応できません。仮にうまく開けられたとしても、配管の接続や固定がしっかりしていなければ冷えない原因も生まれます。

場合によっては故障してしまうことにもなるため、業者へ依頼してください。配線の接続や接続した電線の固定など電気工事が含まれる場合は、お客様のほうで作業することはできません。他にも配管を傷つけてしまう。ガス漏れを起こしてしまう。筋交いを損傷させてしまったなど、DIYで取付け工事を行うとさまざまなトラブルが起こります。「工事はうまくできたけどエアコンが運転しない」という事例もあるため、初めから業者を呼んだほうが確実です。法的には問われません。ですが、難しい作業になるので業者へ任せましょう。取付け工事に必要な道具も紹介しておくので確認してみてください。

設置工事に必要な道具

真空ゲージ
真空ゲージ

コアドリル:外壁に穴を開ける/フレアツール:フレア加工/ダクトカッター:化粧カバーなどの切断/パイプベンダー:配管を曲げる/電気ドリル:裾付板の設置。他にも銅管のバリ取りや配管接続の道具が必要で、一般家庭に置いてある工具だけでは難しいでしょう。レンタルする方法もありますが、レンタル料金を支払って慣れない道具を取り扱うのは危険です。誤ってケガを負ってしまうリスクも高く、使い方がわからなくて使えないこともあるかもしれません。例え扱いに慣れていたとしてもエアコン設置は高所での作業になるため、脚立に上って工事をすることになります。そのため普段のDIYイメージを参考にしないでください。

ガスチャージとは具体的にこんなこと

ガス補充前の回収作業とは?

ガスチャージを行う室外機のイメージ
ガスチャージを行う室外機のイメージ

冷媒ガスが不足したまま運転していると、エアコンの風が冷えなくなります。ただ、まったく送風されないわけではありません。「なんとなく生ぬるい」という感覚を持ってしまう状態が、ガス不足が起きている状況です。「運転が停止する」「室外機が動かなくなる」というイメージを思い起こされるお客様もいらっしゃいますが、それはまた別の故障になります。そのためエアコンが冷えなければ、ガス不足を疑ってください。
では、ガスチャージの意味するところをご存知ですか?チャージ=入れ替え。ガスの入れ替え作業のことです。ガス充填を行う前は、残っている古いガスを回収しなければなりません。そのまま補充していると思われがちですが、不足しているガスに新しく補充する場合、配管の中などに残っているガスはすべて回収の対象となります。

ガスを回収する理由

ガス漏れが起こりやすい部位
ガス漏れが起こりやすい部位

残っているガスを回収するのは、「フロン排出抑制法」によって決めれているからです。この回収を行うことができるのは都道府県知事の登録を受けた業者のみで、それ以外の人はできません。ガスの漏洩が確認できるまで補填することは禁止、回収量や補填量を記録して報告しなければなりません。そのあと証明書が交付されます。さらのエアコンを廃棄するまでの間、証明書を保存する義務もあります。冷媒ガスを回収せずに放出してしまった場合、1年以下の懲役または50万円以下の罰金を課せられます。そのため業者は必ず回収を行い、修理をした上でガス充填を行います。

フロン排出抑制法とは?

フロン排出抑制法は平成27年から施行された法律で、地球温暖化対策の一環を目的に整備されました。平成13年にフロン回収・破壊法が制定されましたが、回収率の低下や漏洩問題が起き、世界の環境基準や変化に対応するため対策が講じられてきたのです。そこで製造から廃棄までを一括で対策できるよう、平成25年に法改正され、それからようやく施行へたどり着きました。フロン排出の抑制はオゾン層破壊の防止を狙っており、むやみに冷媒ガスを放出しまえば罪に問われます。
フロンガスはエアコン以外にも使われており、同じ理由で抑制の範囲に含まれます。お客様がご自分でガス補填できないわけではありませんが、回収することは法律上不可能となっているため、ガスチャージを行う場合は業者へ連絡してください。広く知られていない法律なので、知らないままガス補填をされるお客様もいらっしゃいますが、法に触れることになるので業者へお問い合わせください。

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。


【業者に依頼する場合】

電気の110番は3つの安全・安心をお約束します。 まずはお気軽にご相談ください。お見積もりやご相談は無料です。

①Pマーク取得企業。(登録番号:10862679(03)号)
個人情報の管理が行き届いている企業に付与されます。 あなたの個人情報を安全に保護します。

②お客様専用窓口を設置。
施工後もご安心ください。 あなたに寄り添い、しっかりご対応させていただきます。

③安心の無償保証。
保証期間内の1年間であれば、万が一施工に不備があった場合は無償で対応します。 施工技術に自信がある当社だからこそできるサービスです。

電気のトラブルこんなことでお困りですか?

※ページ内に掲載されている料金は作成日当時のものです。状況や時期により実際の料金とは異なる場合がありますので、詳細は電話でお問い合わせください。

\選んで安心!/
DENKI110が選ばれる6つの理由

サービスの流れ

  1. STEP 01

    まずは無料相談

    お電話(0120-905-832またはメールフォームからご相談ください。電話は年中無休で9時~22時の受付。メールは24時間受け付けています。

  2. STEP 02

    概算のお見積り

    ご連絡いただきましたら、コールセンターのスタッフがお電話にて概算のお見積り金額と作業スタッフの到着時間をご案内いたします。

  3. STEP 03

    スタッフのお伺い

    概算金額と到着時間にご納得いただきましたら、作業スタッフを派遣いたします。※交通状況によりスタッフの到着時間が前後する場合があります。

  4. STEP 04

    現場調査・お見積り

    作業スタッフが現場に到着しましたら、作業前にトラブルの調査を行いお見積り金額をご案内します。金額にご不満の場合はキャンセルください。

  5. STEP 05

    作業開始・問題解決

    金額にご納得いただきましたら、作業を開始いたします。作業時間は簡単なもので数分から、難しいものですと数時間いただく場合がございます。

  6. STEP 06

    お支払い

    作業が完了しましたら、スタッフからの内容の説明とご確認があります。問題なければお見積り時に提示した金額をスタッフへお支払いください。

TOPへ戻るボタン

0120-905-832